JIS B 8381-1:2022 空気圧用継手―第1部:熱可塑性樹脂チューブ用プッシュイン継手

JIS B 8381-1:2022 規格概要

この規格 B8381-1は、外径2~16 mmの熱可塑性樹脂チューブ用プッシュイン継手の設計及び性能に関する,一般要求事項及び試験方法について規定。空気圧用として用いるプッシュイン継手(機器に埋め込むものを除く。)の統一された試験方法を確立することを目的とする。ただし,エアブレーキシステムには適用しない。

JISB8381-1 規格全文情報

規格番号
JIS B8381-1 
規格名称
空気圧用継手―第1部 : 熱可塑性樹脂チューブ用プッシュイン継手
規格名称英語訳
Connectors for pneumatic fluid power -- Part 1:Push-in connectors for thermoplastic tubes
制定年月日
2008年3月20日
最新改正日
2022年2月21日
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‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 14743:2020(MOD)
国際規格分類

ICS

23.100.40, 83.140.30
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2008-03-20 制定日, 2012-10-22 確認日, 2017-10-20 確認日, 2022-02-21 改正
ページ
JIS B 8381-1:2022 PDF [42]
                                                                                 B 8381-1 : 2022

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 種類及び記号・・・・[2]
  •  5 I型プッシュイン継手の使用条件・・・・[2]
  •  6 J形プッシュイン継手の使用条件・・・・[3]
  •  7 構造・・・・[3]
  •  8 チューブ外径・・・・[4]
  •  9 寸法・・・・[4]
  •  10 表示・・・・[15]
  •  11 性能要求事項及び試験方法・・・・[15]
  •  12 呼び記号・・・・[26]
  •  13 識別表示・・・・[28]
  •  14 包装の表示・・・・[28]
  •  附属書A(規定)試験用ポリアミドチューブ・・・・[29]
  •  附属書B(規定)試験用ポリウレタンチューブ・・・・[31]
  •  附属書JA(規定)試験用ポリアミドチューブ及びポリウレタンチューブ・・・・[33]
  •  附属書JB(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[37]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS B 8381 pdf 1] ―――――

           B 8381-1 : 2022

まえがき

  この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人
日本フルードパワー工業会(JFPA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添えて
日本産業規格を改正すべきとの申出があり,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した
日本産業規格である。これによって,JIS B 8381-1:2008は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS B 8381規格群(空気圧用継手)は,次に示す部で構成する。
JIS B 8381-1 第1部 : 熱可塑性樹脂チューブ用プッシュイン継手
JIS B 8381-2 第2部 : 熱可塑性樹脂チューブ用締込み継手

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS B 8381 pdf 2] ―――――

                                      日本産業規格                            JIS
B 8381-1 : 2022

空気圧用継手−第1部 : 熱可塑性樹脂チューブ用プッシュイン継手

Connectors for pneumatic fluid power- Part 1: Push-in connectors for thermoplastic tubes

序文

  この規格は,2020年に第2版として発行されたISO 14743を基とし,国内の実用状況に対応するため,
技術的内容を変更して作成した日本産業規格である。
なお,この規格で,図番号及び表番号の後に“A”から始まるラテン文字の大文字を付記した図及び表並
びに附属書JAは,対応国際規格にはない事項である。また,側線又は点線の下線を施してある箇所は,
対応国際規格を変更している事項である。技術的差異の一覧表にその説明を付けて,附属書JBに示す。

1 適用範囲

  この規格は,外径2 mm16 mmの熱可塑性樹脂チューブ用プッシュイン継手の設計及び性能に関する,
一般要求事項及び試験方法について規定する。
この規格は,空気圧用として用いるプッシュイン継手(機器に埋め込むものを除く。)の統一された試験
方法を確立することを目的とする。ただし,エアブレーキシステムには適用しない。
注記1 陸用車両のエアブレーキシステムに,これらの継手は使われていない。
注記2 この規格で使用する圧力の単位は,ゲージ圧力である。
注記3 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 14743:2020,Pneumatic fluid power−Push-in connectors for thermoplastic tubes(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”こ
とを示す。

