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S 5502 : 2010
表1−種類及び寸法(続き)
− 呼称については,次による。
長形は,幅(短辺)と長さ(長辺)との比率がおおむね1 : 2以上あるもの
角形は,幅(短辺)と長さ(長辺)との比率がおおむね1 : 2程度のもの
洋形は,通常,幅(長辺)に封入口があるもの
− 寸法は封かん(緘)後の寸法であり,あて名記載方法,機械封入などの理由によって幅及び
長さが逆になる場合も同じ種類とする。ただし,販売者及び消費者の混乱を防ぐため,長形
又は角形で長辺にフラップを付ける場合は,記号の頭に“Y”を,洋形封筒で短辺にフラッ
プを付ける場合は,記号の頭に“T”を表示する。
例1 長形3号 N3で横入仕様の場合は,YN3
例2 洋形4号 Y4で縦入仕様の場合は,TY4
注a) 呼称は,長形を“なががた”,角形を“かくがた”及び洋形を“ようがた”と読む。
b) 定形及び定形外の別は,郵便法施行規則第22条の範囲による。
6.2 フラップ
フラップの高さは,15 mm以上とする。また,フラップと本体との重ね合わせ部分の最長幅は,8 mm
以上とする(図1参照)。
6.3 郵便番号記入枠
表1の定形に該当する封筒には,図2に示す郵便番号記入枠を印刷しなければならない。
なお,次の事項に該当するものは,この限りではない。
a) あて名印刷機などによって,郵便番号を他の位置に記載するもの(封筒の表面にあて名を透視するた
めの窓を設け,内容物に郵便番号を表示するもの)。
b) 国内郵便に用いないもの(海外郵便,手渡しなど)。
――――― [JIS S 5502 pdf 6] ―――――
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S 5502 : 2010
単位 mm
− 図に示す寸法のうち,上端から記入枠までの12.0 mm及び右端から記入枠までの8.0 mmの
寸法許容差は,±1.5 mmとする。また,記入枠及びその相互間の寸法は,標準寸法とする。
なお,枠の寸法を測る場合は,枠線の内側を基点とする。
− 郵便番号記入枠のうち,上3けたの枠及びハイフンの太さは0.40.6 mmとし,下4けたの
枠の太さは,0.20.4 mmとする。
− 郵便番号記入枠及びハイフンの色は,朱色又は金赤色とする。ただし,黒又は青系統のイン
クを混入しないものに限る。
− “切手等”は,切手などの位置を示すもので,印刷を行う必要はない。
図2−郵便番号記入枠
6.4 郵便番号周辺への印刷
封筒表面に印刷を施す場合,上端部(横に長いものは右側端部)から35 mm以内は,明度77以上の単
色とし,文字,模様などを施してはならない。
6.5 窓付き封筒の窓
窓付き封筒の窓は,次のとおりとする(図3図5参照)。
a) 窓付き封筒表面の窓の寸法及び窓の位置は,縦にして使用する場合(図3参照),横にして使用する場
合(図4参照),及び横にしてあて名を透視する目的の窓を左側に設けた場合(図5参照)とする。
b) あて名及び差出人を透視する目的の窓は長方形とし,その他の目的の窓の形状は自由とする。
c) あて名を透視する目的の窓は,45 mm×80 mm,45 mm×90 mm,45 mm×100 mm,55 mm×80 mm,
55 mm×90 mm及び55 mm×100 mmの6種類とし,その寸法許容差は,±1 mmとする。また,横に
して使用する封筒で,あて名を透視する目的の窓を左側に設けた場合,その右側に設ける窓は,幅30
mm,長さ60 mmを超えてはならない。あて名を透視する目的以外の窓の寸法は,d) の規定の範囲で
自由とする。
d) 封筒表面の窓は,封筒の上端部(横にして使用するものは右側端部)から35 mmを超え,下端部(横
に長いものは左側端部)から12 mmを超え,かつ,左右両端部(横にして使用するものは上下両端部)
から12 mmを超える部分に設けることができる。また,あて名を透視する目的の窓とその目的以外の
窓との間は,長辺方向に30 mm以上離して設けなければならない。
――――― [JIS S 5502 pdf 7] ―――――
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S 5502 : 2010
単位 mm
窓は,点線の枠内に設けなければならない。また,あて名を透視する目的以外の窓だけを設ける場合
は,上端部から110 mm以上離さなくてはならない。
注記 あて名を透視する目的の窓は,二点鎖線で記載されたようにしてもよい。
図3−窓付き封筒表面の窓の寸法及び窓の位置
(縦にして使用する場合)
――――― [JIS S 5502 pdf 8] ―――――
