JIS C 8108:2008 蛍光灯安定器

JIS C 8108:2008 規格概要

この規格 C8108は、JIS C 7601に規定する蛍光ランプ及びJIS C 7605に規定する殺菌用低圧水銀放電管の点灯に使用する磁気回路式安定器のうち,定格入力電圧が交流(50Hz専用,60Hz専用,及び50Hz・60Hz共用)の300V以下及び定格二次電圧が1 000V以下で,一般の場所で使用する磁気回路式安定器について規定。

JISC8108 規格全文情報

規格番号
JIS C8108 
規格名称
蛍光灯安定器
規格名称英語訳
Ballasts for fluorescent lamps
制定年月日
1953年12月1日
最新改正日
2018年10月22日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

29.140.30
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
電気設備 III 2021
改訂:履歴
1953-12-01 制定日, 1956-01-19 改正日, 1958-01-31 改正日, 1960-04-01 改正日, 1963-05-01 確認日, 1965-09-01 改正日, 1968-11-01 確認日, 1971-05-01 改正日, 1974-05-01 確認日, 1978-05-01 改正日, 1983-11-01 改正日, 1989-08-01 確認日, 1991-11-01 改正日, 1997-06-20 確認日, 2003-09-20 確認日, 2008-07-20 改正日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認
ページ
JIS C 8108:2008 PDF [18]
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pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 種類・・・・[4]
  •  5 要求事項・・・・[5]
  •  5.1 安全性・・・・[5]
  •  5.2 性能・・・・[10]
  •  6 試験・・・・[10]
  •  6.1 試験条件・・・・[10]
  •  6.2 試験方法・・・・[11]
  •  7 検査・・・・[14]
  •  7.1 形式検査・・・・[14]
  •  7.2 受渡検査・・・・[14]
  •  8 製品の呼び方・・・・[15]
  •  9 表示・・・・[15]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS C 8108 pdf 1] ―――――

C 8108 : 2008

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本電球
工業会(JELMA)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきと
の申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS C 8108:1991は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は
もたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS C 8108 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
C 8108 : 2008

蛍光灯安定器

Ballasts for fluorescent lamps

序文

  この規格は,1953年に制定され,前回の改正は1991年に行われたが,その後,国際規格と整合したJIS
C 8147-1,JIS C 8147-2-8及びJIS C 8118が制定されたため,これらの規格を引用し,国際規格と可能な
限り整合が図れるように改正した。

1 適用範囲

  この規格は,JIS C 7601に規定する蛍光ランプ及びJIS C 7605に規定する殺菌用低圧水銀放電管(以下,
ランプと総称する。)の点灯に使用する磁気回路式安定器のうち,定格入力電圧が交流(50 Hz専用,60 Hz
専用,及び50 Hz・60 Hz共用)の300 V以下及び定格二次電圧が1 000 V以下で,一般の場所で使用する磁
気回路式安定器(以下,安定器という。)について規定する。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 0920 電気機械器具の外郭による保護等級(IPコード)
JIS C 1102-1 直動式指示電気計器−第1部 : 定義及び共通する要求事項
JIS C 1302 絶縁抵抗計
JIS C 1509-1 電気音響−サウンドレベルメータ(騒音計)−第1部 : 仕様
JIS C 1509-2 電気音響−サウンドレベルメータ(騒音計)−第2部 : 型式評価試験
JIS C 1602 熱電対
JIS C 7601 蛍光ランプ(一般照明用)
JIS C 7605 殺菌用低圧水銀放電管
JIS C 8118 蛍光灯安定器−性能要求事項
JIS C 8147-1 ランプ制御装置−第1部 : 一般及び安全性要求事項
JIS C 8147-2-8 ランプ制御装置−第2-8部 : 蛍光灯安定器の個別要求事項
JIS Z 8113 照明用語

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS Z 8113によるほか,次による。
3.1
磁気回路式安定器(magnetic type ballast)
変圧器及びチョークコイルを主体とし,必要に応じ,コンデンサなどと組み合わせて構成され,ランプ

