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附属書B(参考) 換算係数
この附属書は,参考に記述するものであり,規定の一部ではない。
B.1 数値の使用 表に示された熱伝導率の中間の熱伝導率は,直線内挿法を使用して求める。
特に断りがない限り,換算係数は工場生産製品及び吹込み材料の両者に適用する。
熱伝導率の値は,識別のための数値として示すだけで,それ以外の目的をもたない。
B.2 温度の換算係数 表B.1から表B.13までの値は,0℃と30℃の間の平均温度に対して有効である。
表B.1 泡ガラス
製品の種類 熱伝導率 換算係数
fT
W/ (m・K) 1/K
すべての製品 0.035 0.004 3
0.040 0.003 7
0.045 0.003 3
0.050 0.003 0
0.055 0.002 7
表B.2 木毛板
製品の種類 熱伝導率 換算係数
fT
W/ (m・K) 1/K
すべての製品 0.070 0.004 0
0.080 0.004 1
0.090 0.004 6
表B.3 コルク板
製品の種類 熱伝導率 換算係数
fT
W/ (m・K) 1/K
すべての製品 すべて 0.002 7
表B.4 コンクリート,焼成粘土及びモルタル
製品の種類 熱伝導率 換算係数
fT
W/ (m・K) 1/K
軽量コンクリート 0.100 0.003
0.150 0.002
0.400 0.001
重量コンクリート,焼成粘土及びモル すべて 0.001
タル
――――― [JIS A 1480 pdf 11] ―――――
10
A 1480 : 2002
表B.5 吹込み用発泡パーライト
製品の種類 熱伝導率 換算係数
fT
W/ (m・K) 1/K
すべての製品 0.040 0.004 1
0.050 0.003 3
表B.6 吹込み用発泡粘土
製品の種類 熱伝導率 換算係数
fT
W/ (m・K) 1/K
すべての製品 0.0700.150 0.003
表B.7 吹込み用ひる(蛭)石薄片
製品の種類 熱伝導率 換算係数
fT
W/ (m・K) 1/K
すべての製品 すべて 0.003
B.3 水分の換算係数
表B.8 木材製品
製品の種類 含水率 換算係数
f
m3/m3 m3/m3
木毛板 <0.1 1.8
木材 <0.1 2.2
コルク <0.1 6.0
表B.9 泡ガラス
製品の種類 含水率 換算係数
u fu
kg/kg kg/kg
すべての製品 0.0 0.00
――――― [JIS A 1480 pdf 12] ―――――
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表B.10 石,れんが及びこれらを原料とする製品
製品の種類 含水率 換算係数
u fu
kg/kg kg/kg
次のコンクリート材
−膨張粘土を主な骨材とするもの。 00.25 4
−膨張粘土以外に骨材のないもの。 00.25 2.6
−70%以上の膨張高炉スラグを骨材と 00.25 4
するもの。
−高温加工による石炭材料から作ら 00.25 4
れるものを主な骨材とするもの。
オートクレーブで作られた気泡コン 00.25 4.0
クリート
粘土製品(焼成粘土) 00.25 10
重い骨材のコンクリート製品及び加 00.25 4
工された石材製品
次のコンクリート
−軽石以外に骨材のないもの。 00.25 4
−ポリスチレンを骨材とするもの。 00.25 4
−その他の軽量骨材を含むもの。 00.25 4
モルタル(石及びれんが用モルタル並00.25 4.0
びに壁塗りモルタル)
表B.11 吹込み用発泡パーライト
製品の種類 含水率 換算係数
u fu
kg/kg kg/kg
すべての製品 00.02 3
表B.12 吹込み用発泡粘土
製品の種類 含水率 換算係数
u fu
kg/kg kg/kg
すべての製品 00.02 4
表B.13 吹込み用ひる(蛭)石薄片
製品の種類 含水率 換算係数
u fu
kg/kg kg/kg
すべての製品 00.02 2
――――― [JIS A 1480 pdf 13] ―――――
12
A 1480 : 2002
附属書C(参考) 計算例
この附属書は、参考に記述するものであり,規定の一部ではない。ここでは,利用できるデータから宣
言値又は設計値を導くための手順を説明するため,三つの計算例を示す。この規格からとったものでない
数値は,単に数値として示しただけである。
あ
C.1 10個の測定サンプルから決められる宣言値 (Declared value determined from 10 measured samples)
る人造鉱物繊維の生産者が,人造鉱物繊維ボードから10個のサンプルを採り,測定を行った。測定は,平
均温度11℃において行われた。サンプルは,温度23℃,相対湿度50%で養生された。
宣言値は,材料が温度23℃,相対湿度50%の空気と平衡状態にあるときの含水率に等しい含水率で,温
度10℃に対して与えられるものとする。
測定の結果を表C.1に示す。
