JIS D 5500:1995 自動車用ランプ類 | ページ 2

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内にある光を通さない装飾用飾り,又は塗装部の面積を除く。
表6 レンズの有効面積
種類 等級 有効面積 cm2 投影面(4)
テールランプ A,B,C(5) 15以上 車両中心面に直交する鉛直面
ストップランプ A,B,C(5) 20以上
ハイマウントストップランプ A,B 20以上
ターンシグナルランプ 前面用 A1,A2 40以上
後面用 B1,B2 20以上
C 7以上
側面用 A3 20以上 車両中心面及び車両中心面と45°に交わる鉛
B3 10以上 直面
パーキングランプ A,B,C(5) 10以上 車両中心面に直交する鉛直面
クリアランスランプ A,B,C(5) 15以上
サイドマーカランプ A 10以上
リフレックスリフレクタ 前面用 A,B 10以上
側面用 A,B 車両中心面
後面用 A,B,C(5) 車両中心面に直交する鉛直面
注(4) 投影面の方向の例を,図1に示す。
(5) モペット(原動機付自転車)用は除く。
備考1. 有効面積の算出及び等級への適用の詳細については,他に定める基準又は規格によってもよい。
2. トレーラの後面用リフレックスリフレクタの有効面積は,正立正三角形又は帯状部の幅が30mm以上の
中空の正立正三角形であって,一辺が150mm以上のものであること。

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図1 投影図
6. 外観 ランプ類の外観は,次のとおりとする。
(1) ランプレンズ及びリフレックスリフレクタレンズには,機能を損なうような泡,しわ,ひずみなどの
欠点があってはならない。
(2) シートパッキンの表面には,著しい凹凸,しわ,裂け目などの有害な欠点があってはならない。
7. 試験
7.1 試験条件 ランプ類の試験は,特に指定がない限り,次の条件で行う。
(1) 基準電球 5.1に規定する電球又はランプユニットの中から,ランプの形式ごとに受渡当事者間で協定
する電球であって,形状,寸法及び初期特性が,それぞれの規定の中心値に極めて近い値をもつもの
を用いる。ただし,光束の中心値を重視し,試験電圧の変更によって,所定光束の中心値が得られる
ようにしてもよい。
(2) 所定の電球 5.1に規定する電球又はランプユニットの中から,ランプの形式ごとに受渡当事者間で協
定する電球を用いる。
(3) 試験電圧 ランプの試験で電球に印加する電圧は,次のいずれかによるものとし,受渡当事者間の協
定によって選ぶ。
(a) IS C 7506の付表に示す試験電圧。
(b) IS D 5005の5.(試験電圧)に示す電圧。
(c) 適用車種の仕様に応じて,受渡当事者間で協定する電圧。

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(4) ランプの取付状態 特に“正規の使用状態”と規定した場合のランプの取付状態は,車体への取付状
態に近似した状態,又は適用車種に取り付けられる場合と同一の姿勢とする。
7.2 配光試験 配光試験は,ランプに基準電球を用い,試験電圧で点灯し,JIS D 1619の5.1(照明灯試
験方法),5.2(信号及び標識灯試験方法)及び表7に示す測定方法によって配光を試験する。
なお,発光ダイオードを使用したランプは,23±5℃において,最高光度は初回の点灯から60秒以内に,
最低光度は初回の点灯から30分経過後に試験することが望ましい。
表7 配光測定方法
種類 測定距離 測定点(6) 配光 照準 備考
(フィラメ
ントから)
ヘッドランプ 10m以上 付図1又は付 付表1又は 受渡当事者間の協定によって,次のいずれ 各測定点の±
図2 付表2 かの方法を用いる。 0.25度の範囲
ただし,シーただし,シー(1) 走行ビームの最高光度帯の中心を21D-V において付表
ルドビームルドビーム に照準する。ただし,4灯式ヘッドラン1又は付表2の
形は,JIS D 形は,JIS D プのタイプ2では,すれ違いビームの最規格値に適合
5504の規定5504の規定 高光度帯の上端がH線に接し,その右すればよい。
によってもによっても 端はV線に接するように照準する。
よい。 よい。 (2) すれ違いビームでカットライン(明暗境
界線)がある場合には,右側の水平カッ
トラインと左側左上りカットラインと
の交点をV線に,右側の水平カットラ
インを0.57Dに照準する。
(3) レンズ面に照準突起がある場合には,突
起によって決まる照準面をH-Vに照準
する。
フォグランプ 10m以上 付図3 付表3 ランプの光学的中心を通り,車両中心面に
平行な水平線をH-Vに照準する。照準機構
をもつものの場合には,ビーム上端をH線
から1°下に照準するとともに,左右方向の
ビーム中心をV線に照準する。
バックアップランプ 3m以上 付図4 付表4 ランプの光学的中心を通り,車両中心面に
テールランプ 3m以上 付図5 付表5-1 平行な水平線をH-Vに照準する。
パーキングランプ
クリアランスランプ
ストップランプ 付表5-2
ハイマウントストッ 付表5-3
プランプ
ターンシグナルラン

