24
C 8109 : 2016
表B.1−電源供給コードへの引張力及びトルク
変圧器質量 引張力 トルク
kg N N・m
1以下 30 0.10
1を超え 4以下 60 0.25
4を超える 100 0.35
試験中,ケーブル又はコードが長さ方向に2 mmを超えて移動してはならない。導体も端子内で1 mm
を超えて移動してはならない。また,接続に張力が加わってはならない。
沿面距離及び空間距離は,箇条20で規定する数値を下回って減少してはならない。
試験開始前に引張力を加えるケーブル又はコードのコード止めから約20 mmの位置又は適切な箇所に
表示(マーク)を付けて,長さ方向の変位を測定する。
試験後,ケーブル又はコードに付けた表示(マーク)の変位は,ケーブル又はコードに引張力を再度加
えた状態で測定する。
B.4A 口出し線に用いる電線
口出し線に用いる電線は,次に適合しなければならない。
− 一次側の口出し線は,JIS C 3315に規定する口出用600 Vゴム絶縁電線又はこれと同等以上の絶縁性
能をもつものであって,断面積が2 mm2以上のものとする。
注記1 電気用品の技術上の基準を定める省令の解釈(20130605商局第3号)の別表第一に適合す
る600 Vゴム絶縁電線は,同等以上の絶縁性能をもつとみなされている。
− 二次側の口出し線は,十分な絶縁性能をもつ次の定格をもつネオン電線で,長さ200 mm以上とする。
・ 定格無負荷電圧が7 500 V以下の場合には,定格7 500 V
・ 定格無負荷電圧が7 500 Vを超える場合には,定格15 000 V
注記2 電気用品の技術上の基準を定める省令の解釈(20130605商局第3号)の別表第一に適合す
るネオン電線は,十分な絶縁性能をもつとみなされている。
− 一次側及び二次側の口出し線の導体は,より線とする。
− 接地用の口出し線は,緑と黄との配色によって識別するか,又は容易に消えない方法で接地用である
旨を表示し,かつ,次のいずれか又はこれらと同等以上でなければならない。
・ 直径が1.6 mmの軟銅線又はこれと同等以上の強さ及び太さをもつ容易に腐食し難い金属線
・ 断面積が1.25 mm2以上の単心コード又は単心キャブタイヤケーブル
・ 断面積が0.75 mm2以上の2心コードであって,その2本の導体を両端でより合わせ,かつ,ろう付
け又は圧着したもの
・ 断面積が0.75 mm2以上のより合わせコードを除く多心コード又は多心キャブタイヤケーブルの線
心の1心
――――― [JIS C 8109 pdf 26] ―――――
25
C 8109 : 2016
附属書C
(規定)
受渡試験に関する指針
C.0A 概要
IECの安全諮問委員会(ACOS)は,電気製品の製造過程における適合性を評価するための試験に関し
ての提案を作成中である。これらが同意及び公表されるまでは,次の試験を製造業者の指針として提供す
る。
C.1 出力巻線の無負荷出力電圧は,入力抵抗が10 kΩ/V以上の測定機器で,変圧器の入力は定格供給電
圧に接続して測定する。出力巻線の中性点が金属外郭と接続している変圧器の場合,出力巻線の両半分の
出力電圧を測定する。
C.2 出力巻線の短絡電流は,定格供給電圧に入力を接続し,測定する。
C.3 15.3に規定する耐電圧試験を,室温で,試験開始時から試験電圧で1秒間行う。
C.4 15.4に規定する誘導試験を,室温で行う。
C.5 安全装置の機能試験は,全ての安全装置に対して行う。
――――― [JIS C 8109 pdf 27] ―――――
26
C 8109 : 2016
附属書D
(規定)
日本及び北米が用いるシステム
この附属書は,適用しない。
――――― [JIS C 8109 pdf 28] ―――――
27
C 8109 : 2016
附属書JA
(参考)
JISと対応国際規格との対比表
JIS C 8109:2016 ネオン変圧器 IEC 61050:1991,Transformers for tubular discharge lamps having a no-load output
voltage exceeding 1 000 V (generally called neon-transformers) .General and safety
requirements及びAmendment 1:1994
(I) JISの規定 (II)国際 (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条(V) JISと国際規格との技術的差異の
規格番号 ごとの評価及びその内容 理由及び今後の対策
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
及び題名 番号 の評価
1 適用範囲 1.1 適用範囲 1.1 JISとほぼ同じ 変更 対応国際規格で規定する定格無我が国の標準的な機種が無負荷出力
負荷出力電圧の上限10 000 Vを電圧15 000 V又は12 000 Vのもので
15 000 Vに変更した。 あり,関連法規でも認められている。
製造業者がランプを指定しない我が国では,IEC規格にないネオン管
場合,JIS C 7615に規定するラのJISが存在する。
ンプで試験することとした。 対応国際規格への“country note”の
追加提案を検討する。
2 用語及び 2.6 本質的耐短絡変 2.6 JISとほぼ同じ 変更 対応国際規格では,保護装置を地絡保護装置はもってもよいことを
