この規格ページの目次
- 4.37 信号振幅二次基準テープ (secondary standard amplitude calibration tape)
- 4.38 二次基準テープ (secondary standard reference tape)
- 4.39 セパレータマーク (separator mark)
- 4.42 テープ基準縁 (tape reference edge)
- 4.43 試験記録電流 (test recording current)
- 4.44 トラック (track)
- 4.45 ティピカル磁界 (typical field)
- 4.46 未圧縮データ (unprocessed data)
- 4.47 未圧縮レコード (unprocessed record)
- 5. 表記法
- 5.1 数字の表現
- 5.2 名称
- 6. 略号
- 7. 環境条件及び安全性
- 7.1 試験環境条件
- 7.2 使用環境条件
- 7.3 保存環境条件
- 7.4 輸送
- 7.5 安全性
- 7.6 難燃性
- 8. ケースの寸法及び機械的特性
- 8.1 概要
- 8.2 全体の寸法
- 8.3 保持領域
- 8.4 カートリッジ挿入部
- 8.5 窓
- 8.6 ローディンググリップ
- 8.7 ラベル領域
- 8.8 基準領域及び基準孔
- JIS X 6146:2001の引用国際規格 ISO 一覧
- JIS X 6146:2001の国際規格 ICS 分類一覧
- JIS X 6146:2001の関連規格と引用規格一覧
4
X 6146 : 2001 (ISO/IEC 18809 : 2000)
信号振幅主基準テープと同
4.37 信号振幅二次基準テープ (secondary standard amplitude calibration tape)
じ種類の信号を記録し,そのテープの信号振幅と信号振幅主基準テープのそれとの偏差を明示したテープ。
供試テープの信号振幅と信号振幅主基準テープのそれとを比較するために用い,供試テープの実測値を補
正することによって,間接的に供試テープとの特性の比較を行うことを可能にするテープ。
参考 信号振幅二次基準テープは,〒141-0001 東京都品川区北品川6-7-35 ソニー株式会社RMEカ
ンパニーデータメディアマーケティング部が部品番号SSCT-AIT-1で2010年まで供給する。
テープの基準磁界,信号振幅,分解能,重ね書
4.38 二次基準テープ (secondary standard reference tape)
き及び信号対雑音比を主基準テープのそれと比較するために用い,その特性値と主基準テープの特性との
偏差を明示して,実測値の偏差を補正することによって,間接的に供試テープと主基準テープとの特性の
比較を行うことを可能にするテープ。
参考 二次基準テープは,〒141-0001 東京都品川区北品川6-7-35 ソニー株式会社RMEカンパニー
データメディアマーケティング部が部品番号SSRT-AIT-1で2010年まで供給する。
4.39 セパレータマーク (separator mark)
データの区切りに使用する利用者データを含まないレコード。4.40 基準信号振幅 [standard reference amplitude (SRA) ] 信号振幅主基準テープの正アジマストラックに記録した標準信号の平均信号振幅。
基準磁界を発生させる記録電流。
4.41 基準電流 (standard reference current)
4.42 テープ基準縁 (tape reference edge)
OTのテープ接合か所が左側になるようにテープの記録面か
ら見たときのテープの下端。
SRAを記録した電流で,基準電流の1.5倍の電流。
4.43 試験記録電流 (test recording current)
磁気信号を直列に記録するテープ上の斜めの領域。
4.44 トラック (track)
記録密度2 857.1ftpmmで記録して,再生したとき,その平均信号振
4.45 ティピカル磁界 (typical field)
幅が最大値の90%を示す最小の印加磁界。
4.46 未圧縮データ (unprocessed data)
圧縮処理をしていないデータの列。
4.47 未圧縮レコード (unprocessed record)
バイト単位で構成する未圧縮データのレコード。
5. 表記法
5.1 数字の表現
測定した値は,対応する規定値に対して有効数字に丸める。すなわち,規定値が1.26,
正の許容誤差が0.01,負の許容誤差が0.02である場合,測定した値は,1.235以上1.275未満を許容する。
ビットの設定は, “0” 又は “1” で表す。
ビットパターン及び2進数表現の数字は, “0” 又は “1” の列で表す。規定しないビットは,Xを使用
してもよい。
ビットパターン及び2進数表現の数字は,最上位ビットを左とし,最下位ビットを右とする。
2進数の負の表現は,2の補数で表す。
各フィールド内では,データバイト0を最上位バイトとし,最初に記録する。各8ビットバイトは,最
上位ビットをb8として,最下位ビットをb1とする。この順序は,特に規定がない限り,誤り検出符号及
び誤り訂正符号の入出力にも適用する。
5.2 名称
名称は,この規格では規定しない。
6. 略号
略号は,次による。
――――― [JIS X 6146 pdf 11] ―――――
