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C 0457 : 2006 (IEC 62079 : 2001)
附属書C(参考)評価チェックリスト : 表示方法審査
この附属書は,本体に関連する事柄を補足するもので,規定の一部ではない。
1. 一般事項 このチェックリストは,使用者の要求事項,技能,能力を考慮した取扱説明資料の準備,
提出及び受入れの方法の一部である。この定性的チェックリストは,取扱説明の図表表示方法,文章の文
字の大きさ,イラストレーション,表及び図表の品質から構成される。用語の定義及び生じる可能性のあ
る質問が使用者の観点から見て要求事項を満たしているかどうかも確認することが望ましい。
2. チェックリストの補足 このチェックリストは基本的事項だけであるため,関係する製品規格に従っ
て,又は(その規格がない場合は)同等の製品又は機能を取り扱っている規格に従って若しくは他の適切
な方法によって,追加及び/又は修正する必要がある。製品の使用者及び発行元の専門家がこのチェック
リストを補正してもよい。
3. 表示方法審査のチェックリストの例 評価対象の取扱説明を,チェックリストの各要求事項について,
次の評点を使って評価する。
− 非常によい又は優秀 (++)
− よい (+)
− 普通 (0)
− 悪い (−)
− 非常に悪い (−−)
− 非該当又は不要 (#)
附属書C表 1 表示方法審査のチェックリストの例
評価
重要度 この規格の
確認項目 (++/+/0/コメント
(附属書Aの5.参照) 該当箇条
−/−−/#)
1 読みやすさ 6.2
1.1 製品上の情報
− 読取り距離に応じた文字の大きさ
− 明るさ(通常は70 %以上)
− 製品自体に組み込まれた取扱説明
1.2 ハンドブック,マニュアル及びリーフレット
− 紙の品質(例えば,半透明でない)
− 文字の大きさ
− 行間隔
− 異なる字体・文字の大きさの使用
− 説明文の読みやすさ
− 明るさのコントラスト
− 色の使用
− ページのバランス及びまとまりの全体的な
印象
――――― [JIS C 0457 pdf 31] ―――――
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C 0457 : 2006 (IEC 62079 : 2001)
附属書C表 1 表示方法審査のチェックリストの例(続き)
評価
重要度 この規格の
確認項目 (++/+/0/コメント
(附属書Aの5.参照) 該当箇条
−/−−/#)
2 電子媒体(オーディオ,ビデオ及びマルチメディ 6.8
ア)
2.1 機器
− 最小構成
− “最良の結果”が期待できる構成
2.2 使用者に優しいシステムアクセス及び簡単な
操作
− “この取扱説明の使い方”の項目
− メニューガイダンスとボタン操作との構造
の一貫性
− ナビゲーションシステムにおける使用者の
疑問に対する回答の見つけやすさ
− 印刷機能
− しおり(ブックマーク)機能
2.3 使用者に優しい設計
− 表題の付け方,強調表示,フォント及び文
章配置の全体的な一貫
− テキスト(音声及び文字)とビデオ動画と
の対応
− 使用者が認識しやすい画面切り替え間隔及
び1単位当たりの情報量
− 使用者が必要な情報を取得できる画面設計
− 最適な話題の長さ(多くとも2画面,段落
の長さは最大20行)。
− 副画面化又は情報の階層化による複雑な情
報の細分化
− フォント,フォントサイズ,強調表示,色,
コントラスト及び図形による有効な強調
− 対象集団にふさわしい言葉使い
− 内容を理解しやすい図形,動画及びビデオ
の順序
− システムに依存しない一貫性のある色の使
い方
3 表示 6.11
使用者に提供される情報の量及び明確さ
信号の説明
――――― [JIS C 0457 pdf 32] ―――――
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C 0457 : 2006 (IEC 62079 : 2001)
附属書C表 1 表示方法審査のチェックリストの例(続き)
評価
重要度 この規格の
確認項目 (++/+/0/コメント
(附属書Aの5.参照) 該当箇条
−/−−/#)
4 文章及び用語 6.1
4.1 文章及び語句の使い方
− 簡単で,意味があり,短く及び分かりやすい。
− 一文一指示。あまり多くの情報を一つの文に
込めない。
− 能動態
− 行為を示す動詞
− 否定形のまれな,はっきり分かる使用
4.2 使用する用語
− 初めて出てくる略語の説明
− 初めて出てくる専門用語の説明
− よく説明されており,普通の読者にも分かり
やすい。
− 用語の使用の一貫性
4.3 文章の構造
− 一貫性のある文章構造
− 情報伝達の原則に従った文章構造
− 基本的な操作・機能から高度なもの順とな
っている文章構造
− 基本的製品とオプションモジュールとの間
の明確な区別
− 役に立つ見出し
4.4 取扱説明の文体
− 命令形又は明確な指示(英語の場合は,命令
形又は不定詞形)
− 一貫性のある書式及び構造
− できるだけ短く,必要なだけ詳細に
5 言語 4.7.3
5.1 情報の提供に適した言語
5.2 言語に関する明確な区別
5.3 文章とイラストレーションとの明確な関連付
け
5.4 はっきりとした発音(音声)
5.5 言語学的な間違いがない
6 イラストレーション 6.3
6.1 全体的な品質
6.2 明確で具体的な情報が伝達するのに十分なイ
ラストレーションの数
6.3 明確で役に立つ説明文の添えられたイラスト
レーション
7 図示記号 6.4
7.1 可能な限り国際規格にのっとった図記号を使
用
7.2 はっきりと分かりやすい又は説明されている
図記号
――――― [JIS C 0457 pdf 33] ―――――
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C 0457 : 2006 (IEC 62079 : 2001)
