この規格ページの目次
JIS B 8673-3:2011 規格概要
この規格 B8673-3は、オンライン又はオフラインのいずれかにおいて粒子汚染レベルを半定量的に決定するフィルタ目詰まり法(メッシュ法)について規定。
JISB8673-3 規格全文情報
- 規格番号
- JIS B8673-3
- 規格名称
- 油圧―作動油の清浄度モニタ方法―第3部 : フィルタ目詰まり法
- 規格名称英語訳
- Hydraulic fluid power -- Monitoring the level of particulate contamination of the fluid -- Part 3:Use of the filter blockage technique
- 制定年月日
- 2011年3月22日
- 最新改正日
- 2015年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 21018-3:2008(IDT)
- 国際規格分類
ICS
- 23.100.60
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 油圧・空気圧 2019
- 改訂:履歴
- 2011-03-22 制定日, 2015-10-20 確認
- ページ
- JIS B 8673-3:2011 PDF [17]
B 8673-3 : 2011 (ISO 21018-3 : 2008)
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[2]
- 4 安全衛生・・・・[2]
- 5 フィルタ目詰まり法の原理・・・・[3]
- 6 装置・・・・[3]
- 7 操作手順・・・・[5]
- 8 校正手順及び検定手順・・・・[8]
- 9 校正報告書及び検定報告書・・・・[11]
- 10 試験報告書・・・・[12]
- 11 規格準拠表示・・・・[12]
- 附属書A(参考)フィルタ目詰まり法の適用例・・・・[13]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS B 8673-3 pdf 1] ―――――
B 8673-3 : 2011 (ISO 21018-3 : 2008)
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本フルードパワー工業会(JFPA)
及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があ
り,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS B 8673(油圧−作動油の清浄度モニタ方法)の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS B 8673-1 第1部 : 一般原則
JIS B 8673-3 第3部 : フィルタ目詰まり法
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS B 8673-3 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
B 8673-3 : 2011
(ISO 21018-3 : 2008)
油圧−作動油の清浄度モニタ方法−第3部 : フィルタ目詰まり法
Hydraulic fluid power-Monitoring the level of particulate contamination of the fluid-Part 3: Use of the filter blockage technique
序文
この規格は,2008年に第1版として発行されたISO 21018-3を基に,技術的内容及び構成を変更するこ
となく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある参考事項は,対応国際規格にはない事項である。
1 適用範囲
この規格は,オンライン又はオフラインのいずれかにおいて粒子汚染レベルを半定量的に決定するフィ
ルタ目詰まり法(メッシュ法ともいう。)について規定する。また,実験室及び現場におけるモニタ機器の
校正手順及びモニタ機器が正しく動作しているかの検定手順について規定する。
この規格において示されている技術は,次のモニタに適している。
a) 油圧システムにおける一般的な清浄度
b) フラッシング作業における進捗状況
c) 補助装置及び試験装置
この方法は,単相又は多相の液体に使用できる。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 21018-3:2008,Hydraulic fluid power−Monitoring the level of particulate contamination of the
fluid−Part 3: Use of the filter blockage technique(IDT)
なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”こ
とを示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格のうちで,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。)
は,適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0142 油圧・空気圧システム及び機器−用語
注記 対応国際規格 : ISO 5598,Fluid power systems and components−Vocabulary(MOD)
JIS B 8673-1 油圧−作動油の清浄度モニタ方法−第1部 : 一般原則
――――― [JIS B 8673-3 pdf 3] ―――――
2
B 8673-3 : 2011 (ISO 21018-3 : 2008)
注記 対応国際規格 : ISO 21018-1,Hydraulic fluid power−Monitoring the level of particulate
contamination of the fluid−Part 1: General principles(IDT)
JIS B 9932 油圧−液体用自動粒子計数器の校正方法
注記 対応国際規格 : ISO 11171,Hydraulic fluid power−Calibration of automatic particle counters for
liquids(IDT)
JIS B 9935 油圧−液体用オンライン式自動粒子計数システム−校正方法及び妥当性確認方法
