JIS B 3502:2011 プログラマブルコントローラ―装置への要求事項及び試験 | ページ 12

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B 3502 : 2011
7.10.1 アナログ入力静特性に関する情報
項目 静特性 単位,例など
1 信号範囲における入力インピーダンス 圀
2 アナログ入力の誤差 25 ℃における最大誤差 フルスケールの±%
温度係数 フルスケールの±%/℃
3 全温度範囲にわたる最大誤差 フルスケールの±%
4 デジタル分解能 ビット数
5 アプリケーションプログラムでのデータ形式 2進数,BCD,その他
6 最下位ビットの値 mV,mA
7 最大許容過負荷(非破壊) V,mA
8 過負荷状態を示すデジタル出力 例えば,フラグ
9 入力の種類 例えば,差動入力
10 コモンモード特性(直流,50 Hz及び60 Hz) 同相電圧除去比(dB)
同相電圧(V)
11 その他の入力 センサの種類 J,K,T,その他 : Pt100,その他
(熱電対,RTD,その他) 計測範囲 温度範囲(℃)
直線性の補正方法 内蔵又は使用者で準備
7.10.2 アナログ入力動特性に関する情報
項目 動特性 単位,例など
1 サンプリング時間(セトリング時間を含む。) ms
2 サンプリング間隔 ms
3 入力フィルタ特性 次数 一次遅れ,二次遅れ,その他
遮断周波数 Hz
4 各種ノイズ試験中の最大瞬時偏差 フルスケールの±%
7.10.3 アナログ入力一般特性に関する情報
項目 一般特性 単位,例など
1 変換方法 積分形,逐次比較形,その他
2 動作モード トリガ方式,自己スキャン方式,その他
3 保護の種類 抵抗·コンデンサ,光絶縁,MOVs,その他
4 チャネルとGND(接地)を含むほかの回路,ほかのチャV
ネル,電源及びインタフェース相互間の通常稼動条件での
絶縁耐力
5 外部電源に関するデータ(必要な場合) 技術データ
6 コモンの数及び1コモン当たりのチャネル数 −
7 ツイストペア線
ノイズイミュニティ向上のために推奨するケーブルの種
類,長さ及び設置基準 最大50 m
8 定格の精度を保つための校正及び調整の期間 月,年
9 端子配列 −
10 外部接続の代表例 −
11 入力端子に誤接続したときの影響 −
7.10.4 アナログ入力のその他の特性に関する情報
項目 その他の特性 単位,例など
1 単調性 あり,なし
2 dB
直流,50 Hz及び60 Hzにおけるチャネル間のクロストー

3 非直線性 フルスケールの%
4 規定された安定時間後の一定温度における再現性 フルスケールの%
5 リレーによるマルチプレクサの寿命 回数,時間

――――― [JIS B 3502 pdf 56] ―――――

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7.11 アナログ出力に関する情報

  出力のタイプ及び標準範囲のほかに,製造業者は,次の情報を提供しなければならない。
7.11.1 アナログ出力静特性に関する情報
項目 静特性 単位,例など
1 信号範囲における負荷インピーダンス 圀
2 アナログ出力の誤差 25 ℃における最大誤差 フルスケールの±%
温度係数 フルスケールの±%/℃
3 全温度範囲にわたる最大誤差 フルスケールの±%
4 デジタル分解能 ビット数
5 アプリケーションプログラムでのデータ形式 2進数,BCD,その他
6 最下位ビットの値 mV,mA
7.11.2 アナログ出力動特性に関する情報
項目 動特性 単位,例など
1 最大範囲変換時のセトリング時間 ms
2 オーバシュート フルスケールの%
3 各種ノイズ試験中の最大瞬間偏差 フルスケールの±%
7.11.3 アナログ出力一般特性に関する情報
項目 一般特性 単位,例など
1 保護の種類 光絶縁,その他
2 チャネルとGND(接地)を含むほかの回路及びほかのチV
ャネルとの間の通常稼動条件での絶縁耐力
3 外部電源に関するデータ(必要な場合) 技術データ
4 V
外部電源を必要とする電流出力については,全出力範囲に
おける出力端子での最大及び最小の電圧降下
5 ツイストペア線
ノイズイミュニティ向上のために推奨するケーブルの種
類,長さ及び設置基準 最大 50 m
6 定格の精度を維持するための校正及び調整の期間 月,年
7 端子配列 −
8 コモン数及び1コモン当たりのチャネル数 −
9 接続可能な負荷の種類 フローティング,接地
10 電圧出力での容量性負荷の最大許容値 pF
11 電流出力での誘導性負荷の最大許容値 mH
12 外部接続の代表例 −
13 電源投入及び遮断時の出力応答 −
14 出力端子に誤配線した場合の影響 −
7.11.4 アナログ出力のその他の特性に関する情報
項目 その他の特性 単位,例など
1 単調性 あり,なし
2 dB
直流,50 Hz及び60 Hzにおけるチャネル間のクロストー