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X 6146 : 2001 (ISO/IEC 18809 : 2000)
AEWP 終端予告点後 (after early warning point)
AFN 絶対フレーム番号 (absolute frame number)
ATF 自動トラックファインディング (automatic track finding)
BAT ブロックアクセステーブル (block access table)
ECC 誤り訂正符号 (error correcting code)
EOD EOD (end of data)
EWP 終端予告 (early warning point)
GIT グループ情報テーブル (group information table)
LBOT LBOT (logical beginning of tape)
LEOT LEOT (logical end of tape)
LSB 最下位バイト (least significant byte)
LF-ID 論理フレーム識別子 (logical frame identifier)
MIC メモリインカートリッジ (memory in cartridge)
MSB 最上位バイト (most significant byte)
MSRT 主基準テープ (master standard reference tape)
PBOT PBOT (physical beginning of tape)
PEOT PEOT (physical end of tape)
RAW 記録時再生 (read-after-write)
SNR 信号対雑音比 (signal-to-noise ratio)
msb 最上位ビット (most significant bit)
7. 環境条件及び安全性
7.1 試験環境条件
試験環境条件は,カートリッジ近傍の環境条件とし,規定がない限り次による。
温度 23℃±2℃
相対湿度 40%60%
試験前放置時間 24時間以上
7.2 使用環境条件
使用環境条件は,書込み装置又は読取り装置のスキャナ(ドラム)からテープ取出
し方向に10mm以内の大気中で測定し,次による。
温度 5℃45℃
相対湿度 20%80%
湿球温度 26℃以下
カートリッジの内部及び表面は,結露してはならない。
使用環境条件は,装置使用に伴う温度上昇分も含む。
カートリッジが保存時又は輸送時に使用環境条件を超えた場合は,使用環境条件以外の環境条件に放置
した時間と同等以上,又は最大24時間,使用環境条件に放置してから使用する。
備考 急激な温度変化は,避ける。
7.3 保存環境条件
保存環境条件は,次による。
温度 5℃32℃
相対湿度 20%60%
――――― [JIS X 6146 pdf 12] ―――――
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X 6146 : 2001 (ISO/IEC 18809 : 2000)
周辺磁界は,テープ上で4 000A/mを超えてはならない。カートリッジの内部及び表面は,結露しては
ならない。
7.4 輸送
カートリッジの輸送条件及び輸送での損傷を最小限にするための参考情報は,附属書Hによ
る。
7.5 安全性
カートリッジ及びその構成部品は,IEC 60950の要求を満足しなければならない。
カートリッジ及びその構成部品は,適正使用時又はあらかじめ予想可能な誤使用時に,安全性,又は健
康上の危険が生じてはならない。
7.6 難燃性
カートリッジ及びその構成部品の材料は,マッチの炎などによって着火してもよいが,二
酸化炭素中で燃焼し続けてはならない。
8. ケースの寸法及び機械的特性
8.1 概要
カートリッジ寸法の規定は,情報交換のための要求事項とする。具体図は次による。
図1 リッドが開いた状態の上側から見たカートリッジの外観
図2 リッドが閉じた状態の下側から見たカートリッジの外観
図3 基準面X,基準面Y及び基準面Z
図4 リッドが閉じた状態の前面
図5 リッドが閉じた状態の左側面
図6 リッドが閉じた状態の上面
図7 リッドが閉じた状態の右側面
図8 リッドが閉じた状態の背面
図9 底面,基準領域及び支持領域
図10 リッドがない状態の底面
図11 基準孔及び識別孔の詳細図
図12 光通過孔,識別孔及び書込み禁止孔の断面図
図13 リッドの詳細図
図14 リッドロック解除機構の挿入経路
図15 リッドロック解除機構
図16 リールロック解除機構
図17 リールロックの解除に必要な力の方向
図18 リッドのロック解除に必要な力の方向
図19 リッドを開けるために必要な力の方向
図20 光通過経路及び光通過窓
図21 内部のテープ通過経路及び光通過経路
図22 リールの外観及び断面図
図23 リールと駆動スピンドルとの接触領域断面図
図24 テープ引出し開口部
図25 MIC部背面のアクセス孔
図26 MIC部底面のアクセス孔
寸法は,三つの直交する基準面X,基準面Y及び基準面Zに基づく(図3参照)。
基準面Xは,基準孔A及び基準孔Bの中心を通り,基準面Zに垂直とする。
――――― [JIS X 6146 pdf 13] ―――――
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X 6146 : 2001 (ISO/IEC 18809 : 2000)
