JIS A 5905:2014 繊維板

JIS A 5905:2014 規格概要

この規格 A5905は、主に木材などの植物繊維を成形した繊維板について規定。

JISA5905 規格全文情報

規格番号
JIS A5905 
規格名称
繊維板
規格名称英語訳
Fiberboards
制定年月日
1957年6月24日
最新改正日
2019年10月21日
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‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 16895-1:2008(MOD), ISO 16895-2:2010(MOD), ISO 27769-1:2009(MOD), ISO 27769-2:2009(MOD)
国際規格分類

ICS

79.060.20
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
建築 I-1(材料・設備) 2021, 建築 I-2(材料・設備) 2021, 建築 II-1(試験) 2021, 建築 II-2(試験) 2021, 接着 2021
改訂:履歴
1957-06-24 制定日, 1960-05-20 確認日, 1961-03-01 改正日, 1964-03-01 確認日, 1967-04-01 確認日, 1970-01-01 改正日, 1972-03-01 改正日, 1975-04-01 確認日, 1975-11-01 改正日, 1977-03-01 改正日, 1979-03-01 改正日, 1983-12-01 確認日, 1989-03-01 確認日, 1994-06-01 改正日, 1999-02-20 確認日, 2003-03-20 改正日, 2008-05-20 確認日, 2014-09-22 改正日, 2019-10-21 確認
ページ
JIS A 5905:2014 PDF [41]
                                                                                   A 5905 : 2014

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 種類及び記号・・・・[2]
  •  5 形状,寸法及び許容差・・・・[5]
  •  6 品質・・・・[7]
  •  6.1 外観・・・・[7]
  •  6.2 性能・・・・[7]
  •  7 試験方法・・・・[11]
  •  7.1 試験の一般条件・・・・[11]
  •  7.2 試験片・・・・[12]
  •  7.3 寸法及び直角度の測定・・・・[13]
  •  7.4 密度試験・・・・[14]
  •  7.5 含水率試験・・・・[15]
  •  7.6 曲げ破壊荷重試験・・・・[15]
  •  7.7 曲げ強さ試験・・・・[15]
  •  7.8 曲げヤング係数試験・・・・[16]
  •  7.9 湿潤時曲げ強さ試験・・・・[16]
  •  7.10 吸水率試験・・・・[17]
  •  7.11 吸水厚さ膨張率試験・・・・[17]
  •  7.12 吸水長さ変化率試験・・・・[17]
  •  7.13 離強さ試験 187.14 木ねじ保持力試験・・・・[19]
  •  7.15 くぎ逆引抜抵抗試験・・・・[20]
  •  7.16 てい(釘)頭貫通力試験・・・・[20]
  •  7.17 くぎ側面抵抗試験・・・・[20]
  •  7.18 ホルムアルデヒド放散量試験・・・・[21]
  •  7.19 断熱性試験・・・・[21]
  •  7.20 平面引張強さ試験・・・・[21]
  •  7.21 耐衝撃性試験・・・・[22]
  •  7.22 耐酸性試験・・・・[23]
  •  7.23 耐アルカリ性試験・・・・[23]
  •  7.24 耐汚染性試験・・・・[23]
  •  7.25 耐変退色性試験・・・・[23]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS A 5905 pdf 1] ―――――

A 5905 : 2014

pdf 目次

ページ

  •  7.26 耐引っかき性試験・・・・[24]
  •  7.27 塗膜付着性試験・・・・[24]
  •  7.28 耐洗浄性試験・・・・[24]
  •  7.29 耐候性試験・・・・[25]
  •  7.30 難燃性試験・・・・[25]
  •  8 検査・・・・[25]
  •  8.1 検査の種類及び検査項目・・・・[25]
  •  8.2 判定基準・・・・[26]
  •  9 製品の呼び方・・・・[26]
  •  10 表示・・・・[27]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[29]
  •  附属書JB(参考)技術上重要な改正に関する新旧対照表・・・・[34]

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――――― [JIS A 5905 pdf 2] ―――――