注記 対応国際規格 : ISO 11943,Hydraulic fluid power−On-line automatic particle-counting systems for
liquids−Methods of calibration and validation(IDT)
JIS B 9936 油圧−微粒子分析−運転中のシステム管路からの作動油試料採取方法
注記 対応国際規格 : ISO 4021,Hydraulic fluid power−Particulate contamination analysis−Extraction of
fluid samples from lines of an operating system(IDT)
JIS B 9937 油圧−作動油試料容器−清浄度の品質及び管理方法
注記 対応国際規格 : ISO 3722,Hydraulic fluid power−Fluid sample containers−Qualifying and
controlling cleaning methods(IDT)
ISO 12103-1:1997,Road vehicles−Test dust for filter evaluation−Part 1: Arizona test dust
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 0142及びJIS B 8673-1によるほか,次による。
3.1
目詰まり(blockage)
粒子を捕捉することによって生じるフィルタ(メッシュ)を通る流れの絞り。
3.2
外部汚染(extraneous contamination)
分析対象のサンプルに含まれているのではなく,他の汚染源からの汚染。
4 安全衛生
4.1 一般
モニタ機器の操作は,常に機器製造業者の指示に従って行い,地方自治体の定めた条例に従う。必要な
ときには保護具を使用する。
4.2 電源
電源にモニタ機器を接続するときは,注意して行い,機器製造業者の指示に従う。電気機器に適合した
保護ヒューズが付いていることを確認する。
4.3 油圧システムへの接続
モニタ機器を油圧システムに接続するときは,機器製造業者の指示に従って,安全,かつ,漏れのない
方法によって行う。使用する全ての継手は,サンプル採取箇所での圧力に適したものでなければならない。
全ての継手及びプラグは,取り外す前に確実に内部の圧力を取り除く。
注記 7.2の圧力配管からのサンプル採取方法に関する記述を参照する。
4.4 液体の取扱い
4.4.1 可燃性作動液
可燃性作動液は,次のように使用しなければならない。
――――― [JIS B 8673-3 pdf 4] ―――――
3
B 8673-3 : 2011 (ISO 21018-3 : 2008)
a) 関連する製品安全データシート(MSDS)に従って使用する。
注記 MSDSは,Material Safety Data Sheetの略称。
b) 引火点以下の温度で使用する。
c) 引火源になり得るものから遠ざけて使用する。
4.4.2 溶剤
溶剤は,よく換気した部屋で使用する。また,エアロゾルの発生は,避けなければならない。
4.4.3 接地(アース)
溶剤又は揮発性可燃性液体をろ過又は分配するために使用する装置は,噴出口近傍での静電気放電の危
険を避けるために電気的に接地する。
4.4.4 環境対応
全ての液体及び化学物質は,地方自治体の定めた条例に従って処分する。こぼれたときは,関連する
MSDSで詳しく示されているように清掃する。
4.4.5 化学的適合性
様々な工程で使用する全ての化学物質が,設備の一部を溶解又は腐食させてはならない。さらに,化学
物質及び流体が相互に混ざり合うときに,反応して異物を発生させてはならない。
5 フィルタ目詰まり法の原理
フィルタ目詰まり法は,次に示す原理のいずれかに基づかなければならない。
a) フィルタ前後の圧力降下一定 フィルタが粒子を捕捉するに伴って変化するフィルタ通過流量を測定
する。既知量の液体がフィルタを通過するときの流量変化は,フィルタが捕捉する粒子の量と相関関
係がある(A.1.5.2参照)。
b) フィルタを通る流量一定 フィルタが粒子を捕捉するに伴って変化するフィルタの圧力降下を測定す
る。既知量の液体がフィルタを通過するときの圧力降下の変化は,フィルタが捕捉する粒子の量と相
関関係がある(A.1.5.1参照)。
フィルタ表面に残っている粒子は,分析を行う前に洗浄液を逆方向に流して取り除く。
注記1 個々の粒子は,検出しない。また,報告される数値データは,検出工程における粒子数の推
定量にすぎない。
注記2 分析する液体が,粒子以外の汚染物質(例えば,ゲル又は不可溶性添加物)を含んでいる場
合には,これらの物質は,モニタ機器のフィルタに捕捉され,測定結果に影響を及ぼす。
6 装置
6.1 一般
サンプル瓶又は容器(7.5参照)を用いて分析する場合は,6.2.1のボトルサンプラを用いる。サンプル
瓶に注入ホースを差し込むときには,装置に汚染物質が混入しないようにする。
正しい分析のための校正及び検定を行うために,6.2に規定する装置を使用する。
6.2 オンライン校正,オフライン校正及び検定のための装置
6.2.1 ボトルサンプラ
ボトルサンプラは,校正用サンプル及び検定用サンプルをモニタ機器へ移すために用いる。
サンプルが一定の圧力でモニタ機器を通過できるように圧力容器を使用する場合,適切にろ過され,調
整された空気を供給する供給源を使用しなければならない。
――――― [JIS B 8673-3 pdf 5] ―――――
次のページ PDF 6
JIS B 8673-3:2011の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 21018-3:2008(IDT)
JIS B 8673-3:2011の国際規格 ICS 分類一覧
- 23 : 一般的に利用される流体システム及びその構成要素 > 23.100 : 流体動力システム > 23.100.60 : ろ過器,シール及び流体の汚れ
JIS B 8673-3:2011の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0142:2011
- 油圧・空気圧システム及び機器―用語
- JISB8673-1:2011
- 油圧―作動油の清浄度モニタ方法―第1部:一般原則
- JISB9932:2015
- 油圧―液体用自動粒子計数器の校正方法
- JISB9935:2001
- 油圧―液体用オンライン式自動粒子計数システム―校正方法及び妥当性確認方法
- JISB9936:2001
- 油圧―微粒子分析―運転中のシステム管路からの作動油試料採取方法
- JISB9937:2001
- 油圧―作動油試料容器―清浄度の品質及び管理方法