JIS X 4001:1989 日本語文書交換用ファイル仕様(基本形)

JIS X 4001:1989 規格概要

この規格 X4001は、日本語ワードプロセッサ又はこれと同等の能力をもつ情報処理機器相互間でフレキシブルディスクカートリッジを用いて,文字を基本とする日本語文書の交換を行う場合の文書ファイルの仕様について規定。

JISX4001 規格全文情報

規格番号
JIS X4001 
規格名称
日本語文書交換用ファイル仕様(基本形)
規格名称英語訳
File specification for Japanese documents interchange (Basic type)
制定年月日
1984年10月25日
最新改正日
2019年10月21日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

35.040
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1984-10-25 制定日, 1987-03-01被移行日, 1989-03-01 改正日, 1994-06-01 確認日, 1999-07-20 確認日, 2004-11-20 確認日, 2009-10-01 確認日, 2014-10-20 確認日, 2019-10-21 確認
ページ
JIS X 4001:1989 PDF [25]
X4001-1989

pdf 目次

ページ

  •  1. 適用範囲・・・・[1]
  •  2. 用語の意味・・・・[1]
  •  3. 日本語文書交換用ファイル(基本形)の構成・・・・[2]
  •  3.1 文書ファイル・・・・[2]
  •  3.2 文書見出し部・・・・[3]
  •  3.3 文書データ部・・・・[3]
  •  4. 文書見出し部・・・・[4]
  •  4.1 文書見出し部の構成・・・・[4]
  •  4.2 領域定義ラベル・・・・[5]
  •  4.3 文書見出しラベル・・・・[5]
  •  5. 文書データ部・・・・[6]
  •  5.1 文書データ部の構成・・・・[7]
  •  5.2 文書書式情報・・・・[7]
  •  6. テキスト・・・・[9]
  •  6.1 テキストの構成・・・・[9]
  •  6.2 図形文字・・・・[9]
  •  6.3 制御機能・・・・[9]
  •  6.3.1 制御機能の種類及び表現・・・・[9]
  •  6.3.2 制御機能の機能・・・・[11]
  •  6.3.3 制御機能の表現・・・・[14]
  •  6.4 制御機能の基本状態・・・・[16]
  •  附属書1 システムラベル・・・・[18]
  •  附属書2 文書書式情報の省略・・・・[21]
  •  附属書3 ページ書式・・・・[22]

(pdf 一覧ページ番号 )

――――― [JIS X 4001 pdf 1] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
X4001-1989

日本語文書交換用ファイル仕様(基本形)

File Specification for Japanese Documents Interchange (Basic Type)

1. 適用範囲

 この規格は,日本語ワードプロセッサ又はこれと同等の能力をもつ情報処理機器相互間で
フレキシブルディスクカートリッジを用いて,文字を基本とする日本語文書の交換を行う場合の文書ファ
イルの仕様について規定する。
この規格は,次の内容を規定する。
(1) 文書ファイルの構成
(2) 文書ファイルを構成する情報の種類及び形式
(3) 使用する文字符号(図形文字,制御文字)の種類及び機能
引用規格及び関連規格 : 17ページに示す。

2. 用語の意味

 この規格で用いる主な用語の意味は,情報処理用語に関する日本工業規格(日本産業規格)によるほか,
次のとおりとする。
(1) 文書 人間が理解できるように2次元形式で表現される情報であって,例えば用紙上に印字又は画面
上に表示されるもの。この規格においては,文書は1ページ以上からなり,文書作成時の書式の初期
値を定義する文書書式情報をもつ。
(2) 文書ファイル 日本語文書の交換の対象となる一つ以上の文書からなるファイル。文書ファイルは,
文書見出し部と文書データ部からなる。一つの文書は,文書見出し部中の文書見出し情報と文書デー
タ部中の文書実体の対として媒体上に格納する。
(3) ファイル 一つの単位として取り扱われる関連したレコードの列。ファイルは,一つのボリュームの
全体又は一部に格納することができる。
(4) ボリューム 取付け,取外しのできるデータ媒体の物理的単位。この規格においては,フレキシブル
ディスクカートリッジがこれに相当する。一つのボリュームには,一つのファイルの全体若しくはそ
の一部,又は二つ以上のファイルを格納することができる。
(5) レコード 媒体上での格納及び読出しの単位となる連続したデータの集合。この規格においては,256
バイトの長さとする。
(6) エクステント 連続した昇順のアドレスをもつレコードの列。
(7) システムラベル JIS X 0603(情報交換用フレキシブルディスクカートリッジのラベルとファイル構
成)によって規定されているボリューム見出しラベル,ファイル見出しラベルなどの集まり。
(8) 文書見出し情報 文書ファイルに格納される文書実体に先立って置かれる情報であって,各文書を識