2 引用規格

  次に掲げる引用規格は,この規格に引用されることによって,その一部又は全部がこの規格の要求事項
を構成している。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0142 油圧·空気圧システム及び機器−用語
注記 対応国際規格における引用規格 : ISO 5598,Fluid power systems and components−Vocabulary
JIS B 0203 管用テーパねじ
注記 対応国際規格における引用規格 : ISO 7-1,Pipe threads where pressure-tight joints are made on
the threads−Part 1: Dimensions, tolerances and designation

――――― [JIS B 8381 pdf 3] ―――――

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B 8381-1 : 2022
JIS B 1021 締結用部品の公差−第1部 : ボルト,ねじ,植込みボルト及びナット−部品等級A,B及
びC
注記 対応国際規格における引用規格 : ISO 4759-1,Tolerances for fasteners−Part 1: Bolts, screws, studs
and nuts−Product grades A, B and C
JIS B 8390-1 空気圧−圧縮性流体用機器の流量特性試験方法−第1部 : 通則及び定常流れ試験方法
JIS B 8390-2 空気圧−圧縮性流体用機器の流量特性試験方法−第2部 : 代替試験方法
JIS B 8392-1 圧縮空気−第1部 : 汚染物質及び清浄等級
注記 対応国際規格における引用規格 : ISO 8573-1,Compressed air−Part 1: Contaminants and purity
classes
JIS B 8674 空気圧用継手−ポート及び継手端部
注記 対応国際規格における引用規格 : ISO 16030,Pneumatic fluid power−Connections−Ports and
stud ends
JIS K 6330-9 ゴム及びプラスチックホース試験方法−第9部 : ホース及び管の曲げ特性
注記1 対応国際規格における引用規格 : ISO 10619-1,Rubber and plastics hoses and tubing−
Measurement of flexibility and stiffness−Part 1: Bending tests at ambient temperature
注記2 対応国際規格における引用規格の引用事項に相当する内容を規定しているJISに置き換え
た。

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 0142による。

4 種類及び記号

  プッシュイン継手の種類及び記号は,表0Aのとおり区分する。
表0A−種類及び記号
種類 記号 説明
I形 I ISO 14743に対応する継手
J形 J 従来から国内で使用されてきた継手
(JIS B 8381:1995に適合)

5 I型プッシュイン継手の使用条件

  温度は,−20  80 及び圧力は,−0.09 MPa1.6 MPa(最高使用圧力)の範囲で使用する。
I形プッシュイン継手と附属書A及び附属書Bで規定するチューブとのアセンブリは,箇条11の該当
する性能要求事項を満たさなければならない。
注記1 附属書Aによる試験用ポリアミドチューブは,記号“PA”で表す。
注記2 附属書Bによる試験用ポリウレタンチューブは,記号“PU”で表す。
I形プッシュイン継手より低い定格圧力のチューブを使用する場合は,プッシュイン継手とチューブと
のアセンブリの最高使用圧力は,チューブの定格圧力とする。

――――― [JIS B 8381 pdf 4] ―――――

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B 8381-1 : 2022

6 J形プッシュイン継手の使用条件

  J形プッシュイン継手に適用するポリアミドチューブ及びポリウレタンチューブは,附属書JAによる。
この継手の最高使用圧力(定格圧力)は,適用チューブの種類によって区分し,表0Bによる。
表0B−適用チューブ及び最高使用圧力(定格圧力)
単位 MPa
適用チューブ 最高使用圧力
種類 記号 (定格圧力)
ポリアミドチューブ 1種 AH 1.0
ポリアミドチューブ 2種 AL 0.5
ポリウレタンチューブ 1種 UH 0.4
ポリウレタンチューブ 2種 UL 0.25
J形プッシュイン継手は,周囲温度及び使用空気温度が,−5 50 の範囲で使用する。
J形プッシュイン継手と附属書JAによるチューブとのアセンブリは,箇条11の該当する性能要求事項
を満たさなければならない。

7 構造

  設計は,製造業者が決定する。ただし,工具を使用することなく,チューブロック機構部及びリリース
スリーブによる開放操作によって,チューブの接続·取外しができ,チューブとの間を密封する構造とす
る。設計例を,図1に示す。なお,J形プッシュイン継手については,インサートを付けることによって,
ポリウレタンチューブ2種を接続し使用することが可能である。

――――― [JIS B 8381 pdf 5] ―――――

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JIS B 8381-1:2022の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 14743:2020(MOD)

JIS B 8381-1:2022の国際規格 ICS 分類一覧

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