JIS B 8101:2021 蒸気タービンの一般仕様

JIS B 8101:2021 規格概要

この規格 B8101は、複合サイクル発電用蒸気タービンを含む発電用蒸気タービンの一般仕様について規定。

JISB8101 規格全文情報

規格番号
JIS B8101 
規格名称
蒸気タービンの一般仕様
規格名称英語訳
Specifications for steam turbines
制定年月日
1962年3月1日
最新改正日
2021年5月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

IEC 60045-1:2020(MOD)
国際規格分類

ICS

27.040
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1962-03-01 制定日, 1965-03-01 確認日, 1968-03-01 確認日, 1971-03-01 確認日, 1974-03-01 確認日, 1977-03-01 改正日, 1981-02-15 改正日, 1986-10-01 確認日, 1991-08-01 改正日, 2001-08-20 確認日, 2003-03-20 改正日, 2008-03-20 確認日, 2012-05-21 改正日, 2017-10-20 確認日, 2021-05-20 改正
ページ
JIS B 8101:2021 PDF [64]
                                                                                   B 8101 : 2021

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 保証・・・・[14]
  •  5 製品の安全性・・・・[16]
  •  6 運転及び保全・・・・[19]
  •  7 機器仕様・・・・[25]
  •  8 基礎及び建屋・・・・[28]
  •  9 抽気及び排気・・・・[29]
  •  10 タービン附属設備・・・・[32]
  •  11 蒸気タービン自動制御システム・・・・[35]
  •  12 タービン及びその周辺システムのためのその他の保安装置・・・・[45]
  •  13 振動・・・・[45]
  •  14 騒音・・・・[46]
  •  15 試験・・・・[47]
  •  16 納入及び据付け・・・・[47]
  •  17 機器購入者提供設計条件・・・・[48]
  •  18 機器供給者提供設計条件・・・・[52]
  •  附属書A(参考)蒸気タービンの静止体部品の溶接・・・・[55]
  •  参考文献・・・・[56]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[58]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS B 8101 pdf 1] ―――――

           B 8101 : 2021

まえがき

  この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第14条第1項の規定に基づき,認定産業標準
作成機関である一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準の案を添えて日本産業規格を改正すべ
きとの申出があり,経済産業大臣が改正した日本産業規格である。これによって,JIS B 8101:2012は改
正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実用新案権に関わる確認に
ついて,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS B 8101 pdf 2] ―――――

                                      日本産業規格                            JIS
B 8101 : 2021

蒸気タービンの一般仕様

Specifications for steam turbines

序文

  この規格は,2020年に第2版として発行されたIEC 60045-1を基とし,我が国の法規などを考慮して技
術的内容を変更して作成した日本産業規格である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
技術的差異の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1 適用範囲

  この規格は,複合サイクル発電用蒸気タービンを含む発電用蒸気タービン(以下,タービンという。)の
一般仕様について規定する。
なお,この規格をその他の用途の蒸気タービンに適用してもよい。
また,蒸気タービンの仕様を規定するために考慮が必要な発電機,ギアボックス及び他の補器類につい
ても,この規格に記載されているが,これらの機器の詳細仕様については規定していない。
この規格は,購入予定者が考慮することが望ましい選択肢を示し,供給候補者に技術的要求事項を明確
に伝えられるようにすることを目的としている。したがって,最終的なこれらの技術的要求事項は,受渡
当事者間の契約における合意による。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
IEC 60045-1:2020,Steam turbines−Part 1: Specifications(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”こと
を示す。

2 引用規格

  次に掲げる引用規格は,この規格に引用されることによって,その一部又は全部がこの規格の要求事項
を構成している。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0127 火力発電用語−蒸気タービン及び附属装置並びに地熱発電設備
JIS B 0130 火力発電用語−一般
JIS B 8102 蒸気タービン−受渡試験方法
注記1 対応国際規格における引用規格 : IEC 60953 (all parts),Rules for steam turbine thermal
acceptance tests
注記2 この規格では,IEC 60953 (all parts)のうち,IEC 60953-2に対応するJISを引用した。

