この規格ページの目次
- 8.10 耐過電流試験
- 8.11 耐熱性試験
- 8.12 ねじ端子及びリード線付端子強度試験
- 8.13 組立強度試験
- 8.14 衝撃強度試験(医用コンセント)
- 8.15 アンモニアガス耐久性試験
- 8.16 ねじなし端子引張強度試験
- 8.17 ねじなし端子曲げ強度試験
- 8.18 ねじなし端子ヒートサイクル試験
- 8.19 ねじなし端子耐過電流試験
- 8.20 コード引止部強度試験
- 8.21 コード引出部強度試験
- 8.22 押圧試験
- 8.23 衝撃強度試験(医用差込プラグ)
- 8.24 外郭強度試験
- 8.25 刃取付部強度試験
- 8.26 耐燃性試験
- 8.27 構造試験
- 9 検査
- 9.1 形式検査
- 9.2 受渡検査
- 10 製品の呼び方
- 11 表示
- JIS T 1021:2019の国際規格 ICS 分類一覧
- JIS T 1021:2019の関連規格と引用規格一覧
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T 1021 : 2019
イロットランプなどを取り外してから試験を行う。
8.10 耐過電流試験
供試医用コンセントの通常通電を目的とする極の1端子及び接地端子をJIS C 3307に規定する導体径
1.6 mm,長さ1.5 m以下の電線で試験回路の電源へ接続する。
2極接地極付の試験用プラグの端子へJIS C 3306に規定する平形コードで,定格電流が15 Aの場合は公
称断面積2 mm2,定格電流が20 Aの場合は公称断面積3.5 mm2,定格電流15 A及び20 Aいずれの場合も
長さは約600 mmのコードを接続し,コード他端の心線をはんだで終端接続する。ただし,一体成形の試
験用プラグを使用する場合は,接続されたコードの太さとする。
供試医用コンセントへ上記の試験用プラグを差し込み,短絡回路を構成し,試験回路へ定格電圧で1 000
Aの試験電流を約0.02秒間通電する。
この試験終了後,試験用プラグを引き抜き,再び差し込んで接地刃受と接地刃との間の接触状態を調べ
る。
8.11 耐熱性試験
JIS C 8306の14.(耐熱試験)による。ただし,医用コンセントの試験温度は90 ℃,医用差込プラグの
試験温度は80 ℃とし,試験時間は各々7時間とする。
8.12 ねじ端子及びリード線付端子強度試験
8.12.1 ねじ端子
JIS C 8306の13.1.1(ねじ端子の強度試験)(1) 及び (2) による。ただし,試験は,各端子について5
回ずつとする。
なお,試験に使用する電線は,毎回新しい電線と取り換えて行う。
8.12.2 リード線付端子
JIS C 8306の13.1.3(リード線付き)による。ただし,引張方向は,圧着したリード線が出る方向とし,
100 Nの引張力を1分間加える。
8.13 組立強度試験
供試医用コンセントを図6 b) に示す取付装置へはめ込み,図6 c) の押さえ金具で445 Nの力を1分間
加える。
8.14 衝撃強度試験(医用コンセント)
金属製ボックスに供試医用コンセント及び金属製プレートを取り付け,コンクリート床面上の厚さ3.2
mm以上の鋼板上に受口を上向きにして置き,直径32 mm,質量2.3 kgの鋼製の円柱形おもりを460 mm
の高さから供試医用コンセントの受口中心部へ1回落下させる。
落下させるとき,円柱の平面部が受口に当たるようにする。
8.15 アンモニアガス耐久性試験
JIS C 8306の18.(アンモニアガス耐久試験)による。
試験時間は,72時間とする。ただし,供試医用コンセントは,受口を液面側として入れる。
なお,端子ねじの締付トルクは表4の値とする。
表4−端子ねじの呼び径と締付トルクとの関係
単位 N・m
端子ねじの呼び M3 M3.5 M4 M5
締付トルク 0.5 0.8 1.2 2.0
――――― [JIS T 1021 pdf 11] ―――――
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8.16 ねじなし端子引張強度試験
