JIS Z 8405:2008 試験所間比較による技能試験のための統計的方法

JIS Z 8405:2008 規格概要

この規格 Z8405は、試験所が得た測定結果が,許容できないレベルのかたよりの証拠を表しているものではないことを証明するために適用。(同等性の証明に適用できるが,同等性をもたないことの証明には用いることができない。)定量的データに適用できるが,定性的データには適用できない。

JISZ8405 規格全文情報

規格番号
JIS Z8405 
規格名称
試験所間比較による技能試験のための統計的方法
規格名称英語訳
Statistical methods for use in proficiency testing by interlaboratory comparisons
制定年月日
2008年1月20日
最新改正日
2017年10月20日
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対応国際規格

ISO

ISO 13528:2005(IDT)
国際規格分類

ICS

03.120.30
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2008-01-20 制定日, 2012-10-22 確認日, 2017-10-20 確認
ページ
JIS Z 8405:2008 PDF [71]
                                                                  Z 8405 : 2008 (ISO 13528 : 2005)

pdf 目 次

ページ

  •  0 序文・・・・[1]
  •  0.1 技能試験の目的・・・・[1]
  •  0.2 JIS Q 0043・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[4]
  •  2 引用規格・・・・[4]
  •  3 用語及び定義・・・・[5]
  •  4 技能試験の計画及び解釈のための統計ガイドライン・・・・[5]
  •  4.1 処置信号及び警戒信号・・・・[5]
  •  4.2 付与された値の不確かさの上限に関するガイドライン・・・・[6]
  •  4.3 測定の繰返し回数の選択のためのガイドライン・・・・[7]
  •  4.4 試料の均質性及び安定性・・・・[7]
  •  4.5 操作上規定される測定方法・・・・[7]
  •  4.6 データの報告・・・・[8]
  •  4.7 技能試験結果の有効期間・・・・[8]
  •  5 付与された値及びその標準不確かさの決定・・・・[8]
  •  5.1 付与された値の決定方法の選択・・・・[8]
  •  5.2 定式化・・・・[9]
  •  5.3 認証参照値・・・・[9]
  •  5.4 参照値・・・・[9]
  •  5.5 熟練試験所による合意値・・・・[11]
  •  5.6 参加試験所による合意値・・・・[12]
  •  5.7 付与された値の比較・・・・[17]
  •  5.8 欠測値・・・・[17]
  •  6 技能評価のための標準偏差の求め方・・・・[18]
  •  6.1 技能評価のための標準偏差の求め方の選択・・・・[18]
  •  6.2 規定値を用いる場合・・・・[18]
  •  6.3 達成期待レベルを用いる場合・・・・[18]
  •  6.4 一般的なモデルを用いる場合・・・・[19]
  •  6.5 精度評価実験結果を用いる場合・・・・[20]
  •  6.6 単一技能試験スキームによって得たデータを用いる場合・・・・[20]
  •  6.7 技能試験から得た精度の値と設定値との比較・・・・[21]
  •  7 成績を表す統計量[performance statistics(成績を表す統計指標)]の計算・・・・[21]
  •  7.1 試験所のかたよりの推定値・・・・[21]
  •  7.2 パーセンテージ差分・・・・[24]
  •  7.3 順位及びパーセンテージ順位・・・・[26]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS Z 8405 pdf 1] ―――――

Z 8405 : 2008 (ISO 13528 : 2005)

pdf 目次

ページ

  •  7.4 z-スコア・・・・[27]
  •  7.5 En数・・・・[30]
  •  7.6 z′-スコア・・・・[30]
  •  7.7 ζ-スコア・・・・[31]
  •  7.8 Ezスコア・・・・[32]
  •  7.9 不確かさが報告されたときのデータ解析例・・・・[32]
  •  7.10 成績スコアの複合表示方法・・・・[37]
  •  8 単一技能試験ラウンドから得た複数の測定対象に対する成績スコアを組み合わせる図式表現の方法 378.1 用途・・・・[37]
  •  8.2 成績スコアのヒストグラム・・・・[37]
  •  8.3 標準化された試験所のかたよりの棒グラフ・・・・[39]
  •  8.4 標準化された併行性の棒グラフ・・・・[40]
  •  8.5 Youdenプロット・・・・[40]
  •  8.6 併行精度の標準偏差のプロット・・・・[46]
  •  8.7 分割試料・・・・[49]
  •  9 複数回の技能試験スキームの成績スコアを組み合わせるための図式表現の方法・・・・[54]
  •  9.1 用途・・・・[54]
  •  9.2 z-スコアのシューハート管理図・・・・[54]
  •  9.3 z-スコアの累積和管理図・・・・[57]
  •  9.4 試験所平均に対する標準化した試験所のかたよりのプロット・・・・[58]
  •  9.5 ドットプロット・・・・[59]
  •  附属書A(規定)記号・・・・[61]
  •  附属書B(規定)試料の均質性試験及び安定性試験・・・・[62]
  •  附属書C(規定)ロバストな解析・・・・[66]