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S 5502 : 2010
単位 mm
窓は,点線の枠内に設けなければならない。また,あて名を透視する目的以外の窓だけを設ける場合は,右側端部
から110 mm以上離さなくてはならない。
注記 あて名を透視する目的の窓は,二点鎖線で記載されたようにしてもよい。
図4−窓付き封筒表面の窓の寸法及び窓の位置
(横にして使用する場合)
単位 mm
窓は,点線の枠内に設けなければならない。あて名を透視する目的以外の窓は1か所に限る(書留番号用の窓は除
く)。
注記 窓は,それぞれ二点鎖線で記載されたようにしてもよい。
図5−窓付き封筒表面の窓の寸法及び窓の位置
(横にして,あて名を透視する目的の窓を左側に設けた場合)
――――― [JIS S 5502 pdf 9] ―――――
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S 5502 : 2010
7 材料
7.1 原紙
封筒の原紙は,使用上支障のある裂け,孔,汚れなどがなく,表2及び表3に適合しなければならない。
なお,合成紙は用いてはならない。二重封筒の内側原紙は,表2及び表3の規定を適用しない。また,
絹目加工(エンボス加工)を施したものには,表3の平滑度の規定を適用しないが,筆記が滑らかでなけ
ればならない。
表2−原紙の坪量
単位 g/m2
封筒の種類 原紙の坪量
クラフト紙 その他の紙
長 2号 70,85 70以上
形 3号,4号,40号,6号 50,60,70,85 55以上
一 0号,2号,20号 70,85,100,120 70以上
重 角
封 形 3号,4号,5号,6号,7号 70,85,100
筒 8号 50,60,70,85 55以上
洋 1号,2号,4号,6号 70以上
形
二重封筒 − 50以上
− クラフト紙の坪量の許容差は,±5 %とする。
− クラフト紙にはJIS P 0001に規定する番号1018で定義したパルプ“半ざらし
パルプ”などを使用した紙も含む。
− 坪量は,JIS P 8124に規定する方法で測定し,その判定は平均値とする。
表3−原紙の品質
原紙の種類 平滑度a) 不透明度b) サイズ度c) 引裂強さd) 明度L* e)
mN
s % s 縦 横
一重封筒用 クラフト紙 古紙パルプ − 80以上 10以上 420以上 460以上 77以上
40 %未満
配合品
古紙パルプ − 7以上 360以上 410以上
40 %以上
配合品
その他の紙 20以上 7以上 343以上
二重封筒用 14以上 65以上 5以上 294以上
注a) 平滑度は,JIS P 8119又はJIS P 8155に規定する方法で試験し,その判定は平均値とする。
b) 不透明度は,JIS P 8149に規定する方法で試験し,その判定は平均値とする。
c) サイズ度は,JIS P 8122に規定する方法で試験し,その判定は平均値とする。
d) 引裂強さは,JIS P 8116に規定する方法で試験し,その判定は平均値とする。
e) 明度は,JIS P 8150に規定する方法で測定し,その判定は平均値とする。
7.2 接着剤
封筒に用いる接着剤は,強固に接着できるもので,かつ,衛生上安全なものを用いなければならない。
7.3 窓用材料
あて名を透視する目的の窓及び差出人を透視する目的の窓は,JIS P 8149によって試験したとき,不透
――――― [JIS S 5502 pdf 10] ―――――
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JIS S 5502:2010の国際規格 ICS 分類一覧
JIS S 5502:2010の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB7516:2005
- 金属製直尺
- JISP0001:1998
- 紙・板紙及びパルプ用語
- JISP8116:2000
- 紙―引裂強さ試験方法―エルメンドルフ形引裂試験機法
- JISP8119:1998
- 紙及び板紙―ベック平滑度試験機による平滑度試験方法
- JISP8122:2004
- 紙及び板紙―サイズ度試験方法―ステキヒト法
- JISP8124:2011
- 紙及び板紙―坪量の測定方法
- JISP8149:2000
- 紙及び板紙―不透明度試験方法(紙の裏当て)―拡散照明法
- JISP8150:2004
- 紙及び板紙―色(C/2°)の測定方法―拡散照明法
- JISP8155:2010
- 紙及び板紙―平滑度試験方法―王研法
- JISZ8401:2019
- 数値の丸め方