JIS C 5954-3:2013 光伝送用能動部品―試験及び測定方法―第3部:単心直列伝送リンク用光送・受信モジュール | ページ 5

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表2−正弦波ジッタ
印加正弦波ジッタの
ピーク-ピーク振幅
(UI)対数スケール
SJ2
3倍幅
SJ1
f 2/100 f2 10LB
ジッタ周波数
周波数範囲 正弦波ジッタ(UI pk to pk)
f f2/100≦f≦f2 0.05×f2 / f+S−0.05
f2 LB : 受信部のループ帯域
S : ストレスド アイの校正時に使用する正弦波ジッタの振幅
SJ1,SJ2 : 受信部の個別性能規格に規定する正弦波ジッタの下限値及び上限値(単位 : UI)
f2 : ジッタコーナー周波数
注記 この表は,IEEEの許可を得て転載している。
IEEE 802.3:2008 Carrier sense multiple access with Collision Detection (CSMA/CD) ccess
IEEE. All rights reserved
Method and Physical Layer Specifications. Copyright 2008
7.8.3.2 ストレスド受信感度の測定方法
ストレスド受信感度の測定方法は,次による。
a) 7.8.3.1の手順で,入力テスト光信号を生成する。
b) 図8の実線の経路で,光信号を,可変光減衰器を介して供試受信部に入力する。
c) 可変光減衰器を,規定の光変調振幅になるように,調整する。
d) 規定のPRBS信号をパルスパターン発生器で生成し,ビット誤り率試験装置を用いてビット誤り率を
測定する。このときの受信感度を,ストレス受信感度とする。
7.8.3.3 ストレスド受信感度の試験方法
ストレスド受信感度の試験方法は,次による。
a) 図8の測定回路において,実線の経路で供試受信部を接続する。
b) ビット誤り率を測定しながら,正弦波発生器1(正弦波ジッタ)の周波数及び振幅を,表2に規定す
る範囲で変化させる。このとき,全ての周波数及び振幅において,ビット誤り率が供試受信部の性能
保証受信感度を満足していることを確認する。
7.8.4 個別性能規格に規定する事項
個別性能規格に規定する事項は,次による。
a) 動作温度
b) 受信部の駆動条件(電源電圧)

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c) 電気/光変換器の入力信号(伝送速度,波形,及びPRBS信号の生成多項式)
d) 消光比
e) ストレス アイ ジッタ(J)
f) バーティカル アイ クロージャ ペナルティ(VECP)
g) 測定用光ファイバコードの仕様

7.9 許容伝送速度

7.9.1  目的
個別性能規格に規定する状態で,同期信号再生機能をもつ受信部の許容伝送速度を測定する。
7.9.2 許容伝送速度の測定回路
許容伝送速度の測定回路を,図10に示す。
正弦波発生器
パルスパターン 光パワーメータ
発生器
恒温槽
可変光減衰器 出力データ
信号
ビット誤り
基準送信部
A 供試受信部 率試験装置
出力クロック
測定用光ファイバコード 信号
A
AA A
AA
E E : 直流電源 E
A : 直流電流計
図10−許容伝送速度の測定回路
7.9.3 許容伝送速度の測定方法
許容伝送速度の測定方法は,次による。
a) 基準送信部及び供試受信部を,規定の条件で駆動する。
b) 基準送信部の信号入力端子に,パルスパターン発生器から規定のPRBS信号(マーク率50 %)を加え
る。正弦波発生器の出力は,基準伝送速度(周波数)f0とする。
c) 図8の破線の経路で,可変光減衰器を,規定の光パワーが供試受信部に入力できるように,調整する。
d) 供試受信部の規定の光受信パワー範囲で,誤りが発生しないことを確認する。
e) 正弦波発生器の出力を,基準伝送速度(周波数)を中心に変化させ,規定の誤り率となる許容伝送速
度(周波数)の偏差±Δf0を測定する。
f) 許容伝送速度f1は,式(8)によって求める。
f0
f1 (8)
f0
ここで,光パワーメータの受光部は,光ファイバ端から放出される全光量を十分受ける構造とする。
また,測定系からの反射を,十分低く抑えるように注意する。

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7.9.4 個別性能規格に規定する事項
個別性能規格に規定する事項は,次による。
a) 動作温度
b) 基準送信部の上昇時間,下降時間,パルス幅ひずみ,パルス幅ジッタ,ピーク発光波長及び送信光出

c) 供試受信部の駆動条件(電源電圧)
d) 基準送信部への入力信号(波形及びPRBS信号の生成多項式)
e) 測定用光ファイバコードの仕様
7.10 相対強度雑音(RIN及びRINOMA)
7.10.1 目的
個別性能規格に規定する状態で,送信部の平均光パワー基準の相対強度雑音(RIN)及び光変調振幅基
準の相対強度雑音(RINOMA)を測定する。
7.10.2 相対強度雑音の測定回路
相対強度雑音の測定回路を,図11に示す。マルチモード光ファイバコードの場合は,反射戻り光の光フ
ァイバ中でのエンサークルドフラックスによる影響が大きいので,最大雑音の測定のためには,必要に応
じて偏波コントローラを動的に動かし(マルチモード光ファイバコードを機械的に曲げ伸ばして,振動さ
せる。)ながら,測定を行う。
注記 この測定は,IEC 62150-4に基づいている。
時間領域光検波部
AE
AE 反射戻り光制御部
ローパスフィルタ
光スプリッタ 光/電気
波形観測装置
(デジタルオシロ
偏波 (O/E)変換器
スコープ)
供試送信部 コント
ローラ
測定用光ファイバ
コード
恒温槽
AA
A
可変光減衰器
パルスパターン
全反射器
発生器
同期信号
E : 直流電源
A : 直流電流計
図11−相対強度雑音の測定回路
7.10.3 平均光パワー基準の相対強度雑音の測定方法
7.10.3.1 平均光パワー基準の相対強度雑音(RIN)
平均光パワー基準の相対強度雑音の測定方法は,次による。
a) 反射戻り光制御部を用いる場合は,次の手順によって光反射損失の校正を行う。
1) IS C 61300-3-6に規定する反射減衰量測定装置を図11の供試送信部に置き換えて反射戻り光制御
部に接続する。

