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− ゾーンB 専用配電。二次サージ保護のため干渉結合が中程度。このゾーンは,JIS C 61000-6-2で規
定する一般工業環境として規定する。
− ゾーンA ローカル配電。I/Oインピーダンス制限による保護のため干渉結合が弱い。このゾーンは,
一般工業環境(ゾーンB)で取り囲んでおり,次の特徴がある。最短配線,良好な絶縁電源(SELV/PELV),
入出力インピーダンス制限,保護ネットワーク,AC/DCコンバータ,絶縁トランス,サージ減衰器の
設置など。ゾーンAイミュニティ環境は,JIS C 61000-6-1における軽工業環境と同等である。
製造業者が別の方法に関する明確な情報を出していない場合,JIS C 61000-6-2に規定する一般工業環境
(ゾーンB)を対象に設計する。ゾーンBは,ゾーンAを包含する。
製品を複数ゾーンで用いる場合には,その対象となるゾーンの要求事項の組合せの中で最も厳しい条件
に従って設計及び試験を行う。
この図の破線は,物理的分離又は隔離を示すものではない。
この図で参照する文字(F,K,C,Dなど)は,図2で参照する文字と対応する。これらの文字は,インタフェー
ス又はポートを示す。
図11−EMCイミュニティゾーン
――――― [JIS B 3502 pdf 61] ―――――
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表30−EMCイミュニティゾーン
EMCゾーン 内容
ゾーンC 工場主幹電源 一次サージ保護 電圧サージ結合が強い
高定格電圧 4 000 V
ゾーンB 専用配電 二次サージ保護 電圧サージ結合が中程度
≦300 V定格電圧 I/Oインピーダンス制限 2 000 V
ゾーンA ローカル配電 I/Oインピーダンス制限 電圧サージ結合が弱い
≦120 V定格電圧 1 000 V
≦100 V定格電圧 800 V
≦ 50 V定格電圧 500 V
8.3.2 性能判定基準
性能判定基準は,表31による。
表31−EMC障害に対するPLCシステムの性能判定基準
性能判定基準
基準 動作
試験時 試験後
A PLCシステムは,正しく動作を継続
PLCシステムは,正しく動作を継続しなければならない。PFVP
しなければならない。
(2.5参照)に従って機能面又は性能面での損失があってはな
らない。
B 性能の低下は許容する。 PLCシステムは,正しく動作を継続
しなければならない。
例 製造業者指定の制限範囲内でのアナログ値の変動,製造業
者指定の制限範囲内での通信遅延時間の変動,HMIディス
一時的に性能が低下しても自己回復
プレイのちらつきなどは許容する。 できなければならない。
動作モードの変更があってはならない。
例 通信時のデータ喪失又は修復不能エラーがあってはなら
ない。システムによってデジタルI/Oの予想外の変化があ
ってはならない。PFVP(2.5参照)による格納データは,
取り消し可能であってはならない。
C PLCシステムは,手動での再起動又
機能を失ってもよいが,ハードウェア及びソフトウェア(プロ
グラム及びデータ)の破壊があってはならない。 は電源のOFF/ONの後に,自動的に
設定どおりに動作を継続しなければ
ならない。
――――― [JIS B 3502 pdf 62] ―――――
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8.3.3 イミュニティレベル
イミュニティレベルは,表32表34による。
表32−熱きょう体ポート試験(ゾーンA及びゾーンB)
項目 準拠規格 試験 厳しさレベル 試験条件 性能判定基準 注記
a)
静電気放電 JIS C 61000-6-2接触 ±4 kV 表38 B
気中 ±8 kV
b)
無線周波 JIS C 61000-6-280 % AM 2.02.7 GHz 1 V/m 表39 A
電磁界振幅変調 1 kHz 1.42.0 GHz 3 V/m
正弦波 801 000 MHz 10 V/m
c) d)
電源周波数磁界 JIS C 61000-6-260 Hz 30 A/m 表40 A
50 Hz 30 A/m
注a) ESD試験は,次の対象に適用する。
1) 操作者が触れることができる機器(例えば,HMI,PADT,TE)
2) きょう体のポート
3) 不用意な接触への保護をしていないもので,操作者が触れることができる部品(例えば,スイッチ,キー
ボード,保護·機能接地,モジュール収納体,コネクタを正しく取り付けている通信ポート及び金属コネ
クタ)
