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B 8381-1 : 2022
JA.3 寸法及び寸法許容差
チューブの寸法及び寸法許容差は,表JA.3及び表JA.4による。
表JA.3−ポリアミドチューブの寸法及び寸法許容差
単位 mm
チューブの 外径×内径 外径 肉厚
呼び 基準寸法 許容差 基準寸法 許容差
3 3×1.8 3 ±0.08 0.6 ±0.08
4 4×2.5 4 ±0.1 0.75
6 6×4 6 1.0
8 8×6 8 1.0 ±0.1
10 10×7.5 10 1.25
12 12×9 12 1.5 ±0.13
16 16×13 16 ±0.13 1.5 ±0.15
表JA.4−ポリウレタンチューブの寸法及び寸法許容差
単位 mm
チューブの 外径×内径 外径 肉厚
呼び 基準寸法 許容差 基準寸法 許容差
2 2×1.2 2 ±0.07 0.4 ±0.06
3 3×1.8 3 ±0.1 0.6 ±0.08
4 4×2.5 4 0.75
6 6×4 6 1.0 ±0.1
8 8×5 8 1.5 ±0.15
10 10×6.5 10 +0.1 1.75 ±0.18
12 12×8 12 −0.15 2.0 ±0.2
16 16×11 16 ±0.2 2.5 ±0.25
16×10 3
JA.4 外観
チューブの内外面は,滑らかで機能上有害なきず,異物の混入などの異常があってはならない。
JA.5 製造方法
チューブは,ポリアミド樹脂及びポリウレタン樹脂を原料とし,押出成型加工によって製造する。
JA.6 試験方法
JA.6.1 一般事項
試験は,室温23 ±5 ,相対湿度(65±5)%で行わなければならない。
JA.6.2 最小曲げ半径試験
JIS K 6330-9に規定するA法によって実施し,目視によって表JA.1に規定する最小曲げ半径で,折れ
――――― [JIS B 8381 pdf 36] ―――――
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の生じないことを確認する。ただし,試料長さは表7Bに規定する自由長Lとし,ガイド板は,1 mm/sで
移動させる。また,試験中にチューブのU字部分がガイド板をはみ出してはならない。
図JA.1に最小曲げ半径試験の取付図を示す。
記号説明
C 最小曲げ半径
図JA.1−最小曲げ半径試験
JA.6.3 破壊圧力試験
水又は油で圧力を徐々に増加させ,チューブが破壊したとき,又はチューブに異常な膨らみが生じたと
きの圧力計の指示圧力を破壊圧力とする。この試験中,試料の取付けは,直線状で水平に取り付け,一端
にはキャップをする。
なお,試料は,継手間のチューブ長さをそのチューブ外径の20倍とする。
JA.6.4 耐圧性試験
水又は油で,AHは2.25 MPa,ALは1.2 MPaまで徐々に加圧させ,1分間保持する。この試験中チュー
ブは,直線状で水平に取り付け,一端にはキャップをする。
なお,試料は,継手間のチューブ長さをそのチューブ外径の20倍とする。
JA.7 表示記号
チューブの表示記号は,チューブの種類記号の後に,チューブの呼びを用いて表す。
――――― [JIS B 8381 pdf 37] ―――――
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例 AH−6
参考文献
[1] ISO 4397,Fluid power connectors and associated components−Nominal outside diameters of tubes and
nominal hose sizes
[2] ISO 10619-1,Rubber and plastics hoses and tubing−Measurement of flexibility and stiffness−Part 1:
Bending tests at ambient temperature
[3] ANSI/ASME B1.1,Unified Inch Screw Threads, (UN and UNR Thread Form)
[4] ANSI/ASME B1.20.1,Pipe Threads, General Purpose, Inch
[5] ANSI/ASME B1.20.3,Dryseal Pipe Threads (Inch)
――――― [JIS B 8381 pdf 38] ―――――
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附属書JB
(参考)
JISと対応国際規格との対比表
JIS B 8381-1 ISO 14743:2020,(MOD)
a) JISの箇 b) 対応国際 c) 箇条ご d) JISと対応国際規格との技術 e) JISと対応国際規格との技術
条番号 規格の対 との評 的差異の内容及び理由 的差異に対する今後の対策
応する箇 価
条番号
1 1 変更 対応国際規格改訂時の国内の実
適用チューブ外径について,国内
での実用面を考慮し一般的に普 用状況に応じて対応する。
及しているミリ系のサイズ系列
とし2 mmを追加するとともに,
14 mm及びインチ系を削除した。
4 − 追加 対応国際規格の使用温度,使用圧
旧規格を踏襲して,継手を区分す
る種類及び記号を設けた。 力範囲は,通常の実用範囲を超え
