JIS C 9335-2-34:2019 家庭用及びこれに類する電気機器の安全性―第2-34部:電動圧縮機の個別要求事項 | ページ 4

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2段目によって直接吐出しする2段電動圧縮機の場合,ハウジングは低圧側の圧力を受けるとみなす。
2段目によって直接吐出ししない2段電動圧縮機の場合,ハウジングは高圧側の圧力を受けるとみなす。
試験は,二つの試料によって実施する。試験の試料は,空気を取り除くため,水などの液体で満たし,
水圧ポンプに接続する。次に,規定する試験圧力に達するまで圧力を徐々に上昇させる。試験圧力を1分
間維持する間,試験の試料は,液体の漏れを生じてはならない。
なお,半密閉形電動圧縮機のハウジングの密閉に用いられるガスケット部分は,規定する試験圧力の
40 %以下の圧力で液体の漏れが生じてはならない。
液体の漏れが生じた場合は,製造業者によって特別に工夫したガスケットを準備して液体の漏れを防ぎ,
試験を繰り返す。
半密閉形電動圧縮機において,既定の圧力差で高圧側の圧力を低圧側へ開放するバイパス弁を備えてい
る場合は,ガスケット部分に液体の漏れが生じた場合であっても,ハウジングは規定する試験圧力に耐え
なければならない。
注記4 圧力は,全てゲージ圧である。
22.9 追加(“適否は,目視検査”で始まる段落の前に,次を追加し規定する。)
ハウジングの内側に用いられる絶縁材は,電動圧縮機に用いる冷媒及び冷凍機油に適したものでなけれ
ばならない。
注記101 適否は,電動圧縮機の製造業者から提出される適切な証明書によって立証してもよい。
22.14 この細分箇条は規定しない。
22.21 追加(“適否は,目視検査”で始まる段落の前に,次を追加し規定する。)
注記101 この要求事項は,電動圧縮機の外側の部品だけに適用する。
追加(次の細分箇条を追加し規定する。)
22.101 超臨界冷却システムの機器に用いる電動圧縮機が電動圧縮機の高圧側又は吐出し管に圧力逃がし
装置を備えている場合,電動圧縮機と圧力を減少させる圧力逃がし装置との間には,配管を除いて,他の
遮断装置又は構成部品があってはならない。
注記 圧力逃がし装置は,電動圧縮機の製造業者又は機器の製造業者によって組み込まれる。
適否は,目視検査によって判定する。

23 内部配線

  内部配線は,JIS C 9335-1の箇条23(内部配線)によるほか,次による。
23.8 追加(“適否は,目視検査”で始まる段落の前に,次の注記を追加し規定する。)
注記101 この要求事項は,ハウジングの内側の配線には適用しない。

24 部品

  部品は,JIS C 9335-1の箇条24(部品)によるほか,次による。
24.1.4 追加(“エネルギー調節器”で始まる細別の後に,次の細別を追加し規定する。)
− 始動リレー 100 000回
− 自己復帰形電動圧縮機モータ温度保護装置 2 000回又は19.101の回転子拘束試験15日間の
動作サイクル回数のいずれか大きい方。
− 非自己復帰形電動圧縮機モータ温度保護装置 50回

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25 電源接続及び外部可とうコード

  電源接続及び外部可とうコードは,JIS C 9335-1の箇条25(電源接続及び外部可とうコード)によるほ
か,次による。
25.1 追加(“コンセントに直接”で始まる細別の後に,次の細別を追加し規定する。)
− 可とうコードに接続するための端子
25.7 この細分箇条は規定しない。

26 外部導体用端子

  外部導体用端子は,6.102 a)に分類される場合,JIS C 9335-1の箇条26(外部導体用端子)による。

27 接地接続の手段

  接地接続の手段は,JIS C 9335-1の箇条27(接地接続の手段)によるほか,次による。
27.1 追加(“絶縁不良が生じた場合に”で始まる段落の前に,次を追加し規定する。)
6.102 a)に分類される電動圧縮機の場合は,接地端子が必要である。

28 ねじ及び接続

  ねじ及び接続は,JIS C 9335-1の箇条28(ねじ及び接続)による。

29 空間距離,沿面距離及び固体絶縁

  空間距離,沿面距離及び固体絶縁は,JIS C 9335-1の箇条29(空間距離,沿面距離及び固体絶縁)によ
るほか,次による。
29.1 追加(“空間距離は,基礎絶縁”で始まる段落の後に,次を追加し規定する。)
ハウジングの内側の基礎絶縁及び機能絶縁の空間距離は,29.1.1及び29.1.4に規定する場合を除き,表
16に規定する値以上でなければならない。
29.1.1 追加(“適否は,測定”で始まる段落の前に,次を追加し規定する。)
定格インパルス電圧が1 500 Vの場合,ハウジングの内側の空間距離は,1.0 mm以上でなければならな
い。
29.1.4 追加(“適否は,測定”で始まる段落の前に,次を追加し規定する。)
定格インパルス電圧が2 500 V以上の場合,ハウジングの内側の空間距離は,0.5 mmを減じてもよい。
モータの巻線とリード線との間,又はモータの巻線とモータ温度保護装置との間の最小空間距離は,規定
しない。
29.2 追加(“適否は,測定”で始まる段落の前に,次を追加し規定する。)
ハウジングの内側は,汚損度1を適用する。
29.2.1 追加(表17の注記2に続けて,次の文を追加し規定する。)
ガラス全体が腐食保護で覆われている場合,ガラス端子には適用しない。
29.2.4 追加(表18の“ガラス,磁器”で始まる段落に続けて,次の文を追加し規定する。)
ガラス全体が腐食保護で覆われている場合,ガラス端子には適用しない。

