JIS Z 3608:2016 摩擦かくはん接合―アルミニウム | ページ 10

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Z 3608 : 2016
附属書H
(規定)
不完全部並びにその検査方法及び判定基準
表H.1−不完全部並びにその検査方法及び判定基準
不完全部の定義 参考図 検査方法a) 判定基準a)
表面不完全部
接合深さ不足 断面マクロ 許容されない
S
裏波過大 目視 h≦3 mm
断面マクロ
止端部ばり 目視 − b)
断面マクロ
目違い 目視 h≦0.2t又は2 mm,
断面マクロ いずれか小さい方
接合部の減肉 目視 h≦0.2 mm+0.1t(t≧2 mm)
断面マクロ h≦0.15t(t<2 mm)
S
接合幅不ぞろ(揃)い 接合部幅の過大な変化 目視 − b)
接合部表面の乱れ 過大な表面粗さ 目視 − b)
内部不完全部
空洞 断面マクロ d≦0.2 s又は4 mm
いずれか小さい方
フック 断面マクロ − b)
記号及び略号
d 空洞の最大長さ(mm)
h 不完全部の長さ(mm)
s 公称突合せ厚さ(接合深さ)(mm)
t 被接合材の公称厚さ(mm)
注a) 必要な場合,非破壊検査はJIS Z 2343-1,JIS Z 3105,JIS Z 3080又はJIS Z 3081に従って実施することが望
ましい。他の不完全部の試験及び検査並びに判定基準は,設計仕様書の要求項目に従わなければならない。
b) 判定基準は,関連する要求項目の規定限度内,又は設計仕様内としなければならない。

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Z 3608 : 2016
参考文献 ISO 857-1:1998,Welding and allied processes−Vocabulary−Part 1: Metal welding processes
ISO 15613,Specification and qualification of welding procedures for metallic materials−Qualification
based on pre-production welding test
ISO/TR 17671-1,Welding−Recommendations for welding of metallic materials−Part 1: General
guidance for arc welding
ISO/TR 25901:2007,Welding and related processes−Vocabulary

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附属書JA
(参考)
JISと対応国際規格との対比表
JIS Z 3608:2016 摩擦かくはん接合−アルミニウム ISO 25239-1:2011,Friction stir welding−Aluminium−Part 1: Vocabulary
ISO 25239-2:2011,Friction stir welding−Aluminium−Part 2: Design of weld joints
ISO 25239-3:2011,Friction stir welding−Aluminium−Part 3: Qualification of welding operators
ISO 25239-4:2011,Friction stir welding−Aluminium−Part 4: Specification and qualification of welding procedures
ISO 25239-5:2011,Friction stir welding−Aluminium−Part 5: Quality and inspection requirements
(I) JISの規定 (II)国際 (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の箇(V) JISと国際規格との技術的差異の理
規格番号 条ごとの評価及びその内容 由及び今後の対策
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
及び題名 番号 の評価
1 適用範囲 アルミニウム ISO 25239-1 1 変更
用語,接合部の設計,FSW 五つの国際規格を一つのJIS 利用者の利便性を考慮し,当面このま
及びアルミニ ISO 25239-2 1 オペレータの認証,施工 として規定する。技術的差異まの体系とする。
ウム合金に対 ISO 25239-3 1 法の設計及び承認,並び はない。
する摩擦かく ISO 25239-4 1 に品質及び検査要求項目
はん接合の要 ISO 25239-5 1 について,それぞれ別の
求事項につい 規格としている。
て規定
2 引用規格
3 用語及び 図3 b)−ボビンISO 25239-1 3 図中にはツールによって変更 押付け力(記号c)と押付け ISO規格の表示は適切でない。次回の
定義 ツール側面図 付加される押付け力及び 力の反力(記号d)とを区別 ISO規格改正時に変更を申し入れる。
材料から受ける反力の両 して説明。
方の表示(矢印)がある
が,説明(記号c)はま
とめて押付け力となって
いる。
図4−FSWの ISO 25239-1 3 時間及び操作時間の表記変更 tをτに変更する。技術的差 図6,図11,図15,図16,図17,図
Z3
一般的なシー をtとしている。 異はない。 20及び表H.1において,厚さをtで表
60
ケンス 示している。これと重複しないように
8 : 2
表記を変更する。次回のISO規格改正
0 1
2
時に変更を申し入れる。
6
2

