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図3C−電流ソース入力·電流シンク出力のときの地絡状態
5.2.1 デジタル入力
この要求事項は,6.5.2に基づいて検証する。
5.2.1.1 電圧·電流動作領域
入力回路の電圧·電流動作領域は,図4による。動作領域は“ON領域”,“遷移領域”及び“OFF領域”
からなる。“OFF領域”から“遷移領域”に入るためには,UT min及びIT minの両方を超えなければならず,
また,“遷移領域”から“ON領域”に入るためには,IH min及びUH minの両方を超えなければならない。全
ての入力の電圧·電流特性は,これらの境界条件を満足しなければならない。0 V以下の領域は,直流入
力だけに適用する“OFF領域”の一部とする。
――――― [JIS B 3502 pdf 31] ―――――
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B 3502 : 2011
UH max及びUH minは,ON領域(状態1)に対する電圧限界。
IH max及びIH minは,ON領域(状態1)に対する電流限界。
UT max及びUT minは,遷移領域(ON又はOFF)の電圧限界。
IT max及びIT minは,遷移領域(ON又はOFF)の電流限界。
UL max及びUL minは,OFF領域(状態0)に対する電圧限界。
IL max及びIL minは,OFF領域(状態0)に対する電流限界。
UL maxは,IT min以下ではUH minと等しく,IT min以上ではUT minに等しい。
Ue,Ue max及びUe minは,外部電源電圧の定格電圧及びその限界。
注記1 状態1はON領域を示し,状態0はOFF領域を示す。
注記2 この図は,コモンに対するシンク入力の電圧及び電流を示すものであり,ソース入力の場合は,電圧及び電
流の極性を反転させてこの図を用いる。
図4−電流入力の電圧·電流動作領域
――――― [JIS B 3502 pdf 32] ―――――
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B 3502 : 2011
5.2.1.2 デジタル入力の標準動作範囲
デジタル入力は,表8に示す限界内で動作しなければならない。
表8−デジタル入力の標準動作範囲a)
定格 定格 限界 タイプ1限界値c) タイプ2限界値c) タイプ3限界値c) 注記
電圧 周波数 種別 状態0 遷移 状態1 状態0 遷移 状態1 状態0 遷移 状態1
Ue b) Fn UL IL UT IT UH IH UL IL UT IT UH IH UL IL UT IT UH IH
(Hz) (V)(mA) (V) (mA) (V)(mA) (V) (mA) (V)(mA) (V) (mA) (V)(mA) (V) (mA) (V) (mA)
d) e)
DC 24 V − 最大 15/5 15 15 15 30 15 11/5 30 11 30 30 30 11/5 15 11 15 30 15
f) g)
最小 −3 ND 5 0.5 15 2 −3 ND 5 2 11 6 −3 ND 5 1.5 11 2
d) e)
DC 48 V − 最大 34/10 1534 15 60 15 30/10 30 30 30 60 30 30/10 15 30 15 60 15
f)
最小 −6 ND 10 0.5 34 2 −6 ND 10 2 30 6 −6 ND 10 1.5 30 2
d) h)
AC 24 V 50/60 最大 14/5 1514 15 27 15 10/5 30 10 30 27 30 10/5 15 10 15 27 15
最小 0 0 5 1 14 2 0 0 5 4 10 6 0 0 5 2 10 5
d) h)
34
AC 48 V 50/60 最大 34/10 15 15 53 15 29/10 30 29 30 53 30 30/10 15 30 15 53 15
最小 0 0 10 1 34 2 0 0 10 4 29 6 0 0 10 2 30 5
AC 100 V50/60
1.1 1.1 1.1 d) f)
AC 110 V 最大 79/20 15 79 15 15 74/20 30 74 30 30 74/20 15 74 15 15
Ue Ue Ue
AC 120 V
h) i)
最小 0 0 20 1 79 2 0 0 20 4 74 6 0 0 20 2.5 74 5
AC 200 V50/60
最大 164/ 1.1 15 159/ 1.1 30 159/ 1.1 d) f)
AC 230 V 15 164 15 30 159 30 15 159 15 15
40 Ue 40 Ue 40 Ue
AC 240 V
h) i)
最小 0 0 40 2 164 3 0 0 40 5 159 7 0 0 40 2.5 159 5
ND : 定義なし
“/”は,“又は”を示す。
注記 JIS C 8201-5-2の近接スイッチは,タイプ2に適合し得る。この表の注h)も参照。
注a) この表は,コモンに対するシンク入力の電圧及び電流を示すものであり,ソース入力の場合は,電圧及び電流の極
性を反転させて,この表を用いる。
b) この表に記載のないDC 12 V,DC 110 V,AC 220 Vなどについては,附属書Bで算出する。
c) 定義は,3.12,3.13及び3.14参照。
d) 全ての論理信号は正論理。入力オープンは,状態0として解釈する。この表の数値を算出するために用いた計算式
及び前提条件並びに追加コメントについては,附属書B参照。
e) 電圧限界値は,交流成分を含む。
f) 一般使用及び新規設計に推奨する。
g) 2線式近接スイッチに接続するタイプ2のDC 24 V外部電源電圧の最低値はDC 20 V以上,又は十分な安全余裕を
確保するために,UH minはDC 11 V未満でなければならない。
h) 無接点スイッチは,入力信号の高調波の合計実効値(r.m.s.)に影響を与える。このため,特に,タイプ2のAC 24