ており,かつ,試験用のチューブ
での試験であり,実用面で不便で
ある。
追加したJ形の有効性を実証し
て,時期を見てISOへ提案する。
5 4 一致 − −
6 − 追加 旧規格を踏襲して追加したもの 対応国際規格の使用温度,使用圧
であり,追加した。J形の温度範囲
力範囲は,通常の実用範囲を超え
ており,かつ,試験用のチューブ
及び最高使用圧力は,実際に使用
での試験であり,実用面で不便で
する条件に基づき規定している。
この規定でほとんどの実用範囲 ある。
に適用できている。 追加したJ形の有効性を実証し
て,時期を見てISOへ提案する。
7 5 追加 旧規格を踏襲して追加したもの 対応国際規格改訂時に提案する。
であり,図1に示されている最低
限の構造要件を,より明確にする
ための説明を追加した。
8 6 変更 対応国際規格改訂時の国内の実
国内での実用面を考慮し,一般的
に普及しているミリ系のサイズ 用状況に応じて対応する。
系列とし,14 mm及びインチ系を
削除した。適用チューブ外径につ
いて,国内での実用面を考慮し一
般的に普及しているミリ系のサ
イズ系列とし2 mmを追加した。
――――― [JIS B 8381 pdf 39] ―――――
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B 8381-1 : 2022
a) JISの箇 b) 対応国際 c) 箇条ご d) JISと対応国際規格との技術 e) JISと対応国際規格との技術
条番号 規格の対 との評 的差異の内容及び理由 的差異に対する今後の対策
応する箇 価
条番号
9 7 変更 J形プッシュイン継手の規定を追対応国際規格改訂時の国内の実
加。 用状況に応じて対応する。
J形に適用するRねじを追加した。
国内で実用面を考慮し,NPTね
じ,UNFねじ及び一部のMねじ
を削除した。この規定でほとんど
の実用範囲に適用できている。
また,国内での実用面を考慮しR
ねじを含む継手長さは,ねじ端面
までとした。その他,継手寸法の
一部は国内で一般的に普及して
いる継手サイズを考慮して変更
した。
10 8 一致 − −
11 9
11.1 9.1 追加 対応国際規格に対し追加したJ形追加した要求事項が,より簡便な
について次の要求性能事項を加 評価方法で実用上も有効である。
えた。 なお,流量特性は継手の選定上必
a) 気密性 要な事項である。
b) 耐久性A I形については対応国際規格との
c) 流量特性 一致の考えから適用せず,J形に
だけ適用とした。ISOへの提案を
検討する。
11.2 9.2 追加 J形の試料に関しての記載を追加対応国際規格の使用温度,使用圧
した。 力範囲は,通常の実用範囲を超え
ており,かつ,試験用のチューブ
での試験であり,実用面で不便で
ある。
追加したJ形の有効性を実証し
て,時期を見てISOへ提案する。
11.3 9.3 追加 J形継手に関する合否判定基準を対応国際規格の使用温度,使用圧
追加した。 力範囲は,通常の実用範囲を超え
ており,かつ,試験用のチューブ
での試験であり,実用面で不便で
ある。
追加したJ形の有効性を実証し
て,時期を見てISOへ提案する。
11.4 9.4 一致 − −
11.5 9.5 追加 箇条6の理由によって,試験の概対応国際規格の使用温度,使用圧
要にI形及びJ形を設け,J形継手力範囲は,通常の実用範囲を超え
とアセンブリするチューブの附 ており,かつ,試験用のチューブ
属書及び記号を追加した。 での試験であり,実用面で不便で
ある。
追加したJ形の有効性を実証し
て,時期を見てISOへ提案する。
――――― [JIS B 8381 pdf 40] ―――――
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JIS B 8381-1:2022の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 14743:2020(MOD)
JIS B 8381-1:2022の国際規格 ICS 分類一覧
- 83 : ゴム及びプラスチック工業 > 83.140 : ゴム及びプラスチック製品 > 83.140.30 : 非流体用プラスチックパイプ及び継手
- 23 : 一般的に利用される流体システム及びその構成要素 > 23.100 : 流体動力システム > 23.100.40 : 配管及びカップリング
JIS B 8381-1:2022の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0142:2011
- 油圧・空気圧システム及び機器―用語
- JISB0203:1999
- 管用テーパねじ
- JISB1021:2003
- 締結用部品の公差―第1部:ボルト,ねじ,植込みボルト及びナット―部品等級A,B及びC
- JISB8390-1:2016
- 空気圧―圧縮性流体用機器の流量特性試験方法―第1部:通則及び定常流れ試験方法
- JISB8390-2:2018
- 空気圧―圧縮性流体用機器の流量特性試験方法―第2部:代替試験方法
- JISB8392-1:2012
- 圧縮空気―第1部:汚染物質及び清浄等級
- JISB8674:2017
- 空気圧用継手―ポート及び継手端部
- JISK6330-9:2003
- ゴム及びプラスチックホース試験方法-第9部:ホース及び管の曲げ特性