JIS A 8921:2001 土工機械―ミニショベル横転時保護構造(TOPS)―試験方法及び性能要求項目 | ページ 3

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A 8921 : 2001 (ISO 12117 : 1997)
8.3 側方仮想地面 (LSGP) は,8.4に規定の場合を除き,側方載荷試験のいかなる段階においても,DLV
に入ってはならない。
8.4 運転員が横向きの場合の側方負荷では,DLVの上部を,TOPS部材(又はLSGP)の貫入を防ぐため,
JIS A 8910の附属書に規定する基準軸 (LA) に関して,前方15°まで傾けてもよい。より小さい角度にお
いて,機械の一部や操縦装置などがじゃまになるような場合,DLVの前方への回転は,15°以下にしなけ
ればならない[図6 a)参照]。
8.5 側方載荷時,最小エネルギー要求値が満足されるときには,たわみ限界領域 (DLV) のJIS A 8910
に規定する基準軸LAより上の部分を図6 b)に示すように側方に15°まで傾けてもよい。DLVのLA線よ
り下の部分は無関係としてよい。
図6 DLV上半部の回転許容量
8.6 旋回フレーム又は取付部の破損によって,TOPSが旋回フレームから脱落するようなことがあっては
ならない。
9. TOPSの表示
9.1 この規格による基準に合格したTOPSには,9.2及び9.3によってラベルを取り付けなければならな
い。
備考 このラベルには,OPGに関する情報を含めても差し支えない。
9.2 ラベルの仕様

――――― [JIS A 8921 pdf 11] ―――――

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A 8921 : 2001 (ISO 12117 : 1997)
9.2.1 ラベルは,耐久性のあるものとし,TOPS構造に永久的に取り付けなければならない。
9.2.2 ラベルは,容易に読み取れ,かつ,気候による摩滅を防ぐことのできる位置に取り付けなければな
らない。
9.3 表示の内容 表示の内容は,次のとおりとする。
a) OPS製造業者の名称及び所在地
b) OPSの識別番号
c) OPSが装着可能な機種,形式又は製造番号
d) OPSがこの規格の性能基準のすべてに合格する最大機械質量
e) OPSがすべての性能基準に合格する場合は,日本工業規格(日本産業規格)番号(及び/又は国際規格番号)
f) 製造業者が必要と考えるその他の事項(例えば,取付け,修理又は取替えに関する情報)
10. 試験結果の報告 試験結果は,附属書Aに示す試験報告書に従って報告する。

――――― [JIS A 8921 pdf 12] ―――――

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A 8921 : 2001 (ISO 12117 : 1997)
附属書A(規定) JIS A 8921に規定するTOPSの試験報告書
A.1 確認事項
A.1.1 機械
名称
製造業者
形式
製造番号
旋回フレーム部品番号
A.1.2 TOPS
製造業者
形式
製造番号
TOPS部品番号
A.2 機械製造業者からの情報
最大推奨質量 kg
DLVの位置
A.3 性能基準
側方エネルギー J
A.4 試験結果
A.4.1 側方負荷試験 TOPS構造部材又は仮想地面(適用される場合)がDLVへ侵入することなしに,
次のエネルギー値に達し,又はこれを超えることができた。
到達最大エネルギー J
A.4.2 材料温度条件 :
A.4.2.1 載荷試験は,TOPSと旋回フレーム部材を ℃にして行われた。
A.4.2.2 (A.4.2.1が−18℃を超える場合だけ記入)
TOPSを構成する鋼材のシャルピーVノッチ衝撃試験結果は,次のとおりである。
試験片の寸法 mm× mm
参考 鋼材のシャルピーVノッチ衝撃試験は,試験片を ℃にして行われた。
エネルギー J
ボルトの強度区分
ナットの強度区分

――――― [JIS A 8921 pdf 13] ―――――

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A 8921 : 2001 (ISO 12117 : 1997)
A.5 証明書
機械の最大質量 kgに対するこの試験において,JIS A 8921に規定する最小要
求性能を満足した。
試験年月日 :
試験機関の名称及び所在地 :
試験担当者 :
試験成績書の日付 :

――――― [JIS A 8921 pdf 14] ―――――

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A 8921 : 2001 (ISO 12117 : 1997)
附属書B(参考) TOPS−前後方向載荷試験
B.1 試験方法
B.1.1 側方荷重を除去した後,前後方向荷重をTOPSに負荷する。
B.1.2 前後方向荷重は,最初に決めた点の変位した位置に負荷するものとする(側方荷重により構造物が
永久変形を起こしていることが多い。)。後(前)のクロスメンバがない場合には,負荷分散装置は全幅に
わたってもよい。その他のすべての場合,負荷分散装置の長さは,TOPSの幅Wの80%を超えて負荷を分
散させてはならない(図2及び図3参照)。
B.1.3 前後方向荷重はTOPSの前後方向中心線に沿ってTOPSの上部構造部材に載荷すること。
B.1.4 前後方向荷重の向き(前又は後)はTOPSと旋回フレームの結合物にとって最も厳しい条件となる
向きを選ばなくてはならない。最初の荷重方向は,水平で,かつ,機械の前後方向中心線に平行でなけれ
ばならない。前後方向荷重の向きを決めるに当たって,更に次の事項を考慮すべきである。
a) 運転員が押しつぶされないよう保護することについて,DLVに対するTOPSの位置及び前後方向の変
形が関連する影響
b) 機械の特性,例えば,他の機械の構造部材がTOPSの前後方向変形に抵抗し,そしてTOPSに対する
負荷の前後方向成分の方向を制限すること
c) 前後方向の転倒の可能性,又は実際の横転などの際,前後方向軸の周りに回転するときに機械が斜め
になるような傾向をもつ特殊な機種であることを示す経験
B.1.5 変形の速度は負荷が静的であると考えられる程度とする。この負荷は,TOPSが表1の要求エネル
ギーを満足するまで続けなければならない。
B.2 試験報告書
B.2.1 確認事項
B.2.1.1 機械
名称
製造業者
形式
製造番号
旋回フレーム部品番号
B.2.1.2 TOPS
製造業者
形式
製造番号
TOPS部品番号
B.2.2 機械製造業者からの情報
最大推奨質量 kg
DLVの位置

――――― [JIS A 8921 pdf 15] ―――――

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JIS A 8921:2001の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 12117:1997(IDT)

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