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Z 3940 : 2010
附属書C
(参考)
溶接ヒュームのデータシートの例
製造業者又は供給業者 : 住所 :
○○○○株式会社 ○○県○○市○○町○○ ○○○番地
データシート作成年月日 : ○○○○−○○−○○ データシート最終検証年月日 : ○○○○−○○−○○
溶接材料の銘柄 : 溶接材料の種類/溶接方法 :
○○○○ ○○○○/○○○○
溶接材料の該当規格 : ○○○.○○.○○○
試験機関 : 報告書発行年月日 : ○○○○−○○−○○
○○○○会社 追加事項 :
○○県○○市○○町○○番地 ○○○○
試験条件
項目 試験条件
溶接材料の径(mm) 3.2
溶接電流(A) 110
アーク電圧(V) 23.5
極性(DC棒プラス/AC/DC棒マイナス) DC棒プラス
ガスの種類 −
ガス流量(L/min) −
溶接速度(mm/min) 250
試験板の材質 ASTM A283 grade C:1.0037 S235JR
電源 Speedweld 1414, crisp arc
製造業者及び形式
トーチ −
製造業者,形式及びノズル径(mm)
チップ母材間距離(mm) −
ワイヤ送給速度(m/min) −
JIS Z 3940によって測定した溶接ヒューム発生量及び化学成分のデータ
溶接ヒューム発生量 (mg/s) 2.6
(g/h) 9.4
溶接ヒュームの主要成分 化学成分 %(質量分率)
Cr 5.1
Cr(VI) 4.0
F− 10
Fe 4.9
Mn 3.0
Ni 0.32
備考
――――― [JIS Z 3940 pdf 11] ―――――
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Z 3940 : 2010
附属書D
(参考)
実績データの例
表D.1表D.4のデータは達成可能な繰返し精度及び再現性だけに関する情報であり,溶接方法の比較
又は分類を目的として使用するものではない。
表D.1−溶接ヒューム発生量の繰返し精度
溶接ヒューム 平均 繰返し精度の
溶接方法 平均発生量 繰返し精度 範囲
mg/s % %
被覆アーク溶接 4.8 6.5 2.510.1
ソリッドワイヤによるガスシールドアーク溶接 2.0 17 544
ルチール系フラックス入りワイヤによるガスシールドアーク溶接 18.7 4.8 2.311.3
塩基性フラックス入りワイヤによるガスシールドアーク溶接 23.5 4.2 2.77.3
メタル系フラックス入りワイヤによるガスシールドアーク溶接 14.3 6.3 3.010.0
フラックス入りワイヤによるセルフシールドアーク溶接 10.1 4.8 1.711.0
表D.2−試験機関の所間比較によって求めた溶接ヒューム発生量の再現性
溶接ヒューム発生量
95 %信頼限界
溶接方法 平均値±2 SD(標準偏差)
%
mg/s
被覆アーク溶接 4.8±1.7 ±35
ソリッドワイヤによるガスシールドアーク溶接 2.0±3.7 ±155
ルチール系フラックス入りワイヤによるガスシールドアーク溶接 18.7±1.9 ±10
塩基性フラックス入りワイヤによるガスシールドアーク溶接 23.5±9.4 ±39
メタル系フラックス入りワイヤによるガスシールドアーク溶接 14.3±11.3 ±78
フラックス入りワイヤによるセルフシールドアーク溶接 10.1±3.6 ±34
表D.3−試験機関の所間比較に使用された試験条件
径 溶接電流 アーク電圧
溶接方法 規格分類
mm A V
被覆アーク溶接 AWS A5.4-92:
3.2 119120 2629
E308L-17
ソリッドワイヤによるガスシールドアーク溶接 AWS A5.9-93:
1.2 238245 2429
ER316LSi
AWS A5.20:
ルチール系フラックス入りワイヤによるガスシールドアーク溶接
1.2 304315 3138
E71-T1
塩基性フラックス入りワイヤによるガスシールドアーク溶接 AWS A5.20:
1.2 218231 2428
E71-T5
メタル系フラックス入りワイヤによるガスシールドアーク溶接AWS A5.18:
1.2 298321 2935
E70-6MH4
フラックス入りワイヤによるセルフシールドアーク溶接 AWS A5.20:
1.1 151157 1622
E71-T11
――――― [JIS Z 3940 pdf 12] ―――――
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Z 3940 : 2010
表D.4−化学成分の繰返し精度
平均組成 繰返し精度
