JIS B 6333:1986 数値制御ひざ形立フライス盤の試験及び検査方法 | ページ 3

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B 6333-1986
4. 機械精度試験及び検査方法
4.1 静的精度検査 静的精度検査は,表12によって行う。
表12
単位mm
許容値
テーブルのX軸方
参考
向移動量
JIS B 6201
番号 検査事項 測定方法 測定方法図 500 1 000
の4.の
を越え を超え
対応番号
500 10001 500
以下 以下 以下
1 テーブ Z−X面 テーブルをX軸方向及び
0.06 0.06 0.08
ル上面 内,X Y軸方向の動きの中央に
/m /m /m
の平面 軸方向 置き,精密水準器をテーブ
度 Y−Z面 ル上面に置いて,それぞれ
8-11
内,Y 少なくとも中央及び両端
軸方向 の3か所における精密水 0.06/m
準器の読みの最大差を測
定値とする。
2 主軸外面の振れ テストインジケータを主
軸外面に当てて,主軸回転
中の読みの最大差を測定 0.01 10-11
値とする。
3 主軸端面の振れ 主軸端面の外周の近くに
テストインジケータを当
てて,主軸回転中の読みの
最大差を求める。次にテス
トインジケータを主軸に 0.01 11-21
対して反対側に移して同
様の測定を行い,読みの最
大差のうち大きい方を測
定値とする。
4 主軸穴内面の振 主軸穴にテストバーをは
れ め,その口元及び先端にテ テストバーの口元
ストインジケータを当て で
て,主軸回転中の読みの最 0.01 10-32
大差を測定値とする。 300の位置で
0.02
5 テーブルのX軸 定置した(例えば主軸に)
方向の運動とそ テストインジケータをテ
の上面との平行 ーブル上面に当ててテー
度 ブルを移動させ,全移動距
離内におけるテストイン 0.02 0.03 0.04 7-51
ジケータの読みの最大差
を測定値とする。

――――― [JIS B 6333 pdf 11] ―――――

12
B 6333-1986
単位mm
許容値
テーブルのX軸方
参考
向移動量
JIS B 6201
番号 検査事項 測定方法 測定方法図 500 1 000
の4.の
を越え を超え
対応番号
500 10001 500
以下 以下 以下
テーブルのY軸 定置した(例えば主軸に)
6 方向の運動(2)と テストインジケータをテ
その上面との平 ーブル上面に当ててテー
行度 ブルを移動させ,全移動距 300について
7-51
離内におけるテストイン 0.02
ジケータの読みの最大差
を測定値とする。
7 テーブルのX軸 直角定盤の突起を基準T
方向の運動とテ 溝側面に当て,定置した
ーブルの基準T (例えば主軸に)テストイ
溝側面との平行 ンジケータを直角定盤の
度 垂直面に当ててテーブル
及び直角定盤を移動させ, 0.02 0.03 0.04 7-53
全移動距離内におけるテ
ストインジケータの読み
の最大差を測定値とする
(17)(18)。
8 テーブルのY軸 直角定盤の突起を基準T
方向の運動とテ 溝側面に当て,定置した
ーブルの基準T (例えば主軸に)テストイ
溝側面との直角 ンジケータを直角定盤の
300について
度 垂直面に当ててテーブル 9-31
0.02
を移動させ,全移動距離内
におけるテストインジケ
ータの読みの最大差を測
定値とする(2)(17)(18)。
9 主軸頭 Z−X面 テーブルの上面に直角定
又は主 内,X 規を立てて主軸頭又は主
軸スリ 軸方向 軸スリーブに定置したテ
300について
ーブの ストインジケータをこれ
0.025
運動と に当て,主軸頭又は主軸ス
テーブ リーブを下端の位置に固
ル上面 く締めた場合と,上端の位
との直 Y−Z面 置に固く締めた場合とに 9-32
角度 内,Y おけるテストインジケー
軸方向 300について
タの読みの差を測定値と
0.025
する。
テーブルは,前下
り(16)であっては
ならない。

