JIS C 9209:1993 電気こたつ類

JIS C 9209:1993 規格概要

この規格 C9209は、電気こたつ及び電気あんかについて規定。蓄熱形のあんかは除く。

JISC9209 規格全文情報

規格番号
JIS C9209 
規格名称
電気こたつ類
規格名称英語訳
Electric KOTATU
制定年月日
1957年7月20日
最新改正日
2016年10月20日
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‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

97.100
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1957-07-20 制定日, 1960-07-20 確認日, 1961-11-01 改正日, 1964-11-01 確認日, 1968-01-01 確認日, 1971-01-01 確認日, 1972-03-01 改正日, 1975-11-01 改正日, 1978-10-01 確認日, 1984-01-01 確認日, 1989-02-01 確認日, 1993-01-01 改正日, 1998-06-20 確認日, 2003-09-20 確認日, 2007-03-20 改正日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認
ページ
JIS C 9209:1993 PDF [31]
                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
C 9209-1993

電気こたつ類

Electric KOTATU

1. 適用範囲 この規格は,電気こたつ(以下,こたつという。)及び電気あんか(以下,あんかという。)
について規定する。ただし,蓄熱形のあんかは除く。
備考1. この規格の引用規格を,次に示す。
JIS A 1531 家具の常温液体に対する表面抵抗試験方法
JIS A 9510 けい酸カルシウム保温材
JIS C 2520 電熱用合金線及び帯
JIS C 3301 ゴムコード
JIS C 3306 ビニルコード
JIS C 8303 配線用差込接続器
JIS C 8304 屋内用小形スイッチ類
JIS C 8358 電気器具用差込接続器
JIS C 9606 電気洗濯機
JIS K 2240 液化石油ガス(LPガス)
JIS K 5400 塗料一般試験方法
JIS K 7202 プラスチックのロックウェル硬さ試験方法
JIS L 2001 綿ふとんわた
JIS S 6006 鉛筆及び色鉛筆
JIS Z 1522 セロハン粘着テープ
2. この規格の中で [{}] を付けて示してある単位及び数値は,従来単位によるもので,参考と
して併記したものである。
2. 用語の定義 この規格で用いる主な用語の定義は,次のとおりとする(図1及び図2を参照。)。
(1) 掘こたつユニット,掘こたつ掘り枠 床面を深く切って掘り下げて下枠で足収納部を構成し,下枠の
底面を更に掘り下げて箱を設けて熱源収納部を構成し,熱源収納部と足収納部間には格子を設け,足
収納部の上面には脚付き卓を設けてひざ収納部を構成し,卓の上には布団などの保温材を掛け,床面
に腰かけて使用するもので,製造業者が事業として製造するものを掘こたつユニットといい,使用者
が個人用に作製するものを掘こたつ掘り枠という。
なお,上記の構成で格子のないものも含める。
(2) 掘こたつ熱源 掘こたつユニット又は掘こたつ掘り枠の熱源収納部に収納される採暖用発熱体を内蔵
した熱源。
(3) 掘こたつセット 掘こたつユニットと掘こたつ熱源とを組み合わせたもの。

――――― [JIS C 9209 pdf 1] ―――――

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C 9209-1993
(4) 本体 採暖用発熱体を収納したもので,卓用こたつの卓及び脚を含める。
(5) コントローラ 本体の入・切又は温度を調節若しくは変化させるための装置で,本体からコードを介
して分離しているもの。
(6) 器体 本体及びコントローラの総称。
(7) 格子 掘こたつユニット及び掘こたつ掘り枠に使用するもので,足収納部と熱源収納部間に設けられ
る通気自在な区切り枠。
(8) 箱 掘こたつユニット及び掘こたつ掘り枠の熱源収納部を構成する箱。
(9) 卓 卓用こたつ,掘こたつユニット及び掘こたつ掘り枠を構成するもの。
備考 上に掛けるふとんなどの保温材を支持し,脚を用いてひざ収納部や採暖用空間を構成する。
(10) 上板 卓用こたつ及び掘こたつユニットに使用するもので,卓の上に掛けたふとんなどの保温材の上
に置くテーブル状板材。
(11) 送風装置 ファン及び駆動用の電動機を備え,採暖用発熱体で暖められた空気を採暖用空間内部に送
風する装置。
(12) 設定温度 温度保証点における製造業者が指定する温度。
(13) 清水 上水道の水道水。
(14) ランプ式発熱体 フィラメント部が発熱する電球形発熱体。
(15) 発熱部の外郭 採暖用発熱体を収納した保護網などで包まれた外周囲。
(16) 発熱部の取付部 卓用こたつに適用するもので,発熱部の外郭と卓の接するところ。
(17) 発熱体の保護カバー シーズヒータ,マイカヒータなどの発熱体の周囲に設けられた金網などの通気
自在な材料で構成されるカバー。
(18) 繊維電着加工 金属などの材料に繊維粉を静電作用で塗布した加工。
(19) 保温カバー 卓用こたつに使用されるもので,卓の周囲を覆い,足腰を入れる採暖用空間を形成する
専用の布製カバー。
(20) 保護網 卓用こたつの発熱部の外郭を構成する網。
図1 掘こたつの各部位の名称