3 非直線性 フルスケールの%
4 規定された安定時間後の一定温度における再現性 フルスケールの%
5 出力のリップル フルスケールの%

7.12 通信インタフェースに関する情報

  製造業者が機種専用装置とは別の,例えば,第三者装置に対する通信インタフェースを用意していると
きは,正しく動作させるために必要な情報を提供しなければならない。これは,ボーレート及び用いるケ
ーブルの種類のような任意の選択機能の詳細とともに,特定の規格又は仕様を引用してもよい。

――――― [JIS B 3502 pdf 57] ―――――

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7.13 PLCシステムのMPU及びメモリに関する情報

  MPU及びメモリに関して製造業者が提供する情報は,次による。
a) プログラムメモリの構成及び容量。
b) データメモリの構成,容量及びワードのビット長。
c) 用いることができるメモリの種類(CMOS-EPROMなど)。
d) メモリのバックアップ機能及び稼動条件。
e) 構成を決定するためのデータ,制約事項及び手順(ラック,ケーブル,バスエキスパンダ,電源ユニ
ット,形式ごとの入出力の最大点数,入出力モジュールの最大個数など)。
f) PLCシステム(PADTとMPUとの組合せ)が支援しているプログラム言語の説明。
g) オブジェクト,命令,語義,文法などの違いの部分を含めてIEC 61131-3で定義している言語をどこ
まで実装しているかの説明。
h) メモリ使用量を決定するための計算方法(アプリケーションプログラム及びデータ並びに利用するこ
とができるファームウェアのプログラム及びデータ),及び全ての関連時間(スキャンタイム,総合応
答時間,転送時間及び実行時間)の平均,最小若しくは最大の値,又は計算方法。
i) 入出力処理のメカニズム(システムが周期的にリフレッシュしている入出力イメージテーブル,直接
入出力命令,割込みによる事象駆動のプログラムの使用など),及びこれによる次の項目への影響。
− 総合応答時間。
− 再始動時の種類,例えば,コールド,ウォーム及びホットの再始動。
− 入力,出力,処理などに関する詳細な時間。
j) PLCシステムのインタフェースに対する非常設周辺装置の物理的及び論理的な接続又は切離しによる
h) の関連時間に及ぼす影響。
k) コールド,ウォーム及びホット再始動に関するPLCシステムの状態情報。ウォーム及びホット再始動
を決めるために用いるプログラマブルタイマの解説及び使用法。
l) 装備している自己診断機能(5.8参照)

7.14 リモート入出力に関する情報

  製造業者は,次の情報を提供しなければならない。
a) 通信リンクに必要なケーブル,その他の機器を選定するための仕様。
b) 電源の選定を含む全体システムの適切な設置のための仕様。
c) 入出力の通信ネットワークの方式。例えば,1対1,スター,マルチドロップ,リングなど。
d) 通信リンクで用いる方式,手順,伝送速度,誤りの検出,誤りコードの生成,並びに最良,通常及び
最悪の場合の伝送遅れを考慮した実際のデータ伝送能力。
e) アプリケーションプログラムがリモート入力情報及びリモート入出力局の状態を取り込むのに要する
転送時間,並びに演算結果がリモート出力に達するまでの転送時間。
f) 5.6に基づいて規定する数値及び遅れ時間。
g) 構成に関するデータ(単一PLCシステムにおけるリモート入出力局の最大局数,並びに各局の最大及
び最小点数)。
h) 全体の入出力システムのうち,リモート入出力局に用いることができる入出力モジュールの種類及び
/又は機能。
i) 冗長の種類,構成及び特性。
j) 適用できるモデム及びリピータ。リピータの有無による最大距離。

――――― [JIS B 3502 pdf 58] ―――――

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k) 終端用の部品。
l) 絶縁特性,最大許容コモンモード電圧,組込みの短絡保護のような通信インタフェースの電気的特性
及び機械的特性。
m) 標準リンクインタフェースの種類。
n) 機能接地及び保護接地の仕様。
o) オンラインの手順のような,PLCシステム及びリモート入出力局の論理的及び物理的な接続又は切離
しの手順。

7.15 周辺装置(PADT,TE及びHMI)に関する情報

  製造業者は,次の情報を適切な文書及び表示で提供しなければならない。
a) 例えば,PLCシステムの状態の変更,メモリのデータ又はプログラムの変更,強制入出力などの制御
状態の変更機能を用いるときに守らなければならない警告及び注意。
b) リモート入出力局での周辺装置の使用の可否。
c) 箇条4で規定した環境条件より,よい条件で用いるように設計された周辺装置の稼動条件(このよう
な周辺装置には,PLCシステムに通信線を通じて,遠方から接続してもよい。)。
d) 通信リンクに必要なケーブル,その他の機器を選定するための仕様。
e) 電源の選定を含む全体システムの適切な設置のための仕様。
f) 入出力の通信ネットワークの方式。例えば,1対1,スター,マルチドロップ,リングなど。
g) 通信リンクで用いる方式,手順,伝送速度,誤りの検出,誤りコードの生成,並びに最良,通常及び
最悪の場合の伝送遅れを考慮した実際のデータ伝送能力。
h) 終端用の部品。
i) 絶縁特性,最大許容コモンモード電圧,組込みの短絡保護のような通信インタフェースの電気的特性
及び機械的特性。
j) 標準リンクインタフェースの種類。例えば,EIAのRS232,RS422,RS485など。
k) 機能接地及び保護接地の仕様。

