JIS X 6351-2:2010 物品管理用RFID―第2部:135kHz未満のエアインタフェース通信パラメタ | ページ 11

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X 6351-2 : 2010 (ISO/IEC 18000-2 : 2004)
附属書A
(参考)
エラー検出のためのCRCチェック
A.1 詳述
CRCエラーチェック回路は,データパケットの送信及び受信の完全性を保証するために16ビットCRC
を生成する。タグはエラー検出のために逆CRC-CCITT(国際電信電話諮問委員会)を使用する。16ビッ
ト巡回冗長コードは,次の初期値0x0000の多項式の計算で使用する。
P(X)=x16+x12+x5+x0
CRCチェックは次の特徴をもつ。
逆CRC-CCITT 16はISO 11784,ISO 11785での使用と同様とする。
CRC16ビットシフトレジスタは,コマンドの始めですべてゼロに初期化される。
受信データビットはCRCレジスタのMSBとともにXORとされ,レジスタのLSB内にシフトする。
すべてのデータビットが処理された後,CRCレジスタにCRC-16コードが入る。
可逆性−オリジナルデータを関連のCRCと一緒に,同じCRCジェネレータに返すことで初期値(すべ
てゼロ)が再作成される(図A.1参照)。
P(x) =X1 X2 X3 X4 X5 X6 X7 X8 X9 X10 X11 X12 X13 X14 X15 X16 X0
MSB LSB
Data LSB
Data
LSB
図A.1−CRCチェックの概念図

――――― [JIS X 6351-2 pdf 51] ―――――

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X 6351-2 : 2010 (ISO/IEC 18000-2 : 2004)
A.2 CRCチェックソースコードの例
; BCCH and BCCL contain the 16 bit CRC. Both must be initialized to 0.
; GPR is a general purpose register for temporary storage (scratch register)
; A = Accumulator
; BTJZ Bit Test Jump Zero
; SETC Set Carry Flag
; CLRC Clear Carry Flag
; RRC Rotate Right Through Carry
; loop start
; test databit for high or low
BTJZ %RXDAT,DALOW ; RXDAT=LOW
SETC ; RXDAT=HIGH
JMP BCCGEN
DALOW CLRC
BCCGEN RRC BCCH ; Shift
RRC BCCL
JNC Q1L ; C=0
XOR %・10000000,BCCH ; C=1 --> Toggle Q16
Q1L MOV BCCH,GPR ; Q16=0 ・
AND %・10000000,GPR
JZ D16L
XOR %・00001000,BCCL ; Toggle Q4
XOR %・00000100,BCCH ; Toggle Q11
D16L continue with Program
; repeat loop for n bits

――――― [JIS X 6351-2 pdf 52] ―――――

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X 6351-2 : 2010 (ISO/IEC 18000-2 : 2004)
附属書B
(参考)
タイプBの動作のための代替搬送周波数
B.1 詳述
タイプBシステムのためのRF動作フィールドの代替搬送周波数は,125 kHzとする。