基準面Yは,基準孔Aの中心を通り,基準面X及び基準面Zに垂直とする。
基準領域A,基準領域B及び基準領域Cは,基準面Z内とする。
8.2 全体の寸法
(図5及び図6) ケースの長さは,次による。 l1=62.5mm±0.3mmケースの幅は,次による。
l2=95.0mm±0.2mm
ケースの上面から基準面Zまでの長さは,次による。
l3=15.0mm±0.2mm
背面から基準面Xまでの長さは,次による。
l4=47.35mm±0.15mm
右側面から基準面Yまでの長さは,次による。
l5=13.0mm±0.1mm
8.3 保持領域
カートリッジを磁気テープ装置に挿入するときの保持領域は,図6の斜線の領域とする。
基準面Xから保持領域までの長さは,次による。
l6≦12.0mm
ケースの端からの幅は,次による。
l7≧3.0mm
8.4 カートリッジ挿入部
カートリッジ挿入部は,誤った向きで磁気テープ装置に挿入することを防ぐ
ために,溝,切込み及びこう配面からなる非対称な形状をもつ。
溝は,リッドが閉じてロックした状態のとき,ロック解除を可能にするために,リッドロック解除ピン
の挿入領域を妨げないように設ける。溝の基準面Yからの長さは,次による(図4及び図14参照)。
l8=79.6mm±0.2mm
溝の端部の面取りは,次による。
l9=1.0mm±0.1mm
l16=1.5mm±0.1mm
溝の内部の面取りは,次による。
l10=0.7mm±0.1mm
l17=1.9mm±0.1mm
l18=3.65mm±0.10mm
溝の内部の幅は,次による。
l11≧1.0mm
リッドの厚さは,次による。
l12=1.2mm±0.1mm
リッドの面取りは,次による。
l13=0.8mm±0.1mm
l14=1.2mm±0.1mm
リッドのケースからの突出は,次による。
l15=0.5mm±0.1mm
ケースの左側面からリッドロックまでの長さは,次による。
l19=0.2mm±0.2mm
――――― [JIS X 6146 pdf 14] ―――――
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X 6146 : 2001 (ISO/IEC 18809 : 2000)
挿入領域の高さは,次による。
l20≧2.3mm
+2.00.0mm
l21=5.2mm−mm
切込みは,カートリッジの右側面に設ける。その位置及び寸法は,次による(図7及び図10参照)。
l22≦7.5mm
l23=11.0mm±0.2mm
l24=1.5mm±0.1mm
切込みの深さは,次による。
l25=1.5mm±0.1mm
こう配面は,リッドの構造の一部とし,基準面Xからの長さは,次による(図13参照)。
+0.05.2mm
l26=7.7mm−mm
こう配面の角度は,半径r3と交差するところまでとし(8.13参照),次による。
a1=17.5°±4.0°
8.5 窓
(図1) 窓は,リールの一部を目視可能とするために上面に設けてもよい。窓を設ける場合,カートリッジの高さを超えてはならない。8.6 ローディンググリップ
(図5及び図7) ローディンググリップは,磁気テープ装置にカートリッジを自動的に装着するために設ける。ローディンググリップの中心線の基準面Xからの長さは,次による。
l28=39.35mm±0.20mm
ローディンググリップの基準面Z及びカートリッジ上面からの長さは,次による。
l29=1.5mm±0.1mm
ローディンググリップのくぼみの幅は,次による。
l30=5.0mm±0.3mm
ローディンググリップのくぼみの深さは,次による。
l31=2.0mm±0.2mm
ローディンググリップのくぼみの傾斜は,次による。
a2=90°±5°
8.7 ラベル領域
(図6及び図8) ラベル領域は,カートリッジの背面及び上面に設けてもよい。各ラベル領域の位置及び寸法は,カートリッジの機構部の要求事項及び動作を妨げてはならない。上面のラベル領域は,l6及びl7で規定した保持領域の内側に入ってはならない。
背面のラベル領域の位置及び寸法は,次による。
l32≧0.5mm
l33≧1.5mm
l34≦65.0mm
l171≧l164
ラベル領域のくぼみの深さは,0.3mm以下とする。
8.8 基準領域及び基準孔
(図9,図10及び図11) 環状の基準領域A,基準領域B及び基準領域Cは,基準面Z上に設け,磁気テープ装置に装着したときのカートリッジの垂直方向位置決めに用いる。それぞれの直径d1は,6.0mm±0.1mmとし,それぞれの基準孔の中心と同心とする。
基準孔A及び基準孔Bの中心は,基準面X上とする。
――――― [JIS X 6146 pdf 15] ―――――
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JIS X 6146:2001の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO/IEC 18809:2000(IDT)
JIS X 6146:2001の国際規格 ICS 分類一覧
- 35 : 情報技術.事務機械 > 35.220 : データ蓄積装備 > 35.220.23 : 磁気テープ用カセット及びカートリッジ
JIS X 6146:2001の関連規格と引用規格一覧
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