定義 圧器 もたないものと規定している 明確にした。
が,短絡保護装置をもたないも対応国際規格への“country note”の
のに変更した。 追加提案を検討する。
2.8 無負荷出力電圧 2.8 JISとほぼ同じ 削除 対応国際規格の“ピーク値を2 無負荷出力電圧は正弦波でない場合
で除した値。”を削除した。 がある。箇条2の最初の段落を生か
し,実効値で表すことを明確にした。
対応国際規格への修正提案を検討す
る。
2.11 高力率変圧器 2.11 JISとほぼ同じ 変更 JIS C 8147-1(ランプ制御装置−第1
総合力率を,周波数に関係なく,
0.85に変更した。対応国際規格部 : 通則及び安全性要求事項)の値を
C8
では,60 Hzでの総合力率を0.9準用した。
10
と規定している。 対応国際規格への“country note”の
9 : 2
追加提案を検討する。
016
5
――――― [JIS C 8109 pdf 29] ―――――
28
C 8109 : 2016
C8
5
(I) JISの規定 (II)国際 (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条(V) JISと国際規格との技術的差異の
規格番号 ごとの評価及びその内容 理由及び今後の対策
109 : 2
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
0
及び題名 番号 の評価
16
5 定格 5.1 定格無負荷出力 5.1 JISとほぼ同じ 追加 12 000 V及び15 000 Vを追加し我が国の標準的な機種が無負荷出力
電圧の推奨値 た。 電圧15 000 V又は12 000 Vのもので
あり,関連法規でも認められている。
対応国際規格への“country note”の
追加提案を検討する。
5.2 定格出力電流又 5.2 JISとほぼ同じ 削除 対応国際規格の63 mA,80 mA 我が国の関連法規では,定格二次短絡
は定格二次短絡電流 及び100 mAを削除した。 電流の上限は50 mAと規定している。
の推奨値 対応国際規格への“country note”の
追加提案を検討する。
7 表示 7.1及び7.2 表示場所 7.1 JISとほぼ同じ 追加 変圧器の表面の見えやすい箇所対応国際規格では,表示場所が規定さ
7.2 に,容易に消えない方法で表示れていないので,明確にした。
することを規定した。 対応国際規格への修正提案を検討す
る。
7.1 g) 定格出力電流 7.1 g) ISとほぼ同じ 変更 短絡状態でも通常作動の試験に箇条10の通常作動の試験では短絡状
及び定格二次短絡電 適合する場合は,定格出力電流態でも試験する。この場合,同じ値に
流の表示 を省略してもよいとした。 なるので,表示の簡略化を認めた。
対応国際規格への“country note”の
追加提案を検討する。
7.2のi),j)及びk) 7.1 h) ISとほぼ同じ 変更 接地端子をもつ場合の表示を,該当する細分箇条に移動した。
該当する場合の表示 7.2に移動した。 また,使用者が使用方法を誤らないよ
事項 追加 機器組込形変圧器及び屋内用変うに,表示による注意喚起を施した。
圧器の表示事項を追加した。 対応国際規格への修正提案を検討す
る。
7.3 b) 高力率変圧器 7.3 JISとほぼ同じ 追加 高力率変圧器の表示を追加し 条件を満たす場合,高力率変圧器の表
の表示 た。 示を可能にした。
対応国際規格への“country note”の
追加提案を検討する。
――――― [JIS C 8109 pdf 30] ―――――
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JIS C 8109:2016の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 61050:1991(MOD)
- IEC 61050:1991/AMENDMENT 1:1994(MOD)
JIS C 8109:2016の国際規格 ICS 分類一覧
JIS C 8109:2016の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC0920:2003
- 電気機械器具の外郭による保護等級(IPコード)
- JISC2134:2007
- 固体絶縁材料の保証及び比較トラッキング指数の測定方法
- JISC2134:2021
- 固体絶縁材料の保証及び比較トラッキング指数の測定方法
- JISC3315:2000
- 口出用ゴム絶縁電線
- JISC4908:2007
- 電気機器用コンデンサ
- JISC60068-2-75:2019
- 環境試験方法―電気・電子―第2-75部:ハンマ試験(試験記号:Eh)
- JISC60695-2-11:2016
- 耐火性試験―電気・電子―第2-11部:グローワイヤ/ホットワイヤ試験方法―最終製品に対するグローワイヤ燃焼性指数(GWEPT)
- JISC7615:1973
- ネオン管
- JISC8105-1:2017
- 照明器具―第1部:安全性要求事項通則
- JISC8147-2-10:2017
- ランプ制御装置―第2-10部:管形冷陰極放電ランプ(ネオン管)の高周波動作用電子インバータ及び変換器の個別要求事項