Z1
5
(I) JISの規定 (II)国際 (III)国際規格の規定 (V) JISと国際規格との技術的差
(IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと
6
規格番号 の評価及びその内容 異の理由及び今後の対策
51 : 2
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
0
及び題名 番号 の評価
17
5 性能 5.1 コンテナの材料 4 JISとほぼ同じ 変更 本体材料の耐候性試験後の初期強 コンテナの安全性確保のため追
性能 度の残存率を追加した耐候性試験 加。
今後ISOに改正を提案予定。
ごとに規定した。また,ロープ及び
ベルトに関しては,耐候性試験後の
安全率で規定した。
材料の試験項目を追加した。
5.2 コンテナの製品 5 JISとほぼ同じ 追加 落下衝撃性能を追加。 落下衝撃試験は,海上輸送に関す
性能 る国際規格及び法令にも規定され
付加的性能(静電気災害防止処理)
を追加した。 ている試験であり,今後ISOに改
正を提案予定。
付加的性能(静電気災害防止処理)
についてもISO改正時に提案予
定。
6 構造 コンテナの構造に − − 追加 JISでは,コンテナの構造及び静電ISO改正時に提案予定。
ついて規定 気災害防止処理のコンテナについ 分かりやすくまとめた。
て規定した。
7 形状,寸 形状,寸法,最大容 − − 追加 JISでは,形状及び寸法,コンテナコンテナの安全性確保のため追
法,最大容 量,最大充質量及 容積並びに最大充質量の規定を 加。
量,最大充 び充設計高さに 追加した。 今後ISOに改正時に提案予定。
質量及び ついて規定
充設計高
さ
8 外観 外観について規定 4.2 構造 変更 JISでは,箇条8にまとめた。 規定場所の変更だけ。
9 試験方法 9.1 コンテナの材料 − − 追加 材料の試験方法を追加した。 コンテナの安全性確保のため追
試験方法について 加。
規定
9.1 a) 耐水性試験 4.1 材料 追加 附属書JA及び附属書JBによる試 試験方法を詳細に規定。
験方法を追加した。
――――― [JIS Z 1651 pdf 51] ―――――
(I) JISの規定 (II)国際 (III)国際規格の規定 (V) JISと国際規格との技術的差
(IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと
規格番号 の評価及びその内容 異の理由及び今後の対策
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
及び題名 番号 の評価
9 試験方法 9.2 コンテナの製品 − − 追加 落下衝撃試験を追加した。 落下衝撃試験は,海上輸送に関す
(続き) 性能試験方法 静電気性能試験を追加した。 る国際規格及び法令にも規定され
ている試験であり,今後ISOに改
正を提案予定。
静電気性能試験についてもISO改
正時に提案予定。
9.2.1 一般 − − 追加 コンテナの種類ごとによる試験の 分かりやすく表にまとめた。
条件の表を記載した。
− − 追加 形式分類 形式分類の設定に伴う追加。
5 試料2 削除 試料2を削除した。 試料1の実施によって試料2の確
認は担保できるため。
5 試料3 変更 試料2に変更した。 ISO規格にある圧縮試験を試料2
とした。
− − 追加 試料3を追加した。 落下衝撃試験は,海上輸送に関す
る国際規格及び法令にも規定され
ている試験であり,今後ISOに改
正を提案予定。
9.2.2.1 充 5.2.1 充高さ 変更 充高さを変更した。 我が国の実情を考慮し,充高さ
を規定した。
5.2.1 b) 追加 注記2,注記3を追加した。 コンテナの安全性確保のため追
加。
− 6 認証 削除 認証を削除した。 認証はJIS認証制度に準じる。
10 検査 a) 形式検査項目に − − 追加 形式検査に必要な項目を追加した。 分かりやすくまとめた。
ついて規定
b) 受渡検査項目に − − 追加 受渡検査に必要な項目を追加した。 分かりやすくまとめた。
ついて規定
11 表示 コンテナの表示に 7 − 追加 JISでは,コンテナ容積及び積重ねコンテナの性能をより的確に理解
Z1
ついて規定 できるため。
段数について規定した。日本工業規
651
格番号,及びコンテナ形式記号又は
: 2
形式分類記号の例を追加した。
0 17
5
――――― [JIS Z 1651 pdf 52] ―――――
Z1
5
(I) JISの規定 (II)国際 (III)国際規格の規定 (V) JISと国際規格との技術的差
(IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと
6
規格番号 の評価及びその内容 異の理由及び今後の対策
51 : 2
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
0
及び題名 番号 の評価
17
11 表示(続指定試験所の名称 7 指定試験所の名称に削除 ISO規格では規定されているが, 我が国では,登録認証機関による
き) ついて規定 JISには規定がないため削除した。認証となるため。
特殊処理 7 図1 特殊処理 削除 国内では採用されていないため。
安定化,防虫処理及び難燃処理を削
除した。
12 取扱説 取扱説明書につい − − 追加 JISでは取扱説明書を追加した。 コンテナの安全性確保のため追
明書 て規定 加。
附属書A 耐候性試験につい 附属書A JISとほぼ同じ 追加 JISは引用規格のASTMでは,ラン 分かりやすくするために,詳細ま
(規定) て規定 (規定) で取り決めた。
プ照度,ランプ種別の例示が複数あ
るため,一つに限定した。
