JIS X 6351-2:2010 物品管理用RFID―第2部:135kHz未満のエアインタフェース通信パラメタ | ページ 5

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X 6351-2 : 2010 (ISO/IEC 18000-2 : 2004)
LSB MSB LSB MSB LSB MSB LSB MSB LSB MSB
SOF フィールド1 フィールド2 フィールド3 フィールド4 フィールド5 EOF
(フラグ1..5) (コマンド) (パラメタ) (データ) (CRC)
図16−要求フィールドにおけるLSB及びMSBの配置

6.4 応答フォーマット

  応答は次で構成される(図17及び図18参照)。
− フレーム開始(SOF)パターン
− フラグ(INVENTORYコマンドでは使わない。)
− エラーコード(INVENTORYコマンドでは使わない。)
− データ(コマンドに依存する。)
− CRC(任意)
− フレーム終了(EOF)パターン
SOF エラー データ CRC EOF
フラグ“0”
図17−エラーがない場合の一般的な応答フォーマット
SOF エラー エラー CRC EOF
フラグ“1” コード
図18−エラーの場合の一般的な応答フォーマット
それぞれの応答はSOFで開始する。最初のフィールド(フラグ)から最後のフィールド(CRCなど)
まで連続的に伝送する。すべてのフィールドで,LSBが最初に伝送される。応答の最後には,EOFが付け
られる。
応答フォーマットの各フィールドにおける最下位ビット(LSB)及び最上位ビット(MSB)の配置を図
19に示す。
LSB MSB LSB MSB LSB MSB LSB MSB
SOF フィールド1 フィールド2 フィールド3 フィールド4 EOF
(フラグ) (状態) (データ) (CRC)
図19−応答フィールドにおけるLSB及びMSBの配置

6.5 要求フラグ

(表5,表6及び表7) それぞれの要求ごとに,最初に伝送されるフラグ1を含む,五つのフラグを使用する。フラグの具体的
な意味は,文脈に依存する。

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X 6351-2 : 2010 (ISO/IEC 18000-2 : 2004)
表5−要求フラグ13の定義
ビット フラグ名 値 詳述
b1 PEXT(プロトコルの拡 0 プロトコルフォーマットの拡張なし
張)フラグ 1 プロトコルフォーマットは拡張する。将来の使用のために確保
する。
b2 INV(インベントリ) 0 フラグ45の意味は表6に準じる。
フラグ 1 フラグ45の意味は表7に準じる。
b3 CRCT 0 CRCを,タグの応答に付け加えてはならない。
1 CRCを,タグの応答に付け加えなければならない。
表6−インベントリフラグが設定されない場合の要求フラグ45の定義
ビット フラグ名 値 詳述
b4 SEL(選択)フラグ 0 ADRフラグの設定に従って,どのタグも要求を実行しなけれ
ばならない。
1 選択された状態のタグだけが,要求を実行しなければならな
い。ADRフラグは0に設定され,SUIDフィールドは,要求に
含まれてはならない。
b5 ADR(指定)フラグ 0 要求は,指定されない。SUIDフィールドは含まれない。どの
タグにおいても実行されなければならない。
1 要求が指定される。SUIDフィールドを含む。要求内に特定さ
れたSUIDに一致したタグだけが実行しなければならない。
表7−インベントリフラグが設定された場合の要求フラグ45の定義
ビット フラグ名 値 詳述
b4 AFIフラグ 0 AFIフィールドなし
1 AFIフィールドあり
b5 NOSフラグ 0 16スロット
1 1スロット
6.5.1 AFIフラグ
AFIフラグは,一般要求(AFI=0)とAFI要求(AFI=1)とを区別するために,INVENTRYコマンドに
おいて使用される。AFIフラグを“1”に設定する場合は,アプリケーションファミリのAFIを要求に加え
なければならない。AFIの動作は,6.13で説明する。
6.5.2 NOSフラグ
NOSフラグは,インベントリフラグが衝突防止シーケンスの実行中にスロットの番号を選択するために
設定されたとき,INVENTORYコマンド又はその他のコマンドによって使用される。
6.5.3 SELフラグ及びADRフラグ(表8)
SELフラグ及びADRフラグは,INVENTORYコマンド及びインベントリフラグが設定されたコマンド
を除く,すべてのコマンドによって使用される。
ADRフラグ及びSELフラグ双方を“0”に設定した場合,要求にサブUIDを含めてはならない。この要
求を受信した準備完了状態にあるすべてのタグは,(もし可能ならば)それを実行し,コマンドの記述によ
って特定化されたリーダライタへ応答を返さなければならない。
ADRフラグが1(指定モード)に設定された場合には,要求は,指定されたタグのサブUID(SUID)を
含まなければならない。状態に関係なく,この要求を受信したいかなるタグも受信したSUID(指定の)

