JIS D 8102:1994 自動車用油圧式ガレージジャッキ

JIS D 8102:1994 規格概要

この規格 D8102は、自動車に用いる移動装置をもつ油圧式ガレージジャッキについて規定。

JISD8102 規格全文情報

規格番号
JIS D8102 
規格名称
自動車用油圧式ガレージジャッキ
規格名称英語訳
Hydraulic garage jacks for automobiles
制定年月日
1954年5月22日
最新改正日
2015年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

43.180
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1954-05-22 制定日, 1957-05-22 改正日, 1961-01-01 改正日, 1964-01-01 確認日, 1966-01-01 改正日, 1968-11-01 確認日, 1971-11-01 確認日, 1974-10-01 確認日, 1977-10-01 改正日, 1983-06-01 確認日, 1988-06-01 確認日, 1994-09-01 改正日, 2000-11-20 確認日, 2006-01-20 確認日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認
ページ
JIS D 8102:1994 PDF [5]
                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
D 8102-1994

自動車用油圧式ガレージジャッキ

Hydraulic garage jacks for automobiles

1. 適用範囲 この規格は,自動車に用いる移動装置をもつ油圧式ガレージジャッキ(以下,ジャッキと
いう。)について規定する。
備考1. この規格の引用規格を,次に示す。
JIS G 3101 一般構造用圧延鋼材
JIS G 3445 機械構造用炭素鋼鋼管
JIS G 3452 配管用炭素鋼鋼管
JIS G 3454 圧力配管用炭素鋼鋼管
JIS G 4051 機械構造用炭素鋼鋼材
JIS G 5501 ねずみ鋳鉄品
JIS G 5702 黒心可鍛鋳鉄品
2. この規格の中で [{}] を付けて示してある単位及び数値は,従来単位によるものであって,
参考として併記したものである。
2. 呼び荷重 呼び荷重は,1.5,2,3,4,5,7,8及び10tとする。
3. 主要部の名称及び材料 主要部の名称及び材料は,原則として付図1に示すとおりとする。
4. 構造
4.1 ジャッキの構造は,原則として付図1に示すとおりとする。
4.2 ジャッキは,最大使用荷重(質量)の110%以上の荷重(質量)が上がらないような構造とする。
5. 最大使用荷重(質量)及び寸法 最大使用荷重(質量)及び寸法,次の表1に示すとおりとする。

――――― [JIS D 8102 pdf 1] ―――――

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D 8102-1994
表1
単位mm
呼び荷重最大使 揚程 縮小時 フレーム前輪における 参考
(質量)用荷重 の高さ の高さ 全幅 車輪径 車輪幅 前車 本体の質量
(質量)
(t) (最大)
(最小) (最大) 前輪 後輪 前輪 後輪 軸径 (kg)
(kg)
1.5 1 500 300 130 170 200300 100 60 35 25 20 35 55
2 2 000 350 130 180 200300 100 60 35 25 20 50 80
3 3 000 400 140 200 250350 100 60 40 25 25 60 90
4 4 000 400 160 200 250350 100 60 45 25 25 80120
5 5 000 400 160 210 300400 110 90 50 35 30 110140
7 7 000 400 160 230 300400 120 90 55 35 30 120160
8 8 000 400 170 240 300400 125 90 60 35 35 130200
10 10 000 400 170 250 300450 135 90 60 35 35 130200
備考 縮小時の高さは,受金上面までの高さとする。
6. 検査
6.1 検査項目 検査項目は,次のとおりとする。
(1) 外観検査
(2) 構造及び寸法検査
(3) 性能検査
(a) 無負荷作動検査
(b) 負荷作動検査
(c) セフティバルブ作動検査
(d) 漏れ検査
6.2 外観検査 鋳す,割れ,さびなどがなく,溶接,塗装が良好でがたが少なく,その他有害な欠点が
あってはならない。
6.3 構造及び寸法検査 構造及び寸法検査は,4.及び5.の規定に適合しなければならない。
6.4 性能検査
6.4.1 無負荷作動検査
(1) ジャッキの移動は,コンクリート床上を1人で容易に操作でき,前輪は後輪を支点として軽く浮き上
げられなければならない。
(2) 受金を最低位置から最高位置まで作動させたとき,バルブの作動に異常があってはならない。
(3) 最高位置における揚程制限装置の作動は,確実でなければならない。
(4) 最高位置からリリーズバルブを用いて受金を降下させたとき,受金は円滑に降下しなければならない。
(5) 軸受部は潤滑が十分で,きしり音,がたがあってはならない。
6.4.2 負荷作動検査 ジャッキの受金の中心部に最大使用荷重(質量)を加え,アームの上面がほぼ水平
位置から最高位置まで繰り返し3回押し上げたとき,作動状況は,円滑,確実で,各部に永久変形,油漏
れその他の異常があってはならない。
また,最大使用荷重(質量)におけるリリーズバルブの操作は,安全で,その作動は,良好でなければ
ならない。
なお,ハンドル操作力は,最大使用荷重時において600N [{60kgf}] 以下でなければならない。