− − 追加 JISはB法を追加した。 国内ランニングコンテナ材質評価
では,サンシャインカーボンアー
ク灯式耐候性試験機での試験が一
般的であることから追加。
− − 追加 JISはC法を追加した。 国内クロスコンテナ材質評価で
は,キセノンアークランプ式耐候
性試験機での試験が一般的である
ことから追加。
附属書B 繰返し頂部つり上 附属書B 繰返し頂部つり上げ 削除 JISでは,懸架フレームの断面形状フレームの断面形状を規定する必
(規定) げ試験について規 (規定) を特定せず参考とする。 要はなく,試験時に安全を損なう
定 変形・破壊などが発生しなければ
よい。
− − 追加 JISではランニングJ形に合わせた ランニングJ形の追加による。
試験方法を追加した。
附属書C 圧縮試験及び積重 附属書C − 追加 JISでは,積重ね段数の規定を追加安全性確保のため,積重ね段数の
(規定) ね段数について規 (規定) した。 違いによって試験条件を変える必
定 要がある。今後ISOに改正時に提
案予定。
附属書D コンテナの選定及 附属書D JISとほぼ同じ 追加 JISでは,コンテナの種類について利用者の利便のため
(参考) び使用の手引につ (参考) の情報を追加した。
いて記載
――――― [JIS Z 1651 pdf 53] ―――――
(I) JISの規定 (II)国際 (III)国際規格の規定 (V) JISと国際規格との技術的差
(IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと
規格番号 の評価及びその内容 異の理由及び今後の対策
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
及び題名 番号 の評価
附属書E コンテナの構造の 附属書E JISとほぼ同じ 追加 JISでは,3点づり,コンテナ各部 コンテナの構造をより的確に理解
(参考) 例を記載 (参考) できるため
の名称,コンテナのつり方を追加し
た。
附属書JA 引張強さ試験につ − − 追加 従来JIS試験方法を追加した。 技術的差異がないため,従来試験
(規定) いて規定 方法もできるように残す。
附属書JB 引裂強さ試験につ − − 追加 引裂強さ試験を追加した。 コンテナの安全性確保のため追
(規定) いて規定 加。
附属書JC つり部の引張強さ − − 追加 つり部の引張強さ試験を追加した。 コンテナの安全性確保のため追
(規定) 試験について規定 加。
附属書JD 耐熱性試験につい − − 追加 耐熱性試験を追加した。 コンテナの安全性確保のため追
(規定) て規定 加。
附属書JE 耐寒性試験につい − − 追加 耐寒性試験を追加した。 コンテナの安全性確保のため追
(規定) て規定 加。
附属書JF 耐もみ性試験につ − − 追加 耐もみ性試験を追加した。 コンテナの安全性確保のため追
(規定) いて規定 加。
附属書JG 寸法の測定につい − − 追加 寸法の測定方法を追加した。 製品品質確保のため必要。
(規定) て規定
附属書JH 落下衝撃試験につ − − 追加 落下衝撃試験を追加した。 落下衝撃試験は,海上輸送に関す
(規定) いて規定 る国際規格及び法令にも規定され
ている試験であり,今後ISOに改
正を提案予定。
JISと国際規格との対応の程度の全体評価 : ISO 21898:2004,MOD
注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。
− 削除 国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。
− 追加 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
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− 変更 国際規格の規定内容を変更している。
65
注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。
1 : 2
− MOD 国際規格を修正している。
0 17
5
JIS Z 1651:2017の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 21898:2004(MOD)
JIS Z 1651:2017の国際規格 ICS 分類一覧
JIS Z 1651:2017の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB7512:2018
- 鋼製巻尺
- JISB7514:1977
- 直定規
- JISB7522:2018
- 繊維製巻尺
- JISB7753:2007
- サンシャインカーボンアーク灯式の耐光性試験機及び耐候性試験機
- JISB7754:1991
- キセノンアークランプ式耐光性及び耐候性試験機
- JISC2170:2004
- 静電気電荷蓄積を防止する固体平面材料の抵抗及び抵抗率試験方法
- JISC61340-4-4:2015
- 静電気―第4-4部:特定応用のための標準的試験方法―フレキシブルコンテナの静電気的分類
- JISC61340-4-4:2021
- 静電気―第4-4部:特定応用のための標準的試験方法―フレキシブルコンテナの静電気的分類
- JISL1096:2010
- 織物及び編物の生地試験方法
- JISL2703:1992
- ビニロンロープ
- JISL2704:1992
- ナイロンロープ
- JISL2705:1992
- ポリエチレンロープ
- JISL2706:1992
- ポリプロピレンロープ
- JISL2707:1992
- ポリエステルロープ
- JISZ0212:1998
- 包装貨物及び容器―圧縮試験方法