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別し,その記憶場所,文書の属性などを表すもの。
(9) 文書交換水準 交換する文書中において取り扱う文字の符号化表現及び制御機能などの種別によって
区分した文書の水準。
(10) 文書書式情報 文書を印字する用紙の寸法,用紙上における文字の物理的な配置,個々の文字の物理
的な表現方法などを定める情報。この規格においては,交換文書の書式の初期値を定義するために使
用する。
(11) 制御機能 制御文字で始まる制御列又はそれによって表現される特別の機能。
(12) 図形文字 制御機能以外の文字であって,印字・表示の可視的表現をもつもの。
(13) テキスト 1ページ以上からなる文書中の図形文字及び制御機能の列。
(14) ページ 用紙の物理的な制約又は文書の体裁に基づいて分割されたテキスト。
(15) 行 ページ内の文字の1次元的並びで,ページを字方向に区分する単位。
(16) 文字ピッチ 文字を行中に並べる場合の字送り量。
(17) 行ピッチ 行を並べる場合の行送り量。
(18) 字方向 文字の読みの方向。
(19) 行方向 文字の読みの方向に直角な方向。
(20) 縦書き 各行の文字が上から下へ,縦読みになるような文字の配列。
(21) 横書き 各行の文字が左から右へ,横読みになるような文字の配列。
(22) 動作位置 次に処理しようとしている文字位置。処理した後は,動作位置は通常1文字分進む。
(23) 行始端 行の最初の文字が始まる位置。横書きの場合は左端,縦書きの場合は上端の文字が始まる位
置で,文書書式情報の字方向余白欄の文字数に対応する余白の次の文字位置。
(24) 行終端 行の最後の文字位置。横書きの場合は右端,縦書きの場合は下端の文字が終わる位置で,文
書書式情報の字方向余白欄の文字数と1行当たり文字数欄の文字数の和に対応する文字位置。
(25) 全角 字方向の大きさが,通常である文字の大きさ。
(26) 半角 字方向の大きさが,全角の50%である文字の大きさ。
(27) 倍角 字方向の大きさが,全角の200%である文字の大きさ。

3. 日本語文書交換用ファイル(基本形)の構成

3.1 文書ファイル

 文書ファイルは,JIS X 0603に従ってフレキシブルディスクカートリッジ上に構成
するファイルとし,セクタ当たり256バイトの非ブロック化形式とする。
文書ファイルは,文書見出し部と文書データ部から構成する。
この規格で扱う文書は,文書見出しラベルと文書実体から構成する。これらを文書ファイル上の文書見
出し部及び文書データ部にそれぞれ対応づけて表現する。文書ファイルの位置付け及び構成は,図1のと
おりとする。

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図1 文書ファイルの位置付け及び構成
備考1. 文書kは,文書見出しラベルkと文書実体kから構成する(kは1からn)。
2. 領域定義ラベルは,4.2による。

3.2 文書見出し部

 文書見出し部は,文書ファイルの先頭部に位置し,一つの領域定義ラベルと一つ以
上の文書見出しラベルからなる。領域定義ラベルは,文書見出し部の領域を指定する領域定義情報とし,
その内容は,4.2による。
文書見出しラベルは,文書ファイルに含まれる各文書の識別,ファイル内における格納場所などの指定
を行う文書見出し情報とし,内容は,4.3による。

3.3 文書データ部

 文書データ部は,文書見出し部内の文書見出しラベルで定義された,一つ以上の文
書実体からなる。一つの文書実体は,一つの文書書式情報と一つのテキストとで構成する。文書書式情報
は,文書実体の先頭に格納され,その内容は,5.2による。テキスト及びブロックデータ部は,(1)(4)の
とおりとし,その内容は,それぞれ6.による。
(1) テキストは,一つのボリュームの全体又は一部に格納する。

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(2) テキストは,先行する文書書式情報の直後から始める。
(3) テキストの全体又は一部は,ボリューム内の連続したレコードに格納する。
(4) 各文書のテキスト中の制御機能DT(文書分離)から,その文書実体の終端までのすべての文字は,
文書交換時には無視する。
文書見出し部及び文書データ部の文書ファイル上における位置付けは,図2のとおりとする。
なお,システムラベルの書式は,附属書1による。
図2 文書見出し部及び文書データ部の文書ファイル上の位置付け
備考1. ファイル見出しラベルの詳細は,附属書1表2による。
2. 一つの文書実体は,一つの文書書式情報及び一つのテキストとからなる。

4. 文書見出し部

4.1 文書見出し部の構成

 文書見出し部は,文書ファイルの先頭部に位置し,一つの領域定義ラベルと
一つ以上の文書見出しラベルとからなる。

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