――――― [JIS B 6333 pdf 12] ―――――

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B 6333-1986
単位mm
許容値
テーブルのX軸方
参考
向移動量
JIS B 6201
番号 検査事項 測定方法 測定方法図 500 1 000
の4.の
を越え を超え
対応番号
500 10001 500
以下 以下 以下
10 テーブ Z−X面 テーブルをX軸方向及び
ル上面 内,X Y軸方向の動きの中央に
とZ軸 軸方向 置き,その上面に直角定規 300について
方向の を立てる。次に定置した 0.02
運動と (例えば主軸に)テストイ
の直角 ンジケータをこれに当て
度 てその位置からテーブル 9-31
Y−Z面
をZ軸方向に測定距離だ 300について
内,Y
け移動させたときのテス 0.02
軸方向
トインジケータの読みの テーブルは,前下
差を測定値とする。 り(16)であっては
ならない。
11 テーブ Z−X面 テーブルをX軸方向及び
ル上面 内,X Y軸方向の動きの中央に
振回し直径
と主軸 軸方向置き,主軸に取り付けたテ
300について
中心線 ストインジケータをテー
0.02
との直 ブル上面に当ててこれを
角度 振り回し,テストインジケ
9-21
Y−Z面 ータの読みの差を測定値 振回し直径
内,Y とする。 300について
軸方向 0.02
テーブルは,前下
り(16)であっては
ならない。
注(17) この検査は,テーブルの基準T溝両側面に対して行う。
(18) 直角定盤は,テーブルの基準T溝にはまる突起をもった長さ150mm以上のものとする。

――――― [JIS B 6333 pdf 13] ―――――

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B 6333-1986
4.2 位置決め精度試験及び検査
4.2.1 一方向位置決め精度検査 一方向位置決め精度検査は,表13によって行う。
表13
単位mm
参考
番号 検査事項 測定方法 測定方法図 許容値(19) JIS B 6330
参照
1 一方向位置 あらかじめ正(又は負)の向きに移動し
決め精度 て停止させ,その位置を基準にして同じ
向きに原則として早送りで表に規定する
測定間隔で順次位置決めを行い,それぞ
れの位置で,基準位置から実際に移動し
た距離と移動すべき距離との差を測定
し,それらの基準長さ内における最大差
を求める。
この測定は,移動量のほぼ全域にわたっ 基準長さに
て行い,求めた最大差のうちの最大値を ついて 3.8
測定値とする。 0.03
この測定は,各制御軸の正及び負の向き
のそれぞれについて行う。

注(19) この許容値は,最小設定単位0.01mm以下のものについて適用する。
備考1. ピッチ誤差補正装置,バックラッシ補正装置などを具備するものは,これを使用して行う。
2. ある1軸の測定の際は,他の運動部は原則として動きの中央又は安定した位置に置く。
3. 測定の際は,テーブル上は無荷重とする。
4.2.2 繰返し位置決め精度検査 繰返し位置決め精度検査は,表14によって行う。
表14
単位mm
参考
番号 検査事項 測定方法 測定方法図 許容値(19) JIS B 6330
参照
1 繰返し位置 原則として早送り(20)で,任意の1点を標
決め精度 点として同じ向きから同一条件で位置決
めを7回繰り返して停止位置を測定し,
読みの最大差の21を求める。
この標点は,移動距離の中央及びほぼ両 ±0.01 3.9
端のそれぞれの位置に選び,求めた値の
うちの最大のものに (±) を付けた値を
測定値とする。この測定は各制御軸の正
及び負の向きのそれぞれについて行う。
注(20) 早送りは,自動加減速を含めた距離以上とする。
備考1. ピッチ誤差補正装置,バックラッシ補正装置などを具備するものは,これを使用して行う。
2. ある1軸の測定の際は,他の運動部は原則として動きの中央又は安定した位置に置く。
3. 測定の際は,テーブル上は無荷重とする。

――――― [JIS B 6333 pdf 14] ―――――

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B 6333-1986
4.2.3 最小設定単位送り試験 最小設定単位送り試験は,表15によって行う。
表15
参考
番号 試験事項 測定方法 測定方法図 JIS B 6330
参照
1 1設定単位送り 早送りで,あらかじめ正(又
ごとの動き は負)の向きに移動させて停
止した後,更に同じ向きに最
小設定単位ごとの指令を数単
位与えて停止した位置を基準
として,再び同じ向きに連続
的に最小設定単位ごとの指令
を与えて,実移動距離として
20単位以上に相当する距離を
動かし,各指令ごとの停止位
置を測定する。
次に,上記の最終測定位置か
ら負(又は正)の向きに最小
設定単位ごとの指令をほぼ基
準位置に復帰するまで与え,
3.11
各指令ごとの停止位置を測定
して図示する。
これらの停止位置の値から隣
り合う停止位置間の距離と最
小設定単位との差の最大値を
求める。この場合,図に示す
ように,原則として折り返し
後の数単位に相当する実移動
距離内の測定点は除外する。測定値=|l-m|max
この測定を少なくとも動きの
ここに,
中央及びほぼ両端の3か所で l:隣り合う停止位置間の距離
行い,求めた値のうちの最大m:最小設定単位
のものを測定値とする。
この試験は,各制御軸につい
て行う。

――――― [JIS B 6333 pdf 15] ―――――

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