JIS A 8510:2010 路面清掃機械の安全要求事項

JIS A 8510:2010 規格概要

この規格 A8510は、路面清掃機械(散水車も含む。)に対する安全要求事項について規定。

JISA8510 規格全文情報

規格番号
JIS A8510 
規格名称
路面清掃機械の安全要求事項
規格名称英語訳
Safety requirements for road surface cleaning machines
制定年月日
2010年5月25日
最新改正日
2015年10月26日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

93.080.10
主務大臣
経済産業,厚生労働
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2010-05-25 制定日, 2015-10-26 確認
ページ
JIS A 8510:2010 PDF [16]
                                                                                   A 8510 : 2010

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 重大な危険源のリスト・・・・[3]
  •  5 安全要求事項・安全方策・・・・[3]
  •  5.1 一般・・・・[3]
  •  5.2 傾斜式ホッパ,昇降式・傾斜式ホッパ及び動力式排出扉・・・・[3]
  •  5.3 清掃装置・・・・[4]
  •  5.4 アクセス及び通路・・・・[5]
  •  5.5 操作装置・・・・[5]
  •  5.6 防護装置・・・・[5]
  •  5.7 洗浄装置・散水装置・・・・[6]
  •  5.8 燃料タンク及び作動油タンク・・・・[6]
  •  5.9 吸込み装置・・・・[6]
  •  5.10 吸水ホース・・・・[7]
  •  5.11 電気及び電子装置・・・・[7]
  •  5.12 電磁両立性(EMC)・・・・[7]
  •  5.13 騒音・・・・[7]
  •  6 安全要求事項・安全方策の検証・・・・[7]
  •  7 使用上の情報・・・・[7]
  •  7.1 警告表示・・・・[7]
  •  7.2 取扱説明書・・・・[8]
  •  7.3 機械への表示・・・・[8]
  •  附属書A(参考)代表的な機種の例・・・・[9]
  •  附属書B(規定)重大な危険源のリスト・・・・[12]
  •  参考文献・・・・[14]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS A 8510 pdf 1] ―――――

A 8510 : 2010

まえがき

  この規格は,工業標準化法に基づき,日本工業標準調査会の審議を経て,厚生労働大臣及び経済産業大
臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。厚生労働大臣,経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,
このような特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権及び出願公開後の実用新案登録出願にかかわる確
認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS A 8510 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
A 8510 : 2010

路面清掃機械の安全要求事項

Safety requirements for road surface cleaning machines

序文

  この規格は,JIS B 9700-1(機械類の安全性−設計のための基本概念,一般原則−第1部 : 基本用語,方
法論)の“まえがき”に示すタイプC規格(個別機械安全規格)である。

1 適用範囲

  この規格は,3.1に定義する路面清掃機械(散水車も含む。)に対する安全要求事項について規定する。
この規格を適用する代表的な機種を,附属書Aに参考として示す。
この規格は,製造業者が意図し,かつ,予見した条件の下に路面清掃機械を使用するときに,直接かか
わる重大な危険源のすべてを考慮しており(附属書B参照),それらから起こり得るリスクを除去又は低
減するための適切な技術的方策を具体的に示している。
この規格は,多目的形特殊車両などに清掃装置及びホッパを架装した簡易形路面清掃機械についても,
その該当部位については適用する。
この規格は,運搬車両(例えば,トラック)に関する要求事項は含まない。
注記 公道上を走行する路面清掃機械は,この規格のほかに,国及び地方自治体の定める道路交通関
連法規及び条例に適合しなければならない。
この規格は,爆発の危険のある環境下での路面清掃機械の運転に伴うリスクについては,考慮していな
い。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 8302 土工機械−運転員・整備員の乗降用,移動用設備
JIS A 8316 土工機械−電磁両立性(EMC)
JIS A 8334 土工機械−取扱説明書−内容及び様式
JIS A 8340-1 土工機械−安全−第1部 : 一般要求事項
JIS A 8508-1 道路工事機械−安全−第1部 : 一般要求事項
JIS B 8361 油圧システム通則
JIS B 8370 空気圧システム通則
JIS B 9700-1 機械類の安全性−設計のための基本概念,一般原則−第1部 : 基本用語,方法論
JIS B 9700-2 機械類の安全性−設計のための基本概念,一般原則−第2部 : 技術原則
JIS B 9716 機械類の安全性−ガード−固定式及び可動式ガードの設計及び製作のための一般要求事

