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9. 硬さ ころの硬さは,付表9による。
10. 表面粗さ ころの転動面の表面粗さは,表4による。
表 4 ころの表面粗さ(最大)
Dw (mm) 5以下 5を超え18以下 18を超え50以下 50を超えるもの
表面粗さ (μmRa) 0.1 0.2 0.4 0.8
備考 表面粗さRaは,JIS B 0601を参照。
11. 材料 ころの材料は,JIS G 4805に規定する材料又はこれと同等以上の品質が得られる合金鋼とする。
12. 測定方法及び試験方法
12.1 一般事項 測定に関する一般的な事項は,JIS B 1515による。
12.2 実測直径 ころの実測直径(Dws)の測定は,ラジアル平面内で二点測定によって行う。ころの平面内
平均直径(DWmp)は,一つのラジアル平面内で実測直径の最大値と最小値との算術平均値として求める。
12.3 平面内直径不同 針状ころの平面内直径不同(VDwp)は,長さの中央のラジアル平面で,実測直径(Dws)
の最大値と最小値との差として求める。
12.4 真円度 ころの真円度(ΔRw)の測定は,原則として真円度測定機(JIS B 7451参照)によって,ころの
長さの中央のラジアル平面において行う。通常,極座標チャート上に記録された測定曲線から求めた数値
で評価する。
また,真円度は三点測定によって求めてもよい(附属書2参照)。
12.5 平面内平均直径の不同 棒状ころ及び円筒ころの平面内平均直径の不同(VDwmp)は,ころの長さの中
央と両端に近い円筒部の三箇所のラジアル平面における,平面内平均直径(Dwmp)のうちの最大値と最小値
との差として求める。
12.6 ゲージロットの直径の相互差及びゲージ ころのゲージロットの直径の相互差(VDwL)は,ゲージロッ
ト内で長さの中央のラジアル平面における平面内平均直径(Dwmp)が最大のころと最小のころとの平面内平
均直径の差として求める。
ころのゲージは,ころの長さの中央を通るラジアル平面において,ゲージロットの平面内平均直径(Dwmp)
と呼び直径(DW)との寸法差が,付表46で推奨するゲージのうちで,該当するゲージとして求める。
12.7 長さの寸法差及びゲージロットの長さの相互差 ころの実長さ(Lws)の測定は,平面とこれに平行な
平面形の測定子との間で行うのがよい。
ころの長さの寸法差(ΔLws)は,実長さと呼び長さ(Lw)との差として求める。
円筒ころのゲージロットの長さの相互差(VLwL)は,ゲージロット内で,実長さの最大値と最小値の差とし
て求める。
――――― [JIS B 1506 pdf 6] ―――――
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B 1506 : 2005
12.8 端面振れ 円筒ころの端面振れの測定は,ころをV溝に置き,一方の端面の周辺に近いところで当
て金に常に点接触させるよう反対側から押し付け,測定子を当て金側の端面で,その接触点ところの中心
軸に対して対称の位置でアキシアル方向に当て,ころを回転させて行う(図1参照)。
端面振れは,ころを1回転させたときの測定器の読みの最大値と最小値との差として求めた円周振れである。
なお,この測定は,両端面について行う。
測定子の位置
押し付け
当て金
図 1 端面振れの測定
12.9 実測面取寸法 端面形状が平面形のころの面取寸法の測定は,形状測定器などの適切な測定器を用いて行う。
12.10 硬さ 硬さの試験は,JIS Z 2244又はJIS Z 2245による。
12.11 表面粗さ ころの転動面の表面粗さの測定は,JIS B 0651による。
13. 検査 ころの検査は,寸法,形状,端面振れ,ゲージロットの直径の相互差及び長さの相互差,実測
面取寸法,硬さ並びに転動面の表面粗さについて12.(測定方法及び試験方法)によって行う。
14. 製品の呼び番号 ころの呼び方は,種類,呼び,端面形状(2),ゲージ及び等級からなる。
例1. 針状ころ 2×11.8 A 3/-6 等級3
例2. 棒状ころ 8×50 F 5/-10 等級5
例3. 円筒ころ 15×22 2/-4 等級2
注(2) 円筒ころには適用しない。
15. 包装及び表示
15.1 包装 ころは,油脂その他によってさび止めしたのち,適当な容器に収める。
15.2 表示 ころの包装には,次の事項を表示する。
− 種類
− 呼び
− 端面形状(円筒ころを除く。)
− ゲージ
− 等級
− 数量
− 製造業者名又はその略号
− 製造年月又はその略号
――――― [JIS B 1506 pdf 7] ―――――