――――― [JIS X 6351-2 pdf 53] ―――――

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X 6351-2 : 2010 (ISO/IEC 18000-2 : 2004)
附属書C
(参考)
タイプA及びタイプBのタグにおける典型的な衝突防止シーケンスの説明
C.1 詳述
表C.1では,2個のタイプAタグ(A1,A2)及び2個のタイプBタグ(B1,B2)が混在している例を
示す。タイプA又はタイプBがリーダライタ領域に存在する状態からスタートするということで,リーダ
ライタは次々と衝突防止シーケンスを実行する。
例では,リーダライタはスロット番号1を選んでいる。リーダライタは衝突を検出し,UID衝突ポジシ
ョンに0をもつタグから始めると決める。最初のタグ(A1,B1)の完全なUIDを認識した後,リーダラ
イタは,UID衝突ポジションに1があるタグへと進む(A2,B2)。
タイミングは,箇条11に規定されている。
表C.1−タイプAのタグ2個(A1,A2)及びタイプBのタグ2個(B1,B2)が混在する場合の
衝突防止シーケンスの例
実行側 タイプA タイプB
リーダライタ フィールドON(125 kHz) フィールドON(134.2 kHz)
リーダライタ 入力時を待つ(最小2.5 ms) タグの充電 最大50 ms
リーダライタ INVENTORY要求 INVENTORY要求
(NOS=1,マスク値なし) (NOS=1,マスク値なし)
リーダライタ − フィールドOFF
タグ t1 待つ(最大 1.704 ms) 最大2 ms待つ
タグ UID応答(衝突信号付き) UID応答(衝突信号付き)
リーダライタ t2 待つ(最低1.2 ms) フィールドON 最大50 msの充電も同時
リーダライタ INVENTORY要求 INVENTORY要求
(NOS=1,マスク値+0) (NOS=1,マスク値+0)
リーダライタ − フィールドOFF
タグ t1 待つ(最大1.704 ms) 最大2 ms待つ
タグ 残存UIDの応答[A1] 残存UIDの応答[B1]
リーダライタ t2 待つ(最低1.2 ms) フィールドON 最大20 msの充電も同時
リーダライタ INVENTORY要求 INVENTORY要求
(NOS=1,マスク値+1) (NOS=1,マスク値+1)
リーダライタ − フィールド OFF
タグ t1 待つ(最大1.704 ms) 最大2 ms待つ
タグ 残存UID の応答[A2] 残存UID の応答[B2]
リーダライタ フィールドOFF(125 kHz) −
注記 表中のすべての時間は,最悪の場合の時間である。

――――― [JIS X 6351-2 pdf 54] ―――――

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X 6351-2 : 2010 (ISO/IEC 18000-2 : 2004)
附属書D
(参考)
他の任意選択の衝突防止メカニズム
D.1

まえがき

  この附属書は他の任意選択の衝突防止メカニズムについて説明する。これは,リーダライタ及びタグに
おいて実装してもよいし実装しなくてもよい。
タグは,タイプA又はタイプBのいずれかに適合しなければならない。そして,このメカニズムのサポ
ートは任意選択である。
リーダライタは,タイプA及びタイプBの両方に適合しなければならない。そして,このメカニズムの
サポートは任意選択である。
このメカニズムがサポートされている場合,要求及び応答はこの附属書の規定に従わなければならない。
さらに,物理層もこの附属書の規定に適合しなければならない。
タグが衝突防止プロトコルの拡張をサポートしない場合,タグは沈黙したままでなければならない(そ
のため,エラーコードも返さない。)。
D.2 詳述
この任意選択の衝突防止メカニズムに含まれるのは,次のとおりとする。
− リーダライタからタグへのコマンド,及びタグからリーダライタへの応答。リーダライタからタグの
コマンドのコードは,この規格で予約済み(10.3を参照)。コマンド及び応答フォーマットは,この附
属書で規定する。
− このコマンドをタグに送るために,リーダライタからタグはタイプA物理層を使わなければならない
(5.1.3を参照)。
− このコマンドに対応するため,タグはこの附属書に指定する物理層を使わなければならない(D.3.4
を参照)。
− その他すべてのコマンド及び応答はこの規格に適合しなければならない。特に,この附属書の中で説
明しているタグからリーダライタ間の物理層は,この任意選択の衝突防止コマンドへの応答のために
使用しなければならない。この任意選択の衝突防止コマンドがタグで復号される場合,タグは副搬送
波(fc/2)を使って応答しなければならず,かつ,この附属書に規定する方法で符号化しなければな
らない。
− 規定コマンドに対するすべての応答は,タイプAの規定物理層を使用して行わなければならない。
D.3 MULTI-READコマンドのための物理層
この箇条及び細分箇条は,MULTI-READコマンドの実行に対してだけ適用する(D.4を参照)。その他
すべてのコマンド及び応答は,この規格に適合しなければならない(箇条5を参照)。
D.3.1 電力転送
タグへの電力転送は,タグの中及びリーダライタの中の連結アンテナを経由する無線周波数によってな
される。RF動作フィールドはリーダライタからFDXタグへ恒久的に電力を供給する。リーダライタとタ
グとの間の交信のために,フィールドは変調される。

――――― [JIS X 6351-2 pdf 55] ―――――

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JIS X 6351-2:2010の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO/IEC 18000-2:2004(IDT)

JIS X 6351-2:2010の国際規格 ICS 分類一覧

JIS X 6351-2:2010の関連規格と引用規格一覧