JIS B 8751-1:2020 ファインバブル技術―オゾンファインバブル水発生システムの性能試験方法―第1部:メチレンブルー脱色法

JIS B 8751-1:2020 規格概要

この規格 B8751-1は、工業排水,工業用水などの分野で着色された水を脱色する場合に使用するオゾンファインバブル水発生システムの脱色性の試験方法について規定。

JISB8751-1 規格全文情報

規格番号
JIS B8751-1 
規格名称
ファインバブル技術―オゾンファインバブル水発生システムの性能試験方法―第1部 : メチレンブルー脱色法
規格名称英語訳
Fine bubble technology -- Test method of performance using ozone fine bubble water generating system -- Part 1:Methylene blue decolourization method
制定年月日
2020年6月22日
最新改正日
2020年6月22日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

13.060.25, 13.060.30, 71.100.99
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2020-06-22 制定
ページ
JIS B 8751-1:2020 PDF [13]
                                                                                 B 8751-1 : 2020

pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 脱色性試験・・・・[2]
  •  4.1 一般・・・・[2]
  •  4.2 試験環境条件・・・・[2]
  •  4.3 試験装置の構成・・・・[2]
  •  4.4 原料ガス供給部・・・・[3]
  •  4.5 オゾン発生部・・・・[3]
  •  4.6 オゾン反応部・・・・[3]
  •  4.7 排オゾン処理部・・・・[5]
  •  4.8 試験の手順・・・・[5]
  •  5 脱色効果試験の表し方・・・・[5]
  •  5.1 評価の対象・・・・[5]
  •  5.2 評価手順・・・・[6]
  •  5.3 不確かさ・・・・[6]
  •  6 試験報告書・・・・[6]
  •  附属書A(参考)インライン式吸光度測定器の例・・・・[8]
  •  附属書B(参考)マイクロバブルのサイズ,個数濃度の区分及びファインバブルの属性表現・・・・[9]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS B 8751-1 pdf 1] ―――――

           B 8751-1 : 2020

まえがき

  この規格は,産業標準化法に基づき,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本
産業規格である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS B 8751-1 pdf 2] ―――――

                                      日本産業規格                            JIS
B 8751-1 : 2020

ファインバブル技術−オゾンファインバブル水発生システムの性能試験方法−第1部 : メチレンブルー脱色法

Fine bubble technology-Test method of performance using ozone finebubble water generating system-Part 1: Methylene blue decolourization method

1 適用範囲

  この規格は,工業排水,工業用水などの分野で着色された水を脱色する場合に使用するオゾンファイン
バブル1)水発生システムの脱色性の試験方法について規定する。
なお,この規格は,オゾンの健康及び環境に及ぼす影響は規定していない。
注1) “ファインバブル”及び“ウルトラファインバブル”は,商標登録されている。以下,登録商
標の記号は,省略する。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 8741-1 ファインバブル技術−ファインバブルの使用及び測定に関する一般原則−第1部 : 用語
JIS B 9946 排水·用水用オゾン処理装置−仕様項目及びオゾン濃度測定方法
JIS K 0557 用水·排水の試験に用いる水
JIS K 8897 メチレンブルー(試薬)
JIS Z 8000-7 量及び単位−第7部 : 光
JIS Z 8404-2 測定の不確かさ−第2部 : 測定の不確かさの評価における繰返し測定及び枝分かれ実験
の利用の指針

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 8741-1によるほか,次による。
3.1
ファインバブル
バブルのうち,マイクロバブル及びウルトラファインバブルに該当する,100 μm未満のバブル。
注記 マイクロバブルとは,バブルの直径が1 μm以上, 100 μm未満のバブルで,ウルトラファインバ
ブルとは,バブルの直径が1 μm未満のバブルをいう。

