JIS C 9305:2011 抵抗溶接装置 | ページ 3

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う。
注記2 プラテンストロークは,ワークピースを電極間で接触することなしに挿入しやすくするため
の,いわゆる“常用ストローク(c1)”,及びそれより小さい“作業ストローク(c2)”から成
る。
3.1.17B
下腕調整範囲(adjustable range of bottom platen)ep
プロジェクション溶接機において,下部プラテンの調整範囲内での,最上端位置と最下端位置との距離。
3.1.18
加圧力(electrode force)F
電極によって被溶接物に加える力。
3.1.18A
定格加圧力(rated electrode force)Frat
溶接機の基準となる電極配置において,電極間にかかる最大加圧力の保証値。定格加圧力は,重ね抵抗
溶接機においては最大加圧力に相当し,突合せ溶接機においては最大アプセット力に相当する。ただし,
圧縮空気を使用する機器で特に指定のない場合は,0.49 MPaの圧縮空気を使用したときに保証する加圧力
をいう。
3.1.19
最大加圧力(maximum electrode force)Fmax
溶接機が発生する加圧力で,溶接機の機械的部分に有害な変形を起こさない最大の加圧力。
3.1.20
最小加圧力(minimum electrode force)Fmin
溶接機の機能を果たすことのできる最小の加圧力。
3.2 突合せ溶接機の機械部品
3.2.1
スライド駆動(slide drive)
クランプしたワークピースを溶接するのに必要な,移動台の移動及びアプセット力を発生させる駆動(図
2参照)。
注記 この駆動は,フラッシュ溶接では予熱のための移動台の往復運動に必要であり,続いてフラッ
シュ工程の働きをさせ,更にアプセット力を発生させるために必要である。
3.2.2
クランプ装置(clamping device)
電流を流すために必要な接触圧力を発生する装置。補助クランプ装置又はストッパがない場合は,アプ
セット力に耐えるクランプ力を備えた装置(図2参照)。
3.2.3
補助クランプ装置(supplementary clamping device)
アプセット力に耐えるクランプ力を備えた,電流を流さないクランプ装置。
3.2.4
ストッパ(backstop)
ワークピースに加わるアプセット力の全部又は一部を支え,アプセット時のワークピースの滑りを防ぐ
装置。

――――― [JIS C 9305 pdf 11] ―――――

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3.2.5
クランプダイ(clamping die)
クランプ面を介してワークピースに全ての力を伝達するためのダイ(図2及び図9参照)。
a) フラット形 b) プリズム形 c) 円筒形 d) プロフィル形
1 取付面又は保持面
2 接触面及び/又はクランプ面
図9−クランプダイ形式(アプセット方向の形状)
3.2.6
ダイ長さ(die length)G
アプセット方向に測ったダイの有効長さ(図10参照)。
3.2.7
ダイ幅(die width)W
アプセット方向及びクランプ方向に直角に測ったクランプダイの有効幅(図10参照)。
3.2.8
ダイ厚さ(die thickness)C
クランプ方向に測ったダイの寸法(図10参照)。
3.2.9
ダイストローク(die stroke)q
クランプダイの最大開きと最小開きとの差(図10参照)。
3.2.10
ダイ開き(opening gap)f
平らなクランプ面の間の有効距離(図10参照)。
注記 被溶接物をアプセット方向に対して直角に装着する場合は,プロフィル形のダイの有効距離は,
フラット形のダイの場合より狭くなる(図9参照)。
3.2.11
ダイ間隔(die distance)e
アプセット方向に対をなす両方のダイ間の距離(図10参照)。

