JIST1022 : 2018 病院電気設備の安全基準

JIS T 1022:2018の規格概要

この規格 T1022は、医用電気機器などの使用上の安全確保のため,病院,診療所などに設ける電気設備のうち,医用接地方式,非接地配線方式及び非常電源に対する,安全基準及び施設方法について規定。医用室の電源回路の施設並びに検査及び保守についても規定している。

JIST1022 規格全文情報

規格番号
JIS T1022 
規格名称
病院電気設備の安全基準
制定年月日
1982/11/01
最新改正日
2018/01/22
JIS 閲覧
 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

11.140
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
電気設備I:2020,医療機器III:2018,医用放射線:2018
改訂:履歴
  • 1982-11-01制定日
  • 1988-02-01確認日
  • 1993-02-01確認日
  • 1996-07-01改正日
  • 2001-02-20確認日
  • 2006-02-20改正日
  • 2007-11-20改正日
  • 2012-10-22確認日
  • 2018-01-22改正日

T 1022:2018

(1)

目 次

ページ

1 適用範囲 P.1

2 引用規格 P.1

3 用語及び定義 P.1

4 医用接地方式,非接地配線方式及び非常電源の施設 P.3

4.1 医用接地方式 P.3

4.2 非接地配線方式 P.7

4.3 非常電源 P.8

5 医用室の電源回路 P.10

6 検査及び保守 P.11

附属書A(参考)建築構造体の接地抵抗値の計算 P.13

[ T1022-2018.pdf Page : 1 / 16 ]ページ TOPへ

T 1022:2018

(2)

まえがき

この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人電気

設備学会(IEIEJ)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本産業規格を改

正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本産業規格であ

る。これによって,JIS T 1022:2007は改正され,この規格に置き換えられた。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

[ T1022-2018.pdf Page : 2 / 16 ]ページ TOPへ

日本産業規格 JIS

T 1022:2018

病院電気設備の安全基準

Safety requirements of electrical installations for medically used rooms in hospitals and clinics

1

適用範囲

この規格は,医用電気機器などの使用上の安全確保のため,病院,診療所などに設ける電気設備のうち,

医用接地方式,非接地配線方式及び非常電源に対する,安全基準及び施設方法について規定する。

なお,医用室の電源回路の施設並びに検査及び保守についても規定している。

2

引用規格

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。

JIS C 2808 医用接地センタボディー及び医用接地端子

JIS C 3307 600 Vビニル絶縁電線(IV)

JIS C 3612 600 V耐燃性ポリエチレン絶縁電線

JIS C 4411-1 無停電電源装置(UPS)−第1部:安全要求事項

JIS C 4411-2 無停電電源装置(UPS)−第2部:電磁両立性(EMC)要求事項

JIS C 4411-3 無停電電源装置(UPS)−第3部:性能及び試験要求事項

JIS C 8201-2-2 低圧開閉装置及び制御装置−第2-2部:漏電遮断器

JIS T 0601-1 医用電気機器−第1部:基礎安全及び基本性能に関する一般要求事項

JIS T 1021 医用差込接続器

3

用語及び定義

この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。

3.1

医用室

診察,検査,治療,観察などの医療を行うための室。

3.2

医用電気機器

装着部をもつか,患者との間でエネルギーを授受するか,患者にエネルギーを与えるか,又は患者から

のエネルギーを検出する電気機械器具。

3.3

医用コンセント

医用差込接続器のプラグ受で,刃受,配線接続端子,絶縁物の外郭などで構成し,造営材に固定できる

[ T1022-2018.pdf Page : 3 / 16 ]ページ TOPへ

2

T 1022:2018

もの。

3.4

医用接地方式

保護接地又は等電位接地を施すための接地設備で,医用のため特に信頼性を向上させた接地の方式。

3.5

医用接地

医用接地方式に基づく接地。

3.6

保護接地

電撃防止のために露出導電性部分に施す接地。

3.7

等電位接地

露出導電性部分及び系統外導電性部分を等電位とするために一点へ電気的に接続する接地。

3.8

露出導電性部分

充電部ではないが,故障時に充電するおそれがあり,人が容易に触れることができる電気機械器具の導

電性部分。

3.9

系統外導電性部分

電気設備の部分を構成しない導電性部分で,大地の電位などを伝えるおそれがある部分。

注記 系統外導電性部分には,建物金属サッシ,給水管,ベッドの金属フレームなどがある。

3.10

接地極

大地との電気的接続を行うため,大地へ密接に接触させた導電体。

3.11

接地幹線

接地極から医用接地センタの分岐用端子基板(分岐バーともいう。)までの接地線。

3.12

接地分岐線

医用コンセント若しくは医用接地端子のリード線,露出導電性部分又は系統外導電性部分と医用接地セ

ンタとを接続する接地線。

3.13

リード線

医用電気機器に保護接地又は等電位接地を施すための電線。

3.14

医用接地センタボディー

接地分岐線を集合して接地幹線へ接続するためのもので,分岐用端子基板,リード線,試験端子,プレ

ートなどで構成したもの。

[ T1022-2018.pdf Page : 4 / 16 ]ページ TOPへ

JIS T 1022:2018の国際規格分類一覧

  • 11.140

JIS T 1022:2018の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
C2808
医用接地センタボディー及び医用接地端子(追補1)
C3307
600Vビニル絶縁電線(IV)
C3612
600V耐燃性ポリエチレン絶縁電線
C4411-1
無停電電源装置(UPS)-第1部:安全要求事項
C4411-2
無停電電源装置(UPS)-第2部:電磁両立性(EMC)要求事項
C4411-3
無停電電源装置(UPS)-第3部:性能及び試験要求事項
C8201-2-2
低圧開閉装置及び制御装置-第2-2部:漏電遮断器
T0601-1
医用電気機器-第1部:基礎安全及び基本性能に関する一般要求事項
T1021
医用差込接続器