――――― [JIS D 8102 pdf 2] ―――――

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D 8102-1994
6.4.3 セフティバルブ検査 セフティバルブは,受金を最大揚程の約21の位置にして,最大使用荷重(質
量)100%を超え110%以内で確実に作動しなければならない。
6.4.4 漏れ検査 最大揚程の約21の位置にしてジャッキの受金に最大使用荷重(質量)に相当する静荷重
を加えたとき,3分後の受金の降下量は,0.5mm以下でなければならない。ただし,油の温度は常温とす
る。
その後,無負荷のまま1時間以上放置し,油漏れがあってはならない。
7. 製品の呼び方 製品の呼び方は,規格名称及び呼び荷重による。
例 自動車用油圧式ガレージジャッキ10t
8. 表示 ジャッキには,次の事項を表示する。
なお,製品には,“ブレーキ液を使用してはならない”ということを明記した銘板をちょう(貼)付する。
(1) 製造業者名又はその略号
(2) 製造年月又はその略号
(3) 呼び荷重
付図1 自動車用油圧式ガレージジャッキ(参考)

――――― [JIS D 8102 pdf 3] ―――――

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D 8102-1994
付図1 (続き)
番号 主要部の名称 材料 番号 主要部の名称 材料
1 車輪 JIS G 5501のFC200 16 ピストンロッド JIS G 4051のS35C
2 車軸 JIS G 4051のS35C 17 ピストン JIS G 4051のS20C又は
3 受金 JIS G 4051のS20C又は JIS G 5501のFC200
JIS G 5702のFCMB310 18 アーム作動用シリンダ JIS G 3454のSTPG370又は
4 受金台 JIS G 5501のFC200 19 油圧ポンプシリンダJIS G 3445のSTKM13A
5 リンクロッド JIS G 3101のSS4100 20 ポンププランジャ JIS G 4051のS43C
6 アーム JIS G 3101のSS400 21 リリーズバルブ(1) −
7 リンクロッドピン JIS G 4051のS43C 22 セフティバルブ(1) −
8 アームピン 23 揚程制限装置 −
9 ピストンピン 24 給油口 −
10 フレーム JIS G 3101のSS400 25 空気抜き(2) −
11 ハンドル JIS G 3452のSGP又は 26 ピストンパッキン クロムなめし牛革又は耐油
JIS G 3101のSS400 27 プランジャパッキン性ゴム
12 降下ハンドル JIS G 5501のFC200又は 28 ピストン油止めパッ
JIS G 3101のSS400 キン
13 ブラケット JIS G 5501のFC200又は 29 プランジャ油止めパ
JIS G 3101のSS400 ッキン
14 シリンダ取付ボルト JIS G 3101のSS400 30 リリーズバルブ油止
15 足踏みペダル JIS G 5501のFC200又は めパツキン
JIS G 3101のSS400
注(1) リリーズバルブ及びセフティバルブは兼用してもよい。
(2) 空気抜き,給油口及び油量点検口は兼用してもよい。
備考 形状は一例を示す。

――――― [JIS D 8102 pdf 4] ―――――

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D 8102-1994
自動車部会 自動車用ジャッキ専門委員会 構成表(昭和52年10月1日改正のとき)
氏名 所属
(委員会長) 正 木 六 郎 東京理科大学工学部
中 沢 忠 義 通商産業省機械情報産業局
浦 野 力 光 運輸省自動車局
青 地 慎太郎 通商産業省工業品検査所
若曽根 和 之 工業技術院標準部
山 口 殿 夫 自動車機械工具工業会
村 上 邦 彦 社団法人日本自動車機械工具協会
堀 山 健 社団法人日本自動車整備振興会連合会
鈴 本 作 良 社団法人日本自動車部品工業会
田 口 早 苗 日野自動車工業株式会社
桑 原 忠 夫 三菱自動車工業株式会社
杉 田 良 一 トヨタ自動車販売株式会社
加 藤 克 二 富士重工業株式会社
藤 川 一 夫 萱場工業株式会社
正 田 容 章 株式会社マサダ製作所
竹 内 常 男 竹内工業株式会社
川 崎 泰 司 川崎工業株式会社
田 窪 久 男 タクボ工業株式会社
田 中 広 安全自工株式会社
望 月 忠 義 ヤスヰ産業株式会社
大 嶋 伸之助 和光工業株式会社
小 俣 邦 明 萬平産業株式会社
中 沢 高 明 アイシン精機株式会社
(事務局) 村 里 利 明 工業技術院標準部機械規格課
(事務局) 笹 尾 照 夫 工業技術院標準部機械規格課(平成6年9月1日改正のとき)

JIS D 8102:1994の国際規格 ICS 分類一覧

JIS D 8102:1994の関連規格と引用規格一覧