JIS X 6351-2:2010 物品管理用RFID―第2部:135kHz未満のエアインタフェース通信パラメタ | ページ 10

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X 6351-2 : 2010 (ISO/IEC 18000-2 : 2004)
Request Request
リーダライタ 搬送波オン
Carrier on
Interrogator
搬送波オフ
Carrier off
Load off
Tp1 Tp2
ロードオフ
タグ Tag
ロードオン
Load on
Response
図69−プロトコルタイミング図解
TAp1の最小値は,TAp1min=204 TAc(1.632 ms)とする。
TAp1の標準値は,TAp1typ=209 TAc(1.672 ms)とする。
TAp1の最大値は,TAp1max=213 Tc(1.704 ms)とする。
タグがこのTAp1の時間中に搬送変調を検知した場合,タグはリーダライタの要求に対して応答を送信す
る前に,そのTAp1タイマを再設定し,更なるTAp1時間を待つか,又はインベントリプロセスの間に次のス
ロットにスイッチしなければならない。
11.1.2 後続の要求を送信する前のリーダライタの待機時間
a) リーダライタは,前の要求(INVENTORYとQUIETとを除く。)に対するタグの応答を受信したとき,
次の要求を送信する前にTAp2時間待たなければならない。TAp2はタグからの最後のビットを受信した
時点からスタートする。
b) リーダライタは,QUIET要求(タグが無応答となる。)を送信したとき,次の要求を送信する前にTAp2
時間待たなければならない。TAp2はQUIET要求のEOFの終了からスタートする[EOFの立下りに
0.336 ms(42 TAc)を加えた時間。5.1.3.2を参照]。
TAp2の最小値はTAp2min=150 TAc(1.2 ms)とする。
注記1 これは,タグがこの次の要求を受け取る用意ができていることを保証する(5.1.3.2を参照)。
注記2 リーダライタは最初の要求を送信する前に,タグが要求を受信する用意ができていること
を保証するため,電力供給フィールドが活性化した後,少なくとも2.5 ms待たなければな
らない(5.1.3.2を参照)。
c) リーダライタがINVENTORY要求を送った場合には,リーダライタはインベントリプロセスにある
(11.1.3を参照)。
11.1.3 インベントリプロセスの間に次のスロットに切り替える前のリーダライタの待機時間
インベントリプロセスは,リーダライタがINVENTORY要求を送ったときに開始される(9.2及び9.3
を参照)。次のスロットに切り替えるために,リーダライタは11.1.3.1又は11.1.3.2で規定された待機時間
の後でEOFを送信する。
11.1.3.1 リーダライタが一つ以上のタグからの応答の受信を開始した場合
インベントリプロセスの間に,リーダライタが一つ以上のタグからの応答の受信を開始した場合(すな
わち,リーダライタがタグSOF及び/又は衝突を検出)は,次のような処理となる。
− タグからの応答の受信の完了(すなわち,タグの最終ビットを受け取るか,又はタグの公称応答時間
tAnrtが経過したとき)を待つ。
− 次に,追加時間TAp2を待つ。
− その後,次のスロット(NOSフラグが0に設定されている場合は,選択肢から選ぶ。6.5.2を参照)へ

――――― [JIS X 6351-2 pdf 46] ―――――

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X 6351-2 : 2010 (ISO/IEC 18000-2 : 2004)
切り替えるためにEOFを送るか,又は続きの要求を送信する(再びINVENTORY要求を行える場合)。
タグからの最終ビットの受信が済んだときからt2が開始する。
TAp2の最小値は,TAp2min=150 TAc(1.2 ms)とする。
TArtは,現在のマスク値及びCRCTの設定によって決まる。
11.1.3.2 リーダライタがタグの応答を全く受け取らなかった場合
インベントリプロセスの間に,リーダライタがタグの応答を全く受け取らなかった場合,次のスロット
(NOSフラグが0に設定されている場合は選択肢から選ぶ。6.5.2を参照)に切り替えるために,次のEOF
を送る前にTAp3時間待つか,又は続きの要求を送信する(再びINVENTORY要求を行える場合)。
TAp3は,リーダライタが最後に送ったEOFの立下りを生成したときに開始する。
TAp3の最小値は,TAp3min=TAp1max (1.704 ms)+tAsof (0.768 ms) とする。
TAsofは,タグがSOFをリーダライタに伝送するための時間分とする。
Request
Request Request(又はEOF)
Request (or EOF)
リーダライタ 搬送波オン
Carrier on
Interrogator搬送波オフ
Carrier off
t3
t1 tsof
Load off
ロードオフ
タグ Tag
Load on
ロードオン
No Response
図70−プロトコルタイミング図解