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とそのタグ自身のSUIDとを比較しなければならない。SUIDが一致した場合,タグは(可能ならば)それ
を実行し,コマンドの記述によって特定化されたリーダライタに対し応答を返さなければならない。SUID
が一致しない場合には,沈黙していなければならない。
SELフラグが1(選択モード)に設定された場合,要求はタグのSUIDを含んではならない。このよう
な要求を受信する選択状態のタグだけが,(可能ならば)それを実行し,コマンドの記述によって特定化さ
れたリーダライタへ応答を返さなければならない。
表8−SELフラグ及びADRフラグの意味
SEL ADR インベントリ及び読取りSUIDを除くすべてのコマンドの意味
0 0 SUIDは付かない。準備完了状態のすべてのタグは,当該コマンドを実
行しなければならない。
0 1 SUIDが付く。一致するSUIDをもつタグだけが,当該コマンドを実行
する。
1 0 SUIDは付かない。選択状態のタグだけが,当該コマンドを実行する。
1 1 RFU
6.5.4 CRCTフラグ(表9)
CRCTフラグは,タグが応答の中にCRCを付け加えるか否かを指定する。タグのCRC実装は必す(須)
とする。
表9−CRCTフラグの意味
CRCT すべてのコマンドの意味
0 CRCを応答に付けない。
1 CRCを応答に付け加える。
6.5.5 PEXTフラグ
PEXTフラグは,ISOによって将来のプロトコル拡張のために予約済みである。これは,0に設定しなけ
ればならない。

6.6 エラーフラグ

(表10) エラーフラグは,タグがエラーを検出したかどうかを示す。エラーフラグが1に設定された場合,応答
エラーフィールドは,表11に従って返されなければならない。
表10−エラーフラグ
エラーフラグ 意味
0 エラーなし
1 エラー検出

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表11−エラーコード
コード 詳述
0 エラーなし
1 コマンドがサポートされない。すなわち,要求コードが認識されない。
2 コマンドが認識されない。 例 : フォーマットエラーが発生。
3 指定したブロックが使用できない(存在しない。)。
4 指定のブロックが保護され,その内容にアクセスできない。
5 指定のブロックのプログラム又はロックが成功しなかった。
6 RFU
7 理由不明のエラー

6.7 ブロックセキュリティステータス

(表12) ブロックセキュリティステータス(BSS)は,箇条10で指定するように,リーダライタの要求に対する
応答の中でパラメタとしてタグによって送り返される(例,READ SINGLE BLOCK WITH SECURITY
STATUS)。それは,存在する各ブロックに対して4ビットで符号化される。
BSSはプロトコルの1要素である。この4ビットをタグの物理的メモリ構造において実際に実装する場
合の,暗黙又は明白な条件はない。
表12−ブロックセキュリティステータス
ビット 意味 値 詳述
ビット1 ブロックロックビット 0 ロックされていない。
1 ロックされている。
ビット2ビット4 将来の利用のために予約済み 0

