JIS G 3351:1987 エキスパンドメタル

JIS G 3351:1987 規格概要

この規格 G3351は、土木,建築及びその他一般の鉱工業などに使用される鋼製エキスパンドメタルについて規定。ただし,JIS A 5505に規定されたメタルラスを除く。

JISG3351 規格全文情報

規格番号
JIS G3351 
規格名称
エキスパンドメタル
規格名称英語訳
Expanded metals
制定年月日
1965年6月1日
最新改正日
2018年10月22日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

77.140.99
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
鉄鋼 II 2021
改訂:履歴
1965-06-01 制定日, 1968-02-01 確認日, 1971-02-01 確認日, 1974-04-01 確認日, 1977-04-01 確認日, 1979-06-01 改正日, 1984-09-01 確認日, 1987-09-01 改正日, 1992-10-01 確認日, 1998-03-20 確認日, 2004-03-20 確認日, 2008-10-01 確認日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認
ページ
JIS G 3351:1987 PDF [6]
                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
G 3351-1987

エキスパンドメタル

Expanded Metals

1. 適用範囲 この規格は,土木,建築及びその他一般の鉱工業などに使用される鋼製エキスパンドメタ
ルについて規定する。ただし,JIS A 5505(メタルラス)に規定されたメタルラスを除く。
2. 種類及び記号 エキスパンドメタルの種類及び記号は,表1による。
表1 種類及び記号
種類 記号
グレーティング XG
スタンダード XS
3. 各部の名称 各部の名称は,図1及び図2による。
図1
引用規格 : 6ページに示す。

――――― [JIS G 3351 pdf 1] ―――――

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G 3351-1987
図2
4. 品質
4.1 エキスパンドメタルは形状が正しく,刻み幅Wが整一で目切れがなく,有害なさびがあってはなら
ない。
4.2 エキスパンドメタルに使用する鋼板の化学成分及び機械的性質は,JIS G 3101(一般構造用圧延鋼材),
JIS G 3131(熱間圧延軟鋼板及び鋼帯)及びJIS G 3141(冷間圧延鋼板及び鋼帯)による。
5. 品番,寸法及び質量
5.1 エキスパンドメタルの品番,各部の標準寸法,単位質量などは,表2による。
表2 寸法及び質量
メッシュ寸法 mm ストランド寸法 mm 単位質量 ボンド長さ
記号 品番 引伸率
SW LW T W kg/m2 mm
11 34 135.4 4.5 7.0 2.43 14.5 30以上
12 34 135.4 6.0 7.0 2.43 19.4 30以上
13 34 135.4 6.0 9.0 1.89 24.9 30以上
14 34 135.4 8.0 9.0 1.89 33.2 30以上
XG
21 36 101.6 4.5 7.0 2.57 13.7 10以上
22 36 101.6 6.0 7.0 2.57 18.3 10以上
23 36 101.6 6.0 9.0 2.00 23.6 10以上
24 36 101.6 8.0 9.0 2.00 31.4 10以上
31 12 30.5 1.2 1.5 4.00 2.36
32 12 30.5 1.6 2.0 3.00 4.19 −
33 12 30.5 2.3 3.0 2.00 9.03
41 22 50.8 1.6 2.0 5.50 2.28
XS 42 22 50.8 2.3 2.5 4.40 4.10 −
43 22 50.8 3.2 3.5 3.14 8.00
51 25 61.0 1.6 2.5 5.00 2.51
52 25 61.0 2.3 3.0 4.17 4.33 −
53 25 61.0 3.2 4.0 3.12 8.05

――――― [JIS G 3351 pdf 2] ―――――

                                                                                              3
G 3351-1987
メッシュ寸法 mm ストランド寸法 mm 単位質量 ボンド長さ
記号 品番 引伸率
SW LW T W kg/m2 mm
61 34 76.2 2.3 3.0 5.67 3.19
62 34 76.2 3.2 4.0 4.25 5.91 −
63 34 76.2 4.5 5.0 3.40 10.4
71 50 152.4 2.3 3.5 7.14 2.53
72 50 152.4 3.2 4.0 6.25 4.02 −
73 50 152.4 4.5 5.0 5.00 7.06
XS
81 75 203.2 3.2 4.0 9.38 2.68
82 75 203.2 4.5 5.0 7.50 4.71 −
83 75 203.2 6.0 6.0 6.25 7.54
91 115 304.8 3.2 5.0 11.5 2.18
92 115 304.8 4.5 6.0 9.58 3.69 −
93 115 304.8 6.0 7.0 8.21 5.74
5.2 エキスパンドメタルの標準製品寸法は,表3による。
表3 標準製品寸法
標準製品寸法 参考
S mm L mm 面積 m2
1829 914 1.672
2438 914 2.228
1829 1219 2.230
2438 1219 2.972
2438 1524 3.716
3048 1524 4.645
914 1829 1.672
1219 1829 2.230
2438 1829 4.459
914 2438 2.228
1219 2438 2.972
1829 2438 4.459
1524 3048 4.645
備考 S及びLは,標準製品寸法においてはSはSWの整数倍,
LはLW/2の整数倍である。
標準製品寸法以外の製品寸法についてはSはSWの整数
倍であるが,Lは必ずしもLW/2の整数倍とならない。
5.3 寸法及び質量の許容差
5.3.1 寸法許容差は,表4による。
表4 寸法許容差
SWの許容差 ±5%
LWの許容差 ±2mm
25
Sの許容差 0 mm
Lの許容差 鋼板のJISに示す値
Tの許容差 鋼板のJISに示す値
Wの許容差 ±10%
1000mmに対して5mm以下とし,全長に対して
横曲がり
5mm×(長さmm/1000mm)以下とする。
XG1000mmにつき6mm以下,XS1000mmにつ
長さの偏差
き10mm以下

