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図3 衝撃試験機
備考 カムの幅は,1325mmとする。
注(8) 試験品取付台の位置において265314Nの衝撃を加えるように,ばねを調整する。
7.8 耐じん性試験 耐じん性試験は,縦,横及び高さがそれぞれ9001 200mmの密閉容器中に,ラン
プ類を正規の使用状態で壁から150mm以上離して取り付け,容器中にはJIS R 5210に規定する中庸熱ポ
ルトランドセメントを約5kg入れ,じんあいが容器中を一様に拡散吹き上げられるように15分間に2秒の
割合で空気を噴出させる。この間,ランプは,試験電圧で30分間周期(15分間点灯,15分間消灯)で作
動させ,合計連続5時間の試験を行う。
なお,水抜き穴などがあるランプは,開口部を開けた状態で行う。ただし,受渡当事者間の協定によっ
て,開口部を閉じた状態で行ってもよい。
試験後,表面の付着物をふき取り,ランプの最高光度を測定する。
7.9 耐水性試験 耐水性試験は,ランプ類を正規の使用状態に取り付け,JIS D 0203の3.(試験方法)
に規定するR2の散水試験,又はS1の噴水試験を行い,試験後1時間放置する。ただし,水抜き穴などが
あるランプは,開口部を開けた状態で行う。
なお,試験条件のR2又はS1は,受渡当事者間の協定によって選ぶ。
7.10 絶縁性試験 絶縁性試験は,ランプの付属電線又は端子と取付金具との間の絶縁抵抗を7.9の耐水性
試験終了直後に,電球を取り外した状態で500V絶縁抵抗計を用いて測定する。
7.11 耐食性試験 耐食性試験は,次の方法によって行う。
(1) めっきを施したものの有効面は,JIS D 0201の7.3(耐食性試験方法)による試験を行う。
(2) 塗装を施したものの有効面は,JIS D 0202の4.6(耐食性試験方法)による48時間の試験を行う。
――――― [JIS D 5500 pdf 11] ―――――
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7.12 反射性試験 リフレックスリフレクタの反射性試験は,図4に示す反射性試験装置を用いて,JIS D
1619の5.3[標識(リフレックスリフレクタ)試験方法]に規定する方法で,JIS Z 8701の規定による標
準の光Aを投光器からリフレックスリフレクタに照射し,付表8に示す観測角及び照射角でその反射光の
照度を測定し,次式によって反射性を算出する。測光の際には,リフレックスリフレクタレンズは,直径
200mmの円内に含まれる100cm2以下の面積を露出させる。
なお,受光部は,色補正を施した照度計を使用する。
R=
E1l2
E2
ここに, 勿 反射性
E1 : 反射照度 (lx)
E2 : リフレックスリフレクタ表面上の投光器からの照射
照度 (lx)
l : 測定距離 (m)
図4 反射性試験装置
ここに, L : 投光器(有効径 約50mm)
R : リフレックスリフレクタ
P : 受光部(受光部の位置は投光器の真上とし,窓の大き
さは水平方向に約25mm以下,垂直方向に約13mm
以下とする。)
柿 観測角(Rの中心とLの中心とを結んだ線と,Rの中
心とPの中心とを結んだ線とのなす角)
拿 入射角[Rの中心軸 (X−X) と,Rの中心とLの中
心とを結んだ線とのなす角]
l : 測定距離30.48m
備考 測定距離は,原則として30.48mとする。ただし,30.48mの場合と比較検討し,測定結果に影
響しないことが確認してあれば,これ以外の距離で測定してもよい。その場合は投光器の大き
さ及び受光部の窓の大きさは,測定距離に応じて考慮する。
8. 表示
8.1 製品の表示 ランプ類には,容易に消えない方法で,製造業者名又はその略号を表示する。
8.2 包装の表示 ランプ類の最小包装容器には,次の事項を表示する。ただし,受渡当事者間の協定に
よって,これらを省略してもよい。
(1) 適用車種
(2) 種類・形式
――――― [JIS D 5500 pdf 12] ―――――
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(3) 等級
(4) 公称電圧
(5) 電球の消費電力
9. 取扱説明書 ランプ類の最小包装単位には,次の事項を表示した取扱説明書を添付する。ただし,(2)
(5)の表示は省略してもよい。
また,受渡当事者間の協定によって,説明書の添付を省略してもよい。
(1) 適用車種
(2) 種類・形式
(3) 等級
(4) 公称電圧
(5) 電球の消費電力
付図1 ヘッドランプ(2灯式及び4灯式)の測定点
備考1. 図中の印は走行ビーム,×印はすれ違いビーム(非対称),また△印はすれ違いビーム(対称)の測定点を
示す。
2. 図中の数値及び記号の意味は,次に示すとおりとする。
H : ランプ軸を含む水平面と,ランプ軸に直角をなす鉛直面との交線
V : ランプ軸を含む鉛直面と,ランプ軸に直角をなす鉛直面との交線
H-V : HとVとの交点
U : Hから上方
