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X 0505 : 2012 (ISO/IEC 16390 : 2007)
附属書D
(参考)
アプリケーション定義パラメタの例
D.1 品質グレードの例
JIS X 0520に適合した品質グレードの最低値並びに測定開口径及び最大感応波長は,次のように表現さ
れる。
1.5/10/660
ここに, 1.5 : 総合的なシンボルの品質グレード
10 : 測定開口径番号(この例では直径0.25 mm)
660 : 最大感応波長(nm)
JIS X 0520を基準に,総合グレードに対する測定シンボルパラメタの最小値を決めることができる。
D.2 シンボル体系の特性の例
a) データキャラクタの数 : 可変,最大16文字。
b) シンボルチェックキャラクタ : モジュラス10シンボルチェックキャラクタを用い,伝送する。
c) データチェックキャラクタ : 追加のデータチェックキャラクタは不要。
d) シンボルのバーの上端及び下端にベアラバーを用いる。
D.3 寸法特性の例
D.3.1 寸法
利用者への助言として,一般的なアプリケーション要件並びに適切なシンボル生成装置及び読取装置が
使えるかどうかという観点から,アプリケーション仕様で,X寸法の値又はX寸法の値の範囲を推奨して
もよい。最小X寸法に適合していない場合,それだけで,この仕様に基づいて,シンボルが不合格である
との理由としない方がよい。
手動で読み取る場合には,5 mm又はシンボル長の15 %のいずれか大きい方を最小Y寸法(バー高さ)
とすることを推奨する。
D.3.2 寸法許容差
特定のアプリケーション標準は,シンボル評価用に寸法の基準を規定しており,最小X寸法及び最大X
寸法を指定する必要がある。エレメント幅の公称値からの最大限度のずれを表す許容差(mm)は,どの
シンボルに対しても一定であり,tで表す。この許容差は,次の計算式を用いる。
(18N−21)
t= X
80
ここに, t : 寸法許容差
N : 太細比
X : 細バー幅(mm)
一つのキャラクタ内のエレメント幅の合計値と公称値との差は,2tを超えないことが望ましい。
参考文献 ISO/IEC 7064,Information technology−Security techniques−Check character systems