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Z 0666 : 2017 (ISO 17366 : 2013)
− DI = 25S
− IAC = UN (DUNS)
− CIN = 043325711
− SN = MH8031200000000001
図B.3−コード128の符号化“25SUN043325711MH8031200000000001”
RFID用の構造にAFIを付加することによって,次のようになる。
− AFI = 0xA1
− DI = 25S
− IAC = UN (DUNS)
− CIN = 043325711
− SN = MH8031200000000001
表B.1に規定した符号化を用い,発番機関コード(IAC)にDUNSを用いて完成したデータ構造を検討
すると,製品の符号化のときに,このデータ構造は,25SUN043325711MH8031200000000001となり,UII
メモリ(MB01)内で表B.3のように表す。
表B.3−6ビット符号化を用いたAFI及びUII(DUNS)のUIIメモリ(MB01)構造
AFI = 0xA1 2 5 S U N 0 4 3 3 2 5 7 1
1010 0001b 110101b
110010b 010101b
010011b 001110b
110000b
110100b
110011b 110010b
110011b 110111b
110101b 110001b
1 M H 8 0 3 1 2 0 0 0 0 0 0 0 0
001101b
110001b 111000b
001000b 110011b
110000b 110001b
110010b
110000b
110000b 110000b
110000b 110000b
110000b 110000b
110000b
0 0 1
110000b
110000b 110001b
さらに,表B.1に規定した符号化を用い,発番機関コード(IAC)にODETTEを用いたデータ構造は,
製品の符号化のときにUIIメモリ(MB01)は,次のような構造となる。
− AFI = 0xA1
− DI = 25S
− IAC = OD (ODETTE)
− CIN = CIN1
− SN = 0000000RTIA1B2C3DOSN12345(この例は,製品包装の種別とシリアル番号とで構成する。)
UIIメモリ(MB01)の構造は,表B.4に示すとおりとする。
――――― [JIS Z 0666 pdf 31] ―――――
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Z 0666 : 2017 (ISO 17366 : 2013)
表B.4−6ビット符号化を用いたAFI及びUII(ODETTE)のUIIメモリ(MB01)構造
AFI = 0xA1 2 5 S O D C I N 1 0 0 0 0
1010 0001b 110101b
110010b 001111b
010011b 000100b
000011b
001001b
001110b 110000b
110001b 110000b
110000b 110000b
0 0 0 R T I A 1 B 2 C 3 D O S N
110000b
110000b 010010b
110000b 001001b
010100b 000001b
110001b
000010b
110010b 110011b
000011b 001111b
000100b 001110b
010011b
1 2 3 4 5
110010b
110001b 110100b
110011b 110101b
このいずれの場合でも,AFIをメッセージから除くと,リーダライタの出力は一次元シンボルの場合と
同じになる。
B.4 USERメモリ(MB11)の符号化
USERメモリ(MB11)内にデータが存在することを示すためには,UIIメモリ(MB01)のビット0x15
を1bに設定する。また,小売店がUIIメモリ(MB01)を読み取り,消費者がUSERメモリ(MB11)を
読み取る場合などに,ユーザによっては,UIIメモリ(MB01)へEPCフォーマットでデータを格納し,
USERメモリ(MB11)へISO(DI)フォーマットでデータを格納することがあるため,UIIメモリ(MB01)
内のAFIで,USERメモリ(MB11)の形式を宣言することはできない。さらに,ここで定める構造と,ISO/IEC
15962で規定されている構造との間で混乱が生じないようにするほうが望ましい。したがって,USERメ
モリ(MB11)は,そのアクセス方式と形式とを宣言しなければならない。
B.4.1 DSFID
データの符号化は,アクセス方式及びデータ形式を符号化するDSFID(データ記憶形式識別子)で開始
する。JIS X 0533の符号化をそのまま使用する場合には,DSFIDの値は0x03となる。DSFIDがどのよう
に配列されるかについては,図B.4を参照する。
B.4.1.1 プレカーソル
