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A 5905 : 2014
A5
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現行規格(JIS A 5905:2014) 旧規格(JIS A 5905:2003) 改正理由
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箇条番号 内容 箇条番号 内容
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及び題名 及び題名
: 2
注a) スパンは,表示厚さの15倍とし, 注(11) スパンは,表示厚さの15倍とし, 最短スパン150 mmでは,薄物(3 mm前後)の場合,
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かつ,150 mm以上とする。ただ かつ,150 mm以上とする。 変形が大きく,試験に時間を要する。ISO 16978:2003
し,厚さ3 mm以下については, などでは最短スパンは100 mmとなっており厚さ3
100 mm以上とする。 mm以下の製品については,旧規格の最短スパンから
変更しても性能値への影響がないと判断し,これを適
用することとした。
7.3.1 厚さ 試料の周辺から15 mm以上内側の4点 6.2.1 厚さ 周辺から20 mm以上内側の4点 ユーザの要望及び厚さ測定器の適性を考慮し,従来よ
りも外側の測定位置でも可とした。
7.3.3 直角度 6.2.3 直角度
測定法A : 平形直角定規を使用した測定 平形直角定規を使用した測定方法 直角度の測定は2種類の方法を設定し,それぞれの規
方法 格値を設定した。
測定法B : 対角線の長さの差を測定する なお,現行平形直角定規と同等の測定方法として,JIS
方法 A 5422,JIS A 5404の管理方法を参考に,対角線の長
さの差で判定する方法を採用した。
JIS B 7526平形直角定規1級の直角定規の寸法と測定
位置の修正を行った。
7.9 湿潤時曲 試験方法の記載内容 6.7 湿潤時曲 試験方法の記載内容 試験片の浸せき処理後,常温水に1時間浸せきすると
げ強さ試験 20±2 ℃の水中 げ強さ試験 常温水中 規定されているが,熱負荷後の冷却に用いる水の温度
によって試験結果にばらつきが生じることがあるの
で,一定の温度条件で冷却することが重要である。温
度条件としては,ISO 20585との整合を図り“20±2 ℃
の水中”とした。
7.16 てい 試験方法を記載 − − 構造用MDFの品質確認項目として設定した。
(釘)頭貫通 なお,この試験は,形式検査項目とした。
力試験
7.17 くぎ側 試験方法を記載 − − 構造用MDFの品質確認項目として設定した。
面抵抗試験 なお,この試験は,形式検査項目とした。
7.19 断熱性 6.15 断熱性
JIS A 1412-1の保護熱板法(GHP法), JIS A 9521 建築用断熱材との整合を図り,試験方法
JIS A 1420によって,平均温度30±3 ℃
試験 又はJIS A 1412-2の熱流計法(HFM法) 試験 及び平均温度を見直した。
熱流方向上向きで表面温度を測定した
によって試験し,平均温度23±1 ℃で 場合の熱抵抗を求める。
の熱流方向上向きの場合の値で熱伝導
率を求める。