JIS A 5917:2018 衝撃緩和型畳床

JIS A 5917:2018 規格概要

この規格 A5917は、高齢者などの使用性を向上する目的で,衝撃を吸収しやすい構造で製造する衝撃緩和型畳床について規定。JIS A 5901及びJIS A 5914に規定する畳床は除く。

JISA5917 規格全文情報

規格番号
JIS A5917 
規格名称
衝撃緩和型畳床
規格名称英語訳
Impact reducing TATAMIDOKO
制定年月日
2018年5月21日
最新改正日
2018年5月21日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

91.060.30
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
建築 I-1(材料・設備) 2021, 建築 I-2(材料・設備) 2021, 建築 II-1(試験) 2021, 建築 II-2(試験) 2021
改訂:履歴
2018-05-21 制定
ページ
JIS A 5917:2018 PDF [12]
                                                                                   A 5917 : 2018

pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 種類・・・・[2]
  •  5 品質・・・・[2]
  •  5.1 外観・・・・[2]
  •  5.2 寸法・・・・[2]
  •  5.3 性能・・・・[3]
  •  6 構造・・・・[3]
  •  7 材料及び製造・・・・[3]
  •  7.1 材料・・・・[3]
  •  7.2 製造・・・・[4]
  •  8 試験方法・・・・[4]
  •  8.1 試験の一般条件・・・・[4]
  •  8.2 数値の丸め方・・・・[4]
  •  8.3 試験体の寸法,数量及び含水状態・・・・[4]
  •  8.4 寸法測定・・・・[4]
  •  8.5 日常的な動作時の硬さ試験・・・・[4]
  •  8.6 転倒衝突時の硬さ試験・・・・[6]
  •  8.7 局部圧縮試験・・・・[8]
  •  8.8 熱抵抗試験・・・・[8]
  •  9 検査・・・・[8]
  •  10 表示・・・・[8]
  •  附属書A(規定)日常的な動作時の硬さ試験装置の調整方法・・・・[9]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS A 5917 pdf 1] ―――――

A 5917 : 2018

まえがき

  この規格は,工業標準化法に基づき,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本
工業規格である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS A 5917 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
A 5917 : 2018

衝撃緩和型畳床

Impact reducing TATAMIDOKO

1 適用範囲

  この規格は,高齢者などの使用性1)を向上する目的で,衝撃を吸収しやすい構造で製造する衝撃緩和型
畳床(以下,畳床という。)について規定する。ただし,JIS A 5901及びJIS A 5914に規定する畳床は除く。
この規格の畳床は,平らな面の上に設置して用いるもの2)とする。
注1) 高齢者などの使用性とは,高齢者,歩行困難者,子ども又は介護者が,快適な生活を送るため
の使用性のことをいう。
2) この規格の畳床は,根太の上などではなく,面で支えることのできる下地上に設置して用いる。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 1412-1 熱絶縁材の熱抵抗及び熱伝導率の測定方法−第1部 : 保護熱板法(GHP法)
JIS A 1412-2 熱絶縁材の熱抵抗及び熱伝導率の測定方法−第2部 : 熱流計法(HFM法)
JIS A 5901 稲わら畳床及び稲わらサンドイッチ畳床
JIS A 5905 繊維板
JIS A 5914 建材畳床
JIS A 9521 建築用断熱材
JIS L 3108 畳へり地
JIS K 6253-3 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−硬さの求め方−第3部 : デュロメータ硬さ
JIS P 3401 クラフト紙
JIS Z 1533 ポリオレフィンクロス用フラットヤーン
JIS Z 8703 試験場所の標準状態
畳表の日本農林規格(JAS)
ASTM D2240,Standard Test Method for Rubber Property−Durometer Hardness

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS A 5901及びJIS A 5914によるほか,次による。
3.1
衝撃緩和型畳床,畳床,IR
転倒などによって生じる衝撃を緩和しやすい構造などで製造された畳床。

――――― [JIS A 5917 pdf 3] ―――――

2
A 5917 : 2018
3.2
日常的な動作時の硬さ
歩行,立位保持又は腰を下ろすときなど日常的な動作時に感じる畳床の硬さ。
3.3
転倒衝突時の硬さ
転倒衝突時に,人体が受ける衝撃に影響する畳床の硬さ。
3.4
剛床
土間コンクリート又は耐圧板などの平滑かつ強固な床。

4 種類

  畳床の種類は,標準寸法(以下,寸法という。)によって,表1のとおり区分する。
表1−種類の区分
種類の区分及び記号a) 寸法 mm
100W 2 000×1 000×50
94W 1 850×940×50
91W 1 820×910×50
1 820×910×55
注a) 100Wは本間(京間),94Wは三六間(中京間),91Wは五八間(江
戸間,関東間)の標準寸法に該当する。

5 品質

5.1 外観

  畳床の外観は,四隅がほぼ直角で,かつ,使用上支障となる反り,ねじれ,欠け,糸切れ,裏面材にし
わなどがあってはならない。

5.2 寸法

  長さ,幅及び厚さの寸法,並びに寸法の許容差は,表2による。ただし,注文品の長さ及び幅は受渡当
事者間の協定によるが,その寸法の許容差は,表2による。
表2−寸法の許容差
単位 mm
記号 長さ 幅 厚さ
寸法 許容差 寸法 許容差 寸法 許容差
100W 2 000 ±30 1 000 ±15 50 ±2
94W 1 850 940 50
91W 1 820 910 50
55

――――― [JIS A 5917 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
A 5917 : 2018

5.3 性能

  畳床の性能は,箇条8によって試験したとき,表3を満足しなければならない。
表3−性能
項目 性能 適用試験箇条
日常的な動作時の硬さ 0.8以上1.3以下 8.5
転倒衝突時の硬さ 490 m/s2 以下 8.6
局部圧縮量 4 mm以下 8.7
熱抵抗値 表示値を満たす。 8.8

6 構造

  畳床は,7.1の材料を用いて7.2によって製造し,表2に規定する寸法とする。構造の例を図1に示す。
ただし,畳床は,適切な緩衝材を含むものとする。
なお,緩衝材には波形の材料などを用い,5.3の性能を満たすようにする。
図1−畳床の構造の例

7 材料及び製造

7.1 材料

  畳床の材料は,次のとおりとする。
a) 表面材 表面材は,引裂きに強く,適切なクッション性をもち,かつ,虫害のおそれのないものとす
る。
b) 緩衝材 緩衝材は,耐久性があり衝撃を緩和できる材料とし,人体に有害な材料を用いてはならない。
c) 断熱性能をもつ材料 断熱性能をもつ材料は,次のいずれか又はその他の材料を用いてもよい。
なお,その他の材料を用いる場合は,1)又は2)と同等以上の性能をもつ材料とする。
1) 押出法ポリスチレンフォーム断熱材 押出法ポリスチレンフォーム断熱材を用いる場合は,JIS A
9521の6.8(密度)に規定する試験を行い,密度が27 kg/m3以上で,その熱伝導率は,JIS A 9521
の5.1(特性)に規定する値をもつものとする。
さらに,JIS A 9521の6.12(燃焼性)の規定によって試験を行い,燃焼性試験に適合したものと
する。

――――― [JIS A 5917 pdf 5] ―――――

次のページ PDF 6

JIS A 5917:2018の国際規格 ICS 分類一覧

JIS A 5917:2018の関連規格と引用規格一覧