――――― [JIS B 8751-1 pdf 3] ―――――

           2
B 8751-1 : 2020
3.2
ファインバブル水
空気ファインバブルを含有する水。
3.3
オゾンファインバブル水
オゾンファインバブルを含有する水。
3.4
吸光度
JIS Z 8000-7で定義される測光量で,試験用着色水の透過前後の光量の比の自然対数。
3.5
吸光度の半減期
吸光度の変化量が初期吸光度の50 %になるまでに要する時間。
3.6
吸光度の変化量
オゾンファインバブル水を用いて試験用に脱色した場合,透過光の吸光度を測定器で計測して得た吸光
度から,次の計算式で算出した変化量。
a=b−c
ここに, a : 吸光度の変化量
b : 試験用着色水の吸光度
c : 脱色処理後の吸光度
3.7
ファインバブルのサイズ及び個数濃度
水及び空気に対してファインバブル水発生装置を用いて得られるファインバブルの大きさ及び個数の濃
度。

4 脱色性試験

4.1 一般

  一定量のオゾンをファインバブル水発生システムを通して着色した水の槽に送り,その吸光度を光学的
に測定し,吸光度の半減期を求める。吸光度は,光度測定器を用いて測定する。光度測定器は色度計,分
光光度計又は吸光度測定器とし,吸光度測定器の場合はインライン式の吸光度測定器を用いることが望ま
しい。附属書Aにインライン式吸光度測定器の例を示す。

4.2 試験環境条件

  試験室の温度は23±2 ℃とし,湿度は(50±10)%とする。
なお,試験環境に微粒子などが混入しないように配慮することが望ましい。

4.3 試験装置の構成

  試験装置は,原料ガス供給部,オゾン発生部,オゾン反応部及び排オゾン処理部で構成する。試験装置
の基本構成例を図1に示す。

――――― [JIS B 8751-1 pdf 4] ―――――

                                                                                             3
B 8751-1 : 2020
ファインバブル水 排オゾン処理部
発生システム
オゾン発生部
光度測定器
試験用着色水
循環ポンプ
原料ガス供給部 試験カラム
注記 オゾン反応部は,図中の二重線で示す。
図1−試験装置の基本構成例

4.4 原料ガス供給部

  原料ガス供給部は,JIS B 9946による。

4.5 オゾン発生部

  オゾン反応部へ供給するオゾン条件は,次のとおりとする。
a) ガス流量は0.5 L/min,オゾン発生量は3 g/h,オゾン濃度は100 g/m3(N),ガスゲージ圧力は0.1 MPa
以下とする。
オゾンの質量濃度と体積濃度との換算は,JIS B 9946の表8(各管理点において適用する化学分析)
に規定される次による。
− 0 °C,101.325 kPa(標準状態)でオゾン2.141 g/ m3が1 000 ppm
− 20 °C,101.325 kPaでオゾン1.995g/m3が1 000 ppm
b) オゾン発生部は,JIS B 9946による。

4.6 オゾン反応部

4.6.1 一般
オゾン反応部は,ファインバブル水発生システム,試験カラム,測定器などで構成する。ファインバブ
ル水発生システムの設置は,浸せき形の場合,試験カラム内の標準着色水が系外へ漏出しない構造とする。
4.6.2 ファインバブル水発生システム
ファインバブル水発生システムは,次による。
a) ファインバブル水を吐出し,循環処理することができる装置。オゾンの酸化力に耐えられる材料で,
多少の懸濁物質が含まれていても,処理可能な装置であることが望ましい。
b) ファインバブル水発生システムは,動作条件を設定するための情報を提供することが望ましい。必要
に応じて試験の依頼者の指名するオペレータが試験に立ち会う場合はこの限りでない。
c) ファインバブル水発生システムは,JIS B 9946の箇条4(構成)のc)に規定するオゾン反応部の反応
装置及び溶解装置の構成を含む。
4.6.3 試験カラム
オゾンが漏れないように密閉できる水槽であり,オゾンの酸化力に耐えられる材質とする。色の変化を
見ながら試験を実施するため,無色透明のカラムが望ましい。ファインバブル水発生システム設置時に浸

――――― [JIS B 8751-1 pdf 5] ―――――

次のページ PDF 6

JIS B 8751-1:2020の国際規格 ICS 分類一覧

JIS B 8751-1:2020の関連規格と引用規格一覧