――――― [JIS G 3351 pdf 3] ―――――

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G 3351-1987
備考 SW及びLWは連続した10メッシュ,10メッシュに満たない
場合は最大メッシュ数について測り,その平均値をとる。
横曲がりとは,平板部分に平行な面内におけるS又はL方向のわん曲をいい,図3のように測る。
図3
長さの偏差とは,S方向における相対する辺の長さa及びbの差をいい,図4のように測る。
図4
5.3.2 エキスパンドメタルの質量については注文者の指定があった場合に計量し,その許容差は表5によ
る。
表5 質量の許容差
区分 1組の計算質量 許容差 % 摘要
厚さ3mm未満 600kg未満 ±10 同一種類,同一寸法の
600kg以上2t未満 ±7.5 ものを1組として計
2t以上 ±5 算する。
厚さ3mm以上 1t以下 ±10
6mm未満 1tを超えるもの ±5
厚さ6mm以上 同一種類,同一寸法の
1枚につき
S又はL − ものを10枚以上1組
±9
2500mm未満 として計算する場合
厚さ6mm以上 は左の数値の32
1枚につき
S又はL −
±12
2500mm以上
5.4 質量の算出方法 エキスパンドメタルの質量は,次の方法により算出する。
5.4.1 エキスパンドメタルの質量は,表示の寸法を用いて算出する。
5.4.2 エキスパンドメタルの単位質量 (kg/m2) は,次式により算出する。

――――― [JIS G 3351 pdf 4] ―――――

                                                                                              5
G 3351-1987
項番の単位質量
エキスパンドメタルの単位質量=
引伸 率
5.4.3 エキスパンドメタルの単位質量は,上位の3けたの数値に丸める。
5.4.4 引伸率はSWの21を刻み幅Wで除したもので,小数点以下2けたの数値に丸める。
5.4.5 エキスパンドメタル1枚の質量は,単位質量に面積 (m2) を乗じたものとする。面積は上位から4
けたの数値に丸める。1枚の質量は,計算値の上位から3けたの数値に丸める。
5.4.6 総質量は,エキスパンドメタル1枚の質量に同一寸法の製品の枚数を乗じたものとし,kgの整数
値に丸める。
6. 製造方法 エキスパンドメタルは,鋼板を冷間切延法によって製造する。
7. 試験
7.1 引張試験
7.1.1 試験片は,JIS Z 2201(金属材料引張試験片)の1号又は5号試験片とし,成形前の鋼板から切り
取る。
7.1.2 試験方法は,JIS Z 2241(金属材料引張試験方法)による。
7.2 曲げ試験
7.2.1 試験片は,JIS Z 2204(金属材料曲げ試験片)の1号又は3号試験片とし,成形前の鋼板から切り
取る。
7.2.2 試験方法は,JIS Z 2248(金属材料曲げ試験方法)による。
8. 検査
8.1 外観,形状,寸法,質量,化学成分,引張試験及び曲げ試験は,4.及び5.に適合しなければならない。
8.2 引張及び曲げ試験片の数は,25t又はその端数ごとに1個採取する。
9. 表示 検査に合格したエキスパンドメタルには1結束ごとに,次の項目を適当な方法で明示しなけれ
ばならない。
(1) 種類の記号
(2) 品番
(3) 寸法
(4) 検査済の証印
(5) 製造所名又はその略号
10. 呼び方 呼び方は,エキスパンドメタルの種類,品番,製品寸法による。例えばS1829mm,L914mm
で品番11のグレーティングは次のように呼ぶ。
例 : XG11-S1829×L914
11. 報告 注文者の要求があった場合,製造業者は使用材料の試験成績表を提出する。

――――― [JIS G 3351 pdf 5] ―――――

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