ESD試験は,コネクタがない通信ポート,I/Oポート又は電源ポートには適用してはならない。
b) このレベルは,PLCシステムに隣接する無線機器が放射する電磁界を示すものではない。
c) この試験は,工場で通常発生する磁界に対する機器の感度を検査する目的で行う。試験の適用対象は,磁界
の影響を受けやすい機器を含む装置(ホール効果素子,CRTディスプレイ,ディスクドライブ,磁気メモリ
及び同等品)に限られる。基本仕様のPLCは,通常,このような機器は含まないが,HMIのようなほかの機
器を含む可能性がある。この試験は,溶接及び誘導加熱処理に関連するような強力な磁界をシミュレートす
る目的で行うものではない。影響を受けやすい部品に適用する試験において,部品供給業者がこの要求事項
を満たしても差し支えない。
d) 誤差は3 A/m以下とする。この値を超えた場合,製造業者側は,CRTディスプレイインタフェースの許容誤
差を指定する。
――――― [JIS B 3502 pdf 63] ―――――
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ゾーンBレベルは,最も典型的な工業環境レベルである。
表33−伝導イミュニティ(ゾーンB)
項目 ファストトラン サージ 無線周波 引用元規格
ジェント·バーストイミュニティ 電磁界
a)
イミュニティ 伝導妨害
イミュニティ
準拠規格 JIS C 61000-6-2 JIS C 61000-6-2
JIS C 61000-6-2 −
試験条件 表41 表42 表43 −
性能判定基準 B B A −
インタ データ通信 シールドケーブル 1 kV b) 1 kV CM c) 10 V b) JIS C 61000-6-2
フェー Al及びAr : I/O の表2
ス又は ラック用 非シールドケーブル 1 kV b) 1 kV CM c) 10 V b)
ポート Be,Bi及びE :
(図2 周辺機器用
参照) C及びD : デジ シール AC I/O 1 kV b) 1 kV CM c) 10 V b) JIS C 61000-6-2
タル ドケー DC I/O/ア 1 kV b) 1 kV CM c) 10 V b) の表2
I/O,アナログ ブル ナログ
I/O 非シー AC I/O 2 kV b) 2 kV CM c) 10 V b) JIS C 61000-6-2
ルドケ 1 kV DM c) の表4
ーブル DC I/O/ア 1 kV b) 1 kV CM c) 10 V b) JIS C 61000-6-2
ナログ の表2
F : 装置電源 AC電源 2 kV 2 kV CM 10 V JIS C 61000-6-2
1 kV DM の表4
DC電源 2 kV d) 0.5 kV CM e) 10 V JIS C 61000-6-2
0.5 kV DM e) の表3
J : I/O電源及びAC I/O及び 2 kV b) 2 kV CM c) 10 V JIS C 61000-6-2
K : 補助電源出 AC補助電源 1 kV DM c) の表4
力 DC I/O及び 2 kV b) d) 0.5 kV CM c) 10 V JIS C 61000-6-2
DC補助電源 0.5 kV DM c) の表3
注a) CM : コモンモード電圧,DM : ディファレンシャルモード電圧(JIS C 60050-161による。)
b) ケーブルが3 m以内と指定があるポートに対しては,試験は不要である。
c) ケーブルが30 m以内と指定があるポートに対しては,試験は不要である。
d) 電池又は充電時に装置から取り外す必要がある充電形電池に接続するよう設計した入力ポートには,適用不可。
AC/DCアダプタとともに用いるように設計した入力ポートでは,製造業者の指定のAC/DC電源アダプタ,又は
何も指定がない場合には,一般的なAC/DC電源アダプタのAC電源入力端子に対して試験を行わなければならな
い。3 m以内のケーブルで接続する入力及び出力ポートに対しては,試験は不要である。
e) 電池又は充電時に装置から取り外す必要がある充電形電池に接続するよう設計した入力ポートには,適用不可。
AC/DCアダプタとともに用いるように設計した入力ポートでは,製造業者の指定のAC/DC電源アダプタ,又は
何も指定がない場合には,一般的なAC/DC電源アダプタのAC電源入力端子に対して試験を行わなければならな
い。入力及び出力ポートに関しては,DC分散電源網に接続せず,かつ,ケーブルが30 m以内と指定がある場合
には,試験は不要である。
――――― [JIS B 3502 pdf 64] ―――――
