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X 6351-2 : 2010 (ISO/IEC 18000-2 : 2004)
効の場合は,実行しなければならない動作はリーダライタの設計者の責任にゆだねられる。
実行可能な例は附属書Aに与えられている。
6.13 アプリケーションファミリ識別子(AFI)
AFI(アプリケーションファミリ識別子)は,リーダライタによる質問の対象となるアプリケーション
のタイプを表し,存在するすべてのタグのうち,要求されるアプリケーションの基準を満たすタグだけを
抽出するために使用される。
AFIは各コマンドによってプログラミング及びロックしてもよい。
AFIは,各4ビットの2ニブルで構成される1バイトに符号化する。AFIの最上位ニブルは,ISO/IEC 15961
及びISO/IEC 15962において定義するように,特定の一つ又はすべてのアプリケーションファミリを符号
化する。AFIの最下位ニブルは,特定の一つ又はすべてのアプリケーションサブファミリを符号化する。0
ではないサブファミリコードは,独自仕様とする。
タグによるAFIのサポートは任意選択とする。
AFIがタグによってサポートされていないのにAFIフラグが設定された場合,タグは,要求におけるAFI
の値にかかわらず応答してはならない。
AFIがタグによってサポートされる場合には,図20に示す一致規則に基づいて応答しなければならない。
INVENTORY
要求を受信
AFIフラグを NO
応答
設定
NO
AFIがサポー 応答なし
トされている
AFI値=0
NO
AFI値= 応答なし
タグのAFI
応答 YES
応答
注記 “応答”とは,タグがINVENTORYの要求に応えなければならないということである。
図20−AFIに対するタグ応答の決定木
――――― [JIS X 6351-2 pdf 26] ―――――
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6.14 データ格納フォーマット識別子(DSFID)
データ格納フォーマット識別子は,タグメモリの中でデータがどのように構造化されているかを示す。
DSFIDは,それぞれのコマンドによってプログラミング及びロックされてもよい。DSFIDは1バイトで符
号化される。それによってデータの論理構造に関して一目で分かるようになる。
プログラムとロックとのコマンドが,タグによってサポートされていない場合,タグは,エラーフラグ
の設定及びエラーコード“1”によって,それらのコマンドに応答しなければならない。
DSFIDがサポートされておらず,又はプログラムされていない場合には,タグは,その値を要求するコ
マンドに対する応答として初期値“00”を返さなければならない。
7 ユーザメモリ構成
(表15) ユーザメモリは32ビットのブロックでアクセスする。256ブロックまで指定することができる。これによって最大ユーザメモリ容量を1 024バイトまでにでき
る。
注記 対応国際規格では1 024ビットとなっているが,1 024バイトが正しい値と考えられるので1 024
バイトとした。
表15−ユーザデータメモリ構成
ブロックアドレス サイズ 種類
0 32ビット ユーザデータ
... ···
255 32ビット ユーザデータ
8 タグの状態
タグは,次の四つの状態の中のいずれかの状態であり得る。
− 電源オフ状態
− 準備完了状態
− 選択状態
− 沈黙状態
電源オフ状態,準備完了状態及び沈黙状態は,サポートしなければならない。選択状態は,サポートし
てもしなくてもよい。
電力が供給された後,タグは準備完了状態に入る。状態間の変更は,フィールドの変更(on又はoff),
又はSELECT,STAY QUIET及びRESET TO READYの各々のコマンドによって行われる。タグがリーダ
ライタの要求を処理できない場合には(例えば,CRCエラーなど),その時点の状態にとどまらなければ
ならない。
8.1 電源オフ状態
タグは,リーダライタによって活性化することができないとき,電源オフ状態である。
8.2 準備完了状態
タグは,リーダライタによって活性化されたとき,準備完了状態になる。
8.3 沈黙状態
タグに送られた“STAY QUIET”コマンドの受信後,タグは沈黙状態に入る。沈黙状態にあるタグは,
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ADRフラグが設定されたいかなる要求も処理しなければならない。
タグが選択状態にあり,かつ,他のタグに向けられたSELECTコマンドを受信した場合には,沈黙状態
に入らなければならない。
8.4 選択状態
タグは,SUIDが一致するSELECTコマンドを受信後,選択状態に入る。選択状態では,SELフラグ=1
である各コマンドは,選択されたタグに対してだけ有効である。
一度に選択状態にあるのは,1個のタグだけでなければならない。最初のタグが選択状態にあり,2番目
のタグがSELECTコマンドによって選択された場合,最初のタグは自動的に沈黙状態に入らなければなら
ない。
8.5 状態図
(図21) 各状態において,タグは特定のコマンドだけを受け入れる。その他のコマンドはすべて無視される。注記 タグがフィールドを出たか,又はRFフィールドの電源が切られた後,電源オフ状態に入