11.2 タイプB(HDX)

11.2.1 リーダライタからEOFを受けた後,それへの応答を送信する前のタグの待機時間
要求フレームの伝送後,リーダライタはフィールドのスイッチを切る。タグがリーダライタからの有効
な要求の後でフィールドの立下りを検出した場合,タグは,リーダライタの要求に対する応答を伝送する
前にTBp1時間待たなければならない。
TBp1はフィールドの立下りを検出したときからスタートする(5.1.3.4を参照)。
Charge Request Charge
TX ON
Interrogator
リーダライタ
TX OFF
tCH t1 t2
タグTag
Response
図71−充電を含むプロトコルタイミング図解
TBp1の最小値は,TBp1min=208 TBc(1.55 ms)とする。
TBp1の最大値は,TBp1max=t3とする。
タグがTBp1時間の間に搬送変調を検出した場合,タグはリーダライタの要求に対する応答の伝送を始め

――――― [JIS X 6351-2 pdf 47] ―――――

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る前に,又はインベントリプロセス中の場合は,次のスロットへ切り替える前に,TBp1タイマをリセット
し,更に,TBp1時間を待たなければならない。
11.2.2 後続の要求を送信する前のリーダライタの待機時間
リーダライタが前回の要求に対するタグの応答の最終ビットを受け取ったとき,リーダライタは直ちに
搬送信号のスイッチを入れてタグに再充電することができる。TBp2min=0。
11.2.3 インベントリプロセスの間に次のスロットに切り替える前のリーダライタの待機時間
インベントリプロセスは,リーダライタがINVENTRY要求を送ったときに開始する(9.2及び9.3を参
照)。
次のスロットに切り替えるために,リーダライタはフィールド内のタグに再充電するためにフィールド
にスイッチを入れる。フィールドの立上りがTBRCH時間続き,次のスロットに切り替えるためにタグを誘
起する。
11.2.3.1 リーダライタが一つ以上のタグからの応答の受信を開始した場合
インベントリプロセスの間に,リーダライタが一つ以上のタグからの応答の受信を開始した場合(すな
わち,リーダライタがタグのSOF及び/又は衝突を検知した場合),リーダライタは,次のいずれかを取
る。
− タグの応答の受信が完了するのを待つ(すなわち,タグの最終ビットを受け取ったとき,又はタグの
公称応答時間TBnrtが経過したときまで)。
− タグに再充電するためにフィールドのスイッチを入れて,次のスロットに切り替える(NOSフラグが
0に設定されていた場合,いずれかを選択する。6.5.2を参照)。
− 後続の要求を送信する。
TBnrtは,現状のマスク値及びCRCTの設定によって決まる(6.5.4及び10.4.1を参照)。
11.2.3.2 リーダライタがタグからの応答を全く受け取らなかった場合
インベントリプロセスの間に,リーダライタがタグの応答を全く受け取らなかった場合,タグに再充電
するためにフィールドのスイッチを入れて,次のスロットに切り替える(NOSフラグが0に設定されてい
た場合,いずれかを選択する。6.5.2を参照)か,又は続きの要求を送信する(再びINVENTORY要求を
行える場合)前に,TB3時間待たなければならない。
TB3は,リーダライタがフィールドのスイッチを切り,最後に送ったEOFの立下りを生成したときに開
始する。
Charge Request Re-Charge
TX ON
Interrogator
リーダライタ
TX OFF
t3 tRCH
タグ Tag t1 tsof
Response
SOF
図72−充電と再充電とを含むプロトコルタイミング図解
TB3の最大値は,TB3min=TB1max+TBsofとする。
TBsofは,タグからリーダライタへ伝送するSOFのための時間分とする(5.1.4.2を参照)。