7.16 自己診断に関する情報

  製造業者は,次の情報を適切な文書及び表示で提供しなければならない。
a) 備えている自己診断の説明及び常時,周期的,アプリケーションプログラムからの要求時,立上げ時
など,自己診断がいつ実行されるかについての説明。
b) 警報出力の正常機能状態及び駆動条件(5.8参照)。

8 電磁両立性(EMC)に関する要求事項

  この箇条では,PLCシステム装置(MPU,RIOS,常設·非常設周辺装置など)に対する電磁両立性(EMC)
要求事項を規定する。
注記 この規格の箇条8,箇条9及び箇条10は,EU電磁両立性指令の適合要求事項を包含している。

8.1 一般

  放射装置としての潜在性を保有するため,設置したPLCシステム及びほかの機器は,伝導及び放射電磁
気妨害を放出する可能性がある。
受信装置としての潜在性を保有するため,PLCシステムは,外部で生成した伝導妨害,放射電磁界及び
静電気放電の影響を受ける可能性がある。
8.2及び8.3の要求事項は,PLCシステム装置のEMC特性を明確にすることを目的とするもので,これ

――――― [JIS B 3502 pdf 59] ―――――

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らは,製造業者の責任とする。製造業者の助言を受け,使用者は,設置した製品のEMCに関して責任を
負う。
PLCシステムは,自動化システム全体の構成要素の一つにすぎないので,この規格は,自動化システム
全体のEMCを扱うものではない。
任意選択のEMCきょう体(キャビネットなど)及びほかの保護装置(フィルタなど)を,製造業者が
指定している場合,供試品(EUT)の一部としてそれを含めなければならない。
EMCきょう体のポートは,PLCシステムの物理的境界であり,それを通して電磁界が出入りする場合が
ある(3.51参照)。

8.2 エミッションに関する要求事項

  製造業者が別の方法に関する明確な情報を出していない場合,PLCは,IEC 61000-6-4で規定する工業
環境を対象に設計する。
8.2.1 エミッションに関する一般要求事項
エミッションに関して,表29に示す要求事項の目的は,無線周波数帯の保護を確実に行うことである。
8.2.2 低周波数帯域におけるエミッション限度値
PLCシステムは,公衆電源に接続しないため,150 kHzまでは特に要求事項はない。
8.2.3 高周波数帯域におけるエミッション限度値
高周波数帯域におけるエミッション限度値は,表29による。
表29−エミッション限度値
ポート 周波数帯域 強度(規格に対応) 厳しさレベル(任意) 準拠規格
きょう体ポート − 10 m法で測定 30 m法で測定 IEC 61000-6-4
(放射) 30230 MHz 40 dB( 一 30 dB(
準せん頭値 一 準せん頭値
2301 000 MHz 47 dB( 一 37 dB(
準せん頭値 一 準せん頭値
AC電源ポート 79 dB( 囿 準せん頭値 − IEC 61000-6-4
0.150.5 MHz
(伝導)a) 66 dB( 囿 平均
73 dB( 囿 準せん頭値
0.530 MHz
60 dB( 囿 平均
注a) 1分間に5回未満のインパルス妨害(クリック)は対象外。
クリックが1分間に30回以上発生する場合は,限度値を適用する。
クリックの発生回数が1分間に530回の場合には,限度値を20 log 30/Nだけ緩和してもよい(Nは,1
分間に発生するクリックの回数)。
離散したクリックに対する判定基準は,CISPR 14-1による。
この要求事項は,9.3及び9.4によって検証する。

8.3 EMCイミュニティに関する要求事項

  製造業者が別の方法に関する明確な情報を出していない場合,PLCは,JIS C 61000-6-2で規定された工
業環境を対象に設計する。
8.3.1 一般
工業環境におけるEMC及び干渉結合メカニズムは,図11及び表30による。ゾーンの区分は,配電,
設置方法及びI/O配線によって決まる次の3区分とする。
− ゾーンC 工場の主電源(専用変圧器によって公衆電源から絶縁)。一次サージ保護のため干渉結合が
強い。このゾーンは,JIS C 61000-6-2で規定する一般工業環境より厳しい環境として規定する。

――――― [JIS B 3502 pdf 60] ―――――

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JIS B 3502:2011の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 61131-2:2007(MOD)

JIS B 3502:2011の国際規格 ICS 分類一覧

JIS B 3502:2011の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISC1604:2013
測温抵抗体
JISC2812:1998
機器取付け用レール