――――― [JIS B 8101 pdf 3] ―――――

           2
B 8101 : 2021
JIS B 8105 蒸気タービン−受渡試験方法−改造時の性能確認
注記1 対応国際規格における引用規格 : IEC 60953 (all parts),Rules for steam turbine thermal
acceptance tests
注記2 この規格では,IEC 60953 (all parts)のうち,IEC 60953-3に対応するJISを引用した。
JIS B 9700 機械類の安全性−設計のための一般原則−リスクアセスメント及びリスク低減
注記 対応国際規格における引用規格 : ISO 12100:2010,Safety of machinery−General principles for
design−Risk assessment and risk reduction
JIS B 9703 機械類の安全性−非常停止機能−設計原則
注記 対応国際規格における引用規格 : ISO 13850,Safety of machinery−Emergency stop function−
Principles for design
JIS B 9960-1 機械類の安全性−機械の電気装置−第1部 : 一般要求事項
注記 対応国際規格における引用規格 : IEC 60204-1,Safety of machinery−Electrical equipment of
machines−Part 1: General requirements
JIS C 1509-1 電気音響−サウンドレベルメータ(騒音計)−第1部 : 仕様
JIS C 60079(規格群) 爆発性雰囲気で使用する電気機械器具
注記 対応国際規格における引用規格 : IEC 60079 (all parts),Explosive atmospheres

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次によるほか,JIS B 0127,JIS B 0130,JIS B 8102及びJIS B
8105による。
ISO及びIECは,標準化において使用するための用語データベースを次のアドレスに整備している。
· IEC Electropedia: http://www.electropedia.org/
· ISO Online browsing platform: https://www.iso.org/obp/ui
3.1 タービン及びサイクル形式
注釈1 3.1の用語は,個々のユニットの形式を定義するために組み合わせて使用することがある。
3.1.1
超高圧タービン(very high pressure turbine)
蒸気の流れを圧力域によって4 区分する場合の最上流部に位置するタービン
注釈1 二段再熱蒸気タービンでは,ボイラからの主蒸気が流入する。
3.1.2
高圧タービン(high pressure turbine)
蒸気の流れを圧力域によって2区分する場合の上流部に,3 区分する場合の最上流部に,又は4 区分
する場合上流から2 番目に位置するタービン
注釈1 一段再熱蒸気タービン及び非再熱蒸気タービンにおいて,ボイラなどからの主蒸気が流入する
タービン。二段再熱蒸気タービンでは,超高圧タービンの下流に位置し,一段目の再熱蒸気が
流入する。
(出典 : JIS B 0127:2012の1202を変更)

――――― [JIS B 8101 pdf 4] ―――――

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B 8101 : 2021
3.1.3
中圧タービン(intermediate pressure turbine)
蒸気の流れを圧力域によって3 区分する場合上流から2 番目に,又は4 区分する場合上流から3 番目
に位置するタービン
注釈1 一段再熱蒸気タービンでは,高圧タービンの下流に位置し,再熱蒸気が流入する。二段再熱蒸
気タービンでは,高圧タービンの下流に位置し,二段目の再熱蒸気が流入する。
(出典 : JIS B 0127:2012の1203)
3.1.4
低圧タービン(low pressure turbine)
蒸気の流れの最低圧部に位置するタービン
注釈1 再熱タービンでは中圧タービンの下流に位置し,非再熱タービンでは高圧タービンの下流に位
置するタービン。中圧タービン又は高圧タービンの排気蒸気が流入する。復水タービンでは,
復水器が接続されている。
(出典 : JIS B 0127:2012の1204)
3.1.5
過熱蒸気タービン(superheat turbine)
流入蒸気が過熱状態であるタービン
注釈1 過熱状態とは,蒸気が飽和蒸気温度以上に加熱された状態。
3.1.6
湿り蒸気タービン(wet-steam turbine),飽和蒸気タービン(saturated-steam turbine)
主蒸気が飽和又はそれに近い蒸気であるタービン
3.1.7
超臨界タービン(supercritical turbine)
主蒸気が臨界圧力より高いタービン
注釈1 更に高い蒸気入口条件をもつタービンについては,超々臨界タービン(ultra supercritical turbine,
USC)と呼んで区別することがある。
注釈2 主蒸気が臨界圧力より低いタービンを亜臨界タービン(subcritical turbine)という。
3.1.8
再熱タービン(reheat turbine)
膨張途中の蒸気を取り出し,ボイラに戻して再熱して,下流の段落に送って更に膨張させるタービン
注釈1 膨張の途中の蒸気の再熱を行わないタービンを非再熱タービン(non-reheat turbine)という。
(出典 : JIS B 0127:2012の1107を変更)
3.1.9
混圧タービン(mixed-pressure turbine)
圧力の異なった複数の蒸気を同一タービンに入れて仕事をさせるようにしたタービン
(出典 : JIS B 0127:2012の1111)
3.1.10
背圧タービン(back-pressure turbine)

――――― [JIS B 8101 pdf 5] ―――――

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JIS B 8101:2021の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 60045-1:2020(MOD)

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