この規格ページの目次
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B 2311 : 2015
7.2 めっきの均一性
白管継手のめっきの均一性は,JIS H 0401の箇条6[均一性試験方法(硫酸銅試験)]によって試験を行
い,浸せき回数が5回に及んでも終止点に達してはならない。
7.3 溶接部の機械的性質
鋼板又は鋼帯から溶接によって製造した管継手の溶接部の機械的性質は,次による。
a) 溶接部の引張強さは,JIS G 3457の6.2(溶接部の引張強さ)の規定による。
b) 溶接部の型曲げ性は,JIS Z 3040の附属書の2.2(曲げ試験)の規定による。
8 形状及び寸法
管継手の形状及び寸法は,次による。
なお,径の呼びAはミリメートル系,Bはインチ系を表す。
a) 管継手の外径,内径及び厚さは,表5及び表6による。
b) 管継手の形状及び寸法は,表7表11による。
c) 管継手の寸法許容差及び許容値は,表12による。
d) 管継手のオフアングル及びオフプレンの許容値は,表13による。
e) ベベルエンドの形状及び寸法は,図1による。ただし,管継手の厚さが4 mm未満の場合は,プレン
エンドとすることができる。
単位 mm
図1−ベべルエンドの形状及び寸法
9 外観
管継手の外観は,次による。
a) 管継手は,内外面に使用上有害なきず,しわ,その他の欠点があってはならない。
b) 溶接によって製造した管継手のビードの外観は,滑らかで使用上有害な凹凸があってはならない。
c) 表面手入れを実施する場合は,グラインダ,機械加工などによって行ってもよいが,手入れ後の製品
厚さは,厚さの許容差の範囲内でなければならない。
d) 手入れ跡は,できるだけ表面の形状に滑らかに沿わなければならない。
e) 管継手の亜鉛めっきを施した内外面は,実用的に滑らかでなければならない。
――――― [JIS B 2311 pdf 6] ―――――
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10 試験
10.1 耐圧性能試験
耐圧性能試験は,管継手に鋼管を溶接し,水圧によって徐々に内圧を加え,JIS G 3452及びJIS G 3457
の規定による水圧試験特性と同じ圧力で5秒間以上保持したとき,これに耐え,漏れが生じないことを調
べる。
10.2 めっきの均一性試験
めっきの均一性試験は,次による。
a) 試験片 試験片の採取及び形状は,JIS H 0401の5.2.2(試験片)による。
b) 試験方法 試験方法は,JIS H 0401の箇条6による。
10.3 溶接部の機械試験
鋼板又は鋼帯から溶接によって製造した管継手の溶接部は,あらかじめ製造業者が溶接部の溶接施工方
法をJIS Z 3040に従って確認する。
なお,この確認試験は,試験材に管継手と同一条件の熱処理を施した後に行わなければならない。
11 検査
11.1 検査の種類及び検査項目
管継手の検査は,形式検査2) と受渡検査3) とに区分し,検査項目はそれぞれ次による。
なお,受渡検査の抜取検査方式は,受渡当事者間の協定による。
注2) 管継手の品質が設計で示す全ての特性を満足するかどうかを判定するための検査をいう。
3) 既に形式検査に合格したものと同じ設計・製造による製品の受渡しをする場合に,必要と認め
る特性が満足するものであるかどうかを判定するための検査をいう。
a) 形式検査項目
1) 耐圧性能検査
2) めっきの均一性検査
3) 溶接部の機械的性質
4) 形状及び寸法検査
5) 外観検査
b) 受渡検査項目
1) 形状及び寸法検査
2) 外観検査
11.2 耐圧性能検査
耐圧性能は,10.1によって試験を行い,7.1の規定に適合しなければならない。
なお,この検査は,あらかじめ製造業者が管継手の製造方法ごとに幾つかの寸法及び鋼種の代表的なも
のについて実施するものであり,その性能に影響を及ぼすような製造条件の変更があった場合などに行う。
11.3 めっきの均一性検査
めっきの均一性は,10.2によって試験を行い,7.2の規定に適合しなければならない。
11.4 溶接部の機械的性質
溶接部の機械的性質は,10.3によって試験を行い,7.3の規定に適合しなければならない。
11.5 形状及び寸法検査
形状及び寸法検査は,直接測定又は限界ゲージによって行い,箇条8の規定に適合しなければならない。
――――― [JIS B 2311 pdf 7] ―――――
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11.6 外観検査