データ符号化では,DSFIDの後にプレカーソルが続き,このプレカーソルは,拡張ビット(0ビット目),
圧縮タイプ(13ビット目)及びJIS X 0533のフォーマット情報(47ビット目)の符号化を行う。ISO/TC
122のアプリケーションのプレカーソルの値は0100 0110b,すなわち,0x46だけである(つまり,センサ
又はバッテリ補助がない場合の拡張ビットは0bであり,圧縮タイプは4 : 100b,これは,この附属書で規
定されている特殊な6ビットテーブルを使用していることを示しており,JIS X 0533のフォーマット情報
は06 : 0110bである。)。プレカーソルがどのように配列されるかについては,図B.4を参照する。
B.4.1.2 データバイト数インジケータ
幾つかのエアインタフェースプロトコルは,送信ごとに送られるバイト数を変化させることによって,
ノイズの多い環境での最適化を可能としている。したがって,最初に,データを含むRFタグメモリ内の
バイト数を知ることが有益である。多くのJIS X 0533のDIデータ符号化アプリケーションでは,データ
を符号化するために必要なバイト数は127未満であり,したがって,1バイトで処理される。より大きな
メッセージの場合には,ISO/IEC 15962のD.2(符号化したデータのデータ長)のように,2バイト用いら
れ,1バイト目は1bで始まり,2バイト目は0bで始まる。バイト数は,残りの14ビットで符号化される。
例 200バイトは,10000001 01001000bと符号化され,各先頭ビットを除いた残り14ビットを連結す
ると00000011001000b=0xC8=200となる。
例えば,メッセージが6ビット文字51個の場合,このメッセージは39バイトで符号化される(すなわ
ち,最後の文字の最終ビットが39番目のバイト内に位置し,この場合,パディングが必要なビットが6
――――― [JIS Z 0666 pdf 32] ―――――
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Z 0666 : 2017 (ISO 17366 : 2013)
個存在する。)。したがって,データバイト数インジケータは0x27となる。データバイト数インジケータが
どのように配列されるかについては,図B.4による。
注記1 アクセス方法(ISO/IEC 15962の表8に記載)
注記1A 対応国際規格は“表7”と記載されているが,誤りであるため“表8”と訂正。
注記2 拡張構文 : ビットを1にすることでDSFIDのバイト数を追加(この例では0)
注記3 データフォーマット03(JIS X 0533)
注記4 拡張ビット : この例では指定していない。
注記5 ビット圧縮(6ビットテーブルを示す)
注記6 フォーマット情報[専用DI 0x6(JIS X 0533のフォーマット情報)]
注記7 データバイト数インジケータスイッチ(バイト数インジケータの最終バイトを示す0bに設定)
注記8 データバイト数インジケータのビット数(データ長によって可変)
注記9 メモリアドレス(0x00,0x07,0x08,0x0F,0x10及び0x17)
注記10 図B.4はバッテリ補助及びセンサがない場合となる。
図B.4−ISO/IEC 18000-63(タイプC)及びISO/IEC 18000-3モード3の
USERメモリ(MB11)の先頭24ビットのメモリ構造
B.5 符号化及び復号
B.5.1 符号化プロセス
符号化プロセスは,次による。
1. まず始めに,JIS X 0533のDIメッセージから,先頭“[) > <RS> 06 <GS>”及び最終“<RS> <EOT>”
を削除する。
2. 表B.1を用いて,全てのデータ文字をそのコード値に変換する。
3. 複数の“06”フォーマット情報を符号化する場合(例えば,複雑な部品のサブアセンブリを記述する
ために同じデータ形式の複数の“レコード”を含むメッセージを表すなど)には,新しい“レコード”
を示すそれぞれのJIS X 0533で規定している“<RS> 06 <GS>”を節減して,単一の“<RS>”文字(表
B.1によって,011111bと符号化される。)にする。
4. 最後の符号化したデータ文字の後に,“<EOT>”パターンを符号化する。
5. 6ビット文字をビットとして配置し,これらを8ビットバイトにまとめる。
6. 最後のバイトに符号化していないビットがある場合には,これを埋めるために,パディングビットと
して,“<EOT>”文字の最初の2ビット又は4ビット(すなわち,10b又は1000b)又は“<EOT>”文
字の全体(すなわち,6ビット文字セットの100001b)を追加する。
7. “<EOT>”文字の最後のビットを含むバイト番号を定め,10進数を2進数に変換し,データバイト数
インジケータとして符号化する。
8. メモリ内に,DSFID,プレカーソル,データバイト数インジケータ,データ,“<EOT>”及びパディン
――――― [JIS Z 0666 pdf 33] ―――――