6.8 AFIセキュリティステータス

(表13) AFIセキュリティステータスは,10.5.8で指定したように,リーダライタの要求に対する応答の中でパ
ラメタとしてタグによって送り返される。これは,4ビットで符号化される。
これは,プロトコルの1要素である。この4ビットをタグの物理的メモリ構造において実際に実装する
場合の,暗黙又は明白な条件はない。
表13−AFIセキュリティステータス
ビット 意味 値 詳述
ビット1 AFIロックビット 0 ロックされていない。
1 ロックされている。
ビット2ビット4 将来の利用のために予約済み 0

6.9 DSFIDセキュリティステータス

(表14) DSFIDセキュリティステータスは,10.5.8で指定したように,リーダライタの要求に対する応答の中で
パラメタとしてタグによって送り返される。これは,4ビットで符号化される。
これは,プロトコルの1要素である。この4ビットをタグの物理的メモリ構造において実際に実装する
場合の,暗黙又は明白な条件はない。

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X 6351-2 : 2010 (ISO/IEC 18000-2 : 2004)
表14−DSFIDセキュリティステータス
ビット 意味 値 詳述
ビット1 DSFIDロックビット 0 ロックされていない。
1 ロックされている。
ビット2ビット4 将来の利用のために予約済み 0

6.10 フレーム開始パターン(SOF)

6.10.1 リーダライタの要求
リーダライタの要求は,常にSOFのパターンで開始しなければならない。SOFのパターンは,5.1.3.3
及び5.2.2.3において規定済みである。
6.10.2 タグの応答
タグの応答は,常にSOFパターンで開始しなければならない。SOFのパターンは,5.1.4.2及び5.2.3.2
において規定済みである。

6.11 フレーム終了パターン(EOF)

6.11.1 リーダライタの要求
リーダライタの要求は,常にEOFパターンで終了しなければならない。EOFのパターンは,5.1.3.4及
び5.2.2.4において規定済みである。
6.11.2 タグの応答
タグの応答は,常にEOFパターンで終了しなければならない。EOFのパターンは,5.1.4.3及び5.2.3.3
において規定済みである。

6.12 CRC

  CRCは,伝送及び受信したデータパケットの完全性を保証する。この規格はエラー検出のために,CCITT
(国際電信電話諮問委員会)が指定した逆CRCを用いる。16ビット巡回冗長コードは,初期値を0x0000
として次の多項式で計算する。
P(X)=x16+x12+x5+x0
注記 上記文中のCCITTは,現在はITU(国際電気通信連合)の一部(ITU-T)となっている。
初期レジスタの内容は,すべてゼロ(0000)でなければならない。CRCの長さは16ビットとする。
CRCチェックは次の特性をもつ。
− 逆CRC-CCITTは,ISO 11784又はISO 11785において使われているものと同じとする。
− 可逆性 関連CRCを含めたオリジナルデータは,同じCRCジェネレータの中にフィードバックされ
た場合,初期値(すべてゼロ)を再生する。
− 要求CRCは,SOFの後からCRCフィールドまでの要求の全ビットに関して計算する。タグは,伝送
されたビット数によって,要求CRCの存在を検出する。
− 要求CRCは,SOFの後からCRCフィールドまでの要求の全ビットに関して計算する。応答CRCは,
SOFの後からCRCフィールドまでの応答の全ビットに関して計算する。CRCTフラグが要求内に設定
されていれば,タグはCRCを生成して,応答の中に含めなければならない。
− タグがリーダライタからの要求を受信し,CRCがあることを検出した場合には,タグはCRCの値を
検証しなければならない。CRCの値が無効の場合,タグはそのフレームを破棄し沈黙していなければ
ならない。
− リーダライタはタグからの応答を受信した上で,CRCの値を検証しなければならない。CRCの値が無

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  • ISO/IEC 18000-2:2004(IDT)

JIS X 6351-2:2010の国際規格 ICS 分類一覧

JIS X 6351-2:2010の関連規格と引用規格一覧