――――― [JIS C 9209 pdf 2] ―――――

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C 9209-1993
図2 卓用こたつの各部位の名称
3. 定格電圧及び定格周波数 定格電圧は,単相交流100Vとし,定格周波数は50Hz/60Hz共用とする。
4. 種類 こたつ類の種類は,使用状態によって分類し,表1のとおりとする。
表1 こたつ類の種類
種類 使用状態など 使用の状態図
こ 掘こたつ 掘こたつ掘り枠又は掘こたつユニットと掘こたつ熱源を組
た み合わせて使用されるもので,布団などの保温材を掛け,床
つ 面上に腰かけて使用するものをいう(掘こたつセットを含
む。)。
卓用 床面上に置いて使用されるもので,卓の内部に発熱部をも
こたつ ち,布団などの保温材を掛け,卓の下部の空間に使用者の手
足を入れて使用するものをいう。
あ ソフト 主として寝具の中に入れて使用し,足もとを暖めるもので,
ん あんか 本体の外部の材料が,繊維,ゴムその他これらに類するもの
か であって,発熱部や本体全体が柔軟性をもつものをいう。
ハード 主として寝具の中に入れて使用し,足もとを暖めるもので,
あんか 発熱体や本体全体が硬質のものをいう。
5. 性能
5.1 電圧変動 電圧変動は,8.2によって試験を行ったとき,支障なく使用できるものでなければならな
い。
5.2 消費電力 消費電力は,8.3によって試験を行ったとき,次の各項に適合しなければならない。
(1) 消費電力は,定格消費電力に対して表2に適合すること。

――――― [JIS C 9209 pdf 3] ―――――

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C 9209-1993
表2 消費電力の許容差
定格消費電力 許容差
W %
100以下 ±15 + 15
−20
100を超え1 000以下 ±10 +10
−15
1 000を超えるもの +5+5
−10 −12
備考 括弧内の数値は,サイリスタ,その
他これに類するものを発熱体に直
列に接続した場合に適用する。
(2) 半導体素子その他これに類する抵抗温度係数が大きいものを発熱体とするもの,又はサイリスタその
他これに類する制御機構を用いたものであって,使用状態の変化に応じて消費電力が変化し,その定
格消費電力を最大及び最小の範囲で示すことがやむを得ないものは当該最大及び最小の範囲内である
こと。
5.3 絶縁
5.3.1 絶縁抵抗 絶縁抵抗は,8.4.1によって試験を行ったとき,1M 坎 上でなければならない。
5.3.2 浸水絶縁抵抗 ソフトあんかの浸水絶縁抵抗は,8.4.2によって試験を行ったとき,浸水中は0.3M
以上,乾燥後は,1M 坎 上でなければならない。
5.3.3 耐湿絶縁抵抗 ソフトあんかの耐湿絶縁抵抗は,8.4.3によって試験を行ったとき,耐湿試験後は,
0.3M 坎 上,乾燥後は,1M 坎 上でなければならない。
5.3.4 耐電圧 耐電圧は,8.4.4によって試験を行ったとき,これに耐えなければならない。
5.3.5 漏れ電流 漏れ電流は,8.4.5によって試験を行ったとき,1mA以下でなければならない。
5.4 温度
5.4.1 平常温度 平常温度は,8.5.2によって試験を行ったとき,こたつの各部の温度は,表3の値以下,
あんかの各部の温度は,表4の値以下でなければならない。

――――― [JIS C 9209 pdf 4] ―――――

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C 9209-1993
表3 温度
単位℃
測定箇所 温度
掘こたつ 卓用こたつ
発熱部 人が容易に触れるおそれがあるもの 120
の外郭 人が触れるおそれがないもの 250
発熱部の取付部 130
卓の表面 上面 110
下面 130
その他 100
箱 底面 95 −
内部表面(格子下方を除く。) 100 −
格子の下面 150 −
発熱体又は発熱体の保護カバー 440 (400) (400)
試験品を置く木台の表面 − 80
巻線 A種絶縁のもの 100
E種絶縁のもの 115
B種絶縁のもの 回転機の巻線に適用 120
その他 125
F種絶縁のもの 回転機の巻線に適用 140
その他 150
H種絶縁のもの 回転機の巻線に適用 165
その他 170
整流体(交流側電源 シリコン製のもの 135
回路に使用するもの
に限る。)
ヒューズクリップの接触部 90
コントローラの点滅 金属製のもの,陶磁器製の 60
器などのつまみ及び もの及びガラス製のもの
押しボタン その他のもの 75
コントローラの外郭 金属製のもの,陶磁器製の 55
もの及びガラス製のもの
その他のもの 70
コントローラを置く木台の表面 70
備考1. 基準周囲温度は,20℃とする。
2. 括弧内の数字は,温度がほぼ一定となった後に適用する。
3. コントローラを置く木台の表面は,本体からコードを介して分離された
コントローラに適用する。

――――― [JIS C 9209 pdf 5] ―――――

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JIS C 9209:1993の国際規格 ICS 分類一覧

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