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B 1506 : 2005
付表 1 針状ころの呼び及び寸法
LW LW
φDW
φDW
R
r
r
r r
単位mm
呼び Dw Lw rs min(3) 呼び Dw Lw rs min(3)
1 × 5.8 1 5.8 0.1 3 × 25.8 3 25.8 0.1
1 × 6.8 1 6.8 0.1 3 × 27.8 3 27.8 0.1
1 × 7.8 1 7.8 0.1 3 × 29.8 3 29.8 0.1
1 × 9.8 1 9.8 0.1 3.5 × 11.8 3.5 11.8 0.1
1.5 × 5.8 1.5 5.8 0.1 3.5 × 13.8 3.5 13.8 0.1
1.5 × 6.8 1.5 6.8 0.1 3.5 × 15.8 3.5 15.8 0.1
1.5 × 7.8 1.5 7.8 0.1 3.5 × 17.8 3.5 17.8 0.1
1.5 × 9.8 1.5 9.8 0.1 3.5 × 19.8 3.5 19.8 0.1
1.5 × 11.8 1.5 11.8 0.1 3.5 × 21.8 3.5 21.8 0.1
1.5 × 13.8 1.5 13.8 0.1 3.5 × 23.8 3.5 23.8 0.1
2 × 6.8 2 6.8 0.1 3.5 × 25.8 3.5 25.8 0.1
2 × 7.8 2 7.8 0.1 3.5 × 27.8 3.5 27.8 0.1
2 × 9.8 2 9.8 0.1 3.5 × 29.8 3.5 29.8 0.1
2 × 11.8 2 11.8 0.1 3.5 × 31.8(4) 3.5 31.8 0.1
2 × 13.8 2 13.8 0.1 3.5 × 34.8 3.5 34.8 0.1
2 × 15.8 2 15.8 0.1 4 × 11.8 4 11.8 0.1
2 × 17.8 2 17.8 0.1 4 × 13.8 4 13.8 0.1
2 × 19.8 2 19.8 0.1 4 × 15.8 4 15.8 0.1
2.5 × 7.8 2.5 7.8 0.1 4 × 17.8 4 17.8 0.1
2.5 × 9.8 2.5 9.8 0.1 4 × 19.8 4 19.8 0.1
2.5 × 11.8 2.5 11.8 0.1 4 × 21.8 4 21.8 0.1
2.5 × 13.8 2.5 13.8 0.1 4 × 23.8 4 23.8 0.1
2.5 × 15.8 2.5 15.8 0.1 4 × 25.8 4 25.8 0.1
2.5 × 17.8 2.5 17.8 0.1 4 × 27.8 4 27.8 0.1
2.5 × 19.8 2.5 19.8 0.1 4 × 29.8 4 29.8 0.1
2.5 × 21.8 2.5 21.8 0.1 4 × 31.8(4) 4 31.8 0.1
2.5 × 23.8 2.5 23.8 0.1 4 × 34.8 4 34.8 0.1
3 × 9.8 3 9.8 0.1 4 × 37.8(4) 4 37.8 0.1
3 × 11.8 3 11.8 0.1 4 × 39.8 4 39.8 0.1
3 × 13.8 3 13.8 0.1 4.5 × 17.8(4) 4.5 17.8 0.1
3 × 15.8 3 15.8 0.1 4.5 × 19.8(4) 4.5 19.8 0.1
3 × 17.8 3 17.8 0.1 4.5 × 21.8(4) 4.5 21.8 0.1
3 × 19.8 3 19.8 0.1 4.5 × 23.8(4) 4.5 23.8 0.1
3 × 21.8 3 21.8 0.1 4.5 × 25.8(4) 4.5 25.8 0.1
3 × 23.8 3 23.8 0.1 4.5 × 29.8(4) 4.5 29.8 0.1
――――― [JIS B 1506 pdf 8] ―――――
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B 1506 : 2005
付表1 針状ころの呼び及び寸法(続き)
単位 mm
呼び Dw Lw rs min(3) 呼び Dw Lw rs min(3)
4.5× 31.8(4) 4.5 31.8 0.1 5 × 37.8(4) 5 37.8 0.1
4.5× 34.8(4) 4.5 34.8 0.1 5 × 39.8 5 39.8 0.1
4.5× 37.8(4) 4.5 37.8 0.1 5 × 49.8 5 49.8 0.1
4.5× 39.8(4) 4.5 39.8 0.1 6 × 17.8 6 17.8 0.1
5 × 15.8 5 15.8 0.1 6 × 19.8 6 19.8 0.1
5 × 17.8 5 17.8 0.1 6 × 21.8 6 21.8 0.1