                                                                                   A 5905 : 2014

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,日本繊維板工業会
(JFPMA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべ
きとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。こ
れによって,JIS A 5905:2003は改正され,この規格に置き換えられた。
なお,平成27年9月21日までの間は,工業標準化法第19条第1項等の関係条項の規定に基づくJISマ
ーク表示認証において,JIS A 5905:2003によることができる。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 3)

――――― [JIS A 5905 pdf 3] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
A 5905 : 2014

繊維板

Fiberboards

序文

  この規格は,2008年に第1版として発行されたISO 16895-1,2010年に第1版として発行されたISO
16895-2,2009年に第1版として発行されたISO 27769-1及び2009年に第1版として発行されたISO 27769-2
を基とし,我が国の実状を反映させるため,技術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一
覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。また,技術上重要な改正に関する旧規格との対照を附属書
JBに示す。

1 適用範囲

  この規格は,主に木材などの植物繊維を成形した繊維板について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 16895-1:2008,Wood-based panels−Dry-process fibreboard−Part 1: Classifications
ISO 16895-2:2010,Wood-based panels−Dry-process fibreboard−Part 2: Requirements
ISO 27769-1:2009,Wood-based panels−Wet-process fibreboard−Part 1: Classifications
ISO 27769-2:2009,Wood-based panels−Wet-process fibreboard−Part 2: Requirements(全体評価 :
MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 1321 建築物の内装材料及び工法の難燃性試験方法
JIS A 1408 建築用ボード類の曲げ及び衝撃試験方法
JIS A 1412-1 熱絶縁材の熱抵抗及び熱伝導率の測定方法−第1部 : 保護熱板法(GHP法)
JIS A 1412-2 熱絶縁材の熱抵抗及び熱伝導率の測定方法−第2部 : 熱流計法(HFM法)
JIS A 1415 高分子系建築材料の実験室光源による暴露試験方法
JIS A 1460 建築用ボード類のホルムアルデヒド放散量の試験方法−デシケーター法
JIS A 5508 くぎ
JIS B 1112 十字穴付き木ねじ
JIS B 7512 鋼製巻尺

――――― [JIS A 5905 pdf 4] ―――――

2
A 5905 : 2014
JIS B 7526 直角定規
JIS K 3302 固形洗濯石けん
JIS K 7102 着色プラスチック材料のカーボンアーク燈光に対する色堅ろう度試験方法
JIS K 8355 酢酸(試薬)
JIS K 8594 石油ベンジン(試薬)
JIS K 8624 炭酸ナトリウム十水和物(試薬)
JIS K 8625 炭酸ナトリウム(試薬)
JIS K 8886 無水酢酸(試薬)
JIS L 0804 変退色用グレースケール
JIS L 0805 汚染用グレースケール
JIS S 6026 クレヨン及びパス
JIS Z 8401 数値の丸め方
JIS Z 8730 色の表示方法−物体色の色差

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1
抄造
パルプ又はファイバーをマット状のシート又はマットに成形すること。
3.2
湿式製法(wet process)
フォーミングライン上のマットの含水率が20 %(質量分率)以上で製造する製法。主な結合力は繊維の
フェルト化,繊維が本来もっている接着特性又は樹脂に由来する。
3.3
乾式製法(dry process)
フォーミングライン上のマットの含水率が20 %(質量分率)以下で製造する方法。主な結合力は塗布し
た接着剤又は樹脂に由来する。
3.4
素地
表裏面にオーバーレイ,塗装などの化粧を施していない状態。
3.5
構造用
主として建造物の耐力部材として用いられるもの。
3.6
養生
試験片の含水率が気乾状態又は恒量に達するまでに行う試験前の処理。

4 種類及び記号

  繊維板は,密度,用途及び製法によってインシュレーションファイバーボード(以下,インシュレーシ
ョンボードという。),ミディアムデンシティファイバーボード(以下,MDFという。)及びハードファイ

――――― [JIS A 5905 pdf 5] ―――――

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JIS A 5905:2014の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 16895-1:2008(MOD)
  • ISO 16895-2:2010(MOD)
  • ISO 27769-1:2009(MOD)
  • ISO 27769-2:2009(MOD)

JIS A 5905:2014の国際規格 ICS 分類一覧

JIS A 5905:2014の関連規格と引用規格一覧