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2) 可変光減衰器の設定を変えながら反射減衰量を測定し記録する。
3) 反射減衰量を光反射損失として,測定記録を反射戻り光制御部の校正表とする。
b) 伝送レートに適したローパスフィルタ(帯域幅BN)を,選択する。
注記 ローパスフィルタの選択は,箇条6 n)のベッセルトムソンフィルタ,又はJIS C 61280-2-2の
規定及びITU-T Recommendation G.957のガイダンスを参照するとよい。
c) 時間領域光検波部の光入力ポートに光信号を入れない場合の,光/電気変換器の暗電流を測定する。
次の測定においては,測定した光電流値から,暗電流の値を減じる。時間領域光検波部が暗電流値を
光電流から自動的に減じる機能をもつ場合は,この処理を行わない。
d) 供試送信部の信号入力端子に,パルスパターン発生器から,十分長周期なく(矩)形波を加える。く
(矩)形波の周期は,伝送レートの5ビット分以上の“0”レベルと5ビット分以上の“1”レベルと
に設定する。
e) 時間領域光検波部の信号トリガー及び振幅を調整し,図12に示す光信号波形を得る。
f) 反射戻り光制御部を用いる場合,反射戻り光制御部の供試送信部の出力側の光反射損失が個別性能規
格で規定する光反射損失x(dB)になるように可変光減衰器を調節する。
g) 反射戻り光制御部を用いる場合,偏波コントローラを用いて,波形観測装置の光信号波形の“1”レベ
ルの雑音が最大になるように調整する。
h) 光信号波形の“1”レベルの平方二乗平均(rms)雑音の値ΔP1を測定する。測定する範囲(測定窓)
は,図12に示すように,波形の中央部の20 %とする。
i) 光信号波形の“1”レベルの平均光パワーP1を測定する。
j) 平均光パワー基準の相対強度雑音は,式(9)によって求める。
なお,光反射損失x(dB)を設定して測定したとき,RINxのように光反射損失xを明記する場合が
ある。
2
P1
RIN 10 log10 2

(pdf 一覧ページ番号 )

                                      P1 BN
ここに, RIN : 平均光パワー基準の相対強度雑音(dB/Hz)
ΔP1 : “1”レベル光パワー変動の平方二乗平均雑音(mW)
BN : 測定雑音等価帯域(ローパスフィルタの帯域幅)(Hz)
P1 : “1”レベルの平均光パワー(mW)
7.10.3.2 光変調振幅基準の相対強度雑音(RINOMA)
光変調振幅基準の相対強度雑音の測定方法は,次による。
a) 7.10.3.1のa) i)の手順に従い,ΔP1及びP1を測定する。
b) 光信号波形の“0”レベルにおける雑音の平方二乗平均(rms)雑音の値ΔP0を測定する。測定する範
囲(測定窓)は,図12に示すように,波形の中央部の20 %とする。
c) 光信号波形の“0”レベルの平均光パワーP0を測定する。
d) 光変調振幅PMODは,式(10)によって求める。
PMOD P1 P0 (10)
e) 雑音の二乗平均パワー<ΔPN2>は,式(11)によって求める。

――――― [JIS C 5954-3 pdf 24] ―――――

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2
P1 P0
P2N (11)
2
f) 光変調振幅基準の相対強度雑音は,式(12)及び式(13)によって求める。
なお,光反射損失x(dB)を設定して測定したとき,RINxOMAのように光反射損失xを明記する場
合がある。
P2N
RIN OMA (12)
PMOD2 BN
dB
RIN OMA 10 log10 RIN OMA (13)
ここに, RINOMA : 光変調振幅基準の相対強度雑音(Hz−1)
RINOMAdB : 光変調振幅基準の相対強度雑音(dB/Hz)
<ΔPN2> : 雑音の二乗平均パワー(mW2)
PMOD2 : 光変調振幅(mW)
BN : 測定雑音等価帯域(ローパスフィルタの帯域幅)
(Hz)
100 %
20 % “1”レベルの中央
ΔP1
“1”レベルの
平均光パワーP1
ΔP0
パワー
“0”レベルの
平均光パワーP0
“0”レベルの中央
20 %
時間
100 %
図12−RIN及びRINOMAの測定波形
7.10.4 個別性能規格に規定する事項
個別性能規格に規定する事項は,次による。
a) 伝送速度
b) ローパスフィルタの帯域幅(BN)
c) 光反射損失(必要な場合)
d) 測定用光ファイバコードの仕様
7.11 送信部光反射及び受信部光反射
7.11.1 目的
供試送信部又は供試受信部に入力した光の反射パワーを,測定し,反射を求める。
注記 この測定は,JIS C 6115-2の6.10[光反射減衰量(ORL)]を参照するとよい。

――――― [JIS C 5954-3 pdf 25] ―――――

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JIS C 5954-3:2013の国際規格 ICS 分類一覧

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