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りを生じてはならない。
7.2.7 短時間停電
電子装置付きの積算熱量計又は構成要素は,9.5.10の試験を行ったとき,試験前後の器差の差が有意な
誤りを生じてはならない。
7.2.8 信号及び直流ライン上のバースト
電子装置付きの積算熱量計又は構成要素は,9.5.11.1.1の試験をした後で,その表示に1目量を超える変
動があってはならない。また,9.5.11.1.1の試験を行ったとき,試験前後の器差の差が有意な誤りを生じて
はならない。
7.2.9 交流電力線上のバースト
電子装置付きの積算熱量計又は構成要素は,9.5.11.1.2の試験をした後で,その表示に1目量を超える変
動があってはならない。また,9.5.11.1.2の試験を行ったとき,試験前後の器差の差が有意な誤りを生じて
はならない。
7.2.10 信号及び直流ライン上のサージ
電子装置付きの積算熱量計又は構成要素は,9.5.11.2.1の試験をした後で,その表示に1目量を超える変
動があってはならない。また,9.5.11.2.1の試験を行ったとき,試験前後の器差の差が有意な誤りを生じて
はならない。
7.2.11 交流電力線上のサージ
電子装置付きの積算熱量計又は構成要素は,9.5.11.2.2の試験をした後で,その表示に1目量を超える変
動があってはならない。また,9.5.11.2.2の試験を行ったとき,試験前後の器差の差が有意な誤りを生じて
はならない。
7.2.12 放射電磁界
電子装置付きの積算熱量計又は構成要素は,9.5.12の試験を行ったとき,試験前後の器差の差が有意な
誤りを生じてはならない。
7.2.13 静電気放電
電子装置付きの積算熱量計又は構成要素は,9.5.13の試験をした後で,その表示に1目量を超える変動
があってはならない。また,9.5.13の試験を行ったとき,試験前後の器差の差が有意な誤りを生じてはな
らない。
7.2.14 電源周波数磁界イミュニティ
電子装置付きの積算熱量計又は構成要素は,9.5.14の試験を行ったとき,試験前後の器差の差が有意な
誤りを生じてはならない。
7.2.15 耐圧性
体積計量部は,9.5.15の試験を行ったとき,破損するものであってはならない。また,9.5.15の試験を行
ったとき,試験前後の器差の差が有意な誤りを生じてはならない。
7.2.16 圧力損失
体積計量部は,9.5.16の試験を行ったとき,最大圧力損失が0.025 MPaを超えてはならない。ただし,
バルブ付き積算熱量計の場合はこの限りでない。
7.2.17 内蔵電池に関する追加要件
7.2.17.1 非充電電池又は作動中は充電不可能な内蔵充電電池
電池電圧が臨界値まで降下した場合,積算熱量計が正しく機能しなくなる(例えば,表示が正確でなく
なる,記憶機能が不安定になる,器差が最大許容誤差を超えるなど)前に,この正しく機能しなくなるこ
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とを積算熱量計に表示するか,又は自動的に積算熱量計の電源を切らなければならない。この電源切断時
の計量値及びその期日(月日)を,最低1年間保存しなければならない。
7.2.17.2 作動中も充電可能な内蔵充電電池
電池電圧が臨界値まで降下した場合の積算熱量計は,次の各事項を満たさなければならない。
a) 外部電源を切断(手動又は事故で)したときに,7.2.17.1の規定に適合している。
b) 外部電源を投入したときに,7.2.4の規定に適合している。
7.3 構造
7.3.1 材質
積算熱量計の全ての構成要素は,定格動作条件の下で発生する腐食及び摩耗の種々の態様,特に熱媒体
に含まれる不純物に基づく腐食及び摩耗に耐える適切な品質をもつ材質を用いなければならない。
7.3.2 外部インタフェース
積算熱量計に外部の表示機構などとの接続を可能にするインタフェースを備えることができる。
インタフェースをもつ積算熱量計は,インタフェースに接続される外部の表示機構などの有無にかかわ
らず,計量値に変動を与えてはならない。
7.3.3 供給電源
外部電源が停電した場合,その停電時点の熱量表示が停電復帰後に読み取り可能なように設計しなけれ
ばならない。
7.4 熱量表示機構
7.4.1 熱量の単位
熱量の単位は,ジュール(J)又はワット時(W・h)とし,熱量は,その単位の10進の倍量で表示しな
ければならない。熱量を表す単位の名称又は記号は,その表示に近接して表記しなければならない。
注記 ワット時とジュールとの関係は,1 W・h=3 600 Jである。
7.4.2 表示機構の一般要件
表示機構は,次による。
a) 表示機構の表示窓は,計量値などの表示が読み取りやすいものでなければならない。
b) 表示された熱量の単位の10進の分量を示す数字は,小数点などで倍量の数字と明確に識別できなけれ
ばならない。
c) 目量は,1,2若しくは5,又はそれらの値の10進の倍量若しくは分量の値でなければならない。
d) 計量値の表示は見やすく,読み誤りを生じさせないような表示としなければならない。見やすい基準
の例を次に示す。