JIS C 8306の13.1.2(ねじなし端子の強度試験)(1) による。
8.17 ねじなし端子曲げ強度試験
JIS C 8306の13.1.2(ねじなし端子の強度試験)(2) による。
8.18 ねじなし端子ヒートサイクル試験
JIS C 8306の16.(ヒートサイクル試験)による。
8.19 ねじなし端子耐過電流試験
JIS C 8306の12.(耐過電流試験)による。ただし,試験電流は,1 000 Aとする。
8.20 コード引止部強度試験
8.20.1 一般事項
医用差込プラグの製造業者が指定するコードのうち仕上外径が最小のコードを,その先端を切断したま
まで,端子接続する場合と同じ位置に供試医用差込プラグへ取り付け,試験を行う。
なお,一体成形の医用差込プラグは,コード心線と刃との接続を行わず,それ以外は通常使用の医用差
込プラグと同じ設計の試験品で試験を行う。
8.20.2 引張試験
コードの引出方向にまっすぐに,コードと供試医用差込プラグとの間に引張力を徐々に加え,133 Nに
達した状態で1分間保持する。
8.20.3 ねん(捻)回試験
図2に示すように供試医用差込プラグを固定し,コードに質量4.5 kgのおもりをつり下げながら,供試
医用差込プラグから150 mmの位置で直径76 mmの円周に沿って毎分9回の速さで2時間コードに回転を
加える。
図2−ねん(捻)回試験方法
8.20.4 衝撃張力試験
壁面に通常取り付ける状態とした医用コンセントに供試医用差込プラグを差し込み,コードに取り付け
た質量約4.5 kgのおもりを高さ約600 mmから落下させ,コードに衝撃張力を加える。この操作を表1の
医用差込プラグの極配置図の位置,及び差込面と平行な面内で90度回転させた位置の,合計2方向に1
回ずつ加えた後,新しい供試医用差込プラグを用いて,180度及び270度回転させた位置で,それぞれ1
回ずつ加える。
――――― [JIS T 1021 pdf 12] ―――――
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8.20.5 繰返し引張強度試験
JIS C 8306の13.2.1[コード引止部(コード張力緩和装置)の強度試験]による。
8.21 コード引出部強度試験
JIS C 8306の13.2.2[コード引出部(コード屈曲性能)の強度試験](2) による。
8.22 押圧試験
コードを接続した供試医用差込プラグを水平な2枚の鋼板間に挟み,上から押圧力を加え2 224 Nに達
するまで増加させ,次に徐々に減少させ0 Nに戻す。
8.23 衝撃強度試験(医用差込プラグ)
厚さ42 mm,一辺の長さ115 mmの正方形の堅木の上にコードを接続した供試医用差込プラグを置き,
直径50 mm,質量4.5 kgの円柱のおもりを,高さ460 mmから落下させる。
落下させるとき,円柱の平面部が供試医用差込プラグに当たるようにする。
8.24 外郭強度試験
JIS C 8306の13.5.3(自重落下強度試験)(1) による。ただし,落下高さ及びコードの長さは,それぞれ
1 m,落下回数は1 000回とする。
なお,200回ごとにひび割れ,変形などの有無を確認するとともに,組立ねじ及び端子ねじは締め直し
てもよい。
この試験終了後,8.9の試験を行う。
8.25 刃取付部強度試験
JIS C 8303の7.10(刃取付部強度試験)による。ただし,接地極刃については8.25.1及び8.25.2によっ
て試験を行う。
8.25.1 押込試験
供試医用差込プラグを適切な試験台に固定し,接地極刃へ60 Nの押込力を1分間連続して加える(図3
参照)。
注a) プラグ移動防止板は対応するプラグ面に密着させる。
b) プラグ固定板は対応するプラグ面で固定する。
図3−押込試験
8.25.2 曲げ試験
8.25.1で試験した供試医用差込プラグを適切な試験台に固定し,接地極刃が最も曲がりやすい方向に力
を加える。
――――― [JIS T 1021 pdf 13] ―――――
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接地極刃の先端に近い部分に,40 Nの力を毎分10回の割合で,連続して30往復加える。ただし,最大