外観検査は,目視によって行い,箇条9の規定に適合しなければならない。
12 製品の呼び方
管継手の呼び方は,次のa) d) によって構成する。
a) 規格番号又は規格名称
例 “JIS B 2311”又は“一般配管用鋼製突合せ溶接式管継手”
b) 形状による種類又はその記号
例 “90°エルボロング”又は“90E(L)”
c) 材料による種類の記号及び区分
例 FSGP
なお,黒管継手の場合は,区分を省略してもよい。
d) 大きさの呼び 大きさの呼びは,径の呼び及び呼び厚さ,径の呼び及び厚さ(mm),又は外径(mm)
及び厚さ(mm)で呼ぶものとし,次による。
1) 径の呼びは,A,Bのいずれか一方を用いる。Aによる場合にはAの符号を,Bによる場合にはB
の符号をそれぞれの数字の後に付けて呼ぶ。ただし,Bの符号は省略してもよい。
2) 外径及び厚さの単位はmmとする。ただし,mmは省略してもよい。
3) SGPの厚さは省略する。
4) レジューサは,径の大きなものを1,小さなものを2とし,1,2の順序で呼ぶ(表9参照)。
5) 径違いTは,同一中心線上にあるものを1及び2,残りのものを3とし,1,2,3の順序で呼ぶ
(表11参照)。ただし,同一中心線上にある径の呼び又は外径(mm)は,一方を省略してもよい。
6) 大きさの呼び方の例を,表14に示す。
――――― [JIS B 2311 pdf 8] ―――――
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表14−大きさの呼び方の例
管継手の種類 大きさの呼び方の例a)
FSGP PY400
エルボ 150A 500A×7.9又は500A×LG
キャップ 6 20×7.9又は20×LG
同径T 165.2 508.0×7.9
500A/7.9又は500A/LG
20/LG又は20/7.9
レジューサ 150A×100A 500A×400A×7.9又は500A×400A×LG
6×4 20×16×7.9又は20×16×LG
165.2×114.3 508.0×406.4×7.9
500A×300A×9.5×6.9又は500A×300A×STD×LG
20×12×9.5×6.9又は20×12×STD×LG
500A/STD×300A/LG又は500A/9.5×300A/6.9
20/STD×12/LG又は20/9.5×12/6.9
508.0/9.5×318.5/6.9
径違いT 150A×150A×100A又は150A×100A 500A×500A×400A×7.9又は500A×500A×400A×LG
6×6×4又は6×4 20×20×16×7.9又は20×20×16×LG
508.0×508.0×406.4×7.9又は508.0×406.4×7.9
165.2×165.2×114.3又は165.2×114.3
500A×500A×300A×9.5×9.5×6.9
20×20×12×9.5×9.5×6.9又は20×12×9.5×6.9
500A/STD×300A/LG又は500A/9.5×300A/6.9
20/STD×12/LG又は20/9.5×12/6.9
508.0/9.5×318.5/6.9
注a) 区切りの記号は,“ / ”若しくは“×”又は空白としてもよい。
13 表示
管継手には,容易に消えない方法で,次の事項を表示する。
なお,表示の順序は指定しない。
a) 材料による種類の記号 ただし,FSGPのFは省略する。
例 SGP
b) 大きさの呼び 箇条12 d) に基づいて表示する。
なお,FSGPの厚さは表示しない。
c) エルボのロング又はショートの別 ロングの場合はLで,ショートの場合はSで表示する。
d) 製造業者名又はその略号
e) 小さい管継手の場合 規定した表示事項の全部を表示することが困難なときは,次の順序で表示を省
略してもよい。
1) エルボのロング又はショートの別
2) 径の呼び又は外径(mm)
3) 材料による種類の記号
14 報告
あらかじめ注文者の要求があった場合には,製造業者は管継手の種類,大きさの呼び,数量及び検査に
合格していること,その他を記載した検査証明書を提出しなければならない。ただし,検査文書の種類は,
JIS G 0415の表1(検査文書の総括表)の記号2.1(注文合格書)とする。
――――― [JIS B 2311 pdf 9] ―――――
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表5−FSGPの管継手の外径,内径及び厚さ