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(I) JISの規定 (II)国際 (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の箇(V) JISと国際規格との技術的差異の理
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規格番号 条ごとの評価及びその内容 由及び今後の対策
08 : 2
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
0
及び題名 番号 の評価
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3 用語及び 図5−FSWの ISO 25239-1 3 変更
接合方向(記号f)を左方 接合方向(記号f)を紙面に ISO規格の表示は明らかなミスであ
定義(続き)
突合せ及び重 向としている。 垂直方向とした。 る。次回のISO規格改正時に変更を申
ね接合 し入れる。
図6−フックを ISO 25239-1 3 図中にフックの高さ(記変更 図中のフックの高さ該当部 ISO規格は明らかなミスである。次回
示すFSW重ね 号h)の表示がない。 に,記号h1及びh2を記入。 のISO規格改正時に変更を申し入れ
接合部の断面 る。
3.38 ISO 25239-1 3 検査機関,検査員及び 追加 3.38(検査機関),3.39(検査
重要な項目と判断されるため,追加し
3.39 FSW管理技術者が定義さ 員)及び3.40(FSW管理技術 た。次回のISO規格改正時に追加を申
3.40 れていない。 者)を追加した。 し入れる。
4 接合継手 4.1.1 一般(設ISO 25239-2 4.1 溶融溶接の記号をそのま変更 FSWであることを明確にす FSWと記入することを,次回のISO規
の設計 計要求事項) ま使用するとしている。 るため,“記号の尾の位置に格改正時に変更を申し入れる。
FSWと補足指示する。”と記
入。
4.1.4 重ね継手ISO 25239-2 4.1 接合部の端部を,前進側変更 “通常,後退側を継手上板のA-A図のように,前進側(強加工側)
又は後退側にすることだ 端部側(図13のB-B図)と を構造的に弱い端部側とするのは現実
けを述べている。 する。”の文章を追加。 的でない。次回のISO規格改正時に,
文章の追加を申し入れる。
表1−摩擦かく ISO 25239-2 4.2 重ね継手に,3枚以上を 変更 標準的な2枚重ね継手(図 ISO規格の表示は不十分である。次回
はん接合前後 重ねる特殊な場合しか表 12,図13及び図17に対応) のISO規格改正時に変更を申し入れ
を示す接合継 示されていない。 の図を追加。 る。
手の例 接合継手の表示順序が,変更 標準的な突合せ継手及び重 ISO規格の表示は不十分である。次回
特殊な場合から始まり, ね継手を最初に表示し,そののISO規格改正時に変更を申し入れ
統一がとられていない。 他も分かりやすい順序に並 る。
び変えた。

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Z 3608 : 2016
(I) JISの規定 (II)国際 (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の箇(V) JISと国際規格との技術的差異の理
規格番号 条ごとの評価及びその内容 由及び今後の対策
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
及び題名 番号 の評価
5 FSWオペ 5.1 要求事項 ISO 25239-3 4.1 適格性確認試験の接合は変更 JISでは,適格性確認試験は 4.4.1は,接合部の試験に関する細分箇
レータの認 WPSに従って行う必要が 標準接合試験を除き,pWPS 条であり,適格性確認試験をWPSに従
証 あるが,FSW施工法試験, 又はWPSに従って行うこと って行うことは,その前に5.1で述べる
量産試作接合試験及び量 を,5.1に記載。 べきである。また,ISO規格の,WPS
産接合試験の場合を除く 適用の対象とする試験は,実際に即し
としている。 ていない。次回のISO規格改正時に変
更を申し入れる。
5.5.1 一般(証ISO 25239-3 5.1 “独立した責任の元に”変更 “独立した責任の元に”の内次回のISO規格改正時に変更を申し入
明書) の意味が説明されていな 容を具体的に説明した。 れる。
い。
注記で,接合を実施する削除 注記を削除する。すなわち,接合を実施する企業が検査員を雇用
企業で検査員を雇用して 企業が検査員を雇用するこ し,その検査員が試験を実施して認証
もよいとしている。 とは不可とした。 を与えることには問題がある。次回の
ISO規格改正時に削除を申し入れる。
5.5.2.2 有効性ISO 25239-3 5.2.2 FSWの管理技術者につい 変更 JISでは,管理技術者はアー 次回のISO規格改正時に,JIS案の採
の確認 ては,アーク溶接の管理 ク溶接の管理技術者とは別 用を申し入れる。
技術者が兼ねるのか,別 に,“FSW管理技術者”とし
に選定するのか定まって て定める。
おらず,ISO規格内でも
示されていない。
認証を受けたFSWオペ 変更 JISでは,FSWオペレータが 最初の2年だけでは,チェックが不十
レータが接合に従事して 2年ごとに再認証を受けた後 分である。次回のISO規格改正時に変
いることを6か月ごとに も,従事していることを確認更を申し入れる。
確認されるのは,最初に することとした。
認証を受けた2年間だけ
とも解釈される表現にな
っている。
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0 1
2
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JIS Z 3608:2016の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 25239-1:2011(MOD)
  • ISO 25239-2:2011(MOD)
  • ISO 25239-3:2011(MOD)
  • ISO 25239-4:2011(MOD)
  • ISO 25239-5:2011(MOD)

JIS Z 3608:2016の国際規格 ICS 分類一覧

JIS Z 3608:2016の関連規格と引用規格一覧