るのは即時ではない。それは,実装されているコンデンサによって数ミリ秒,一般的に
は20 ms程度,状態を記憶することが可能なためである。
図21−タグ状態図解
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9 衝突防止
衝突防止シーケンスの目的は,リーダライタフィールドにあるタグを,それらのサブUID(SUID)によ
ってインベントリするためである。
リーダライタは,一つ以上のタグとの交信のマスタ(主側)である。リーダライタはINVENTORYの要
求を出すことで,交信を開始する。
タグは,9.2で示すアルゴリズムに従って,決められたスロット内で応答を送らなければならないか,又
は応答してはならない。
9.1 要求パラメタ
INVENTORY要求を出すときには,リーダライタはNOSフラグを,目的とする設定(1又は16のスロ
ット)に設定し,コマンドフィールドの後にマスク長とマスク値とを付け加えなければならない。
マスク長“n”は,マスク値の有効ビット数を示す。マスク長“n”は,16スロットを使用している場合
には044まで,1スロットを使用している場合には047までで,どの値をも取ることができる(図22
参照)。
SOF フラグ コマンド AFI マスク長(n),マスク値 CRC EOF
(任意) 0≦n≦47 (任意)
5ビット 6ビット 8ビット 6ビット nビット 16ビット
図22−INVENTORY要求フォーマット
AFIフラグが設定されるときには,AFIフィールドが存在しなければならない。
次のスロットに移るために,リーダライタはEOFを送信する。
9.2 タグによる要求処理
有効な要求の受信後,タグは,次の斜体で明記された動作シーケンスを実行することで,その要求を処
理しなければならない。そのステップシーケンスも図解する(図23参照)。
NbSはスロットの総数とする(1又は16)。
SNは現在のスロット番号とする(015)。
SN長は,1スロットを使用する場合には0に設定し,16スロットを使用する場合には4に設定する。
LSB(値,n)の機能はn最下位ビットの値を戻す。
"&"は連結演算子とする。
スロットフレームはSOFかEOFのいずれかとする。
SN= 0
if NOS flag then
NbS =1 SNlength=0
Else NbS = 16 SNlength = 4
endif
label1: if LSB(UID, SNlength + Masklength) = LSB(SN, SNlength) & LSB(Mask, Masklength) hen
transmit response to inventory request
endif
wait (SlotFrame)
if SlotFrame= SOF then
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Stop anticollision and decode/process request
Exit
Endif
if SN<NbS-1 then
SN = SN +1
Goto label1
Exit
Endif
exit
INVENTORY要求は,マスク
値とその長さを含む。
INVENTORY要求において受信
マスク値はコンパレータに のマスク値
取り込まれる。
マスク長
INVENTORY要求の受信後,
タグはスロットカウンタを0
にリセットする。
タグはスロットカウンタの
値を増加させてコンバータ
スロットカウンタ
に取り込み,マスク値と連結
する。
連結した結果は,タグUID
の最下位ビットと比較され
る。一致した場合,タグは他
の基準(例 : AFI,沈黙状態) スロット番号 マスク値
に従って応答を送信しなけ
ればならない。
無視 比較
サブUID(SUID)
注記 スロット番号が1の場合(NOSフラグが1に設定),マスクだけが比較される(パディングなしで)。
図23−マスク値及びスロット番号並びにSUIDの比較の原理
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JIS X 6351-2:2010の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO/IEC 18000-2:2004(IDT)
JIS X 6351-2:2010の国際規格 ICS 分類一覧
- 35 : 情報技術.事務機械 > 35.040 : 文字セット及び符号化
JIS X 6351-2:2010の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISX0500-1:2009
- 自動認識及びデータ取得技術―用語―第1部:一般
- JISX0500-2:2009
- 自動認識及びデータ取得技術―用語―第2部:光学的読取媒体
- JISX0500-3:2009
- 自動認識及びデータ取得技術―用語―第3部:RFID
- JISX0531:2020
- 情報技術―自動認識及びデータ取得技術―GS1アプリケーション識別子及びASC MH10データ識別子並びにその管理
- JISX6320-6:2006
- ICカード―第6部:交換のための産業間共通データ要素
- JISX6351-1:2010
- 物品管理用RFID―第1部:参照アーキテクチャ及びパラメタの定義