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30 耐熱性及び耐火性

  耐熱性及び耐火性は,ハウジングの外側にある非金属の絶縁材料だけに対して,JIS C 9335-1の箇条30
(耐熱性及び耐火性)によるほか,次による。
30.2.2 この細分箇条は規定しない。

31 耐腐食性

  耐腐食性は,JIS C 9335-1の箇条31(耐腐食性)による。

32 放射線,毒性その他これに類する危険性

  放射線,毒性その他これに類する危険性は,規定しない。
P
S M
H
R
記号
S : 電源
H : ハウジング
R : 交流又は直流成分を含む交流を探知できる漏電遮断器
最大定格電流(実効値)又は直流最大定格電流は,30 mAとする。
P : 電動圧縮機保護システム(ハウジングの内側又は外側)
M : 電動圧縮機
図101−単相電動圧縮機の回転子拘束試験用の電源回路

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附属書
附属書は,JIS C 9335-1の附属書によるほか,次による。
附属書C
(規定)
モータの劣化試験
モータの劣化試験は,この規格では規定しない。
附属書D
(規定)
感熱式モータ保護装置
感熱式モータ保護装置は,この規格では規定しない。

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附属書AA
(規定)
附属書AAの試験を適用するものに分類した
電動圧縮機の過負荷運転試験
AA.1 この附属書の試験は,特に規定がない限り,6.101に従ってこの附属書の試験を適用するものに分
類した電動圧縮機だけに適用する。
この附属書に基づく試験を開始する前に,16.3の試験を行った後,代替冷凍回路によって,次のいずれ
かの条件で,2時間以上,電動圧縮機の運転が可能であることを確認する。
− 表AA.1に規定する条件。ただし,試験電圧は,定格電圧とする。
− 表AA.2に規定する最大負荷−最大冷却の条件
電動圧縮機保護システム又は電動圧縮機制御システムに電子回路を含む場合は,AA.4及びAA.5の試験
を行う。その他の場合は,AA.2及びAA.3の試験を行う。2段電動圧縮機をAA.2及びAA.3によって試験
を行う場合,最も厳しい動作条件で試験する。
注記1 電動圧縮機の大部分の応用機器は,カロリーメータ装置又は代替冷凍回路(図AA.1を参照,
代表的な回路)で用いることによって,実際の冷媒回路及び電動圧縮機の動作に応じた影響
を模擬することができる。電動圧縮機と電動圧縮機保護システムとの組合せで到達する最大
のモータ温度の測定が可能になる。
注記2 電動圧縮機の温度は,吸込み圧力,吐出し圧力,戻りガス温度,電動圧縮機の周囲温度及び
電動圧縮機周囲の対流量といったパラメータに影響を受ける。一般的にカロリーメータ装置
又は代替冷凍回路によって,一般機器に課せられる最大条件を模擬することができる。
注記3 モータ温度を下げるために,電動圧縮機にインジェクションクーラ,オイルクーラチューブ
などの追加の冷却手段を採用しておらず,AA.2に規定する温度を超える可能性がある冷蔵庫,
冷凍庫などの機器は,追加の冷却手段の適切な効果は模擬できないため,実際の機器での試
験が必要となる。
注記4 電動圧縮機保護システムはモータ温度の制限装置であるため,極限トリップ時のモータ温度
を測定することだけが,モータ巻線の最大温度を確定するために要求される。
注記5 表AA.1に示す適用分類に従って試験した電動圧縮機の巻線温度がAA.3及びAA.5に規定す
る最大値を超えない場合,電動圧縮機と電動圧縮機保護システムとの組合せは,JIS C
9335-2-11,JIS C 9335-2-24,JIS C 9335-2-40,JIS C 9335-2-75及びJIS C 9335-2-89の関連規
格で要求するモータ巻線の温度を満たしているとみなされる。
注記6 AA.4及びAA.5に従って試験する一定速の電動圧縮機は,最小及び最大の冷却条件をもたな
いため,一定速だけで試験を行う。
AA.2 電動圧縮機を図AA.1の代替冷凍回路に接続し,表AA.1の試験1及び試験2の該当する条件で運転
する。電動圧縮機保護システム及び電動圧縮機制御システムをもつ場合は,これらのシステムを含める。
この試験は,安定状態に達するまで継続する。電動圧縮機の冷却能力が可変する場合,試験は,最大冷却
及び最小冷却の両方で行う。
注記1 冷却能力の最大値を得るためには,電動圧縮機制御システムに特別な準備が必要なこともあ

――――― [JIS C 9335-2-34 pdf 20] ―――――

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JIS C 9335-2-34:2019の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 60335-2-34:2012(MOD)

JIS C 9335-2-34:2019の国際規格 ICS 分類一覧

JIS C 9335-2-34:2019の関連規格と引用規格一覧