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ゾーンAのレベルは,設置方法によって,工業環境レベルがゾーンBのレベルより低くなる場合に適用
する。図11に示すように,保護回路,AC/DCコンバータ,絶縁変圧器,サージ抑制器,I/Oインピーダン
ス制限,最短配線,良好な絶縁電源(SELV/PELV)などの設備を導入する場合,このレベルが適用できる。
表34−伝導イミュニティ(ゾーンA)
項目 ファストトラン サージ 無線周波 引用元規格
ジェント·バースト
イミュニティ 電磁界
a)
イミュニティ 伝導妨害
イミュニティ
準拠規格 JIS C 61000-6-1 JIS C 61000-6-1
JIS C 61000-6-1 −
試験条件 表41 表42 表43 −
性能判定基準 B B A −
インタ データ通信 シールドケーブル 0.5 kV b) 試験なし 3 V b) JIS C 61000-6-1
フェー Al及びAr : I/O の表2
ス又は ラック用 非シールドケーブル 0.5 kV b) 試験なし 3 V b)
ポート Be,Bi及びE :
(図2 周辺装置用
参照) C及びD : デジ シール AC I/O 0.5 kV b) 試験なし 3 V b) JIS C 61000-6-1
タル ドケー の表2
I/O,アナログ ブル DC I/O/ア 0.5 kV b) 試験なし 3 V b) JIS C 61000-6-1
I/O ナログ の表2
非シー AC I/O 1 kV b) 2 kV CM c) 3 V b) JIS C 61000-6-1
ルドケ 1 kV DM c) の表4
ーブル DC I/O/ア 0.5 kV b) 試験なし 3 V b) JIS C 61000-6-1
ナログ の表2
F : 装置電源 AC電源 1 kV 2 kV CM 3V JIS C 61000-6-1
1 kV DM の表4
DC電源 0.5 kV d) 0.5 kV CM e) 3V JIS C 61000-6-1
0.5 kV DM e) の表3
J : I/O電源及びAC I/O及び 1 kV b) 2 kV CM c) 3V JIS C 61000-6-1
K : 補助電源出 AC補助電源 1 kV DM c) の表4
力 DC I/O及び 0.5 kV b) d) 0.5 kV CM c) 3V JIS C 61000-6-1
DC補助電源 0.5 kV DM c) の表3
注a) CM : コモンモード電圧,DM : ディファレンシャルモード電圧(JIS C 60050-161による。)
b) ケーブルが3 m以内と指定があるポートに対しては,試験は不要である。
c) ケーブルが30 m以内と指定があるポートに対しては,試験は不要である。
d) 電池又は充電時に装置から取り外す必要がある充電形電池に接続するよう設計した入力ポートには,適用不可。
AC/DCアダプタとともに用いるように設計した入力ポートでは,製造業者の指定のAC/DC電源アダプタ,又は
何も指定がない場合には,一般的なAC/DC電源アダプタのAC電源入力端子に対して試験を行わなければならな
い。3 m以内のケーブルで接続する入力及び出力ポートに対しては,試験は不要である。
e) 電池又は充電時に装置から取り外す必要がある充電形電池に接続するよう設計した入力ポートには,適用不可。
AC/DCアダプタとともに用いるように設計した入力ポートでは,製造業者の指定のAC/DC電源アダプタ,又は
何も指定がない場合には,一般的なAC/DC電源アダプタのAC電源入力端子に対して試験を行わなければならな
い。入力及び出力ポートに関しては,DC分散電源網に接続せず,かつ,ケーブルが30 m以内と指定がある場合
には,試験は不要である。
ゾーンCで用いる場合には,製造業者は,附属書Dを満足する装置を準備しなければならない。
この要求事項は,9.59.10に従って検証する。
――――― [JIS B 3502 pdf 65] ―――――
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JIS B 3502:2011の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 61131-2:2007(MOD)
JIS B 3502:2011の国際規格 ICS 分類一覧
- 35 : 情報技術.事務機械 > 35.240 : 情報技術(IT)の応用 > 35.240.50 : 産業におけるITの応用
- 25 : 生産工学 > 25.040 : 産業オートメーションシステム > 25.040.40 : 工業計測及び制御