11
B 6333-1986
4. 機械精度試験及び検査方法
4.1 静的精度検査 静的精度検査は,表12によって行う。
表12
単位mm
許容値
テーブルのX軸方
参考
向移動量
JIS B 6201
番号 検査事項 測定方法 測定方法図 500 1 000
の4.の
を越え を超え
対応番号
500 10001 500
以下 以下 以下
1 テーブ Z−X面 テーブルをX軸方向及び
0.06 0.06 0.08
ル上面 内,X Y軸方向の動きの中央に
/m /m /m
の平面 軸方向 置き,精密水準器をテーブ
度 Y−Z面 ル上面に置いて,それぞれ
8-11
内,Y 少なくとも中央及び両端
軸方向 の3か所における精密水 0.06/m
準器の読みの最大差を測
定値とする。
2 主軸外面の振れ テストインジケータを主
軸外面に当てて,主軸回転
中の読みの最大差を測定 0.01 10-11
値とする。
3 主軸端面の振れ 主軸端面の外周の近くに
テストインジケータを当
てて,主軸回転中の読みの
最大差を求める。次にテス
トインジケータを主軸に 0.01 11-21
対して反対側に移して同
様の測定を行い,読みの最
大差のうち大きい方を測
定値とする。
4 主軸穴内面の振 主軸穴にテストバーをは
れ め,その口元及び先端にテ テストバーの口元
ストインジケータを当て で
て,主軸回転中の読みの最 0.01 10-32
大差を測定値とする。 300の位置で
0.02
5 テーブルのX軸 定置した(例えば主軸に)
方向の運動とそ テストインジケータをテ
の上面との平行 ーブル上面に当ててテー
度 ブルを移動させ,全移動距
離内におけるテストイン 0.02 0.03 0.04 7-51
ジケータの読みの最大差
を測定値とする。
――――― [JIS B 6333 pdf 11] ―――――
12
B 6333-1986
単位mm
許容値
テーブルのX軸方
参考
向移動量
JIS B 6201
番号 検査事項 測定方法 測定方法図 500 1 000
の4.の
を越え を超え
対応番号
500 10001 500
以下 以下 以下
テーブルのY軸 定置した(例えば主軸に)
6 方向の運動(2)と テストインジケータをテ
その上面との平 ーブル上面に当ててテー
行度 ブルを移動させ,全移動距 300について
7-51
離内におけるテストイン 0.02
ジケータの読みの最大差
を測定値とする。
7 テーブルのX軸 直角定盤の突起を基準T
方向の運動とテ 溝側面に当て,定置した
ーブルの基準T (例えば主軸に)テストイ
溝側面との平行 ンジケータを直角定盤の
度 垂直面に当ててテーブル
及び直角定盤を移動させ, 0.02 0.03 0.04 7-53
全移動距離内におけるテ
ストインジケータの読み
の最大差を測定値とする
(17)(18)。
8 テーブルのY軸 直角定盤の突起を基準T
方向の運動とテ 溝側面に当て,定置した
ーブルの基準T (例えば主軸に)テストイ
溝側面との直角 ンジケータを直角定盤の
300について
度 垂直面に当ててテーブル 9-31
0.02
を移動させ,全移動距離内
におけるテストインジケ
ータの読みの最大差を測
定値とする(2)(17)(18)。
9 主軸頭 Z−X面 テーブルの上面に直角定
又は主 内,X 規を立てて主軸頭又は主
軸スリ 軸方向 軸スリーブに定置したテ
300について
ーブの ストインジケータをこれ
0.025
運動と に当て,主軸頭又は主軸ス
テーブ リーブを下端の位置に固
ル上面 く締めた場合と,上端の位
との直 Y−Z面 置に固く締めた場合とに 9-32
角度 内,Y おけるテストインジケー
軸方向 300について
タの読みの差を測定値と
0.025
する。
テーブルは,前下
り(16)であっては
ならない。
――――― [JIS B 6333 pdf 12] ―――――
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B 6333-1986
単位mm
許容値
テーブルのX軸方
参考
向移動量
JIS B 6201
番号 検査事項 測定方法 測定方法図 500 1 000
の4.の
を越え を超え
対応番号
500 10001 500
以下 以下 以下
10 テーブ Z−X面 テーブルをX軸方向及び
ル上面 内,X Y軸方向の動きの中央に
とZ軸 軸方向 置き,その上面に直角定規 300について
方向の を立てる。次に定置した 0.02
運動と (例えば主軸に)テストイ
の直角 ンジケータをこれに当て
度 てその位置からテーブル 9-31
Y−Z面
をZ軸方向に測定距離だ 300について
内,Y
け移動させたときのテス 0.02
軸方向
トインジケータの読みの テーブルは,前下
差を測定値とする。 り(16)であっては
ならない。
11 テーブ Z−X面 テーブルをX軸方向及び
ル上面 内,X Y軸方向の動きの中央に
振回し直径
と主軸 軸方向置き,主軸に取り付けたテ
300について
中心線 ストインジケータをテー
0.02
との直 ブル上面に当ててこれを
角度 振り回し,テストインジケ
9-21
Y−Z面 ータの読みの差を測定値 振回し直径
内,Y とする。 300について
軸方向 0.02
テーブルは,前下
り(16)であっては
ならない。
注(17) この検査は,テーブルの基準T溝両側面に対して行う。
(18) 直角定盤は,テーブルの基準T溝にはまる突起をもった長さ150mm以上のものとする。