5 × 19.8 5 19.8 0.1 6 × 23.8 6 23.8 0.1
5 × 21.8 5 21.8 0.1 6 × 25.8 6 25.8 0.1
5 × 23.8 5 23.8 0.1 6 × 27.8 6 27.8 0.1
5 × 25.8 5 25.8 0.1 6 × 29.8 6 29.8 0.1
5 × 27.8 5 27.8 0.1 6 × 34.8 6 34.8 0.1
5 × 29.8 5 29.8 0.1 6 × 39.8 6 39.8 0.1
5 × 31.8(4) 5 31.8 0.1 6 × 49.8 6 49.8 0.1
5 × 34.8 5 34.8 0.1 6 × 59.8 6 59.8 0.1
注(3) ころの最小許容実測面取寸法であり,端面形状が平面形のころに適用する。面取寸法の正確な
形状は規定しないが,アキシアル平面におけるその輪郭は,ころ端面と転動面とに接する半径
rs minの仮想の円弧の外に出てはならない。
(4) 原国際規格にはない寸法を示す。
備考1. 図は端面形状が丸形及び平面形のものを示したものである。
2. 付表1は推奨する呼び及び寸法を示す。
――――― [JIS B 1506 pdf 9] ―――――
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B 1506 : 2005
付表 2 棒状ころの呼び及び寸法
LW
φDW
r
r
r r
単位 mm
呼び Dw Lw rs min(3) 呼び Dw Lw rs min(3)
6.5 × 20 6.5 20 0.3 9 × 28 9 28 0.3
6.5 × 25 6.5 25 0.3 9 × 35.5 9 35.5 0.3
6.5 × 31.5 6.5 31.5 0.3 9 × 45 9 45 0.3
7 × 22.4 7 22.4 0.3 9 × 56 9 56 0.3
7 × 28 7 28 0.3 10 × 31.5 10 31.5 0.3
7 × 35.5 7 35.5 0.3 10 × 40 10 40 0.3
7 × 45 7 45 0.3 10 × 50 10 50 0.3
7 × 56 7 56 0.3 10 × 63 10 63 0.3
7.5 × 31.5 7.5 31.5 0.3 12 × 40 12 40 0.3
7.5 × 40 7.5 40 0.3 12 × 50 12 50 0.3
8 × 25 8 25 0.3 12 × 63 12 63 0.3
8 × 31.5 8 31.5 0.3 15 × 45 15 45 0.5
8 × 40 8 40 0.3 15 × 56 15 56 0.5
8 × 50 8 50 0.3 15 × 71 15 71 0.5
8 × 63 8 63 0.3 15 × 90 15 90 0.5
備考1. 図は端面形状が平面形のものを示したものである。
2. 付表2は,推奨する呼び及び寸法を示す。
――――― [JIS B 1506 pdf 10] ―――――
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JIS B 1506:2005の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 3096:1996(MOD)
JIS B 1506:2005の国際規格 ICS 分類一覧
- 21 : 一般的に使用される機械的システム及び構成要素 > 21.100 : 軸受 > 21.100.20 : 転がり軸受
JIS B 1506:2005の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0104:1991
- 転がり軸受用語
- JISB0124:2009
- 転がり軸受―量記号
- JISB0401-2:2016
- 製品の幾何特性仕様(GPS)―長さに関わるサイズ公差のISOコード方式―第2部:穴及び軸の許容差並びに基本サイズ公差クラスの表
- JISB0601:2013
- 製品の幾何特性仕様(GPS)―表面性状:輪郭曲線方式―用語,定義及び表面性状パラメータ
- JISB0651:2001
- 製品の幾何特性仕様(GPS)―表面性状:輪郭曲線方式―触針式表面粗さ測定機の特性
- JISB1515:1988
- 転がり軸受の測定方法
- JISB7451:1997
- 真円度測定機
- JISG4805:2019
- 高炭素クロム軸受鋼鋼材
- JISZ2244:2009
- ビッカース硬さ試験―試験方法
- JISZ2245:2016
- ロックウェル硬さ試験―試験方法
- JISZ2245:2021
- ロックウェル硬さ試験―試験方法