D : Hから下方
R : Vから右方(ランプから測定板に向かって右方)
L : Vから左方(ランプから測定板に向かって左方)
数値 : H及びVからの角度 (°)
なお,ランプ軸とは,ランプを正規の使用状態に置き,光学的中心を通り,車両中心面に平行でかつ,水平
な線をいう。
――――― [JIS D 5500 pdf 13] ―――――
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付図2 ヘッドランプ(1灯式)の測定点
備考1. 図中の印は走行ビーム,×印はすれ違いビーム(非対称),また△印はすれ違いビーム(対称)の測定点を
表す。
2. 図中の数値及び記号の意味は,付図1の備考2を参照。
――――― [JIS D 5500 pdf 14] ―――――
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付表1 4灯式ヘッドランプの配光
単位 cd
ビ 測定点(9) 形式・等級・公称電圧
ー 4灯式
ム
A,B 12V,24V用
タイプ1(10) タイプ2(10) 合成
走 3U-3L,3R 450以上 300以上 750以上
行 2U-3L,3R 750以上 750以上 1 500以上
ビ
ー 1U-3L,3R 3 000以上 2 000以上 5 000以上
ム 1D-V
18 000以上(11) 7 000以上(11)25 000112 500
1D-3L,3R
2 12 000以上 3 000以上 1 5000以上
1D-6L,6R
2 3 000以上 2 000以上 5 000以上
1D-9L,9R
2 2 000以上 1 000以上 3 000以上
1D-12L,12R
2 750以上 750以上 1 500以上
2D-V 3 000以上 2 000以上 5 000以上
2D-9L,9R 1 250以上 750以上 2 000以上
3D-V 1 500以上 1 000以上 2 500以上
3D-12L,12R 600以上 400以上 1 000以上
4D-V 5 000以下 7 000以下 12 000以下
す 1U-1RR 700以下
れ 1U-1RR
2 1 000以下
違 1D-1RR
い 2 2 500以下
ビ 121U-1LL 1 000以下
ー 1U-1L3L
ム 2 2 700以下
( 1D-2L
2 6 00020 000
非
対 1D-6R 1 000以上
称 121D-2L 15 000以上
)
121D-9L,9R 1 000以上
2D-15L,15R 700以上
4D-4L 12 500以下
10U-90U(12) 125以下
注(9) 表中の数値及び記号の意味は,付図1の備考2を参照。
(10) IS D 0103に規定したシールドビームユニットタイプ1及びシールドビーム
ユニットタイプ2と同じ。
(11) 走行ビームのタイプ1とタイプ2との合成した最高光度が,21D−Vで
112 500cdを超えないこと。
(12) ランプの露出したレンズ面からの光度を測定すること。
備考1. 走行ビームは,タイプ1,タイプ2の個々のランプでそれぞれの規格値に適
合するか,又はタイプ1及びタイプ2の光度値の加算値が合成の規格値に適
合すること。
2. 各測定点の±0.25°の範囲において付表の規格値に適合すればよい。
――――― [JIS D 5500 pdf 15] ―――――
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JIS D 5500:1995の国際規格 ICS 分類一覧
- 43 : 自動車工学 > 43.040 : 自動車システム > 43.040.20 : 照明,信号及び警報装備
JIS D 5500:1995の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC7035:1985
- 発光ダイオード(表示用)
- JISC7506:1994
- 自動車用電球
- JISC7709:1989
- 電球類の口金及び受金
- JISD0102:1996
- 自動車用語―自動車の寸法,質量,荷重及び性能
- JISD0103:2019
- 自動車部品―電気装置の機器・部品の名称
- JISD0109:2007
- 二輪自動車―用語
- JISD0201:1995
- 自動車部品―電気めっき通則
- JISD0202:1988
- 自動車部品の塗膜通則
- JISD0203:1994
- 自動車部品の耐湿及び耐水試験方法
- JISD0205:1987
- 自動車部品の耐候性試験方法
- JISD1601:1995
- 自動車部品振動試験方法
- JISD1619:1977
- 自動車用ランプ類配光試験方法
- JISD5005:1989
- 自動車用電装部品の公称電圧及び試験電圧
- JISD5504:1981
- 自動車用前照燈シールドビーム形電球
- JISR5210:2009
- ポルトランドセメント
- JISZ8701:1999
- 色の表示方法―XYZ表色系及びX10Y10Z10表色系