JIS A 6008:2022 合成高分子系ルーフィングシート

JIS A 6008:2022 規格概要

この規格 A6008は、主として各種建築物の防水に用いる合成高分子を主原料としたルーフィングシート及びそれに基布その他を複合したルーフィングシートについて規定。

JISA6008 規格全文情報

規格番号
JIS A6008 
規格名称
合成高分子系ルーフィングシート
規格名称英語訳
Roofing sheets of synthetic polymer
制定年月日
1969年10月1日
最新改正日
2022年3月22日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

83.140.10, 91.060.20
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1969-10-01 制定日, 1973-10-01 改正日, 1977-03-01 改正日, 1980-03-01 確認日, 1981-03-01 改正日, 1986-06-01 確認日, 1986-08-01 改正日, 1992-03-01 改正日, 1997-12-20 改正日, 2002-02-20 改正日, 2006-03-25 改正日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認日, 2020-10-20 確認日, 2022-03-22 改正
ページ
JIS A 6008:2022 PDF [24]
                                                                                   A 6008 : 2022

pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 種類・・・・[2]
  •  5 品質・・・・[3]
  •  6 寸法及び単位面積質量・・・・[4]
  •  7 外観・・・・[5]
  •  8 試験・・・・[5]
  •  8.1 試験の一般条件・・・・[5]
  •  8.2 寸法の測定・・・・[5]
  •  8.3 試験片の作製・・・・[6]
  •  8.4 単位面積質量・・・・[9]
  •  8.5 引張性能・・・・[10]
  •  8.6 引裂性能・・・・[11]
  •  8.7 温度依存性・・・・[13]
  •  8.8 加熱伸縮性状・・・・[14]
  •  8.9 劣化処理後の引張性能・・・・[14]
  •  8.10 伸び時の劣化性状・・・・[15]
  •  8.11 接合性状・・・・[16]
  •  8.12 接合引張性能・・・・[18]
  •  9 検査・・・・[19]
  •  9.1 検査の種類及び検査項目・・・・[19]
  •  9.2 判定基準・・・・[20]
  •  10 表示・・・・[20]
  •  11 取扱い上の注意事項・・・・[21]
  •  附属書A(参考)技術上重要な改正に関する新旧対照表・・・・[22]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS A 6008 pdf 1] ―――――

           A 6008 : 2022

まえがき

  この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,合成高分子ル
ーフィング工業会(KRK)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添えて日本産業
規格を改正すべきとの申出があり,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本産業
規格である。これによって,JIS A 6008:2006は改正され,この規格に置き換えられた。
なお,令和5年3月21日までの間は,産業標準化法第30条第1項等の関係条項の規定に基づくJISマ
ーク表示認証において,JIS A 6008:2006を適用してもよい。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS A 6008 pdf 2] ―――――

                                      日本産業規格                            JIS
A 6008 : 2022

合成高分子系ルーフィングシート

Roofing sheets of synthetic polymer

1 適用範囲

  この規格は,主として各種建築物の防水に用いる合成高分子を主原料としたルーフィングシート(以下,
均質シートという。)及びそれに基布その他を複合したルーフィングシート(以下,複合シートという。)
について規定する。
なお,技術上重要な改正に関する新旧対照表を,附属書Aに示す。

2 引用規格

  次に掲げる引用規格は,この規格に引用されることによって,その一部又は全部がこの規格の要求事項
を構成している。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 1415 高分子系建築材料の実験室光源による暴露試験方法
JIS K 6250 ゴム−物理試験方法通則
JIS K 6251 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−引張特性の求め方
JIS K 6252-1 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−引裂強さの求め方−第1部 : トラウザ形,アングル形及
びクレセント形試験片を用いる方法
JIS K 6257 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−熱老化特性の求め方
JIS K 8575 水酸化カルシウム(試薬)
JIS K 8617 炭酸カルシウム(試薬)
JIS Z 8401 数値の丸め方
JIS Z 8703 試験場所の標準状態

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1
ルーフィングシート
防水層を形成するために用いるシート状の材料
3.2
均質シート
合成高分子を主原料としたルーフィングシート

――――― [JIS A 6008 pdf 3] ―――――

           2
A 6008 : 2022
3.3
複合シート
合成高分子を主原料としたルーフィングシートを母材とし,織布,不織布,その他を複合したルーフィ
ングシート
注釈1 複合シートは,一般複合タイプと補強複合タイプとに分かれる。
3.4
一般複合タイプ
基布(織布,不織布など),又はシート状のもの(フィルムなど)を複合して寸法安定性,力学的物性
などを改善した複合シート
3.5
補強複合タイプ
補強布(織布など)に強度を依存する複合シート
3.6
機械的固定工法
下地へ固定金具を用いて機械的にシートを固定する工法
3.7
接着工法
下地へプライマー,接着剤などを用いてシートを接着する工法