附属書C表 1 表示方法審査のチェックリストの例(続き)
評価
重要度 この規格の
確認項目 (++/+/0/コメント
(附属書Aの5.参照) 該当箇条
−/−−/#)
8図
8.1 目的にあった大きさ
8.2 分かりやすさ(すなわち,同じ情報に同じ図の
構造)
8.3 図中の文章の分かりやすい配置及び一貫性の
ある使用
8.4 関連しあう図と文章との近接した配置
9表 6.5
9.1 適切な配置
9.2 分かりやすいデザイン及び有益性
9.3 必要に応じて繰り返されている。
10 流れ線図 6.7
10.1 適切な場所への提示
10.2 分かりやすく役に立つ説明文・文章の添付
10.3 言及している文書の近傍に配置
11 色の使用 6.10
11.1 機能性
11.2 分かりやすさ
11.3 一貫性
12 目次・索引 5.16
12.1 本文の長さ及び複雑さに対して適切
12.2 見出しが本文の見出しと一致
12.3 分かりやすさ,一貫性及び有益性
12.4 ページ番号の記載
12.5 必要であればキーワードの一覧表
13 不具合対応(トラブルシューティング)の助言 5.11
13.1 修理取扱説明のついた起こり得る故障のチェ
ックリスト(安全面への配慮)
13.2 使用者が修理を自分で試みることができるか
どうかの明確な指示
14 安全性 4.2,5.4,5.5
14.1 想定される使用での損失及び劣化に対する適
切な規定
14.2 体系化された使用者向け文書化の変更管理
15 対象集団(使用者) 4.4,4.7.2
15.1 対象集団について言及
15.2 内容の表示方法が対象集団に適合
――――― [JIS C 0457 pdf 34] ―――――
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C 0457 : 2006 (IEC 62079 : 2001)
附属書D(参考)使用者向けマニュアルの目次の例
この附属書は,本体に関連する事柄を補足するもので,規定の一部ではない。
1. 一般事項 この附属書は,使用者向けマニュアル中の技術的取扱説明の情報の選択及び順序付けに関
する指針である。ここでは,使用者が製品の寿命のある間必要とすると思われる,引渡しから廃棄までの
製品の取扱いに対するすべての取扱説明を含む使用者向けマニュアルの例を取り上げる。
2. 制限事項 一つの使用者向けマニュアルの例では,個々の要求事項を取り上げた包括的な情報を提供
することはできない。そのため,複雑さ,リスク,法的問題などに応じて,ここに列挙した各見出しと適
切な要求事項とを照合しなければならない。しかしながら,この例が,マニュアルの標準的レイアウトの
指針に対する使用者の要求を満たすと思われる。
3. 目次(例)
1
pdf 目次
2 識別
2.1 製品の商標及び形式指定
2.2 製品の改訂・リリース番号(ソフトウェア)・文書の版
2.3 製造者,供給者,販売者の名称及び所在地
2.4 製品規格の適合宣言
3 製品の仕様
3.1 一般的機能及び適用範囲,本来の用法
3.2 寸法及び質量(輸送目的用)
3.3 電力,ガス,水及びその他消耗品の供給データ
3.4 エネルギー消費量及び条件
3.5 騒音,廃棄物,その他の放出・排出及び条件
3.6 IPコード,はっきりとした文字(例えば,垂直に滴る水に対する保護)
3.7 環境条件並びに操作及び保管に対する制限
3.8 安全情報,要約(人身保護,意図しない使用方法)
4 定義
5 製品使用の準備
5.1 輸送及び保管
5.2 使用前の安全上の注意事項
5.3 開こん(梱)
5.4 こん(梱)包物の安全な廃棄
5.5 設置前の準備作業
5.6 設置及び組立
5.7 通常使用の間の休止期間中の保管及び保護
――――― [JIS C 0457 pdf 35] ―――――
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JIS C 0457:2006の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 62079:2001(IDT)
JIS C 0457:2006の国際規格 ICS 分類一覧
- 01 : 総論.用語.標準化.ドキュメンテーション > 01.110 : 工業製品の文書化
JIS C 0457:2006の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB3700-203:1997
- 産業オートメーションシステム及びその統合―製品データの表現及び交換―第203部:アプリケーションプロトコル:形態管理された設計
- JISB9706-1:2009
- 機械類の安全性―表示,マーキング及び操作―第1部:視覚,聴覚及び触覚シグナルの要求事項
- JISB9960-1:2019
- 機械類の安全性―機械の電気装置―第1部:一般要求事項
- JISC0448:1997
- 表示装置(表示部)及び操作機器(操作部)のための色及び補助手段に関する規準
- JISC0451:2004
- 電気及び関連分野―プラント,システム及び装置用の技術文書の分類及び指定
- JISC0452-1:2004
- 電気及び関連分野―工業用システム,設備及び装置,並びに工業製品―構造化原理及び参照指定―第1部:基本原則
- JISC1082-1:1999
- 電気技術文書―第1部:一般要求事項
- JISC1082-4:1999
- 電気技術文書―第4部:配置及び据付け文書
- JISS0114:2000
- 消費者のための製品情報に関する指針
- JISZ8051:2015
- 安全側面―規格への導入指針
- JISZ8115:2019
- ディペンダビリティ(総合信頼性)用語
- JISZ8203:1964
- 単位記号
- JISZ8203:2000
- 国際単位系(SI)及びその使い方
- JISZ9101:2018
- 図記号―安全色及び安全標識―安全標識及び安全マーキングのデザイン通則