(前面用及び後面用)
サイドマーカランプ 3m以上 付図5 付表5-1 ランプの光学的中心を通り,車両中心面に
ターンシグナルラン3m以上 付図6 付表6 直行する線をH-Vに照準する。

(側面用)
ライセンスプレート − 付図7 付表7 正規の使用状態とする。
ランプ
注(6) 測定点は,“上下方向の角度 (°) 及び記号−左右方向の角度 (°) 及び記号”で表す(例えば,3U-3L)。ただし,
左右方向が0°のときはVで表し(例えば21D-V),上下方向・左右方向ともに0°のときは“H-V”で表す(付図
16参照)。

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7.3 灯光・反射光の色及び色度
7.3.1 ランプの灯光の色及び色度 ランプの灯光の色及び色度は,所定の電球を組み付けて試験電圧で点
灯し,JIS D 1619の6.(色度試験)によって試験する。
7.3.2 リフレックスリフレクタの反射光の色及び色度 リフレックスリフレクタの反射光の色及び色度
は,JIS D 1619の6.1(分光測色方法)又は6.2(刺激値直読方法)によって試験する。ただし,この試験
の代わりにレンズの2倍の厚さ(図2参照)の試料を用いて,試料と表4に示す色度範囲の標準限界フィ
ルタとを肉眼で比較判定してもよい。この場合には,標準限界フィルタは,JIS Z 8701の規定によって標
準の光源Aで観測する。
図2 リフレックスリフレクタのレンズ厚さ
7.4 合成樹脂製レンズの耐候性試験 合成樹脂製レンズの耐候性は,レンズと同じ材料によって成形さ
れた表8に示す厚さのいずれか2種類の試料を用い,JIS D 0205の5.1(屋外耐候性試験)の規定による暴
露年数2年の試験を行い,表面の付着物,汚れをふき取る。暴露試験の前と後とに,JIS D 1619の6.(色
度試験)によって試験する。
また,これに代わる方法として,前記の試料を用い,JIS D 0205の5.4(促進耐候性試験)の規定による
試験を行ってもよい。試験時間は,原則として屋外耐候性試験の暴露年数に対応させるが,部品の性質又
は使用材料について屋外との関係が明らかな場合には,受渡当事者間の協定によって試験時間の設定又は
使用する試験機の選定を行ってもよい。
表8 試料の厚さ
単位 mm
種類 厚さ
試料1 1.6±0.2
試料2 3.2±0.2
試料3 6.3±0.2
7.5 耐温度性試験 耐温度性試験は,ランプ類に所定の電球を用い,正規の使用状態で恒温槽内に取り
付け,表9に示す条件で周囲温度に達した後,試験電圧による作動試験及び放置試験を行う。

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表9 耐温度性試験
種類 等級 作動試験 放置試験 備考
周囲温度 試験時間 周囲温度 試験時間
ヘッドランプ A1, 50±3℃ 1時間(7) −30± 1時間 作動試験で他のランプと併用した
フォグランプ B1 2℃ ものでは,併用したランプが,
ライセンスプレートランプ
A2, 35±2℃ 30分(7) ライセンスプレートランプ,
テールランプ A3, テールランプ,
ターンシグナルランプ B2, パーキングランプ,
パーキングランプ B3,C クリアランスランプ,
クリアランスランプ 又は,サイドマーカランプである場
サイドマーカランプ 合に限り,その併用したランプをあ
バックアップランプ A1, 50±3℃ 1時間(5分 らかじめ点灯し,ほぼ一定の温度に
ストップランプ B1 点灯5分消灯 達した後,試験しようとするランプ
ハイマウントストップラン の繰返し) の点灯(ターンシグナルランプでは
プ A2, 35±2℃ 30分(5分点 点減)を行う。
B2 灯5分消灯の
繰返し)
C 35±2℃ 30分(3分点
灯3分消灯の
繰返し)
リフレックスリフレクタ A,B − − −30± 1時間 他のランプに組み込んだものでは,
C 2℃ 対象となるランプの試験も行う。
70±3℃ 1時間
注(7) ターンシグナルランプは点減,その他のランプは点灯のままとする。
7.6 耐振性試験 耐振性試験は,ランプ類を正規の使用状態で振動試験機台に取り付け,所定の電球を
用い,試験電圧で点灯し,JIS D 1601の5.3(1)(振動耐久性試験方法,共振がない場合)の規定による段
階45又は段階70による試験を行う。
なお,ランプ類の点灯条件は,表9の作動試験の試験時間に規定する点灯方式によってもよい。
また,振動条件の段階45又は70は,受渡当事間の協定によって選ぶ。
7.7 耐衝撃性試験 耐衝撃性試験は,ランプ類を正規の使用状態で図3に示すような衝撃試験機台に取
り付け,カムによる落下 (3.2mm) によって,1分間に750回の割合で衝撃を加えて連続1時間の試験を行
う。

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