溶接方法 成分
%(質量分率) %
被覆アーク溶接 Cr 4.4 8.5
Fe 5.5 8.7
Mn 4.9 6.4
Ni 0.3 8.8
Pb 0.4 4.0
V 2.2 7.2
ルチール系フラックス入りワイヤによるガスシールドアーク溶接 Fe 36.9 3.7
Mn 8.8 4.9
Cu 0.2 4.0
In 0.2 6.2
Mg 4.1 7.4
塩基性フラックス入りワイヤによるガスシールドアーク溶接 Fe 56.9 4.6
Mn 6.9 5.0
In 0.3 4.7
Mg 1.4 4.8
V 0.3 10.5
メタル系フラックス入りワイヤによるガスシールドアーク溶接 Fe 64.3 5.8
Mn 5.9 9.4
In 0.2 8.8
フラックス入りワイヤによるセルフシールドアーク溶接 Fe 34.9 5.2
Mn 1.6 8.0
Ba 16.6 7.1
Li 0.6 7.9
Mg 10.5 10.0
V 5.3 7.9
――――― [JIS Z 3940 pdf 13] ―――――
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Z 3940 : 2010
附属書E
(参考)
溶接ヒュームのデータシートの任意選択項目
キー成分の キー成分 溶接ヒュームによる 適用国
溶接ヒューム限界値 溶接材料の分類 (及び限界値の出典)
mg/m3
相加溶接ヒューム限界値 溶接ヒュームによる溶接材料の分類 適用国
mg/m3 (及び限界値の出典)
溶接材料の表示
引用資料
――――― [JIS Z 3940 pdf 14] ―――――
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Z 3940 : 2010
E.1 用語及び定義
溶接ヒュームのデータシートへの任意選択項目に用いる主な用語及び定義は,次による。
E.1.1
相加限界値(additive limit value)
化学物質の混合物において,健康上の影響に対する共存物質の交互作用に関する知見がない場合に,各
成分の健康上の影響が少なくとも相加性であるとして計算する限界値。
注記 溶接ヒュームのように化学物質の混合物である複雑な物質では,個々の物質がそれぞれ特定の
独立した健康影響を呈するか,又は相乗的,相加的若しくは相反的な健康影響を呈する。
E.1.2
相加溶接ヒューム限界値(additive welding fume limit value)
溶接ヒュームの相加限界値。
E.1.3
溶接ヒュームのキー成分(key component of welding fume)
安全衛生上最大の重要性をもち,溶接技能者が限界値を超えてばく露されないためにはもっとも厳密な
対策を必要とする溶接ヒュームの成分。すなわち,最も低い溶接ヒューム濃度で限界値を超える成分。
E.1.4
キー成分の溶接ヒューム限界値(key-component welding fume limit value)
溶接技能者が,それを超えなければ溶接ヒューム中の他のどの成分にも限界値を超えてばく露されない
ことが保証される溶接ヒュームの限界値。
E.1.5
単一成分溶接ヒューム限界値(single-component welding fume limit value)
それを超えなければ,溶接ヒューム中のある単一成分にその限界値を超えてばく露されないことが保証
されるように計算された溶接ヒュームの限界値。
――――― [JIS Z 3940 pdf 15] ―――――
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JIS Z 3940:2010の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 15011-4:2006(MOD)
- ISO 15011-4:2006/AMENDMENT 1:2008(MOD)
JIS Z 3940:2010の国際規格 ICS 分類一覧
- 25 : 生産工学 > 25.160 : 溶接,ろう付け及びはんだ付け > 25.160.10 : 溶接工程
- 13 : 環境.健康予防.安全 > 13.100 : 職業安全.産業衛生
JIS Z 3940:2010の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISZ3001-1:2018
- 溶接用語―第1部:一般
- JISZ3001-2:2018
- 溶接用語―第2部:溶接方法
- JISZ3920:2011
- 溶接ヒューム分析方法
- JISZ3930:2013
- アーク溶接のヒューム発生量測定方法及び分析用ヒューム採取方法