表C.1 測定された熱伝導率 (Measured conductivities)
単位 W/ (m・K)
n 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
0.033 1 0.034 3 0.034 6 0.033 8 0.033 6 0.034 1 0.033 4 0.034 2 0.033 5 0.033 9
宣言値は,分位点 (fractile) 90%,信頼度90%のものとする。片側統計的許容区間 (one sided statistical
tolerance interval) 限界を得るための統計式は,ISO 3207 : 1975の表3に示されている。
Ls x K2 n, p1, ・ s
平均値は,次のようにして計算される。
ix
x 10 0.033 85
附属書Dによって,n=10に対する係数K2は2.07である。
標準偏差は,次のように計算される。
xi nx 2
s 0.000 460
1
そこで,許容区間 (tolerance interval) に対する限界値は,
LS=0.033 85+2.07×0.000 460=0.034 802
となる。式(1)を用いて,この値を10℃の値に換算すると,
攀
となる。
換算率 (conversion factor) は,式(3)によって計算する。
f T2T1
FT e T・
熱伝導率が0.034W/ (m・K) の人造鉱物繊維ボードに対する換算係数 (conversion coefficient) は,表A.1
によって
fT=0.004 3
となる。
――――― [JIS A 1480 pdf 14] ―――――
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A 1480 : 2002
そこで換算率 (conversion factor) は,
FT=e0.004 3 (10-11)=0.995 71
となる。
したがって,換算値は,
0.034 802 2×0.995 71=0.034 652 9
となる。
宣言値は,0.001W/(m・K) の位まで切り上げる。すなわち,
0.035W/ (m・K)
この値をこの製品の宣言値として使用することができる。
含水率が0.02m3/m3と
C.2 宣言値から設計値を決める (Determination of design value from declared value)
推定されるところにビーズ法ポリスチレンボードを使用するとする。分位点 (fractile) と信頼度が90/90と
いう値とすると,この製品に対する宣言値は,0.036W/(m・K) となる。
設計値は,宣言値と同じ分位点 (fractile) を表すものと,平均値を表すものとの,2種類の異なる設計値
が必要である。
C.2.1 90%分位点 (fractile)含水率に対する換算だけが必要である。これは式(5)によって次のように計算
される。
2
f
Fm e 1
水分の換算係数 (conversion coefficient) は,表A.10によって
f 姿 4.0
である。
そこで、換算率 (conversion factor) は,
Fm=e[{4.0 (0.02-0)}]=1.083 3
となる。
したがって,換算された熱伝導率は,
0.036×1.083 3=0.038 998 8
となる。
設計値は,この値を0.001W/ (m・K) まで切り上げた値となる。
0.039W/ (m・K)
C.2.2 平均値 (mean value) 平均値は,附属書Dの式(D.1)を用いて次のように求められる。
90
少なくとも,測定数と推定標準偏差が分かっていれば,計算することができる。
これに該当しない場合, C.2に述べるように, は文献によって求め
ることができるであろう。
この例では, 歛圀 罵 される。
そこで,
.0036 .0002 .0034
次に,この値は,C.2.1で計算されたのと同じ換算率 (conversion factor) を用いて,次のように補正され
――――― [JIS A 1480 pdf 15] ―――――
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JIS A 1480:2002の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 10456:1999(MOD)
JIS A 1480:2002の国際規格 ICS 分類一覧
JIS A 1480:2002の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISA1412-1:2016
- 熱絶縁材の熱抵抗及び熱伝導率の測定方法―第1部:保護熱板法(GHP法)
- JISA1412-2:1999
- 熱絶縁材の熱抵抗及び熱伝導率の測定方法―第2部:熱流計法(HFM法)
- JISA1420:1999
- 建築用構成材の断熱性測定方法―校正熱箱法及び保護熱箱法