――――― [JIS X 6351-2 pdf 48] ―――――

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X 6351-2 : 2010 (ISO/IEC 18000-2 : 2004)
11.2.4 タグの充電及び再充電
HDXタグは,動作の前に充電を行わなければならない。これは,決められた時間だけ電源のスイッチを
入れることによってなされる。
充電段階は,すべての要求の初めで実行され,システムパラメタ及びリーダライタまでの距離によって
左右される。
TBrchmin=10 ms
TBrchmax=50 ms
INVENTORY要求を実行している間,タグは既に上で明確にしたように開始時には充電されていなけれ
ばならない。
TBichmin=5 ms
TBichmax=20 ms

12 プロトコルパラメタ

  参照         パラメタ                       詳述                             備考
M1-P:1 フートークファースト リーダトークファースト
M1-P:2 タグアドレス指定能力 Yes
M1-P:3 タグID Yes
M1-P:3a UID長 UIDは64ビットからなる。
M1-P:3b UIDフォーマット 8ビット割振りクラス
8ビット製造者コード
48ビット製造者シリアル番号
参照 パラメタ タイプA詳述 タイプB詳述 備考
M1-P:4 読取りサイズ 最小読取りサイズは4バイト
最大読取りサイズは1キロバイト(4バイ
トの倍数で)
M1-P:5 書込みサイズ 上記M1-P:4と同じ
M1-P:6 読取り処理時間 約28 ms 高速データレート : 条件 : 1回に読み取る単一ブロック
約57 ms 要求は添付SUID,中間PWM時期,
低速データレート : タグCRCが附属している。
約97 ms
M1-P:7 書込み処理時間 約25 ms 高速データレート : 条件 : 1回に書き込む単一ブロック
約81 ms 要求は,添付SUID,中間PWM時
低速データレート : 期,リーダライタCRCが附属して
約141 ms いる。EEPROMプログラミング時
間は考慮しない。
参照 パラメタ 詳述 備考
M1-P:8 エラー検出 タグからリーダライタ : 長さ16のCRC
(CRCT設定要求フラグによる。)
リーダライタからタグ : 長さ16のCRC(リ
ーダライタの任意で)
M1-P:9 エラー訂正 なし
M1-P:10 メモリサイズ 最大メモリサイズ1 024ビット

――――― [JIS X 6351-2 pdf 49] ―――――

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X 6351-2 : 2010 (ISO/IEC 18000-2 : 2004)
参照 パラメタ 詳述 備考
M1-P:11 コマンド構造及び拡張性 コマンド最大数は64(6ビット)。
三つの必す(須)及び13の任意選択コマ
ンドが指定されている。
したがって,48コマンドが将来の拡張,カ
スタム及び独自仕様のために利用可能(表
17を参照)。

13 衝突防止パラメタ

  衝突防止シーケンスの目的は,タグの固有IDによってリーダライタのフィールド内に存在するタグを
調べることである。リーダライタは一つ以上のタグとの交信のマスタである。リーダライタはINVENTORY
要求を発することによってタグの交信を始める。
タグは決められたスロット内で応答を送るか又は応答しないかのいずれかでなければならない。
参照 パラメタ 詳述 備考
M1-A:1 Type 決定的
(確率的又は決定的)
M1-A:2 Linearity(直線的) 近似的
M1-A:3 タグインベントリ能力 理論上248(SUID長は48ビット) 実際にインベントリできるタグの
数はタグ相互の離調によって限ら
れる。

――――― [JIS X 6351-2 pdf 50] ―――――

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JIS X 6351-2:2010の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO/IEC 18000-2:2004(IDT)

JIS X 6351-2:2010の国際規格 ICS 分類一覧

JIS X 6351-2:2010の関連規格と引用規格一覧