1) デジタル表示機構
− 計量値を表示する数字の実際の高さ又は見かけの高さが,4 mm以上ある。
− 数字車式のものについては,その全ての数字が下から上方向へ回転移動する。
− 数字車式のものについては,各桁(最下位の桁を除く。)の数字の進みは,下位の桁の数字が9
から0に変わる間に完了する。
− 数字車式の最小桁の数字車は連続して動いていてもよいが,その場合,表示窓から一つ以上の数
字が目視できる。
2) アナログ指示機構
− 目盛線の太さが,0.2 mm以上ある。
− 全ての指針の回転方向は,時計回りである。
――――― [JIS B 7550 pdf 12] ―――――
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− 指針の先端部と目盛面との間隔が3 mmを超えていない。
− 指針の先端部が目盛線に重なるか,又は目盛線に達している。
− 指針の先端部の太さが目盛線の太さの1.5倍以内である。
− 上位の指針の先端部の位置が,隣接する下位の指針が指示する計量値に相当する位置に対して,
上位の指針の目盛間隔の1/3以上の食い違いがない。
7.4.3 表示桁数
熱量を示す表示桁数は,少なくとも積算熱量計の最大熱出力psにおける2 000時間の連続作動に相当す
る熱量を,最初の値に戻ることなく,表示できるものでなければならない。
最大熱出力で1時間作動している積算熱量計で計量した熱量は,少なくとも表示の1目量以上でなけれ
ばならない。
7.4.4 冷暖房兼用の積算熱量計の熱量表示
冷暖房兼用の積算熱量計の場合,冷房及び暖房をそれぞれ独立して熱量を計量し,表示してもよい。た
だし,冷房又は暖房の動作中で,動作以外の計量値を表示する場合は,読み誤りを生じさせないように表
示する内容を明瞭に特定できなければならない。
熱量表示の切替方法は,自動的な表示の切替(サイクリック表示),手動操作又は通信などで表示を呼び
出す方法などがある。
7.5 積算熱量計の体積表示
積算熱量計の体積計量部は,積算体積表示機構をもつか,又は検査のため一時的に積算体積表示機構を
取り付けることができなければならない。積算体積表示機構をもつ積算熱量計は,7.4.2を満たすことが望
ましい。
8 寸法
8.1 体積計量部
体積計量部の面間及び接続部の寸法は,呼び径に応じて表2による。
表2−体積計量部の寸法
呼び径 面間寸法 L(mm) 接続部
優先寸法 代替寸法例 許容差d) 区分 呼び径
15(13)a) 165 80,85,100,105,110,114,115,130,134,135,0 ねじ込 G3/4
145,170,175,180,190,200,220 −2 み式b)
20 190 105,110,115,130,134,135,165,175,195,200, G1
220,229
25 260 110,150,175,200,210,225,273 G1 1/4
32(30)a) 260 110,150,175,200,230,270,300,321 G1 1/2
40 300 200,220,245,260,270,387 G2
50 200 170,245,250,254,270,275,280,300,345,3500 G2 1/2
−3
15 200 140,156 0 フラン 15
20 200 156,190 −2 ジ式c) 20
25 200 150,156,160,220,260 25
32(30)a) 200 160,186,260 32
40 200 150,156,160,170,256,300 40
50 200 0
170,180,245,250,254,256,270,275,289,300, 50
345,350 −3
――――― [JIS B 7550 pdf 13] ―――――
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表2−体積計量部の寸法(続き)
呼び径 面間寸法 L(mm) 接続部
優先寸法 代替寸法例 許容差d) 区分 呼び径
65 200 170,270,300,315,391,450 0 フラン 65
80(75)a) 200 −3
190,224,225,230,300,305,350,425,472,500 ジ式c) 80
100 250 210,240,280,350,356,360,375,400,420,450, 100
602,650
125 250 220,280,300,350,380,430,450 125
300 500 380,400,800,850 300
350 550 420,450,500,600,800 0 350
400 600 500,550,750,800 −5 400
d)
500 600 500,625,680,770,800,900,1 000 500
600 800 500,650,750,820,920,1 000,1 200 600
700 1100 700
800 1200 600 800
>800 1.25×呼び径呼び径 呼び径
15 56 70 0 挟み込 15
20 56 55.5,77,89 −2 み式 20
25 56 55.5,80,81,93 25
