この規格ページの目次
JIS A 5908:2015 規格概要
この規格 A5908は、木材などの小片を主な原料として接着剤を用いて成形・熱圧した板について規定。パーティクルボードを基材として両面に単板を張った単板張りパーティクルボード,両面又は片面に化粧紙等を接着した化粧パーティクルボード,及び構造用パーティクルボードについても規定。
JISA5908 規格全文情報
- 規格番号
- JIS A5908
- 規格名称
- パーティクルボード
- 規格名称英語訳
- Particleboards
- 制定年月日
- 1957年9月16日
- 最新改正日
- 2015年12月21日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 16893-1:2008(MOD), ISO 16893-2:2010(MOD), ISO 16894:2009(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 01.040.79, 79.060.20
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 建築 I-1(材料・設備) 2021, 建築 I-2(材料・設備) 2021, 建築 II-1(試験) 2021, 建築 II-2(試験) 2021, 接着 2021
- 改訂:履歴
- 1957-09-16 制定日, 1960-05-20 確認日, 1961-03-01 改正日, 1964-03-01 確認日, 1967-04-01 確認日, 1970-01-01 改正日, 1972-03-01 改正日, 1973-07-01 改正日, 1976-08-01 確認日, 1977-03-01 改正日, 1979-03-01 改正日, 1983-03-01 改正日, 1986-12-28 改正日, 1993-02-01 改正日, 1994-06-01 改正日, 1999-02-20 確認日, 2003-03-20 改正日, 2008-05-20 確認日, 2013-10-21 確認日, 2015-12-21 改正
- ページ
- JIS A 5908:2015 PDF [33]
A 5908 : 2015
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[2]
- 4 種類・・・・[3]
- 5 形状及び寸法・・・・[4]
- 6 品質・・・・[5]
- 6.1 外観・・・・[5]
- 6.2 性能・・・・[5]
- 7 試験方法・・・・[8]
- 7.1 試験の一般条件・・・・[8]
- 7.2 試験片・・・・[8]
- 7.3 寸法及び直角度の測定・・・・[9]
- 7.4 密度試験・・・・[11]
- 7.5 含水率試験・・・・[12]
- 7.6 曲げ強さ試験・・・・[12]
- 7.7 曲げヤング係数試験・・・・[13]
- 7.8 湿潤時曲げ強さ試験・・・・[13]
- 7.9 吸水厚さ膨張率試験・・・・[13]
- 7.10 離強さ試験 147.11 木ねじ保持力試験・・・・[14]
- 7.12 てい(釘)頭貫通力試験・・・・[15]
- 7.13 くぎ側面抵抗試験・・・・[16]
- 7.14 ホルムアルデヒド放散量試験・・・・[17]
- 7.15 平面引張強さ試験・・・・[17]
- 7.16 耐衝撃性試験・・・・[18]
- 7.17 耐酸性試験・・・・[18]
- 7.18 耐アルカリ性試験・・・・[18]
- 7.19 耐汚染性試験・・・・[19]
- 7.20 耐変退色性試験・・・・[19]
- 7.21 耐引っかき性試験・・・・[19]
- 7.22 断熱性試験・・・・[19]
- 8 検査・・・・[19]
- 8.1 検査の種類及び検査項目・・・・[19]
- 8.2 判定基準・・・・[20]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS A 5908 pdf 1] ―――――
A 5908 : 2015
pdf 目次
ページ
- 9 製品の呼び方・・・・[20]
- 10 表示・・・・[21]
- 附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[22]
- 附属書JB(参考)技術上重要な改正に関する新旧対照表・・・・[27]
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS A 5908 pdf 2] ―――――
A 5908 : 2015
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,日本繊維板工業会
(JFPMA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべ
きとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。こ
れによって,JIS A 5908:2003は改正され,この規格に置き換えられた。
なお,平成28年12月20日までの間は,工業標準化法第19条第1項等の関係条項の規定に基づくJIS
マーク表示認証において,JIS A 5908:2003によることができる。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 3)
――――― [JIS A 5908 pdf 3] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
A 5908 : 2015
パーティクルボード
Particleboards
序文
この規格は,2008年に第1版として発行されたISO 16893-1,2010年に第1版として発行されたISO
16893-2及び2009年に第1版として発行されたISO 16894を基とし,我が国の実情を反映させるため,技
術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一
覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。また,技術上重要な改正に関する旧規格との対照を附属書
JBに示す。
1 適用範囲
この規格は,木材などの小片を主な原料として接着剤を用いて成形・熱圧した板(以下,パーティクル
ボードという。)について規定する。
この規格は,パーティクルボードを基材として両面に単板を張った単板張りパーティクルボード,両面
又は片面に化粧紙等を接着した化粧パーティクルボード,及び構造用パーティクルボードについても規定
する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 16893-1:2008,Wood-based panels−Particleboard−Part 1: Classifications
ISO 16893-2:2010,Wood-based panels−Particleboard−Part 2: Requirements
ISO 16894:2009,Wood-based panels−Oriented strand board (OSB)−Definitions, classification and
specifications(全体評価 : MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 1408 建築用ボード類の曲げ及び衝撃試験方法
JIS A 1412-1 熱絶縁材の熱抵抗及び熱伝導率の測定方法−第1部 : 保護熱板法(GHP法)
JIS A 1412-2 熱絶縁材の熱抵抗及び熱伝導率の測定方法−第2部 : 熱流計法(HFM法)
JIS A 1460 建築用ボード類のホルムアルデヒド放散量の試験方法−デシケーター法
JIS A 5508 くぎ
JIS B 1112 十字穴付き木ねじ
――――― [JIS A 5908 pdf 4] ―――――
2
A 5908 : 2015
JIS B 7512 鋼製巻尺
JIS B 7526 直角定規
JIS B 7751 紫外線カーボンアーク灯式の耐光性試験機及び耐候性試験機
JIS K 7102 着色プラスチック材料のカーボンアーク燈光に対する色堅ろう度試験方法
JIS K 8355 酢酸(試薬)
JIS K 8594 石油ベンジン(試薬)
JIS K 8624 炭酸ナトリウム十水和物(試薬)
JIS K 8625 炭酸ナトリウム(試薬)
JIS K 8886 無水酢酸(試薬)
JIS L 0804 変退色用グレースケール
JIS L 0805 汚染用グレースケール
JIS S 6026 クレヨン及びパス
JIS Z 8703 試験場所の標準状態
JIS Z 8730 色の表示方法−物体色の色差
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1
小片
チップ,フレーク,ウェファー,ストランド,その他の切削片・破砕片の総称。
3.2
成形・熱圧
小片をマット状にし,熱盤で熱圧締すること。
3.3
素地
表裏面にオーバーレイ,塗装などの化粧を施していない状態。
3.4
研磨
パーティクルボードの表面を滑らかにするために研ぎ磨いて平滑にしていく作業のこと。
3.5
単板張り
パーティクルボードの表裏面に単板を張り,強度及び化粧性を向上するもの。
3.6
化粧
パーティクルボードの表面にオーバーレイ,塗装など行い,化粧性を向上するもの。
3.7
構造用
主として建造物の耐力部材として用いられるもの。
3.8
養生
――――― [JIS A 5908 pdf 5] ―――――
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JIS A 5908:2015の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 16893-1:2008(MOD)
- ISO 16893-2:2010(MOD)
- ISO 16894:2009(MOD)
JIS A 5908:2015の国際規格 ICS 分類一覧
- 79 : 木材工業 > 79.060 : 木材を基にしたパネル > 79.060.20 : 繊維合板及びパーティクルボード
- 01 : 総論.用語.標準化.ドキュメンテーション > 01.040 : 用語集 > 01.040.79 : 木材工業(用語集)
JIS A 5908:2015の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISA1408:2017
- 建築用ボード類の曲げ及び衝撃試験方法
- JISA1412-1:2016
- 熱絶縁材の熱抵抗及び熱伝導率の測定方法―第1部:保護熱板法(GHP法)
- JISA1412-2:1999
- 熱絶縁材の熱抵抗及び熱伝導率の測定方法―第2部:熱流計法(HFM法)
- JISA1460:2015
- 建築用ボード類のホルムアルデヒド放散量の試験方法―デシケーター法
- JISA1460:2021
- 建築用ボード類のホルムアルデヒド放散量の試験方法―デシケーター法
- JISA5508:2009
- くぎ
- JISB1112:1995
- 十字穴付き木ねじ
- JISB7512:2018
- 鋼製巻尺
- JISB7526:1995
- 直角定規
- JISB7751:2007
- 紫外線カーボンアーク灯式の耐光性試験機及び耐候性試験機
- JISK7102:1981
- 着色プラスチック材料のカーボンアーク燈光に対する色堅ろう度試験方法
- JISK8355:2006
- 酢酸(試薬)
- JISK8355:2021
- 酢酸(試薬)
- JISK8594:2015
- 石油ベンジン(試薬)
- JISK8624:2006
- 炭酸ナトリウム十水和物(試薬)
- JISK8625:2017
- 炭酸ナトリウム(試薬)
- JISK8886:2008
- 無水酢酸(試薬)
- JISL0804:2004
- 変退色用グレースケール
- JISL0805:2005
- 汚染用グレースケール
- JISS6026:2007
- クレヨン及びパス
- JISZ8703:1983
- 試験場所の標準状態
- JISZ8730:2009
- 色の表示方法―物体色の色差