――――― [JIS B 6333 pdf 13] ―――――
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B 6333-1986
4.2 位置決め精度試験及び検査
4.2.1 一方向位置決め精度検査 一方向位置決め精度検査は,表13によって行う。
表13
単位mm
参考
番号 検査事項 測定方法 測定方法図 許容値(19) JIS B 6330
参照
1 一方向位置 あらかじめ正(又は負)の向きに移動し
決め精度 て停止させ,その位置を基準にして同じ
向きに原則として早送りで表に規定する
測定間隔で順次位置決めを行い,それぞ
れの位置で,基準位置から実際に移動し
た距離と移動すべき距離との差を測定
し,それらの基準長さ内における最大差
を求める。
この測定は,移動量のほぼ全域にわたっ 基準長さに
て行い,求めた最大差のうちの最大値を ついて 3.8
測定値とする。 0.03
この測定は,各制御軸の正及び負の向き
のそれぞれについて行う。
表
注(19) この許容値は,最小設定単位0.01mm以下のものについて適用する。
備考1. ピッチ誤差補正装置,バックラッシ補正装置などを具備するものは,これを使用して行う。
2. ある1軸の測定の際は,他の運動部は原則として動きの中央又は安定した位置に置く。
3. 測定の際は,テーブル上は無荷重とする。
4.2.2 繰返し位置決め精度検査 繰返し位置決め精度検査は,表14によって行う。
表14
単位mm
参考
番号 検査事項 測定方法 測定方法図 許容値(19) JIS B 6330
参照
1 繰返し位置 原則として早送り(20)で,任意の1点を標
決め精度 点として同じ向きから同一条件で位置決
めを7回繰り返して停止位置を測定し,
読みの最大差の21を求める。
この標点は,移動距離の中央及びほぼ両 ±0.01 3.9
端のそれぞれの位置に選び,求めた値の
うちの最大のものに (±) を付けた値を
測定値とする。この測定は各制御軸の正
及び負の向きのそれぞれについて行う。
注(20) 早送りは,自動加減速を含めた距離以上とする。
備考1. ピッチ誤差補正装置,バックラッシ補正装置などを具備するものは,これを使用して行う。
2. ある1軸の測定の際は,他の運動部は原則として動きの中央又は安定した位置に置く。
3. 測定の際は,テーブル上は無荷重とする。
――――― [JIS B 6333 pdf 14] ―――――
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B 6333-1986
4.2.3 最小設定単位送り試験 最小設定単位送り試験は,表15によって行う。
表15
参考
番号 試験事項 測定方法 測定方法図 JIS B 6330
参照
1 1設定単位送り 早送りで,あらかじめ正(又
ごとの動き は負)の向きに移動させて停
止した後,更に同じ向きに最
小設定単位ごとの指令を数単
位与えて停止した位置を基準
として,再び同じ向きに連続
的に最小設定単位ごとの指令
を与えて,実移動距離として
20単位以上に相当する距離を
動かし,各指令ごとの停止位
置を測定する。
次に,上記の最終測定位置か
ら負(又は正)の向きに最小
設定単位ごとの指令をほぼ基
準位置に復帰するまで与え,
3.11
各指令ごとの停止位置を測定
して図示する。
これらの停止位置の値から隣
り合う停止位置間の距離と最
小設定単位との差の最大値を
求める。この場合,図に示す
ように,原則として折り返し
後の数単位に相当する実移動
距離内の測定点は除外する。測定値=|l-m|max
この測定を少なくとも動きの
ここに,
中央及びほぼ両端の3か所で l:隣り合う停止位置間の距離
行い,求めた値のうちの最大m:最小設定単位
のものを測定値とする。
この試験は,各制御軸につい
て行う。
――――― [JIS B 6333 pdf 15] ―――――
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JIS B 6333:1986の国際規格 ICS 分類一覧
- 25 : 生産工学 > 25.080 : 工作機械 > 25.080.20 : 中ぐり盤及びフライス盤
- 25 : 生産工学 > 25.040 : 産業オートメーションシステム > 25.040.20 : 数値制御工作機械
JIS B 6333:1986の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB4105:1991
- 超硬バイト
- JISB4114:1998
- 超硬質合金ろう付けストレートシャンクエンドミル
- JISB4211:1998
- ストレート刃エンドミル
- JISB4212:1988
- テーパシャンクエンドミル
- JISB4214:1998
- シェルエンドミル
- JISB6003:1993
- 工作機械―振動測定方法
- JISB6004:1980
- 工作機械の騒音レベル測定方法
- JISB6014:1980
- 工作機械の安全通則
- JISB6201:1993
- 工作機械―運転試験方法及び剛性試験方法通則
- JISB6330:1980
- 数値制御工作機械の試験方法通則
- JISG4051:2016
- 機械構造用炭素鋼鋼材
- JISG5501:1995
- ねずみ鋳鉄品