JIS F 2317:2021 船用アレージホール

JIS F 2317:2021 規格概要

この規格 F2317は、船のオイルタイトハッチカバーなどに取り付けるアレージホールについて規定。ただし,上甲板に直接取り付けるものを除く。

JISF2317 規格全文情報

規格番号
JIS F2317 
規格名称
船用アレージホール
規格名称英語訳
Shipbuilding -- Ullage holes
制定年月日
1955年10月24日
最新改正日
2021年1月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

47.020.10
主務大臣
国土交通
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1955-10-24 制定日, 1958-10-24 確認日, 1959-03-25 改正日, 1962-03-01 確認日, 1965-03-01 確認日, 1968-03-01 確認日, 1968-04-01 改正日, 1969-02-01 改正日, 1972-02-01 確認日, 1975-02-01 改正日, 1978-02-01 確認日, 1981-02-01 改正日, 1985-12-01 確認日, 1991-10-10 確認日, 1992-12-14 改正日, 1998-05-28 確認日, 2003-12-17 確認日, 2009-03-19 確認日, 2013-10-25 確認日, 2019-02-14 確認日, 2021-01-20 改正
ページ
JIS F 2317:2021 PDF [7]
                                                                                   F 2317 : 2021

pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 種類・・・・[1]
  •  5 材料・・・・[1]
  •  6 構造,形状及び寸法・・・・[2]
  •  7 製品の呼び方・・・・[5]
  •  8 表示・・・・[5]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS F 2317 pdf 1] ―――――

           F 2317 : 2021

まえがき

  この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,一般財団法人
日本船舶技術研究協会(JSTRA)から,産業標準原案を添えて日本産業規格を改正すべきとの申出があ
り,日本産業標準調査会の審議を経て,国土交通大臣が改正した日本産業規格である。これによって,
JIS F 2317:1992は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。国土交通大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS F 2317 pdf 2] ―――――

                                      日本産業規格                            JIS
F 2317 : 2021

船用アレージホール

Shipbuilding-Ullage holes

1 適用範囲

  この規格は,船のオイルタイトハッチカバーなどに取り付けるアレージホール(以下,アレージホール
という。)について規定する。ただし,上甲板に直接取り付けるものを除く。

2 引用規格

  次に掲げる引用規格は,この規格に引用されることによって,その一部又は全部がこの規格の要求事項
を構成している。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS G 3101 一般構造用圧延鋼材
JIS G 3454 圧力配管用炭素鋼鋼管
JIS G 4309 ステンレス鋼線
JIS H 3250 銅及び銅合金の棒

3 用語及び定義

  この規格には,定義する用語はない。

4 種類

  アレージホールの種類は,アレージホールの形状によって,表1による。
表1−アレージホールの種類
種類 形状
A形 鋼板製
B形 鋼管製

5 材料

  アレージホールの材料は,表2による。
なお,部品番号は図1の1~に対応する。

――――― [JIS F 2317 pdf 3] ―――――

           2
F 2317 : 2021
表2−アレージホールの材料
部品番号 部品名称 材料
1 コーミング JIS G 3101のSS400又はJIS G 3454のSTPG370
2 蓋本体 JIS G 3101のSS400
3 ガスケット 耐油性ゴム
4 ガスケット押え 鋼板
5 ボス 棒鋼
6 ストッパ 黄銅板
7 皿小ねじ 黄銅線
8 ボス 棒鋼
9 アーム JIS G 3101のSS400
10 アイプレート JIS G 3101のSS400
11 ピン JIS H 3250のC3771BD又はC3771BE
12 座金 黄銅板
13 割りピン 黄銅線
14 金網受け
鋼板
15 抜止め
16 グリースニップル 黄銅
17 ちょう形ナット 青銅鋳物
18 軸
19 六角ナット JIS H 3250のC3771BD又はC3771BE
20 トグルピン
金網枠 黄銅板
防火網 JIS G 4309のSUS304
ハンドル
黄銅棒
六角ボルト,六角ナット
鎖ひも
黄銅線
鎖ひもS形環
鎖ひもアイプレート 鉄線
保護板 黄銅板
皿小ねじ 黄銅線

6 構造,形状及び寸法

  アレージホールの構造,形状及び寸法は,図1による。

――――― [JIS F 2317 pdf 4] ―――――

                                                                                             3
F 2317 : 2021
単位 mm
注a) コーミングの高さ寸法180 mmは,取付け箇所に応じて増減してもよい。
形式 呼び D D1 D2 D3 T 参考
計算質量(kg)
A形 200 200 190 250 220 10 22
260 260 250 310 280 10 28
B形 200 201 190 250 216.3 8.2 20
250 248.8 240 298 267.4 9.3 28
図1−アレージホールの構造,形状及び寸法

――――― [JIS F 2317 pdf 5] ―――――

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JIS F 2317:2021の国際規格 ICS 分類一覧

JIS F 2317:2021の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISG3101:2015
一般構造用圧延鋼材
JISG3101:2020
一般構造用圧延鋼材
JISG3454:2017
圧力配管用炭素鋼鋼管
JISG4309:2013
ステンレス鋼線
JISH3250:2015
銅及び銅合金の棒
JISH3250:2021
銅及び銅合金の棒