JIS B 7557:2019 排水流量計―取引又は証明用 | ページ 7

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図C.6−ます(桝)内設置形 卵形P.B.フリューム
フランジ
フランジ
円形断面部
水深計測点 流入部
卵形計測断面
吐出口
卵形断面部
円形
卵形断面部 漸縮部 断面部
図C.7−吐出口接続形 卵形P.B.フリューム
C.5 P.B.フリューム最大流量例
P.B.フリュームの最大流量例を,表C.1に示す。
表C.1−P.B.フリュームの呼び径及び計測最大流量
呼び径D(mm) 最大流量(m3/h) 呼び径D(mm) 最大流量(m3/h) 呼び径D(mm) 最大流量(m3/h)
150 3040 400 300460 800 1 8002 600
200 7080 450 400620 900 2 5003 500
250 90140 500 500800 1000 3 0004 500
300 120220 600 8001 200 1100 4 0005 700
350 200330 700 12001 800 1200 5 0007 200
注記 最大流量は,P.B.フリューム形状によって異なる。
C.6 P.B.フリューム設置時の留意事項
− 一般にP.B.フリュームの上流側には呼び径の5倍10倍の直線常流区間があり,下流側は射流が確保
されるよう,背水の影響を受けない位置に設置する。

――――― [JIS B 7557 pdf 31] ―――――

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− P.B.フリュームは,水路流れ方向のセンターに設置し,クレスト面は流れ方向,横方向それぞれに水
平に設置する。
− 水路の流れは,全てP.B.フリュームを通過するように周囲を止水する。

――――― [JIS B 7557 pdf 32] ―――――

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附属書D
(参考)
面速式流量計
D.1 一般
この附属書は,人工の開水路を流れる水の流量測定に用いる面速式流量計について,記載する。
注記 水路の流量は,流水断面積に平均流速を乗じることによって求められる。水深によって流量特
性が求められるせき式流量計,フリューム式流量計及びH-Q演算式(G.4参照)流量計におい
ても,流れの平均流速を水深から得ようとする理論に基づいている。この平均流速を実測し,
水深の関数となる流水断面積に乗じて流量を演算するものが面速式流量計である(図D.1参照)。
ここに, h : 水深(m)
A : 流れの断面積(m2)
V : 流れの平均流速(m/s)
Q : 流量(m3/s)
図D.1−面速式流量計の原理
D.2 面速式流量計の検出部
D.2.1 非接触式水位センサ及び接触式水位センサ
中空超音波式水位センサ,電波式水位センサなど,水面の上から水路水深を計測する非接触式水位セン
サ,及び水路底から水面までの距離を超音波で計測する潜水超音波式水位センサ,水圧から水深を検出す
る圧力式水位センサなど,水中に設置して水路の水深を計測する接触式水位センサがある。

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D.2.2 非接触式流速センサ及び接触式流速センサ
電波又はレーザー光線のドップラー効果を利用して,水面の上から流れの表面流速を検出し,平均流速
に演算する非接触式流速センサ,及び水中に設置して超音波のドップラー効果,超音波の伝ぱ(播)時間,
電磁誘導などから流速を検出する接触式流速センサがある。
D.2.3 分離型検出部及び一体型検出部
面速式流量計の検出部には,非接触式のものと接触式のものとがあり,それらを組み合わせて水深及び
流速を検出する。水位センサと流速センサとが別々のとき,検出部は分離型となるが,いずれも非接触式,
及びいずれも接触式の場合は,一体型として成形されているものもある(図D.2参照)。
図D.2−面速式流量計検出部設置位置及び流速計測原理の例
D.3 面速式流量計検出部設置時の留意点
− 計測点水路は十分な直線区間であり,等流である。
− 流速分布に偏りがない。
− 水路内堆積物の影響がない。
− 計測点は保守が可能である。

――――― [JIS B 7557 pdf 34] ―――――

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附属書E
(参考)
潜水式電磁流量計
E.1 一般
この附属書は,人工の開水路を流れる水の流量測定に用いる潜水式電磁流量計について,記載する。
注記 開水路の途中に隔壁を設け,この隔壁の水面下に潜水形の電磁式流量計を取り付けて,電磁式
流量計を通過する流量を計測する方式である。
E.2 設置方法
潜水式電磁流量計1台に全ての流量を流す方式と,隔壁に複数の穴を設け,そのうちの1か所だけに電
磁式流量計を取り付け,他の穴には形状及び寸法だけ電磁式流量計と同一のもの(ダミー検出器)を設置
して,電磁式流量計の信号を複数倍して全体の流量を求める方式とがある(図E.1参照)。
図E.1−潜水式電磁流量計の設置
潜水式電磁流量計は,検出器の流路を常に満水状態で使用するもので,満水状態にするためベルマウス
方式(図E.2参照)及びエルボ・フランジ方式(図E.3参照)の2種類がある。

――――― [JIS B 7557 pdf 35] ―――――

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