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2
C 8108 : 2008
を適正に動作させるために使用するもの。雑音防止用コンデンサ,力率改善用コンデンサ,コンデンサ放
電抵抗,保護装置,始動用半導体素子などを含め,安定器という場合もある。
3.2
試験用安定器(reference ballast)
安定器の試験及び試験用ランプの選定のために基準として使用するチョークコイル形安定器。
3.3
試験用ランプ(reference lamp)
安定器を試験するために,事前に長時間点灯し,負荷として使用するために特性を安定させ,特性変化
を少なくしたランプ。
3.4
スタータ式安定器(starter type ballast)
手動又は自動的に動作するスタータを用い,スタータのスイッチ作用によってランプの両陰極を予熱し,
パルス電圧が発生してランプを始動させ,点灯中は,陰極をランプ電流によって加熱する回路方式に用い
る安定器。
3.5
ラピッドスタート式安定器(rapid start type ballast)
安定器の一部に設けた陰極加熱機構で,ランプの陰極を加熱して,陰極が電子放射するのに十分な温度
になったときに,放電を開始するよう両陰極間に十分な電圧を加え,点灯中は,陰極をランプ電流及び陰
極加熱機構によって加熱する回路方式に用いる安定器。
3.6
瞬時始動式安定器(instantaneous start type ballast)
放電前に陰極を加熱せず,ランプ始動は,必要十分な電圧を両陰極間に加えて始動させ,点灯中は,陰
極をランプ電流によって加熱する回路方式に用いる安定器。
3.7
半導体スタート式安定器(semiconductor start type ballast)
安定器に始動用半導体素子を含み,そのスイッチ作用によるか,又は陰極加熱用の巻線によって両陰極
を予熱し,半導体のスイッチ作用によってランプを始動させ,点灯中は,陰極をランプ電流及び陰極加熱
機構によって加熱する回路方式に用いる安定器。
3.8
低温度上昇形安定器(low temperature degree rise type ballast)
巻線の許容温度上昇値を,一般温度上昇形の安定器の温度限度値より低くし,この分周囲温度が高い箇
所でも使用可能とした安定器。
この規格では,A及びE種絶縁のものは15 ℃以上,B種絶縁のものは25 ℃以上低くしたものだけを規
定する。
3.9
変圧式安定器(transformer type ballast)
変圧器の機能をもつ安定器。この安定器には,安定器の一次,二次間が内部において絶縁変圧器で絶縁
されているものと一次,二次間が絶縁されていないものとがある。
3.10
防まつ形安定器(splash protection type ballast)

――――― [JIS C 8108 pdf 4] ―――――

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C 8108 : 2008
JIS C 0920の第二特性数字4に対する試験によっても有害な影響を及ぼさない安定器。
3.11
防浸形安定器(underwater protection type ballast)
JIS C 0920の第二特性数字7に対する試験のとき,有害な影響を生じる量の水の浸入がない安定器。
3.12
保護機能付き安定器(thermally protected ballasts)
自動復帰形保護装置付き安定器,非復帰形保護機構付き安定器及び過熱保護形安定器の総称。
3.13
自動復帰形保護装置付き安定器(thermally protected ballasts of automatic resetting type)
蛍光灯器具取付面の温度の過昇を防止するための熱的保護装置をもつ安定器。何らかの原因で安定器の
内部の温度が異常に上昇したとき,電源側回路を遮断し温度の上昇を防止するもので,遮断後内部温度が
降下し保護装置の復帰温度に達したとき,回路が自動的に復帰し再点灯するもの。
3.14
非復帰形保護機構付き安定器(thermally protected ballasts of non resetting type)
蛍光灯器具取付面の温度の過昇を防止するための熱的保護装置を内蔵するか又は熱的保護機構をもつ材
料,機構などで構成する安定器。何らかの原因で安定器の内部の温度が異常に上昇したとき,電源側回路
を遮断し温度の上昇を防止するもので,一度回路が遮断されると,温度が降下しても復帰しない。
3.15
過熱保護形安定器(ballast with mean of protection against overheating)
安定器が何らかの原因で過熱することを未然に防止する安定器で,熱的保護装置,熱的保護機構又は過
電流遮断機構(電流ヒューズなど)の動作時の安定器の表面温度を自動復帰形保護装置付き安定器及び非
復帰形保護機構付き安定器より幾分高くしたもの。この安定器には,自動復帰形のものと非復帰形のもの
とがある。
なお,安定器に電流ヒューズを内蔵しなくても,銘板などに電流ヒューズと組み合わせて使用する旨を
明記するものは,過熱保護形安定器とみなす。
3.16
定格入力電圧(rated input voltage)
安定器及びランプを含む入力端子間に加える電圧の基準値で,安定器に表示した値。
3.17
定格周波数(rated frequency)
安定器及びランプを含む入力端子間に加える電圧の周波数の基準値で,安定器に表示した値。通常50 Hz
又は60 Hzとする。
3.18
定格入力電流(rated input current)
周囲温度25 ℃において,試験用ランプを負荷として,定格周波数の定格入力電圧で点灯し,安定した
状態のときの入力電流の基準値で,安定器に表示した値。
3.19
定格入力電力(rated input power)
周囲温度25 ℃において,試験用ランプを負荷として,定格周波数の定格入力電圧で点灯し,安定した
状態のときの入力電力の基準値で,安定器に表示した値。

――――― [JIS C 8108 pdf 5] ―――――

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JIS C 8108:2008の国際規格 ICS 分類一覧

JIS C 8108:2008の関連規格と引用規格一覧