単位 mm
径の呼び 外径 内径 厚さ
A B
1
15 2 21.7 16.1 2.8
3
20 4 27.2 21.6 2.8
25 1 34.0 27.6 3.2
1
32 14 42.7 35.7 3.5
1
40 12 48.6 41.6 3.5
50 2 60.5 52.9 3.8
1
65 22 76.3 67.9 4.2
80 3 89.1 80.7 4.2
1
90 32 101.6 93.2 4.2
100 4 114.3 105.3 4.5
125 5 139.8 130.8 4.5
150 6 165.2 155.2 5.0
200 8 216.3 204.7 5.8
250 10 267.4 254.2 6.6
300 12 318.5 304.7 6.9
350 14 355.6 339.8 7.9
400 16 406.4 390.6 7.9
450 18 457.2 441.4 7.9
500 20 508.0 492.2 7.9
表6−PY400の管継手の外径,内径及び厚さa)
単位 mm
径の呼びb) 外径 呼び厚さ
LG STD XS
A B 内径 厚さ 内径 厚さ 内径 厚さ
150 6 165.2 155.2 5.0 − − − −
200 8 216.3 204.7 5.8 − − − −
250 10 267.4 254.2 6.6 − − − −
300 12 318.5 304.7 6.9 − − − −
350 14 355.6 339.8 7.9 − − − −
400 16 406.4 390.6 7.9 − − − −
450 18 457.2 441.4 7.9 − − − −
500 20 508.0 492.2 7.9 489.0 9.5 − −
550 22 558.8 543.0 7.9 539.8 9.5 533.4 12.7
600 24 609.6 593.8 7.9 590.6 9.5 584.2 12.7
650 26 660.4 644.6 7.9 641.4 9.5 635.0 12.7
700 28 711.2 695.4 7.9 692.2 9.5 685.8 12.7
750 30 762.0 746.2 7.9 743.0 9.5 736.6 12.7
800 32 812.8 797.0 7.9 793.8 9.5 787.4 12.7
850 34 863.6 847.8 7.9 844.6 9.5 838.2 12.7
900 36 914.4 898.6 7.9 895.4 9.5 889.0 12.7
950 38 965.2 949.4 7.9 946.2 9.5 939.8 12.7
1 000 40 1 016.0 1 000.2 7.9 997.0 9.5 990.6 12.7
1 050 42 1 066.8 − − 1 047.8 9.5 1 041.4 12.7
――――― [JIS B 2311 pdf 10] ―――――
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JIS B 2311:2015の国際規格 ICS 分類一覧
- 23 : 一般的に利用される流体システム及びその構成要素 > 23.040 : パイプライン部品及びパイプライン > 23.040.40 : 金属継手
JIS B 2311:2015の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0151:2018
- 鉄鋼製管継手用語
- JISG0415:2014
- 鋼及び鋼製品―検査文書
- JISG3101:2015
- 一般構造用圧延鋼材
- JISG3101:2020
- 一般構造用圧延鋼材
- JISG3452:2019
- 配管用炭素鋼鋼管
- JISG3457:2016
- 配管用アーク溶接炭素鋼鋼管
- JISG3457:2020
- 配管用アーク溶接炭素鋼鋼管
- JISH0401:2013
- 溶融亜鉛めっき試験方法
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- 亜鉛地金
- JISZ3040:1995
- 溶接施工方法の確認試験方法
- JISZ3801:1950
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- JISZ3801:2018
- 手溶接技術検定における試験方法及び判定基準
- JISZ3841:2018
- 半自動溶接技術検定における試験方法及び判定基準