32(30)a) 87 99 32
40 80 77,94,100,106 40
50 86 83,105.5,110,120 0 50
65 96 93,125.5,140 −3 65
80(75)a) 106 103,110,145,160 80
100 120 118,164,180 100
125 140 184,200 125
150 160 212,229,230 150
200 200 282,299,300 200
注a) 呼び径の( )内の表示は,国内で広く用いられている。
b) ねじの寸法は,JIS B 0202のB級による。
c) フランジの寸法は,JIS B 2220及びJIS B 2239による。また,フランジ接続端は,積算熱量計の最大圧力に
対して,JIS B 2220及びJIS B 2239に適合しなければならない。
d) の長さの許容差は,呼び径400を超える積算熱量計については受渡当事者間の協定による(ISO 13359参照)。
8.2 感温部
感温部を熱媒体の中に挿入する方式の積算熱量計の感温部の取付け部の寸法は,接続方式に応じて表3
による。
表3−感温部の取付部寸法
接続方式 呼び寸法
ねじ込み式 R1/4,R3/8,R1/2,R3/4,R1,G1/2,G3/4,G1 a)
フランジ式 呼び径20,25 b)
注a) ねじの寸法は,JIS B 0202及びJIS B 0203による。
b) フランジの寸法は,JIS B 2220,JIS B 2239及びJIS B 2240による。
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9 試験
9.1 一般
構成要素を試験する場合は,それぞれの構成要素ごとに試験をしなければならない。
9.2 基準条件及び基準値
9.2.1 基準条件
基準条件は,次による。
a) 周囲温度範囲 15 ℃35 ℃
b) 相対湿度範囲 25 %75 %
c) 外気圧範囲 86 kPa106 kPa
規定範囲内の温度及び相対湿度は,1回の測定中にそれぞれ±2.5 ℃及び±5 %を超えて変動してはなら
ない。
9.2.2 測定量の基準値(RVM)
水を用いた試験又は擬似流量試験のいずれにおいても,該当する条件を適用する。
a) 流量範囲 0.7 qp m3/h0.75 qp m3/h
b) 温度差(ΔTRVM) 愀 ‡ 満の場合は 愀
− ℃,それ以外の場合は40℃±2 ℃
c) 返り側温度(TRVM) ここに,TRVMは,測定量の基準値(以下,RVMという。)条件における返り側
温度。返り側温度の上限が50 ℃未満の場合は返り側温度の上限温度05
− ℃,それ以外の場合は50 ℃
±5 ℃。
9.3 熱量の求め方
器差測定において,熱量は,式(8)によって算出する。
0 V1
Q kΔTdV (8)
V
ここに, Q : 熱量(J)
V : 通過した冷温水の体積(m3)
k : 熱量換算係数。附属書Aに基づく,当該温度及び圧力におけ
る冷温水の特性の関数とする。
経過措置として平成34年5月20日までは,次の値を使用
しても差し支えない。
− 4.186 MJ/(℃m3)(使用最高温度が30 ℃未満のもの)
− 4.123 MJ/(℃m3)(使用最高温度が30 ℃以上のもの)
温度差(℃)
水以外の熱媒体の使用を意図して設計した積算熱量計の場合は,温度及び圧力の関数として使用する熱
量換算係数を明示しなければならない。
9.4 器差の求め方
積算熱量計及び構成要素(感温部を含む。)の器差は,相対誤差Eとして,式(9)によって算出する。
Xd Xc
E 100 (9)
Xc
ここに, Xd : 計量値
Xc : 真実の値
感温部のそれぞれの温度計の器差は,絶対誤差Eとして,式(10)によって算出する。
E=Xd−Xc (10)
ここに, Xd : 感温部である温度計の示度又は計量値(℃)
――――― [JIS B 7550 pdf 15] ―――――
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JIS B 7550:2017の引用国際規格 ISO 一覧
- OIML R 75-1:2002(MOD)
- OIML R 75-2:2002(MOD)
JIS B 7550:2017の国際規格 ICS 分類一覧
- 17 : 度量衡及び測定.物理的現象 > 17.200 : 熱力学及び温度測定 > 17.200.10 : 熱.熱量測定
JIS B 7550:2017の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0202:1999
- 管用平行ねじ
- JISB0203:1999
- 管用テーパねじ
- JISB2220:2012
- 鋼製管フランジ
- JISB2239:2013
- 鋳鉄製管フランジ
- JISB2240:2006
- 銅合金製管フランジ
- JISB7611-2:2015
- 非自動はかり―性能要件及び試験方法―第2部:取引又は証明用
- JISB8570-1:2013
- 水道メーター及び温水メーター 第1部:一般仕様
- JISZ8103:2019
- 計測用語