JIS S 3302:2021 二酸化塩素を用いた除菌製品の二酸化塩素ガス発生量の測定方法―小形チャンバー法

JIS S 3302:2021 規格概要

この規格 S3302は、小形チャンバー法を用いた二酸化塩素発生源から空気中へ放散する二酸化塩素ガスの発生量を測定する方法について規定。有人の屋内で使用する,空間の除菌などを目的とした使い捨て型の製品に適用する。

JISS3302 規格全文情報

規格番号
JIS S3302 
規格名称
二酸化塩素を用いた除菌製品の二酸化塩素ガス発生量の測定方法―小形チャンバー法
規格名称英語訳
Determination of the amount of chlorine dioxide gas generated by sanitization products -- Small chamber method
制定年月日
2021年3月22日
最新改正日
2021年3月22日
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‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

13.040.20, 13.120, 71.040.40
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2021-03-22 制定
ページ
JIS S 3302:2021 PDF [13]
                                                                                   S 3302 : 2021

pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 原理・・・・[2]
  •  5 器具及び装置・・・・[3]
  •  5.1 一般・・・・[3]
  •  5.2 小形チャンバー・・・・[3]
  •  5.3 流量制御装置・・・・[3]
  •  5.4 流量計・・・・[3]
  •  5.5 試料ガス捕集袋・・・・[3]
  •  5.6 測定分析装置・・・・[3]
  •  6 試験準備・・・・[3]
  •  6.1 試験室の条件・・・・[3]
  •  6.2 小形チャンバーの準備・・・・[4]
  •  6.3 二酸化塩素発生源の設置・・・・[4]
  •  6.4 試験実施期間及び試験サンプル数・・・・[4]
  •  7 測定方法・・・・[4]
  •  7.1 イオンクロマトグラフ法・・・・[4]
  •  7.2 検知管法・・・・[6]
  •  8 数値の丸め方・・・・[7]
  •  9 試験報告書・・・・[7]
  •  附属書A(参考)試験報告書の例・・・・[9]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS S 3302 pdf 1] ―――――

           S 3302 : 2021

まえがき

  この規格は,産業標準化法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本二酸化塩素工業会
(JCDIA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添えて日本産業規格を制定すべ
きとの申出があり,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本産業規格である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS S 3302 pdf 2] ―――――

                                      日本産業規格                            JIS
S 3302 : 2021

二酸化塩素を用いた除菌製品の二酸化塩素ガス発生量の測定方法−小形チャンバー法

Determination of the amount of chlorine dioxide gas generated by sanitization products-Small chamber method

1 適用範囲

  この規格は,小形チャンバー法を用いた二酸化塩素発生源から空気中へ放散する二酸化塩素ガスの発生
量を測定する方法について規定する。
この規格は,有人の屋内で使用する,空間の除菌などを目的とした使い捨て型の製品に適用する。

2 引用規格

  次に掲げる引用規格は,この規格に引用されることによって,その一部又は全部がこの規格の要求事項
を構成している。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 1901 建築材料の揮発性有機化合物(VOC),ホルムアルデヒド及び他のカルボニル化合物放散
測定方法−小形チャンバー法
JIS K 0127 イオンクロマトグラフィー通則
JIS K 0557 用水·排水の試験に用いる水
JIS K 0804 検知管式ガス測定器(測長形)
JIS K 8622 炭酸水素ナトリウム(試薬)
JIS K 8625 炭酸ナトリウム(試薬)
JIS K 8913 よう化カリウム(試薬)
JIS Z 8401 数値の丸め方
JIS Z 8703 試験場所の標準状態

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1
小形チャンバー
空気を流通させる入口及び出口があり,二酸化塩素発生源から放散される二酸化塩素ガスの発生量を測
定するための条件を制御できる容器

――――― [JIS S 3302 pdf 3] ―――――

           2
S 3302 : 2021
3.2
試料ガス
小形チャンバーの出口から放出される,二酸化塩素ガスを含む空気
3.3
二酸化塩素ガス濃度,C
試料ガス中の二酸化塩素ガスの濃度
注釈1 単位記号 : μL/L
3.4
試薬溶液
試料ガス中の二酸化塩素ガスを捕集するための液
3.5
試料溶液
吸収瓶中の試薬溶液に試料ガスを流通させて捕集した後の液
3.6
亜塩素酸イオン濃度,D
試料溶液中に二酸化塩素ガスがイオン化して存在する亜塩素酸イオンの濃度
注釈1 単位記号 : mg/L
3.7
発生量,V
測定した二酸化塩素ガス濃度C,又は亜塩素酸イオン濃度Dの結果から換算した,1分間当たりに放散
される二酸化塩素ガスの質量
注釈1 単位記号 : mg/min
3.8
流量,F,d
1分間当たりに流通する空気の量
注釈1 単位記号 : L/min
3.9
空気
測定に用いる空気で,大気の組成と同様のもの

4 原理

  この試験は,小形チャンバー内に二酸化塩素発生源を設置し,一定流量の空気を流通させ,小形チャン
バーの出口で捕集した試料ガス中の二酸化塩素ガス濃度C,又は二酸化塩素ガスがイオン化した亜塩素酸
イオン濃度Dを測定することによって,二酸化塩素ガスの発生量Vを算出する。測定方法は,イオンクロ
マトグラフ法,又は検知管式ガス測定器を用いた検知管法のいずれかを選択する。

――――― [JIS S 3302 pdf 4] ―――――

                                                                                             3
S 3302 : 2021

5 器具及び装置

5.1 一般

  測定に必要な器具及び装置は,主として次のとおりである。
− 小形チャンバー
− 流量制御装置
− 流量計
− 試料ガス捕集袋
− 測定分析装置

5.2 小形チャンバー

  小形チャンバーは,JIS A 1901の6.2(チャンバー)による,ステンレス,四ふっ化エチレン樹脂などの
二酸化塩素ガスの吸着が非常に少ない材質で作られたものとし,容積は20 L1 000 Lとする。
なお,20 L以上の小形チャンバーを用いた場合と同じ測定結果が得られることが確認されていれば,1 L
20 L未満の小形チャンバーを用いてもよい。

5.3 流量制御装置

  小形チャンバー内に,一定して1 L/minの空気を流通させるための装置。
なお,1 L/minの空気を流通させた場合と同じ測定結果が得られることが確認されていれば,空気を1
L/min以外の一定の流量に調節して流通させてもよい。

5.4 流量計

  小形チャンバー内に流通している,流量制御装置によって調節された空気の流量Fを測定するための装
置。流量計は,測定値が読み取れるデジタル式のものを使用する。

5.5 試料ガス捕集袋

  小形チャンバーの出口から放出される試料ガスを集める袋(例 : ポリエチレン製など)。小形チャンバー
から試料ガスが流入する孔,試料ガスを放出する孔,及び採取用孔の三つの孔をもつ構造のもの。

5.6 測定分析装置

  JIS K 0127で規定するイオンクロマトグラフ,又はJIS K 0804で規定する検知管式ガス測定器を使用す
る。

6 試験準備

6.1 試験室の条件

  小形チャンバーを設置する試験室の温度tは,JIS Z 8703に規定する,20 ℃±2 ℃又は23 ℃±2 ℃のい
ずれかとする。また,湿度については,結露を発生させない範囲とする。

――――― [JIS S 3302 pdf 5] ―――――

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