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2
A 8510 : 2010

JIS B 9960-1 機械類の安全性−機械の電気装置−第1部 : 一般要求事項

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS A 8508-1によるほか,次による。
3.1
路面清掃機械
車輪(ホイール)式の搭乗式又はハンドガイド式の機械で,路面上の土砂,じんあい(塵埃)をかき出
し,掃き寄せるための清掃装置,及び回収した土砂・じんあい(塵埃)をホッパに送る搬送装置を運搬車
両又は特別に設計されたシャシに恒久的に架装したもの(附属書A参照)。
3.1.1
真空式路面清掃車
ブロワでホッパ内を負圧にし,吸引力又は吸引力及びブラシで路面上の土砂,じんあい(塵埃)を浮上
させ,負圧によって吸込み口からホッパ内に収集する路面清掃機械(図A.1参照)。
注記 ブロワの排気を路面に吹き付けることによって,土砂,じんあい(塵埃)を浮上させ,吸引す
るものもある。
3.1.2
ブラシ式路面清掃車
ブラシで路面上の土砂,じんあい(塵埃)を,直接又はコンベヤで搬送してホッパ内に収集する路面清
掃機械(図A.2図A.4参照)。
3.1.3
小形路面清掃車
最高速度15 km/h以下,全長4.7 m以下,全幅1.7 m以下,全高2.8 m以下の路面清掃機械。
3.2
清掃装置
ブラシ,搬送装置,散水装置,洗浄装置などの清掃機能を果たすすべての構成品の総称。
3.2.1
側ブラシ
路肩の形状に追従しながら,路面上の土砂,じんあい(塵埃)をかき出すためのブラシ。
注記 ガッタブラシと呼ぶこともある。
3.2.2
補助側ブラシ
側ブラシによってかき出した土砂,じんあい(塵埃)を回収できる位置へ集めるためのブラシ。
3.2.3
主ブラシ
側ブラシ又は補助側ブラシによって集められた土砂,じんあい(塵埃)を,吸込み口,コンベヤ又はホ
ッパへ送り込むためのブラシ。
3.2.4
搬送装置
清掃装置の一部で,ブロワ,吸込み装置,主ブラシ,コンベヤなどのじんあい(塵埃)をホッパ内に搬

――――― [JIS A 8510 pdf 4] ―――――

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A 8510 : 2010
送する装置の総称。
3.2.5
吸込み装置
ホッパへ通じる正規の搬送装置とは別に,ホッパ後面又は側面に設けた吸込み口に連結するパイプ又は
ホースからなり,土砂,じんあい(塵埃)をホッパへ収集するもの。
注記1 集水ます(桝)などの汚泥の吸引清掃,街路樹の植込み付近の落葉回収などを主目的とする。
注記2 大形機械では,パイプ及びホースの上下に動力を用いた昇降装置又はパイプ部が伸縮する機
構をもったものがあり,小形機械では,手持ち式のものもある。
3.3
ホッパ
路面上から収集した土砂,じんあい(塵埃)及び水を収納する容器。
3.4
吸水ホース
タンク内に水を取り入れるためのホース。
3.5
散水車
水タンクを装備し,ポンプで高圧力水を散水装置から路面に噴射することによって,路面上の土砂,じ
んあい(塵埃)などを洗い流す車両(図A.5参照)。
3.6
路面
車両及び/又は歩行者の交通がある舗装領域。
注記 レール走行専用の軌道は,含まない。

4 重大な危険源のリスト

  路面清掃機械(以下,機械という。)にかかわる重大な危険源のリストは,附属書Bによる。

5 安全要求事項・安全方策

5.1 一般

  機械は,この規格の安全要求事項及び安全方策に適合しなければならない。さらに,リスクアセスメン
トの結果,その機械に附属書Bに掲げた重大な危険源のリストにない新たな危険源が存在する場合は,JIS
B 9700-1及びJIS B 9700-2に従って設計する。
注記 重大な危険源とは,リスクアセスメント(JIS B 9702参照)を設計者・製造業者が行ったとき
に,直接関連するものとして特定され,リスクを除去又は減らすために具体的な行動が求めら
れる危険源をいう。

5.2 傾斜式ホッパ,昇降式・傾斜式ホッパ及び動力式排出扉

5.2.1  制御システム
制御システムは,各機能それぞれに対し一組の操作機器だけで起動できるように設計しなければならな
い。ただし,操作系統が二つ以上ある場合,個々の機能は,手動又は自動で優先権を切り換え,同時操作
ができないようにしなければならない。

――――― [JIS A 8510 pdf 5] ―――――

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JIS A 8510:2010の国際規格 ICS 分類一覧

JIS A 8510:2010の関連規格と引用規格一覧

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