4 種類

  種類は,表1による。
表1−合成高分子系ルーフィングシートの種類
種類 略称 主原料 工法の適用
均質シート 加硫ゴム系 均質加硫ゴム 接着工法
ブチルゴム,エチレンプロピレンゴム,ク
ロロスルホン化ポリエチレンなど
非加硫ゴム系 均質非加硫ゴム 接着工法
ブチルゴム,エチレンプロピレンゴム,ク
ロロスルホン化ポリエチレンなど
熱可塑性エラス 均質TPE ポリオレフィン系など 接着工法
トマー系
塩化ビニル樹脂 均質塩ビ 接着工法
塩化ビニル樹脂,塩化ビニル共重合体な
系 ど 機械的固定工法
エチレン酢酸ビ 均質エチレン酢 エチレン酢酸ビニル共重合体など 接着工法
ニル樹脂系 ビ
複 一般複合 加硫ゴム系 一般複合加硫ゴ 接着工法
ブチルゴム,エチレンプロピレンゴム,ク
合 タイプ ム ロロスルホン化ポリエチレンなど 機械的固定工法

ー 非加硫ゴム系 一般複合非加硫 接着工法
ブチルゴム,エチレンプロピレンゴム,ク
ト ゴム ロロスルホン化ポリエチレンなど
熱可塑性エラス 一般複合TPE ポリオレフィン系など 接着工法
トマー系 機械的固定工法
塩化ビニル樹脂 一般複合塩ビ 接着工法
塩化ビニル樹脂,塩化ビニル共重合体な
系 ど 機械的固定工法

――――― [JIS A 6008 pdf 4] ―――――

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A 6008 : 2022
表1−合成高分子系ルーフィングシートの種類(続き)
種類 略称 主原料 工法の適用
複 補強複合 − 補強複合 接着工法
塩化ビニル樹脂,塩化ビニル共重合体,塩
合 タイプ 機械的固定工法
素化ポリエチレン,クロロスルホン化ポ

ー リエチレン,エチレンプロピレンゴム,ポ
ト リオレフィン系,アクリル系など

5 品質

  製品の品質は,箇条8によって試験を行ったとき,表2又は表3に適合しなければならない。ただし,
粘着層のある製品については,粘着層を含めた厚さとする。
表2−均質シートの品質
項目 種類 適用
加硫 非加硫 熱可塑性 塩化ビニル エチレン 試験
ゴム系 ゴム系 エラスト 樹脂系 酢酸ビニ 箇条
マー系 ル樹脂系
引張性能 引張強さ N/cm2 750以上 50以上 750以上 1000以上 1 000以上 8.5
(1800以上)b)
伸び率 % 450以上 450以上 450以上 200以上 450以上
(250以上)b)
引裂性能 引裂強さ N/cm 250以上 30以上 400以上 400以上 400以上 8.6
温度依存 試験温度 引張強さ 230以上 7.5以上 400以上 400以上 150以上 8.7
性 60 ℃ N/cm2 (720以上)b)
試験温度 伸び率 % 150以上 100以上 100以上 15以上 200以上
−20 ℃
加熱伸縮性状 伸縮量 伸び 2以下 2以下 2以下 2以下 2以下 8.8
mm 縮み 4以下 4以下 4以下 4以下 6以下
(6以下)b)
劣化処理 引張強さ 加熱処理 80以上 90以上 80以上 80以上 80以上 8.9
後の引張 比 % 促進暴露処理a) 80以上 90以上 80以上 80以上 80以上
性能 アルカリ処理 80以上 80以上 80以上 80以上 80以上
伸び率 加熱処理 70以上 70以上 70以上 70以上 70以上
比 % 促進暴露処理a) 70以上 70以上 70以上 70以上 70以上
アルカリ処理 80以上 90以上 80以上 90以上 80以上
伸び時の劣化性状 加熱処理 いずれの試験片にも,ひび割れがあってはならない。 8.10
促進暴露処理a) いずれの試験片にも,ひび割れがあってはならない。
オゾン処理a) いずれの試験片にも,ひび割れがあってはならない。
接合性状 無処理 基準線からのずれ及び離の長さが5 mm以下で,かつ,有害な8.11
膨れなど異常箇所があってはならない。
加熱処理 基準線からのずれ及び離の長さが5 mm以下で,かつ,有害な
膨れなど異常箇所があってはならない。
アルカリ処理 基準線からのずれ及び離の長さが5 mm以下で,かつ,有害な
膨れなど異常箇所があってはならない。
注a) 屋外で露出して使用するルーフィングに適用する。
注b) 塩化ビニル樹脂系の( )内は,機械的固定工法で使用する均質シートに適用する。

――――― [JIS A 6008 pdf 5] ―――――

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JIS A 6008:2022の国際規格 ICS 分類一覧

JIS A 6008:2022の関連規格と引用規格一覧