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Z 0666 : 2017 (ISO 17366 : 2013)
グビット(存在する場合)を符号化する。
注記 単一のRFタグ内で符号化を許されるのは一つのJIS X 0533によるメッセージだけであるた
め,最後のデータバイトの後に終端パターンとしてゼロバイトを符号化する必要はない。
B.5.2 復号プロセス
復号プロセスは,次による。
1. DSFID及びプレカーソルを調べ,これらが0x03 0x46であることを確認する。
2. 次の8ビットを処理し,10進数に変換して,データを含むバイト数を定める。
3. 次のビットから始めて,その後のビットを6ビットコードテーブルから文字ビットセットにまとめ,
データを含むバイト数の解読が終わるまで続ける。
4. 表B.1に基づいてデータ文字を割り当て,最後の“<EOT>”文字(ビットパディングされた文字の場
合もある。)を削除する。
5. 直後に“06”及び“<GS>”文字が続かない符号化されたあらゆる“<RS>”文字については,“<RS>”
を拡張して“<RS> 06 <GS>”にする。
6. 送信の先頭に“[) > <RS> 06 <GS>”を,最後に“<RS> <EOT>”を追加する。
7. JIS X 0533によるメッセージの全体を送信する。オプションとして,受信側では,単一のデータオブ
ジェクトとしてJIS X 0533によるメッセージをOID形式でラップすることができる。このオプション
を用いる場合には,メッセージの完全なOIDは[{1 0 15434 06}]である。
注記 OID(Object Identifier) : オブジェクト識別子については,ISO/IEC 15961-1を参照する。
B.6 符号化及び復号の例
B.6.1 JIS X 0533データからアクセスメソッド0データ形式3への符号化の手順
ISO/IEC 15962のアクセスメソッド0データ形式3を用いて符号化するためにJIS X 0533による形式で
一般的なDIインプットメッセージを作成するためには,次の手順を実施する。
− インプットメッセージが,有効なJIS X 0533によるDIメッセージであることを確認する。
− アクセスメソッド0とデータ形式3を示すDSFIDを符号化する。
− 先頭のメッセージエンベロープ文字“[) > <RS> 06 <GS>”及び最後の“<RS><EOT>”を削除する。
− 表B.1に基づいて,データを6ビットコード語に符号化する。
− 一つの“<EOT>”文字を追加する。
− 必要に応じ,最後のデータバイトを埋めるために,パディングビットとして,“<EOT>”文字の最初
の2ビット若しくは4ビット(すなわち,10b若しくは1000b),又は“<EOT>”文字の全体(すなわ
ち,6ビット文字セットの100001b)を追加する。
− メモリ内に,DSFID,プレカーソル,データバイト数インジケータ,データ,“<EOT>”及びパディン
グを符号化する。
B.6.2 アクセスメソッド0データ形式3からJIS X 0533データへの復号の手順
システムは,DSFIDバイトを読み取ることによって,この情報をJIS X 0533の6ビットDIデータであ
るとみなす。
− システムは,最初に,DSFID,プレカーソル及びデータバイト数インジケータを削除する。
− パディングビット及び符号化された“<EOT>”文字を削除して符号化されたバイトを解析し,6ビッ
トコードにし,次に,表B.1に基づいてデータ文字を割り当てる。
− システムは,送信の先頭に“[) >< RS> 06 <GS>”を,最後に“<RS><EOT>”を追加する。
――――― [JIS Z 0666 pdf 34] ―――――
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Z 0666 : 2017 (ISO 17366 : 2013)
− システムは,JIS X 0533によるメッセージの全体を送信する。
− オプションとして,受信側は,単一のデータオブジェクトとして,JIS X 0533によるメッセージの全
体をOID形式でラップすることができる。
B.6.3 データの符号化及び復号の例
次の例は,JIS X 0533のDIデータを,“<EOT>”が必須条件であるアプリケーションで符号化するもの
である。
開始データ :
[)><RS>06<GS>25SUN043325711MH8031200000000001 <GS>1T110780<GS>Q21<GS>4LUS<RS><EOT>
このメッセージのRFタグ上のデータは,次のようなものである(DIを太字フォントで示している。)。
25SUN043325711MH8031200000000001 <GS> 1T110780 <GS> Q21 <GS> 4LUS <EOT>
データの項目 :
UII = 25SUN043325711MH8031200000000001
LOT = 1T110780
QTY = Q21
CoO = 4LUS
データからビットへの変換 :