――――― [JIS C 9305 pdf 12] ―――――

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a) クランプ及びアプセット方向から直角にダイを見た場合 b) アプセット方向からダイを見た場合
CD : クランプ方向
UD : アプセット方向
図10−ダイ・測定寸法
3.2.12
アプセットストローク(upsetting stroke)
ダイ間隔の最大距離と最小距離との差。
3.2.13
ふところ深さ(throat depth)l
機体本体とクランプダイの外側端とのアプセット方向に直角に測った距離(図8及び図10参照)。
3.2.14
クランプ力(clamping force)F2
クランプダイからワークピースに伝達する力。
3.2.15
最大クランプ力(maximum clamping force)F2max
最大アプセット力を加えたとき,いかなる滑りも起こさず良好な電気的接触を維持し,クランプ力がク
ランプダイからワークピースに伝達する最大の力。
3.2.15A
最小クランプ力(minimum clamping force)F2min
溶接機が機能するのに必要なクランプの最小の力。
3.2.16
アプセット力(upsetting force)F1
アプセット方向にワークピースを押し付けるための力。
3.2.17
最大アプセット力(maximum upsetting force)F1max
溶接機の機械的部分に有害な変形を生じることなく,溶接機によって出力できる最大のアプセット力。
3.2.18
最小アプセット力(minimum upsetting force)F1min
溶接機が機能するのに必要な最小のアプセット力。
3.2.19
プレヒート力(preheating force)Fc1
プレヒート中にアプセット方向に加える力。

――――― [JIS C 9305 pdf 13] ―――――

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3.2.20
アプセット圧力(upsetting pressure)pF1
アプセット力によって溶接断面に生じる圧力。
3.3 静的な機械的,電気的及び熱的特性
3.3.1
電極の接触不良(contact faults)
滑り又はひずみによる電極の接触不良。
3.3.2
滑り(eccentricity)g
加圧力によって変位した電極先端面,又はクランププラテンの中心点の移動距離(図11及び図12参照)。
滑りは,次による。
− スポット溶接機及びシーム溶接機の滑りは,次の式によって計算する(図11参照)。
g b a
− プロジェクション溶接機の滑りは,15.2.2によって測定する(図12参照)。
3.3.3
たわみ角(deflection)α
加圧力又はアプセット力によって,基準位置から変位した電極軸線,クランププラテン面又は被溶接物
軸線が作る角度(図11図13参照)。たわみ角の計算は,次による。
− スポット溶接機及びシーム溶接機のたわみ角は,次の式によって計算する(図11参照)。
2
1
− プロジェクション溶接機のたわみ角は,次の式によって計算する(図12参照)。
b1 b2
tan
b3
− 突合せ溶接機のたわみ角は,次の式によって計算する(図13参照)。
愀愀b
k
図11−スポット及びシーム溶接機の電極の接触不良

――――― [JIS C 9305 pdf 14] ―――――

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図12−プロジェクション溶接機の電極の接触不良
図13−突合せ溶接機の電極の接触不良
3.3.3A
上腕たわみ(deflection of top arm)δ1
スポット及びシーム溶接機において,加圧力によって,電極加圧方向に生じる上腕のたわみ変位量(図
13A参照)。
3.3.3B
下腕たわみ(deflection of bottom arm)δ2
スポット及びシーム溶接機において,加圧力によって,電極加圧方向に生じる下腕のたわみ変位量(図
13A参照)。
3.3.3C
上下プラテン面の平行度(parallelism of top and bottom platens)δ3
プロジェクション溶接機において,下部プラテンを基準にした上部プラテンの,左右方向及び前後方向
についての平行度(図13B参照)。
3.3.3D
上部プラテンの直角度(perpendicularity of top platen)δ4
プロジェクション溶接機において,下部プラテンを基準にした可動側上部プラテンの,移動軌跡の左右
方向及び前後方向についての直角度(図13C参照)。
図13A−溶接機のたわみ 図13B−上下プラテン面の平行度 図13C−上部プラテンの直角度

――――― [JIS C 9305 pdf 15] ―――――

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JIS C 9305:2011の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 669:2000(MOD)

JIS C 9305:2011の国際規格 ICS 分類一覧

JIS C 9305:2011の関連規格と引用規格一覧