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS Z 8405 pdf 2] ―――――

                                                                  Z 8405 : 2008 (ISO 13528 : 2005)

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準
原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大
臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は
もたない。

(pdf 一覧ページ番号 3)

――――― [JIS Z 8405 pdf 3] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                              JIS
Z 8405 : 2008
(ISO 13528 : 2005)

試験所間比較による技能試験のための統計的方法

Statistical methods for use in proficiency testing by interlaboratory comparisons

            0

序文

  この規格は,2005年に第1版として発行されたISO 13528を基に,技術的内容及び対応国際規格の構成
を変更することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある参考事項は,対応国際規格にはない事項である。

0.1 技能試験の目的

  試験所間比較による技能試験は,固有の試験又は測定に対する個々の試験所の技能の評価,及び試験所
の技能を継続的にモニターするために使用する。技能試験の目的の全体的な解説に関しては,JIS Q 0043-1
の序文を参照されたい。統計的な表現をすれば,試験所の技能は三つの統計的特性によって示すことがで
きる。すなわち,試験所のかたより,安定性及び併行精度である。試験所のかたより及び併行精度(繰返
し性)は,JIS Z 8101-1,JIS Z 8101-2,JIS Z 8402-1に規定する。試験所の測定結果の安定性は,JIS Z 8402-3
に規定する中間精度によって評価する。
試験所のかたよりは,標準物質を用いた試験が可能な場合,JIS Z 8402-4に規定する手順に基づいて評
価できる。それ以外の場合では,試験所のかたよりの情報を,試験所間比較による技能試験を行うことに
よって求めることが広く行われている。そして,この技能試験からのデータを用いて試験所のかたよりの
推定値を得ることは,当該データ解析の重要な側面である。ただし,安定性及び併行精度は技能試験中に
得るデータに影響を与えるため,ある試験所の単一ラウンドの技能試験において,安定性又は併行精度の
不足の影響によってかたよりのあるデータを得ることがある。したがって,試験所の技能のこの側面を定
期的に評価することが重要である。
安定性は,保持試料の再試験,又は標準物質若しくは社内標準物質(私的な標準物質として使用するた
めに試験所が保有する物質)の測定を定期的に実施することによって評価する。この手法はJIS Z 8402-6
に規定する。また,安定性は技能試験から求めた試験所のかたよりの推定値を管理図にプロットすること
からも評価できる。これによって,個々の技能試験スキームの個別のラウンドの結果を調べても明らかに
ならない情報を与えられるが,これはこの種のデータ解析の別の重要な側面である。
併行精度の評価に適したデータは,試験所の通常業務中に実施した試験から,又は併行精度を評価する
ため,特に試験所内で実施した追加試験によって得る。したがって,併行精度の評価は必ずしも技能試験
の重要な側面ではないが,試験所はなんらかの方法によって併行精度を監視することが重要である。併行
精度を評価するには,JIS Z 8402-6で規定しているとおり,二重測定の範囲を管理図にプロットすること
によって評価する。
フローチャート(図1)は,この規格に規定する手法の適用方法を示す。

0.2 JIS Q 0043

――――― [JIS Z 8405 pdf 4] ―――――

2
Z 8405 : 2008 (ISO 13528 : 2005)
JIS Q 0043-1は各種の技能試験スキームを示し,更に技能試験スキームの構成及び計画に関する指針を
規定する。JIS Q 0043-2は,試験所認定機関による技能試験スキームの選択及び使用に関する指針を規定
する。当該分野の詳細な情報に関しては,それらの文書を参照する(ここでは情報は再掲しない。)。JIS Q
0043-1の附属書では,技能試験スキームに使用する統計的手法を簡略ではあるが説明している。
この規格はJIS Q 0043に対する補足であり,技能試験中の統計的手法の使用に関して,同規格に欠けて
いる詳細な指針を与える。この規格の大部分は,分析試験所の技能試験に関するハーモナイズドプロトコ
ルに基づいているが[1],すべての測定方法に使用することを目的とする。

――――― [JIS Z 8405 pdf 5] ―――――

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JIS Z 8405:2008の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 13528:2005(IDT)

JIS Z 8405:2008の国際規格 ICS 分類一覧

JIS Z 8405:2008の関連規格と引用規格一覧