51個の6ビット文字は(50個+<EOT>),39バイトに変換される。バイトの配置のために最後の6個の
ビットを埋める必要があるため,この場合には,1個の<EOT>文字全体を符号化する(表B.5参照)。
表B.5−ISO/IEC 18000-63(タイプC)及びISO/IEC 18000-3モード3の
USERメモリ(MB11)の先頭16ビットのメモリ構造
DSFID プレ データ 2 5 S U N 0 4 3 3 2 5
=0x03 カーソルバイト数
=0x46 =0x27
01000110b
00000011b 110010b
00100111b 010011b
110101b 010101b
001110b
110000b 110011b
110100b 110010b
110011b 110101b
7 1 1 M H 8 0 3 1 2 0 0 0 0
110111b 110001b 110001b 001000b
001101b 111000b
110000b
110011b
110001b 110000b
110010b 110000b
110000b 110000b
0 0 0 0 0 0 1 <GS> 1 T 1 1 0 7
110000b 110000b 110000b 110000b
110000b 110000b
110001b
011110b
110001b 110001b
010100b 110000b
110001b 110111b
8 0 <GS> Q 2 1 <GS> 4 L U S <EOT> pad
111000b 110000b 011110b 110010b
010001b 110001b
011110b
110100b 010101b
001100b 100001b
010011b 100001b
B.6.3.1 RFタグメモリの完全な内容
DSFID,JIS X 0533によるプレカーソル,39バイトのデータ(“<EOT>”を含む51個の6ビット文字を
圧縮)及び6個のパティングビットを含み,アクセスメソッド0形式3の符号化を用いると,最終的な16
進法でのRFタグの符号化は,次のようなものとなる。
03 46 27 CB 54 D5 3B 0D 33 CF 2D 77 C7 13 48 E3 0C F1 CB 0C 30 C3 0C 30 C3 0C 31 7B 15 31 C7 0D F8
C1 E4 72 C5 ED 0C 55 38 61
B.6.3.2 送信されるデータ
ヘッダ文字及び“<RS> <EOT>”を,メッセージ中に再び挿入する。次のデータ文字列が,リーダライ
タから送信される。
[)><RS>06<GS>25SUN043325711MH8031200000000001 <GS>1T110780<GS>Q21<GS>4LUS<RS><EOT>
――――― [JIS Z 0666 pdf 35] ―――――
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JIS Z 0666:2017の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 17366:2013(IDT)
JIS Z 0666:2017の国際規格 ICS 分類一覧
JIS Z 0666:2017の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISX0301:2002
- 情報交換のためのデータ要素及び交換形式―日付及び時刻の表記
- JISX0500-1:2009
- 自動認識及びデータ取得技術―用語―第1部:一般
- JISX0500-2:2009
- 自動認識及びデータ取得技術―用語―第2部:光学的読取媒体
- JISX0500-3:2009
- 自動認識及びデータ取得技術―用語―第3部:RFID
- JISX0504:2014
- 自動認識及びデータ取得技術―バーコードシンボル体系仕様―コード128
- JISX0507:2004
- バーコードシンボル-EAN/UPC-基本仕様
- JISX0510:2018
- 情報技術―自動認識及びデータ取得技術―QRコード バーコードシンボル体系仕様
- JISX0512:2015
- 情報技術―自動認識及びデータ取得技術―バーコードシンボル体系仕様―データマトリックス
- JISX0531:2020
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- JISX0533:2003
- 情報技術―大容量自動認識情報媒体のための転送構文
- JISZ0106:1997
- パレット用語
- JISZ0108:2012
- 包装―用語
- JISZ0663:2017
- RFIDのサプライチェーンへの適用―貨物コンテナ
- JISZ0664:2015
- RFIDのサプライチェーンへの適用―リターナブル輸送器材(RTI)及びリターナブル包装器材(RPI)
- JISZ0665:2017
- RFIDのサプライチェーンへの適用―輸送単位
- JISZ0667:2017
- RFIDのサプライチェーンへの適用―製品タグ付け