曲げ角度は15度とする。
なお,往復の数え方及び曲げ角度は,JIS C 8303の図2(刃の固定及び往復角度)による。
8.26 耐燃性試験
一体成形の医用差込プラグの耐燃性試験は,JIS C 8303の7.22(耐燃性試験)による。
8.27 構造試験
JIS C 8306の3.(構造試験)によるほか,箇条7に規定する事項について調べる。
9 検査
9.1 形式検査
9.1.1 医用コンセント
次の検査項目の順序で,同一試験品について箇条8の試験方法によって行い,箇条6及び7の規定によ
る。ただし,a),d) 及びp) y) の試験は,それぞれ別の試験品で行ってもよい。
a) 構造
b) 保持力
c) 接地刃受の保持力
d) 耐異常引抜性
e) 温度上昇
f) 接地極温度上昇
g) 接地極接触抵抗
h) 開閉
i) 保持力
j) 接地刃受の保持力
k) 温度上昇
l) 接地極温度上昇
m) 接地極接触抵抗
n) 絶縁抵抗
o) 耐電圧
p) 耐過電流
q) 耐熱性
r) ねじ端子及びリード線付端子の強度
s) 組立強度
t) 衝撃強度
u) アンモニアガス耐久性
v) ねじなし端子の引張強度(ねじなし端子に限る。)
w) ねじなし端子の曲げ強度(ねじなし端子に限る。)
x) ねじなし端子のヒートサイクル(ねじなし端子に限る。)
y) ねじなし端子の耐過電流(ねじなし端子に限る。)
9.1.2 医用差込プラグ
次の検査項目について箇条8の試験方法によって行い,箇条6及び7の規定による。ただし,b),c) 及
――――― [JIS T 1021 pdf 14] ―――――
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びe) の試験は,検査項目の順序によって同一試験品で行う。
a) 構造
b) 絶縁抵抗
c) 耐電圧
d) 耐熱性
e) ねじ端子強度
f) コード引止部強度
1) 引張り
2) ねん(捻)回
3) 衝撃張力
4) 繰返し引張強度
g) コード引出部強度(一体成形の医用差込プラグに限る。)
h) 押圧
i) 衝撃強度
j) 外郭強度
k) 刃取付部強度
l) アンモニアガス耐久性
m) 耐燃性(一体成形の医用差込プラグに限る。)
9.2 受渡検査
医用コンセント及び医用差込プラグは,次の検査項目の順序によって同一試験品について箇条8の試験
方法によって行い,箇条6及び7の規定による。ただし,受渡当事者間の協定によって検査の一部を省略
してもよい。
a) 構造
b) 保持力
c) 接地刃受の保持力
d) 絶縁抵抗
e) 耐電圧
10 製品の呼び方
種類,極数及び定格による。
例 医用コンセント 2極接地極付 15 A 125 V
医用差込プラグ 2極接地極なし 20 A 125 V
11 表示
医用コンセント及び医用差込プラグは,外郭の表面その他見やすい箇所に容易に消えない方法で,次の
事項を表示しなければならない。
a) 定格電流
b) 定格電圧
c) “□
H”の記号。ただし,医用差込プラグは,緑色の“”の記号(直径4.86.4 mm)でもよい。
d) 製造業者名又はその略号
――――― [JIS T 1021 pdf 15] ―――――
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JIS T 1021:2019の国際規格 ICS 分類一覧
JIS T 1021:2019の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC3306:2000
- ビニルコード
- JISC3307:2000
- 600Vビニル絶縁電線(IV)
- JISC3612:2002
- 600V耐燃性ポリエチレン絶縁電線
- JISC8303:2007
- 配線用差込接続器
- JISC8306:1996
- 配線器具の試験方法
- JIST0601-1:2017
- 医用電気機器―第1部:基礎安全及び基本性能に関する一般要求事項
- JIST1022:2018
- 病院電気設備の安全基準