Vにおいて近接スイッチと直接接続する場合の互換性に影響を与えることがあるので,その要求事項については
5.1.1.1参照。
i) 通常用いられている複数の定格電圧を一種類の入力モジュールで共用することを促すため,限界値は,絶対値で示
す。限界値の計算は,附属書B参照。
5.2.1.3 追加要求事項
各入力チャネルは,入力状態1のときに点灯するランプ又は同等の手段をもっていなければならない。
5.2.2 デジタル交流出力
この要求事項は,6.5.3に基づいて検証する。
――――― [JIS B 3502 pdf 33] ―――――
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B 3502 : 2011
5.2.2.1 定格値及び動作範囲(交流)
デジタル交流出力は,5.1.1.1によって製造業者が定めた出力電圧において,表9及び図5に示す定格値
を満足しなければならない。
表9−デジタル交流出力の定格値及び動作範囲
定格電流(状態1) Ie (A) 0.25 0.5 1 2 注記
a) b)
状態1に対する電流範囲 最小 (mA) 10 (5) 20 100 100
(最大電圧における連続定格値) a)
最大 (A) 0.28 0.55 1.1 2.2
a)
出力電圧降下 Ud 保護なし出力 最大 (V) 3 3 3 3
(状態1) a)
保護付及び短絡 最大 (V) 5 5 5 5
保護付出力
a) b) c)
漏れ電流 半導体出力 最大 (mA) 5 (3) 10 10 10
(状態0) a) c)
接点出力 最大 (mA) 2.5 2.5 2.5 2.5
一時的な過負荷の繰返し頻度半導体出力 最大 (s) 1 2 2 2 −
(図5参照) 接点出力 最大 (s) 10 10 10 10 −
注a) 電流及び電圧は,実効値とする。
b) 括弧内の数値は,RC回路又は同等のサージ抑制回路によって保護されていないモジュールに適用する。ほか
の全ての数値は,サージ抑制回路付きのモジュールに適用する。
c) 漏れ電流が3 mAを超える半導体出力は,タイプ2のデジタル入力を駆動するための追加外部負荷を必要とす
る。
Ie : 定格電流
t1 : 定格電源周波数の2サイクル
t2 : ON時間
t3 - t2 : OFF時間(OFF時間=ON時間)
t3 : 動作周期
図5−交流出力の一時的な過負荷の波形
――――― [JIS B 3502 pdf 34] ―――――
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B 3502 : 2011
5.2.2.2 追加要求事項
5.2.2.2.1 出力表示器
各出力チャネルには,出力状態1のとき点灯するランプ又は同等の手段をもたなければならない。
5.2.2.2.2 保護付出力
製造業者が保護付出力と定めた出力は,次の条件を満たさなければならない。
a) 定格電流(Ie)の1.1倍以上の定常負荷電流に耐えなければならない,及び/又は保護素子によって出
力を保護しなければならない。
b) 保護素子だけをリセット又は交換することによって,PLCシステムは,正常動作に戻らなければなら
ない。
c) 任意選択機能としての再始動の能力は,次の三つの形式から選択することができる。
1) 自動再始動保護付出力 過負荷がなくなると自動的に復帰する保護付出力。
2) 信号制御再始動保護付出力 遠隔操作信号などによって復帰する保護付出力。
3) 手動再始動保護付出力 人的操作によって復帰する保護付出力(保護は,ヒューズ,電気的インタ
ロックなどでよい。)。
この要求事項は,6.5.3.2に基づいて検証する。
注記1 長時間の過負荷状態は,モジュールの動作寿命に影響を与える場合がある。
注記2 保護付出力は,外部配線を保護する必要はない。必要に応じて使用者の責任で外部配線の保
護を施す。
5.2.2.2.3 短絡保護付出力
製造業者が短絡保護付出力と定めた出力については,次の条件を満足しなければならない。
a) 許容最大負荷電流を超える定格値(Ie)の2倍までの出力電流に対して正常に動作し,また,一時的
な過負荷に対しても耐えなければならない。製造業者は,そのような一時的な過負荷を定めなければ
ならない。
b) 出力電流が定格値の20倍になる前に保護素子は動作しなければならない。その保護素子だけをリセッ
ト又は交換することによって,PLCシステムは,正常動作に復帰しなければならない。
c) 定格値の2倍から20倍の出力電流又は製造業者が定めた限度a) を超える一時的な過負荷に対しては,
そのモジュールの修理又は交換が必要になる場合がある。
これらの要求事項は,6.5.3.2に基づいて検証する。
5.2.2.2.4 保護なし出力
製造業者が保護なし出力と定めた出力については,製造業者が準備又は指定した保護素子を付加した場
合,5.2.2.2.3の全ての要求事項を満足しなければならない。
5.2.2.2.5 有接点リレー出力
有接点リレー出力は,開閉素子の使用負荷種別 AC-15(寿命クラス0.3)(JIS C 8201-5-1参照)の場合,
少なくとも30万回の電気的寿命が必要である。
注記 そのリレーがJIS C 8201-5-1の要求を満たしている場合には,形式試験は必要としない。
5.2.3 デジタル直流出力
この要求事項は,6.5.3に基づいて検証する。
――――― [JIS B 3502 pdf 35] ―――――
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JIS B 3502:2011の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 61131-2:2007(MOD)
JIS B 3502:2011の国際規格 ICS 分類一覧
- 35 : 情報技術.事務機械 > 35.240 : 情報技術(IT)の応用 > 35.240.50 : 産業におけるITの応用
- 25 : 生産工学 > 25.040 : 産業オートメーションシステム > 25.040.40 : 工業計測及び制御