JIS B 6333:1986 数値制御ひざ形立フライス盤の試験及び検査方法 | ページ 2

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B 6333-1986
図1
(2) 工作物
材料 : 原則としてJIS G 4051(機械構造用炭素鋼鋼材)に規定するS45Cとする。
形状 : 切削部の寸法は表8による。ただし,工作物の高さは適当に定めてよい。
表8
単位mm
テーブルのX軸方向移動量 長さ 幅
500以下 テーブルのX軸方向移動量の約21とする。 特に規定しない
500を超え 1 000以下 200300 5090
1 000を超え 1 500以下 300400 90120
(3) 切削条件
切削速度 : Vc≒100 (m/min)
切込み深さ : 原則として表9の数値とする。
切削幅 : b≒フライス直径×32 (mm)
1刃当たりの送り : Sz≒0.05, 0.1, 0.2, 0.3, 0.4, 0.5 (mm)
ただし,主軸用電動機が所定の電力(JIS B 6201の3.4参照)に達したときは,その送りで止め,
所定の電力に達しないときは,切込み深さを1mmずつ増していく。
なお,所定の電力に達する前にびびりによって切削が著しく困難となったときは,その切削条件で
止める。
表9
単位mm
テーブルのX軸方向移動量 切込み深さ (a)
500以下 1
500を超え 1 000以下 2
1 000を超え 1 500以下 3
備考 高速軽切削用フライス盤については,ここ
に規定する切削動力試験を適用しない。

――――― [JIS B 6333 pdf 6] ―――――

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参考
次に示す切削トルク試験は参考のために示すもので,規格の一部ではない。
切削トルク試験 切削トルク試験は,強力切削において,所定のトルクに耐えられることを試験するも
ので,次の条件によって強力平面削りを行う(参考表1参考記録様式参照)(JIS B 6201の3.4の番号3-12
参照)。
参考表1 参考記録様式
注(1) 負荷入力と無負荷入力との差をいう。
(2) トルク (T) は,次の式によって求める。
電力計を用いて測定したとき
9 550 W−Wo 974 W−W0
T= (N・m) [{T= (kgf・m)}]
n n
ここに, W : 負荷入力 (kW)
Wo : 無負荷入力 (kW)
n : 主軸速度min-1 [{rpm}]
(1) 工具 原則として超硬正面フライスとし,その直径は参考表2により,表7記録様式3によって必要
事項を記録する。
参考表2
単位mm
テーブルのX軸方向移動量 直径
500以下 150 以上
500を超え 1 500以下 200 以上
(2) 工作物
材料 : 材料は,JIS G 4051に規定するS45Cとする。
形状 : 切削部の寸法は参考表3による。ただし,工作物の高さは適当に定めてよい。

――――― [JIS B 6333 pdf 7] ―――――

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B 6333-1986
参考表3
単位mm
テーブルのX軸方向移動量 長さ 幅
500以下 テーブルのX軸方向移動量の約21とする。 特に規定しない
500を超え 1 000以下 200300 120以上
1 000を超え 1 500以下 300400 120以上
(3) 切削条件
切削速度 : Vc=100 (m/min) 以下
切込み深さ : a≒1, 2, 3,······ (mm)
切削幅 : b≒フライス直径×32 (mm)
1刃当たりの送り : Sz≒0.2, 0.3, 0.4, 0.5 (mm)
ただし,所定のトルクに達したときは,その送りで止め,所定のトルクに達しないときは,切込み
深さを1 mmずつ増していく。
備考 所定のトルクとは,その機械の設計に当たり基準として定めた有効トルクをいう。
2.5 バックラッシ試験 バックラッシ試験は,表10によって行う。
表10
参考
番号 試験事項 測定方法 測定方法図 JIS B 6330
参照
1 主軸駆動系の (1) 軸速度変換装置を最高及び
総合バックラ 最低速度に設定し,それぞれ
ッシ について主軸の1回転に対
し,31回転ごとの位置におい
て主軸を正及び逆の向きに
動かしたとき,元軸が回り始
めるまでの回転角を測定す
3.7
る。
(2) 軸を正及び逆の向きに動か
したとき,主軸が回り始める
までの回転角を測定しても
よい。
(3) バックラッシは,主軸の回転
角で表す。
3. 剛性試験方法 剛性試験は,表11によって行う。

――――― [JIS B 6333 pdf 8] ―――――

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表11
参考
JIS B 201
番号 試験事項 測定方法 測定方法図
の3.6の
対応番号
1 Y軸方向荷 (1) 主軸に取り付けたアーバとテーブルと
重による主 の間に図に示すようにY軸方向[主軸
軸及びテー 下端が前(16)に,テーブルが後(16)に動く
ブルの剛性 向き]に荷重 (PY) を加えたときの主軸
とテーブル上面との間の相対傾斜(14)の
変化をZ-X面内及びY-Z面内において
測定する。
(2) 荷重 (PY) は次の表による。主電動機の
定格 (kW) が表中にないときは,比例
計算によって求める。

5-22
(3) 主軸頭又は主軸スリーブが移動できる
ものについては,その動きの中央に固
定する。
2 X軸方向荷 (1) 主軸に取り付けたアーバとテーブルと
重による主 の間に図に示すようにX軸方向[主軸
軸及びテー に取り付けたアーバが右(16),テーブル
ブルの剛性 が左(16)に動く向き]に荷重 (PX) を加
えたときの,主軸とテーブル上面との
間の相対傾斜(14)の変化をZ−X面内及
びY-Z面内において測定する。 5-22
(2) 荷重 (PX) は,次の式による。
PX=0.6PY
(3) 主軸頭又は主軸スリーブを昇降又は前
後できるものについては,その動きの
中央に固定する。

――――― [JIS B 6333 pdf 9] ―――――

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B 6333-1986
参考
JIS B 201
番号 試験事項 測定方法 測定方法図
の3.6の
対応番号
3 Z軸方向荷 (1) 主軸に取り付けたアーバとテーブル上
重による主 面との間に図に示すようにZ軸方向に
軸及びテー 荷重 (PZ) を加えたときの主軸とテー
ブルの剛性 ブル上面との間の相対傾斜(14)の変化を
Z-X面内及びY-Z面内において測定す
る。 5-22
(2) 荷重 (PZ) は,次の式による。
PZ=0.4PY
(3) 主軸頭又は主軸スリーブを昇降又は前
後できるものについては,その動きの
中央に固定する。
注(14) 傾斜の代わりに300mmについて変化する量で表してもよい。
(15) 送り用電動機が別にあるものは,それを含む。
(16) コラムに対し,ニーのある側を機の前とし,機に向かってその右側を機の右とする。
備考1. 荷重を加える位置は,できるだけ主軸端に近い位置とし,その主軸端からの距離を記録する。
2. 同一設計の機械の剛性試験は,代表的な1台について行った試験結果で代表させ,他のものについては省略
してもよい。

――――― [JIS B 6333 pdf 10] ―――――

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